編集過去作からの変更点
「メダロットDSからの変更点」と「DS以前のナンバリング作品群からの変更点」に分けて解説。
メダロットDSからの変更点
メダルのスキル体系の変更
『かくとう』『しゃげき』スキルが登場。(統合の結果、なぐる・がむしゃら・うつ・ねらいうちは削除)
『かくとう』はパーツスキルの「なぐる・がむしゃら」に対応し、
『しゃげき』はパーツスキルの「うつ・ねらいうち」に対応する。
結果、メダルのスキル体系は「かくとう・しゃげき・たすける・なおす・まもる・しかける」の6種類。
メダルの得意な脚部数の変更
1枚のメダルが所有する「得意な脚部」の数が増加。(前作では1枚に付き1種のみ)
性格制度の変更
新性格の登場、一部性格の内容変更。また『DS」で消滅した「テクニック」などが装いも新たに再登場している。
一部の性格はパーツの狙いの指針だけでなく、ダメージ量や充填速度等にも影響する。
メダル相性制度の変更
メダルが持つ得意なスキル・得意な脚部と装備するパーツのスキル・脚部タイプを一致させると
◎表記が付き、メダル相性の恩恵を受けることが出来る。
◎が付いた部位の装甲・頭部の回数・脚部の地形相性以外のパーツステータスが上昇する。
相性によるパーツステータス上昇値はメダルの合計レベル上昇によるランクアップで+2・+4・+6と上昇する。
シャトルラン描写の変更
下画面上部にある「フィールドスクリーン」に各メダロットの行動スピード・充填冷却状況が表示される。
また中央部にはロボトル残り時間・トラップ・プラントの設置状況も表示される。
『メダロットR』みたいに行動順が回るまで走り回ることはない。
ガード体勢に関して
ガード体勢を取るわざやメダフォースを使うと、前作同様コマンドライン最前列でメダロットが待機する。
ガード体勢が解除される条件は「ゲージ端に表記された数字分味方の行動が行われる」「一定時間経過(GUARDゲージが空になる)」「スリップ等コマンドラインに戻るわざを喰らう」「ガード体勢に使用しているパーツが破壊される」。
パーツ破壊にともなう防御・回避への影響
両腕が破壊された機体は常時防御不能状態になる。
脚部が破壊された機体は常時回避不能状態になる。
戦闘中の相手トラップ・プラントの不可視
相手が仕掛けるトラップ・プラントの内容を確認することが出来なくなった。
ただし仕掛ける描写、トラップ・プラントが仕掛けられていることを示すアイコンは表示される。
(相手のパーツ構成からすぐわかってしまうかもしれないが)
DS以前のナンバリング作品群からの変更点
メダルのレベル・熟練度に関する制度の変更
『メダロットDS』から「熟練度」は廃止され「スキル」制になっている。
メダルごとに「得意なスキル」が3つ設定されており、スキルと対応したパーツをロボトルで何度も使うことで、
そのスキルのスキルレベルが上昇していく。(過去作の熟練度≒スキルレベルに相当)
スキルレベル上昇に伴い、メダルの合計レベルも上昇(メダル1枚が持つ3つのスキルレベルの合計=そのメダルの合計レベル)
そのため本作ではロボトルに勝利しても経験値を取得することはない。
充填・冷却表示に関して
パーツ行動準備時間を決定するパーツパラメーター。
前作からは『充填』『冷却』と表記されている。
「充填」はコマンドを入力してから実際に行動するまでの時間に影響。
「冷却」はいわゆる初代の熱量や『3』以降の「放熱」と同じ意味。
行動後、次のコマンドを受け付けるまでの時間に影響する。
『DS』以前の作品ではこれらの2種の値は小さいほど良い(準備時間が短い)とされていたが、
『DS』以降(本作含む)では「充填・冷却の値は大きいほど、それぞれの準備時間が短くなる」仕様である。
数値が大きければ高性能ということ。
メダフォース・メダチェンジに関して
メダフォースは数値消費制ではなく、チャージゲージが100%満タンにすることで発動可能。
また、1枚のメダルに付き習得可能なメダフォースは2種類。
メダフォース1はメダル固有のもの、メダフォース2は性格に依るものとなる。
メダチェンジが搭載された機体の場合、メダフォース2は使用できずメダチェンジが上書きされる。
メダチェンジも同様にチャージゲージ100%が必須となる、変形後は『3』以降のパワー変形と同様行動ごとにゲージ消費で統一。
1ドライブ入力する毎にゲージ10消費、新システムのコンボを利用する場合には「使用ドライブ数×10」のゲージを消費する。
なおゲージが足りなくなっても即変形解除しない。コマンド入力時に強制で変形解除が選択され、きっちり充填してから変形解除を行う。
わざの特性変更
特に大きいのは
クロスファイアの全面変更。
転倒やドレイン系、使用不能、防御/回避不能、地形変更MFなどの補助・妨害系全般に攻撃力が付いた事。
攻撃わざに変更されたカテゴリについては「かくとう」「しゃげき」スキルとして扱われる。
脚部パーツの傾向・変更点
初見だと違和感を感じる部分は少なからずある、パーツ探しの参考に。主に『メダロット4』までの傾向との比較。
- にきゃく、しゃりょう、ふゆう
- 大幅な変更は無し、にきゃくタイプには「砂漠に強く凍土に弱い」「凍土に強く砂漠に弱い」局地戦仕様が一部存在。
- ひこう
- 移動>回避から移動<回避となった。移動は標準からトップクラスあたりの範囲、回避性能は断トツ。
- そのかわり防御性能は皆無、アンチエア弱点もあるが本作では絶対ヒットの火薬攻撃も結構痛い。
- せんすい
- 「回避特化」という利点が飛行パーツに渡ったため、全体的に「ニ脚よりやや高性能」といった位置付けに。傾向としては防御・回避が高め。
- たきゃく
- 苦手地形が平地(町中)から水中に変更。装甲は標準値より高い水準となった。
- せんしゃ
- 固有特性に「攻撃を回避できない」が追加、本当に避けない。システムから脚部ガードも省かれているため…
- とはいえ付加価値のあるメダル性格「スピード(充填1.2倍)」「パワー(威力1.2倍)」の攻撃を引き寄せやすいというのは利点。
- 防御成功時に被ダメージを軽減する性能はトップなので、待機時間を防御で耐え忍ぶ「まもる」行動やCFと相性が良い。
- 逆に冷却中防御不能のペナルティが発生するかくとうスキル全般との相性は悪い、ただ充填および待機中なら防御可能なので何事も調整次第。
最終更新:2023年10月19日 08:23