ダーク・ダイブ・ボンバー(遊戯王OCG)

登録日:2009/08/11(火) 16:46:55
更新日:2024/03/24 Sun 23:01:39
所要時間:約 16 分で読めます





かつて「キャノン・ソルジャー」というカードがあった。
モンスター1体をリリースすることで相手に500ポイントのダメージを与えるという、「射出」系の元祖と言えるカードだ。
続く、「カタパルト・タートル」も、かつて【サイエンカタパ】というデッキで大暴れした。

これら以降のバーン系カードはある程度の調整がなされるようになった。
だが、進化の証シンクロ召喚というものは、過去を省みずに、進化を求めすぎた………。



闇から出でよ、鉄血の翼!
黒き暴風となりて、全ての敵に死を与えん!

シンクロ召喚!

現れよ!ダーク・ダイブ・ボンバー!



《ダーク・ダイブ・ボンバー/Dark Strike Fighter》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える。


●目次

【概要】

「ダーク・ダイブ・ボンバー」とは、遊戯王OCGに存在するカードの1つ。
第6期パックの「CRIMSON CRISIS」で登場したシンクロモンスター

通称“DDB”または“佐々木”
前者は英語にした時の頭文字。
後者の由来は、このカードの略称である“DDB”をケータイで打つと“ささき”になることから。ぶっちゃけわかりづらいのであまり使われていない。
DDBの頭文字を取って
  • 「誰が(Darega)どう見ても(Doumitemo)ぶっ壊れ(Bukkoware)」
  • 「どこを(Dokowo)どう見ても(Doumitemo)ぶっ壊れ(Bukkoware)」
と皮肉られる事もある。

恐るべきバーン効果、汎用性の高さ、ハイスペックなステータスを持つ「ほぼ全てのデッキで好きな時に呼べてビートダウンもできるキャノン・ソルジャー」として初期のシンクロ環境で暴れ回ったカードである。


こいつ自身はレベル7のシンクロモンスターであり、何とシンクロ素材に指定がない
つまり普通のビートダウンデッキがこいつをシンクロするだけで即バーンデッキに切り替えることができたのである。
ステータスも当時の☆7としてはトップの攻撃力。一応☆6のゴヨウに劣るが、当時は基本的に特定レベルのみのシンクロを得意とする傾向があり、デッキによってはより高い☆7の方が出しやすいこともあったので欠点どころか☆7汎用アタッカー要素としてとらえられていた。

ダメージの倍率は当時としては異常に効率がいいレベル×200ダメージ。
☆3以上ならキャノン・ソルジャーを上回る効率の高さ。
これにより自身をリリースすることで1400もダメージを与えられるため、直接攻撃を加えると4000にも達する。
さらに効果にターン中の回数制限が無いため、出されたモンスターを際限なく射出できてしまう。
効率の高さから有限ループを持つガエルを筆頭に1キルバーンデッキが誕生することすらあった。
もちろん(いや『もちろん』なんて軽はずみな行為であってはいけないはずなのだが)この手のカードにありがちなバトルフェイズに関する制約がなく、前述の通り自身だけで初期LPの半分は奪えるため、何かを足してやればビートダウン軸でもワンキルは余裕だった。


以上の理由の為、【デミスボンバー】や【猫シンクロ】に投入され、1キルを流行らせた。
というかこの時点で「死者蘇生」が復帰していたのでチューナーを積んでいないデッキでもごく一部の相性が悪いデッキ以外は大抵積めた。
この時期のシンクロにありがちな何もかも制約や縛りが一切ないのが悲劇を生んだ。
当時は「エフェクト・ヴェーラー」のような手札誘発が今ほど充実していない上に、「大嵐」と「ハリケーン」が双方制限で、問題児に成長していた「大寒波」が無制限だったため非常に止めるのが難しかった。

こいつを出された時はデュエルが終わると思った方がいい。
なぜならば、「ゴヨウ・ガーディアン」や「死者蘇生」の存在から、こいつをフィールドや墓地に置いたままターンを渡すのは非常に危険だったため。
こいつを使うからには1ショットキルでそのままゲームエンドまで持ちこむのが基本だった。

さらに当時はエラッタ前の「ブリューナクがいたので、余った手札で相手フィールドを空にしてから総攻撃からのバーンキルする光景がよく見られた。
そもそも早すぎた埋葬や、レスキューキャットといった出世組の活躍によりカオスや魔導サイエンティスト時代ばりに☆6以上のモンスターが2、3体当たり前のようにで並んでいたためライフが半分も減っていればバトルフェイズを跨がずともバーンキルすることが可能であった。

そのため、このカードが現役の頃はメインフェイズ、特にメイン2での死亡率が異様に高かった。


【アニメでの活躍】

初登場はアニメ遊戯王5D'sより。
フォーチュンカップ準決勝で不動遊星ライディングデュエルをしたボマーが終盤に使用。

チューナーの《ブラック・ボンバー》を《トラップ・リアクターRR(ダブルアール)》にチューニングしたことでシンクロ召喚された。

この時、ボマーはDDB自身をリリースすれば遊星に勝てたのだが、この時点ではOCG化されてないためか効果は説明だけで終わった。

アニメでは自身をリリースできない、又はバトルフェイズを行えない、召喚ターンは発動不可という制約があった可能性もある。
というか、英語版を見る限りアニメ版のコイツの能力はこんな感じだったらしい。

シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
この効果は1ターンに1度しか発動できず、この効果を発動するターンこのカードは攻撃できない。

現実でもそうであれば良カード~ブラロ相当の汎用強カード程度の強さで済んでいたのかもしれない…。


攻撃名は「マックス・ダイブ・ボム」。

この遊星vsボマー戦は、最終局面での「ジャンク・ウォリアー」vsDDBの死闘を含め作画クオリティが非常に高いので一見の価値あり。

決着の後の超展開も一見の価値あり。

ちなみにアニメ版のDDBはオレンジをベースとした配色である(OCG版は茶色ベース)。


【ゲームでの扱い】

………ちなみに、「ワールドチャンピオンシップ2009」において
2010/2/14にダウンロードカードとして“すでに禁止化されている”このカードが配信された。

確かにチョコレート色だけどさ……。
ひょっとしたら573からのチョコを貰えるリア充共への「爆発しろ」というメッセージかもしれない。

また、DSソフト「ワールドチャンピオンシップ2010」では禁止なのに専用の召喚演出が付けられていたりもする。

詰めデュエルにはメイン1に場を荒らした後、
バトルフェイズで一斉に殴ってメイン2で効果でトドメを刺すというDDBの恐ろしさが良くわかる問題が存在する。

TF6のダークシグナー版のボマーのデッキに積まれており最高のレベル10ではあるが、
正直デッキ編成自体があまり強くなくCPUのプレイングでは回せないため過大評価気味。

アニメではなかったシンクロ口上がなんと通常版とダークシグナー版で別々に用意されている。

通常時「我が身に眠る、心の闇よ! 黒き暴風となりて、全ての敵を打ち払わん! シンクロ召喚! 現れろ! ダーク・ダイブ・ボンバー!」
ダークシグナー時「闇から出でよ、鉄血の翼! 黒き暴風となりて、全ての敵に死を与えん! シンクロ召喚! 現れよ! ダーク・ダイブ・ボンバー!」

出たら全ての敵は打ち払われて死ぬためあながち間違っていない。
禁止カードでありながら中々の高待遇だがボマーのデュエリスト名鑑ではDDBの存在はなかったことにされている。
漫画版の融合モンスターですら載っているのに……

デュエルターミナルのスピードデュエルでもデステニースキャンをオンにするとボマーが使ってくる。自分も特定のカードをスキャンすると使える。
メインフェイズ2が存在しないため使いにくくなっているが、初期LPがOCGの半分の4000のため効果の威力は増している。


【このカードを使ったデッキ】

【デミスボンバー】

終焉の王デミスとダーク・ダイブ・ボンバーを組み合わせた1キルデッキの事。
流れは
  • 高等儀式術を用いてメカ・ハンターを含む通常モンスターを墓地に送り、デミスを儀式召喚する。
  • デミスの効果を発動してフィールドを一掃する。
  • ブラック・ボンバーを召喚して効果を発動、墓地からメカ・ハンターを復活させる。
  • シンクロしてダーク・ダイブ・ボンバー登場。
  • ダイレクトアタックを行う。合計ダメージは5000。
  • ダーク・ダイブ・ボンバーの効果でデミスとダーク・ダイブ・ボンバーを射出。合計レベル15×200は3000。
これで相手のライフを全て削りきれる。必要なカードはブラック・ボンバーと高等儀式術、デミスだけ。
ブラック・ボンバーはサーチしやすい下級モンスター、デミスと高等儀式術はマンジュ・ゴッドでどちらもサーチできる上に、
センジュ・ゴッドやソニック・バードで各自サーチできる。奈落や天罰などに気をつければあっさり勝利できてしまう。

後攻初手に3枚のこれらに加えさらに大嵐やサイクロンなどがあればまず勝利できてしまうであろう鬼畜なデッキである。
当時無制限だった大寒波が使うにも使われるにも相性が悪いのが難点か。

いわゆる「遊戯王において最も美しいといわれる数式の一つ」だが、どうしてデミス様はこういう数式に縁があるのだろうか。


【猫シンクロ】

レスキューキャット」を使ったシンクロデッキ。
「サモサモキャットベルンベルン」という即死呪文を生み出し、最も流行した1キルでもある。
【レスキューシンクロ】とも呼ばれる。

サモ→召喚僧サモンプリースト(サモプリ)
キャット→レスキューキャット
ベルン→Xセイバー エアベルン

サモプリの効果でサモプリ、特殊召喚したサモの効果でキャット、キャットの効果でベルン2体を召喚し、DDBを2体シンクロ召喚する。
ダイレクトアタックで合計攻撃力5200+射出ダメージ2800の計8000を速攻で叩き出す。

手札にサモンプリースト、魔法カード2枚があるだけでよく成功率が非常に高い。
こちらは魔法の発動を行わない為、大寒波が有効。ただしデミスボンバーのように相手のカードを一掃できないのが難点。

魔法・罠は大嵐・ハリケーン・大寒波で対応できモンスターは
アーカナイト・マジシャン」や「ダムド」で対応できたためそれ程困る事でもなかったけど。
ライオウ」?ハイハイ洗脳(当時制限かつエラッタ前)、精神操作(当時無制限)。


【ガエルワンキル】

イレカエルの能力とガエルのレベルの調整のしやすさ、
空気だった氷結界の虎王に目をつけた先攻ワンキル。
まさかの主要パーツ2枚でキマる、成功率の異常に高い物である。

初手にワン・フォー・ワンとフィッシュボーグ-ガンナーまたはイレカエル、デッキにデスガエルが3枚あれば勝ち確定だが、
ドゥローレンの高騰と弱点の多さであまり流行らなかった。

代わりにタッグフォースで専用AIの狭霧さんが使用した。


BF

アニメのボマーさんの対戦相手のデッキでも大暴れできた。インチキ効果もいい加減にしろ!
レベル4の非チューナーに戦闘を通せばゲイルを呼び出してDDBになれる「シュラ」、手札から特殊召喚できる「ブラスト」。
そして特殊召喚+インチキ半減効果持ちのレベル3チューナーの「ゲイル」がいるため、
戦闘でタコ殴りにした後メイン2にDDBを出してトドメを刺す流れを作るのは容易。

当時は「ゲイル」も「黒い旋風」も無制限だったため「シロッコ」召喚からサーチを連打し、
手札から「ブラスト」と「ゲイル」を並べた後に「シロッコ」効果で殴ったあとメイン2という流れが多かった。

この当時のBFがデッキパワー的には一番強かったと思われるが、【猫シンクロ】が強すぎたためあまり実績は出せなかった。

【銀河DDB】

2023年12月時点で現役の構築。
DDBはレベルx200のダメージを与えるため、レベル40以上のモンスターをリリースできれば一発で8000ダメージを与えられる。
のだが、カード記載のレベルが12までしかない遊戯王OCGでレベル40のモンスターを用意するのは正気の沙汰ではない。
しかし超人というのはいるもので、幻獣機トークンのレベル分だけレベルが上がる効果を持つ【幻獣機】と幻獣機トークンを大量に並べたあと、場にいるモンスター全員のレベルを引き上げる魔法カード「ギャラクシー・クイーンズ・ライト」との組み合わせで成立させるコンボが発見された。


【禁止カードへ】

そんなこんなで大暴れした結果、2009/9/1施行の禁止・制限リストで、早くも禁止カードに指定されてしまう。
登場から290日での禁止であり、「終焉の使者」の496日を抜いて当時としては最速での禁止記録であった。
以後仔征竜魔導書の神判が禁止されるまで塗り替えられることはなかった。

ついでに「レスキューキャット」は禁止、【デミスボンバー】などの関連パーツも制限カードにされてしまった。

類似、というかほぼ同じ状況の簡単に高ステータスモンスターを出しそれを効率の高いバーンに変換することによって悪夢を実現したサイエンカタパを経験したことがあるにもかかわらず、その過去を顧みなかった明らかなカードデザインミスである。
このカードが出る以前から簡単に上級シンクロが多数並ぶ異常事態だったのだからこんな高倍率な無制限バーン効果を簡単に使えるようにしてしまったら、どうなるかは容易に想像できる筈なのだが・・・
573は完全にこのカードをなかった事にしたいような改正である。






事務局員
 「佐々木、君は『司法取り引き』って知ってるか?
 とりあえず君が全ての罪を認めて取り引きをすれば『規制』はかなり軽くなるんだ」
佐々木
 「なんだよ『とりあえず』って
 おれは『無実』だから規制なんてないんだよッ!!
 射出するぞ!!」

 「君が全てを認めれば『制限に抑える』と言っている……
 ―――つまり君は禁止にならなくて済むっていう事なんだよ
 すぐにも緩和する
 もし禁止になったら確実に5年はブチ込まれる
 時間が無いんだ佐々木……
 『取り引き』は改訂が決まるまでに決断しないといけない」

 「………………」

KONAMI
 「被告人佐々木……
 あなたは全てを自分の意志で認めるのですね?
 何者かに強制されたり何らかの圧力で認めるのではありませんね?」

佐々木
 「はい……認めます」

 「当社は被告―ダーク・ダイブ・ボンバーが全てを認め…
 計画性のないワンショットキルである事から情状酌量の余地を考慮に入れたいと思います

 しかしながら……
 まだ伏せカードのある対戦相手を確実に仕留めるために大寒波で魔法・罠を封じ
 二体場に並べて殴って射出という行為を当社は許す事ができません
 当社は被告『ダーク・ダイブ・ボンバー』を【禁止】
 『遊戯王OCG最速』の物として確定する 以上」

 「何?ちょっとまって……禁止?
 何言ってんの?
 は……話が違うッ!!」



全国の至る所で告別式が行われた。
1年に満たない期間とはいえ、KONAMIが彼を許すはずはない……
OCGの環境で二度と彼の姿を見ることはないだろう。誰もがそう思っていた。


この時までは……

































【まさかのエラッタ】

時は流れ、2014年3月。
5D'sZEXALも終わり、ARC-Vが始まろうとする頃。


2014年3月の「マスタールール3」施行により、条件を満たすことで容易に大量展開ができる「ペンデュラム召喚」が実装された。
コンマイ語が問題視されて新規が入りづらい空気を払しょくするという目的もあって、初期以来まったく行われていなかったエラッタが実施される。
それに伴い、「カタパルト・タートル」などのリリースしてダメージを与えるカードには大規模なエラッタが加えられた。

その尻馬に乗っかる形で、終身刑だと思われた彼も恩赦を得たのである。


待ちに待った時が来たのだ。
多くの英霊達が無駄死にで無かった事の証の為に、
再びシンクロの理想を掲げる為に、
1kill成就の為に!
決闘者よ、私は帰って来たっ!



黒きつばさに絶望乗せて、
ともせ地獄の赤信号。
愛と正義の使者、ダーク・ダイブ・ボンバー!
定刻どおりにただ今解放!


ダーク・ダイブ・ボンバー
解 放


我が身に眠る、心の闇よ!
黒き暴風となりて、全ての敵を打ち払わん!

シンクロ召喚!

現れよ!ダーク・ダイブ・ボンバー!


↓エラッタ後の性能
《ダーク・ダイブ・ボンバー/Dark Strike Fighter》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ダーク・ダイブ・ボンバー」の効果は1ターンに1度しか使用できない
(1):自分メインフェイズ1に自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターのレベル×200ダメージを相手に与える。

同名カードによる発動が1ターンに1度と制限され、メインフェイズ1にしか使えなくなった。
こいつが暴れまわってた当時ほとんどのデュエリストが望んでいたであろう、実にまっとうな調整である。
エラッタ前に成立していたコンボの殆どが成立しなくなり、攻撃後のダメ押しという単独でも最凶な用途も封じられたため、使いどころがかなり減っている。

それでも、相手が突破の難しい布陣を並べていてもライフが1400以下なら単独でゲームエンドに持ち込めるのは侮れない。
隣にレベル7がいれば自身を含めて4000ダメージを与えられる点には特に変わりもないし。
レベルが高いが攻撃に適さないモンスターがいればダメージを稼げて、レベルを馬鹿みたいに上げれば相変わらず先攻ワンキルの核にもなれたりする。
汎用指定で高いステータスや恵まれた属性・種族といった基本的な利点もあるし、「レベル7シンクロが出やすいデッキでの隠し玉」としては十分通用する。

……というかエラッタ後がこれなのだから、エラッタ前のカードがどれだけぶっ壊れてたかどうかわかる。

かつての考察とは少し違ったものとなったが、これである意味でアニメ再現が可能となった。
というか、エラッタ前よりエラッタ後の方がアニメでの挙動に近い。
英語版アニメを基準にした場合、このカードが攻撃しなければメイン2でも効果を使えたのでそういう意味ではアニメ版より弱体化しているのだが。


エラッタ後のカードは、
2014年4月4日に発売された史上初の公式ルールテキスト
『遊戯王OCGパーフェクトルールブック』に、プロモーションカードとして付属した。
もちろんこんなことは前代未聞である。

パーフェクトルールブックは、今後開催予定の「遊戯王オフィシャルジャッジ検定」の公式テキストである。
教科書に載せるレベルの大失態ということなのか。
もちろん、エラッタされていない昔のカードも以後はこのテキストとなる。


その後「環境を荒らしたカードの同窓会」ともいえる「20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE」でも再録された。
レアリティはノーパラなのでかなり安く手に入る。


なお、第9期に入るのと同時期に釈放された彼ではあるが、
この第9期はパワーカードを乱発して禁止カードの最速記録が塗り替わる凄まじい時代でもあった。
何と、かつて最速だったDDBの記録が今やトップ10にも入らないほど。
現在の最速禁止記録はEMモンキーボードEmヒグルミが持つ167日

出所した彼の目にはその様子がどのように映っていたのか……それを知るすべはない。



追記・修正はDDBによる1キルを行った事のある方がお願いします。
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最終更新:2024年03月24日 23:01