レジェンドガンダム

登録日:2010/08/17 (火) 18:39:28
更新日:2024/04/03 Wed 16:37:56
所要時間:約 12 分で読めます




キラ・ヤマト…… お前の存在だけは、許さない!


機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツ(MS)。



目次




レジェンド
Legend


基礎データ


機体名:レジェンド
型式番号:ZGMF-X666S
所属:ZAFT
頭頂高:18.66m
重量:86.02t
動力機関:ハイパーデュートリオン
装甲:ヴァリアブルフェイズシフト(VPS)装甲

武装:
MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2
MA-BAR78F 高エネルギービームライフル
MX2351 ソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置×2
MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン×2
GDU-X7 突撃ビーム機動砲×2
GDU-X5 突撃ビーム機動砲×8

特殊装備:
デュートリオンエネルギー送電システム
ニュートロンジャマーキャンセラー(NJC)

パイロット:レイ・ザ・バレル


機体解説


X666S レジェンドはプラントでデスティニーガンダムと共に極秘裏に開発された機体である。
VPS装甲は起動時にトリコロールカラーとなるが、ヒロイックなデスティニーと対照的なダークグレー主体の悪役チックな配色となる。
バックパックには巨大な半円状の武装プラットフォームが左右に1つずつ接続されている。

型式番号上は伏せられているが、この機体の最大の特徴であるシルエットからもうかがえるように、
前大戦終盤でザフトが投入したプロヴィデンスガンダムからプロヴィデンスザクを経由した後継機。
機体名も前大戦で伝説的活躍をした"プロヴィデンス"にあやかったものだが、同機のパイロットが戦犯者であるラウ・ル・クルーゼであった故に差別化を図った意味もある。
……のだが、機体の外観は一目でプロヴィデンスの系列機とわかる見た目で造られている。
運用期間の短さから、プロヴィデンスの外観を知る者が少ないだろうと考えて問題視されなかったのだろうか…?

型式番号末尾の「S」はインパルスなどと同じ「セカンドステージ」であることを示しているが、
これは既に形骸化していたとはいえユニウス条約に違反するNジャマーキャンセラー=核エンジンの搭載が対外的に悪印象を与えると判断されたことから、
その事実を隠す便宜上付けられたものであり、実際のところはセカンドステージから発展した「サードステージ」と呼ぶべき位置にある。

『SEED』シリーズのガンダムタイプのお約束として額にはイタリア語の数字が彫り込まれており、レジェンドは「SESSANTASEI(「セッサンタセーイ」と読む)」と刻印されている。
意味は「66」。6が一つ足りないが、これでもかなりの長さなのに「666」では長くなり過ぎる(イタリア語では「SEICENTOSESSANTASEI」となる)ためだろうか。


性能


プロヴィデンスの物から更に進化した分離式統合制御高速機動兵装群ネットワークシステム「ドラグーンが搭載されているのが大きな特色。
本来は近接格闘機として設計されていたところに急遽ドラグーンを装備させた影響で、ドラグーン搭載機としては完成度が低い状態で実戦投入されたプロヴィデンスに対し、
レジェンドはそのデータから更に発展させドラグーンの運用に関して最適な形となるよう開発された。*1

また、ドラグーン以外の装備に関しても核エンジンを用いたハイパーデュートリオンの豊富なエネルギーを活かし、高い攻撃性能を獲得。
プロヴィデンスでは犠牲になっていた機体本体の運動性の面についても、ドラグーン展開無しの格闘戦で他国の最新MSを圧倒できるほどに強化されており、
ほぼ全ての面においてブラッシュアップが施されたプロヴィデンスを上回るC.E.73年代最強MSの一つと言うべき超高性能機として完成された。


ちなみに、主兵装となるドラグーンが無重力下で本領を発揮することから宇宙空間での運用が理想的であるが、
背部プラットフォームに内蔵された大型スラスターなどのおかげで推進力にかなり余裕があるため、
重力下でも空戦用MSと渡り合える速度での単独飛行が可能であり、デスティニーほどではないが高い機動力を誇る。



武装


  • MMI-GAU26 17.5ミリCIWS
側頭部に装備された近接防御機関砲。出番なし。

  • MA-BAR78F 高エネルギービームライフル
プロヴィデンスのライフルをセカンドステージ機に使用された技術で発展させたもの。
元型に比べるとバレルが長く肩に担がなくても取り回せるようになり、ハイパーデュートリオンの搭載で出力と連射性が大幅にアップした。
また、背部のバックパック中央部に懸架可能となり携行性が増した。

  • MX2351"ソリドゥス・フルゴール"ビームシールド
両手の甲に装備されたビームシールド。
デスティニーのものと同型で、展開中でも内側からの攻撃は素通りする。
ビームの出力調整によりシールドの形状を変形させ、機体全体を保護したりビームガンやサーベルとして使用することも可能。
ドラグーン展開中無防備になりやすい本体を守る重要な装備。

  • MA-M80S"デファイアント"改 ビームジャベリン
脚部側面に収納されたビームジャベリン。使用時にはカバーが開いてグリップ部が飛び出す。
もっぱら連結する事でナギナタ状の武器として使用するのだが、見た目はどう見たってビームサーベル
ジャベリンとは"投げ槍"の意だが、劇中でも投げ槍としては使用されていない。
名前と型式番号から考えると、インパルスのブラストシルエットに搭載されていたものの発展型のようなので、
名称をそちらから引き継いだだけで、実際にジャベリン(投げ槍)として使用することは想定していなかったのかもしれない。

  • 分離式統合制御高速機動兵装群ネットワークシステム"ドラグーン"
ZGMF-X13A"プロヴィデンス"に搭載されていたものをより進化させた第二世代ドラグーンシステム
端末は背部プラットフォームの大型2、小型6+腰サイドアーマーの小型2の計10基装備されており、デザインなどはプロヴィデンスのものと酷似している。

従来のシステムでは全周攻撃と広領域戦闘性に優れている反面、優れた空間認識能力を保有している限られたパイロットにしか運用出来なかったが、
こちらはZGMF-X24S"カオス"に搭載されていた機動兵装ポッドを経て、空間認識能力が無くても比較的容易に運用できるように進化を遂げている。
他のドラグーン(ガンバレル)兵装と同様に、大気圏内でオールレンジ攻撃を行うことは不可能だが、
背部プラットフォームに連結したまま端末の向きを変えることでビーム砲としては使用出来るため、宇宙空間と比べてやや火力は落ちるとはいえ、デッドウェイト化はしにくくなっている。
なお、接続状態だとかなりの横幅をとってしまうが、背部プラットフォームは90度折り曲げ可能で、格納庫内等で邪魔にならないようになっている。

以上の様に全てにおいてプロヴィデンスよりも強化・洗練された「第二世代」の名に恥じない完全上位互換兵装となっている。ただし総砲門数は34門と、プロヴィデンスよりも少し数が減った。
パイロットのレイも使いこなせていたのだが、本機稼働時の最新鋭機体にはビームシールド等が搭載されていたことや、
ドラグーンシステムの存在が周知されていて初見殺し要素が無くなったことが合わさり、前大戦時と違い無双状態とまではいかなかった。

  • GDU-X7 突撃ビーム機動砲
9門のビーム砲を備える大型ドラグーン。
先端部の4門はビームスパイクにもなり、後のGNファングの如く突撃による格闘攻撃が可能。
劇中未使用だが、接続したままプラットフォームごと前方に90度倒した砲撃姿勢を取る事もできる。
(※この形態はGジェネウォーズで見ることが出来る)

  • GDU-X5 突撃ビーム機動砲
背部プラットフォームに6基、腰サイドアーマーに左右1基ずつ装備された小型のドラグーン。
ビーム砲の数は2門。射出しなくても装備されたまま可動し、固定武装として砲撃することも可能である。
前後に可動するため、背後を取られても不意討ちのように攻撃することができる。
一斉射撃はこの時代のMSの中でも最高峰の火力を誇り、オーブでの戦いでは本体に損傷こそ与えられなかったものの、ストライクフリーダムのビームシールドを一時的にダウンさせて吹き飛ばしている。*2



劇中での活躍


□C.E.73(『SEED DESTINY』)

本来この機体はアスラン・ザラに譲渡される予定だったが、脱走した彼の追討任務の為にレイが搭乗して以降、そのままレイの乗機となった。

ザフトのヘブンズベース侵攻の際には、ドラグーンシステム(オールレンジ攻撃)の使用が出来ない地上戦にもかかわらず、
僚機のデスティニーやインパルスと共に計3機のデストロイを撃破している(内一機は単機で)。
なお、この際にはソードシルエットに換装したインパルスから対艦刀「エクスカリバー」を一振り借りて使用した。

オーブ侵攻ではデスティニーと連携してストライクフリーダムを追い詰めるが、
∞ジャスティスの参戦により撤退。

戦場が宇宙に移ったレクイエム攻略戦ではデスティニーと共に陽動を務め、
ドラグーンによるオールレンジ攻撃を駆使し多数の敵機を撃墜。
ロゴスの黒幕ロード・ジブリール搭乗のガーティ・ルーの撃沈に成功する。

そしてレクイエム・メサイアを巡る攻防戦において、ジャスティスはシンに任せ、レイは因縁の相手キラ・ヤマトの駆るストライクフリーダムと1対1の激しい戦闘を展開。

一進一退の攻防を展開していたが、キラが前大戦でドラグーン戦を経験していたアドバンテージ、
ドラグーンの濃密な一斉射撃すら無傷で回避するキラとストライクフリーダムの化け物じみた技量等の要因により、決定打は得られなかった。

最終的に大半のドラグーンを連続して撃墜された挙げ句、ストライクフリーダムのハイマット・フルバーストの直撃をボディ以外の全身に受け戦闘不能に陥ってしまう。
その際のダメージでレイもしばらく気を失っていたが後に目を覚まし、半壊状態の機体でメサイアに向かった。
それ以降の行方は不明。おそらくはメサイアの入り口で乗り捨てられたものと思われる。

なおプロヴィデンスガンダムを彷彿とさせるシルエットやそのパイロットであったラウ・ル・クルーゼと同じ担当声優のレイという配役の妙、
そして本来のパイロットであったアスランがドラグーン・システムの運用実績がない(改良型ゆえに極端な運用適性はなくなっているらしいが)などからメタ的には最初からレイが搭乗する前提でデザインはされているのだろうが、
劇場版『SEED FREEDOM』でのアスランの活躍から、デュランダル議長はアスランの裏切りを前提(=レジェンドがアスラン専用機と言うのは方便で、最初からレイを乗せるつもりで手配していた)としておらず、本気でアスランをレジェンドに乗せるつもりであったのだろうと視聴者から推測されている。


立体化


相方のデスティニーやライバルであるストフリ、∞ジャスティスに比べ、HGCEやMGで立体化されておらず不遇。

ガンプラ

HG GUNDAM SEED、1/100で発売。

HGはドラグーンプラットフォームのギミックが再現されており、ミネルバでの格納状態や前方に倒した大型ドラグーンの砲撃形態を再現可能。
小型ドラグーンの接続部も前後に可動するため、本編の一斉射撃も再現できる。
クリアブルーのドラグーン射出エフェクトパーツも、長2本短4本付属。
更にビームジャベリンの刃がエフェクトパーツ合わせのクリアブルーではなく、ちゃんとクリアピンクで2本付属する。
ギミック再現度の高さ、充実した付属品、プロポーションも良好で良キットと言えるが、
わりとカラフルなビームライフルはグレー一色でシールも付かない為、塗装必須。
模型的なお遊びか背部プラットフォームの接続がシルエットと同じ規格になっており、
インパルスと入れ替えてソードレジェンドやドラグーンインパルスを作ることができる。

1/100には、後に単品で発売される事になるアクションベースが初めて付属した。

2021年現在では、デスティニーどころかプロヴィデンスまでMG化されているのにもかかわらず本機はMGやHGCEでのリメイクに恵まれていない。同じ作品のインパルス、デスティニー、ストライクフリーダム、∞ジャスティスがMG、RG、HGCEなどでキット化されているのに対して不遇さが顕著になっている。


ゲームでの性能


□VSシリーズ

今作最高コストの590帯で登場。
基本的にプロヴィデンスの上位互換なのだが、BRが6発と少ない上にリロードが遅いため、弾切れを起こしやすい。
そのため、ドラグーンやスパイクを中心に牽制、着地取りなどが主な戦術。

抜刀モーションがあるのでサブ射撃入力が格闘に化けにくいのも強み。
相手に接近されたとしても、今作で一番発生が速いとされる横格や前作の埼玉キック同様、
安定感のある埼玉キック(偽)で迎撃が可能である。
機体が大きく、ブーストの持続は良いが速度はないので、片追いされると辛い。

僚機との関係上、終始タイマンをしているわけにもいかないので、ドラ持ち高コスト機としては総合面でプロヴィデンスにやや劣る。

CPU戦のBルート:EX6とEルート:EX8では本来の予定通りに譲渡されたのかアスランが乗ってくる。全メディアでも珍しい姿である。ただし、どちらもオーブルート限定。


  • 機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム
初代ガンガンのPSP版より参戦したデスティニーのアシストとして登場。

ドラグーンを2つ飛ばし、近・中距離にいる敵機にはスタン効果のあるスパイク、遠距離にいる敵機にはビームで攻撃する。
誘導が2回あるためそれを知らないとバシバシ当てられ、デスティニーに追撃される運命になる。

その性能から、ゲーム中では最優秀アシストとして猛威をふるっていた。


初代EXVSの家庭用やEXVSFBのCPU専用機からEXVSMBでついに昇格。コスト2500。
同時期に2500へ昇格したプロヴィデンスと比べて射撃・自衛寄りの性能だが、かなり微妙な性能だった。

プロヴィデンスと同様にサブ射撃と特殊射撃でドラグーンを展開するのだが、
あちらは即射撃可能なNサブを持っているのに対し、こちらはNサブは個別に周辺展開する。特殊射撃で一斉展開できるのであまり使わない。
射撃CSではドラグーンとビームライフルで一斉射撃をするのだが、上方修正を受けてもなお微妙な性能だった。
更にドラグーンを自機周囲に展開してると連動発射してくれない上にマルチロック非対応。挙句隙間が多かったのでフルヒットしにくかった。
特殊格闘はソードインパルス呼出だが、コマンドは一括してビームブーメラン投擲のみ。
自衛や降りテク手段としての活用はできるが、突撃との使い分けアシストが多い昨今では射程の短い攻撃しか持たないこれは凡庸以下。
格闘も汎用機の域を出ず、BD格闘ですら蹴りだがプロヴィデンスの前格闘より伸びない。
横格闘は最終段で踵落としをするが、通常ダウンなので追撃できず。
奇襲と自衛に徹すればそこそこな立場で活躍できるのだろうが、プロヴィデンスに出来てレジェンドに出来ない要素が多かったため、あまり良い立場とはいえない。

続編の機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONでも調整はされているが、コマンド追加や伐根的な修正はされていないので相変わらず地味。

しかし機動戦士ガンダム Extreme vs. 2で超絶強化を貰い、一気に環境機体へと躍り出る。
射撃CSが単発ビーム、格闘CSがドラグーン一斉展開、サブ射撃が一斉射撃、特殊射撃/特殊格闘がインパルス/デスティニー呼出と武装面で大きなブラッシングを受けた。
この内、格闘CSはドラグーンの弾数を気にせず展開できる気軽さと、サブ射撃は発生・銃口補正・ビーム太さの強化を受け引っ掛けやすくなり後衛機として安定するように。
結局2回下方修正を受け最強といえるほどではなくなったが、安定した性能で最後まで2500コスト帯の上位に輝いていた。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでも続投。
インフィニットジャスティスが最高コスト帯に昇格してしまったため、最終決戦の機体で唯一中堅に落ち着いてしまっている。
前作での所業から目立った強化点は少なく、格闘に旧覚醒技のモーションを流用した派生技や、ドラグーン展開中のサブ射撃が連動するようになった程度。
とはいえあまりに見劣りがちな性能故か、アシスト技調整などを含めた強化を貰う事となった。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでも続投。
射撃CSにドラグーン展開・格闘CSにエクスカリバー投擲と武装コマンドを中心に変更された。
第1回目の大型アップデートにて強化調整が入り、格闘CS格闘派生に単発射撃の追加、照射ビームの角度調整など、地味ながらも堅実な強化が入る。


なお、これは初登場から問題となっているが、全体的にレイの台詞のコレジャナイ感が凄い。
ドラグーンの熱線に焼かれて死ぬがいい!
エクスカリバーをくらえ!
ビームライフル、とくと味わえ…!
全方位射撃!!
邪魔だ!どけ!!
など、劇中では基本的に冷静だったレイが口にするとは思えない台詞が多々見られる。クルーゼが憑依でもしているのだろうか


スーパーロボット大戦シリーズ

基本的にシナリオ上でも最初からレイ専用機として扱われる。こんなんアスランに渡してどうするんだよって話だし
『L』に至っては議長はこれをレイに渡しつつ、セイバーが爆散しっ放しのアスランに「君専用の機体は用意できなくてごめんね」なんていう場面まである。

『Z』では終盤に差し掛かった頃に参入。
ドラグーンによる全体攻撃は強力だが、一時は必ず敵に回るうえ条件次第で永久離脱なのが辛いか。
またレイも精神コマンド「魂」を持たないため、最大火力で一歩劣る。

『K』では条件を満たせば終盤ステラを連れて参入する。
『L』では最初から味方だが、やはりメサイア戦で離脱。ただし復帰の条件は非常に緩くまた早い*3

デスティニー等と同じく、VPS装甲にシールド、毎ターンEN小回復を備える優秀なユニット。
デスティニーと比べると、地上ではドラグーンが使用できないため一歩劣るが、
宇宙に上がった後は単体攻撃版とMAP兵器版のドラグーンをそれぞれ使いこなす高性能機体へと変貌。

MAP兵器版はEN消費量は100とかなり消費するが、その分で雑魚を一掃できる(レイも熱血止まりだが、ドラグーンが宇宙Sのためあまり気にならない)うえ、
毎ターンのEN小回復があるためネックであるEN消費も案外気にならない。
「てかげん」の有無や範囲の違いがあるため一概には言えないが(レジェンドは自機中心型でストフリは方向指定扇型、どちら射程は6で味方識別も持っている)、
ドラグーンフルバーストを一度しか使えないストフリと比べると雲泥の差。
『L』ではこの燃費周りが良調整され連発できるほどになったため、乗ってる人も含めて冥王様の如き暴れっぷり。
あまりの凶悪性能に『スパロボLの「L」はレジェンドの「L」』とすら言われる。

また『K』では強化パーツ、『L』ではパートナーボーナス次第で宇宙以外の地形にもドラグーンで攻撃可能となる。
地上は陸、空中は宇宙判定の月面なんかは陸適応ボーナスを与えてやれば全域にドラグーンで攻撃で切る事になる。
『L』では地球上ではどう頑張っても陸か空には撃てないが、強制的にドラグーンが封印されるストフリやアカツキに比べればマシというものである。

ちなみに『L』ではエヴァンゲリオンが新劇場版設定で出ているため、初号機がガチガチの遠距離タイプかつ宇宙戦が苦手な陸適応ボーナス持ちなので、
『レイ』と『シンジ』の組み合わせは(ネタ抜きで)お勧め(レジェンドは宇宙適応ボーナス持ち)。
シンジが「覚醒」と「加速」を持っているため、MAP兵器を使う上で重要な位置取りが楽なのもポイント。
おかげでたった一度だけレジェンドが抜けるザフトとの決着面だけ初号機は相方に困る羽目になる。その時は宇宙適応ボーナスを与えるトールギスや、ほぼ似たような性能のアカツキと組ませよう。
逆に弐号機が宇宙適応が低い近距離タイプなので、『シン』は『アスカ』と組ませると(ネタでなく)相性が良い(デスティニーも宇宙適応ボーナス持ち)。
ちょっとケーブルのせいで動きづらいが、そう思うならネタ要素は無くなるが「加速」の精神コマンドを持つアスランの∞ジャスティスガンダムとの組み合わせもアリ。

余談だが、Kで敵の時にドラグーンを使われると、クルーゼの幻影が映る。

『第3次Z天獄篇』では単独参戦がなく、まさかのデスティニーの召喚武装に降格。
その召喚武装の、シン、ルナマリア、レイによる「ザフトレッドコンビネーションⅡ」自体は、
劇中の「トリプル対艦刀」シーンの再現もあり、特にこのトリオが好きな人にはたまらない演出なのだが…。


SDガンダムGジェネレーションシリーズ

設定通りプロヴィデンスより使い勝手が上がっているため、上位互換である事が共通。
唯一欠点があるとすれば、開発元がプロヴィデンスかデスティニーしかないのでゲットするには苦労する点か。

『CROSSRAYS』では、ビームジャベリンの射程が短縮されたものの、ビーム突撃砲が回避率低下効果を持つなどメリットが増えた。
更にプロヴィデンスと比べると、
  • 宇宙適正がA
  • 全ステータスが上
  • PS装甲がEN消費型防御アビリティに対して、VPS装甲はENを消費しない
  • NJCとHDSでは、デュートリオン発信機を持つユニットが近くにいると更にEN回復する
と、完全に上位互換機体に仕上がっている。パイロットのテンションが超強気以上では、開幕に専用のムービーが挟まる。




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最終更新:2024年04月03日 16:37

*1 ただし、胴体の左右側面には細いパイプ状のパーツがあるなど、外観にプロヴィデンスの未完成的特徴を残している部分もある

*2 比較として、デスティニーの長距離ビーム砲はストライクフリーダムのビームシールドに容易く防がれている。その長距離ビーム砲と撃ち合って互角だったカリドゥスも威力に大きな差はないと思われる

*3 簡単に言えば、キラでレジェンドと戦闘を行った後にシンで倒せば良い。