パンツ先生

登録日:2012/03/23(金) 16:53:15
更新日:2024/04/12 Fri 22:41:36
所要時間:約 13 分で読めます




フリーのイラストレーター、ゲームのキャラクターデザイナー。

本名は「春山和則」で、パンツ先生はファンからの愛称。
また、過去には「はるやま」名義の活動もしている。


フリー以前はコナミや東映動画に所属していた(ジーパラドットコムの『クリエイターズファイル』第256回より(*1))。
本人曰く「自分は迷い線ばかりでスピードも遅かった」とのことで、コナミ入社前にいた東映動画も長続きしなかったという。
そのためアニメーターではないが、何度か東映アニメーションの仕事を引き受けている。

余談だが、アニメーターの中田栄治氏は高校時代の友人。
黒板に素早く描き上げたロボットは勇者シリーズの決めポーズのような格好いいポーズで迷い線が殆どなく、
「ああ、アニメーターっていうのはここまでの実力がある人がなるんだろうな」と思ったらしい。


フリー後に関わった『ナムカプ』では『ロックマンDASH』のトロン・ボーンを(プレッシャーも感じつつ)描けて嬉しかったと語っている。
そう、先生はその凄すぎる仕事量および企画の大きさからくるプレッシャーにより辞退しようとしたが、彼女がいたので仕事を引き受けたと言われるほどのトロン様ファンなのである。

また、当時は担当しなかった零児小牟沙夜や片那、
ゼノサーガシリーズ』のKOS-MOSM.O.M.O.を『ムゲフロ』で描けて嬉しかったとのこと(その他にT-elos等も描いている)。
中でも零児と小牟はフリーになった後に初めて出会ったキャラであり、その思い入れも格別に大きい様子。


そして制作者は、作品作りにおいて「チームメンバーとの会話」(例えば、違った業種が協力してアイデアを出す)が大切で、
自身は「愛の無い批判はしないこと」(自分たちの作品であっても罵倒せず、好きでいてくれるファンのことを大切にすること)を心がけている。

よく一緒に仕事をする斉藤和衛氏(ナムカプやムゲフロ、PXZのキャラデザほか)は、『クリエイターズファイル』第255回にて春山氏のことを
「とにかく描ける絵の幅が物凄くて羨ましいです。そのスキル下さい!
 『ナムコ クロス カプコン』打ち上げで初めてお会いしましたが、ご本人は物静かな紳士でした。」と話している。


自身に付けられた愛称については、

"その「パンツ先生」が私のことでしたら、こちらは全然構いません。
先生なんて柄ではないので、むしろ恐縮なのですが(笑)
基本的には本名の春山で活動してます。
今後ともよろしくお願いいたします。"

とつぶやいている。


自身のホームページ「KAZUHA ROOM」を運営しており、看板娘は女の子の「かずは」。
女の子たちが並んだトップのイラストをクリックすると…

現在はJCNのインターネットサービス終了により、18年目の2016年8月をもって(一部を除き)公開終了となった。
(インターネットアーカイブは存在している(*2))



<今日の一枚>

春山先生を語る上で欠かせないのが「KAZUHA ROOM」のこの日記ページであり、主にアニメキャラや参加したゲームキャラのイラストが置かれている。
稀になかなか素敵なオリキャラが登場することもある。

つぶやきによると、『ナムカプ』でいろんなキャラを描く必要があったり描く量が足りなかったりしたのが切っ掛けで、技術の発見や気分転換でもあるらしい。
それを始めたのはナムカプの初打ち合わせ直後とのこと。


再現度が高く原作の絵と非常にそっくりで、作品ごとにしっかり描き分けているのが特徴。
なんと更新頻度はほぼ毎日
これで"遅い"となると、東映の仕事スピードはどうなっているのだろうか…
それと初期は30分縛りにも挑戦していたとか。

大抵はパンツが見え、「パンツ先生」と呼ばれるのはこのため。
基本的にローアングルであり、鉄壁でもスパッツでもお構い無し。
しょっちゅう"はいてない"キャラがいるが気のせいだろう。きっと。

他にも腋や胸、服のシワや汗が強調されたり、下ネタが隠れてたり。かなり際どい。


多いのは主に『プリキュア』、第5期『ゲゲゲの鬼太郎』(特に猫娘)、『ムゲフロ』、『PXZ』辺り。
猫繋がりからか『スイートプリキュア♪』はエレンが多い。
そして2018年になり第6期鬼太郎の放送が始まったことで再び猫娘を描く機会が増えている。

絶望先生』『怪談レストラン』『オカルト学院』『それ町』『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』『gdgd妖精s』等が多い時期も。

チョイスがマニアックであり、『ミラクルジャイアンツ童夢くん』や『ノエイン もうひとりの君へ』等のやたら古い作品やマイナーな作品も描く。
デフォルメキャラやそもそも人型ですらないキャラも描くことから、よく「先生は守備範囲が広い」と言われる。
知識が凄いが一体どんな基準なんだ…

2012年4月になりアニメに合わせて『黒魔女さんが通る!!』もよく上げているが、サイトの初出は2008年3月である。
児童書の挿絵からアニメ調に仕上げているあたり、氏の先見の明が窺える(『それ町』も過去に描いている)。

劇場版プリキュア関連のイラストはDVDが発売されてから描いている様子。


イラストの傾向はこんな感じと思われる。

◇本編のシーンを別アングルで描いた物
パンツが見えている場合が多い。
「先生仕事早すぎ」

◇本編のシーンを改変した物
色んな意味で変わっている、色んな意味で。

◇完全にオリジナルなポーズの物
何というか様々である。

また、少しの間だけ差分やネタ画像が公開されたりもする。

その時々で、背景を描いたり塗り方を変えたりといったテーマを付けたりもしているという。


『鬼太郎』や『プリキュア』の1シーンを別アングルから捉えたGIF画像があるが、動きが本編と「完全に一致」している。

『プリキュアオールスターズ』の公式ポスターを模した絵もあり、
霧生満/霧生薫ダークプリキュア(あとナージャやマリカ)等は、公式と並べても違和感がない。

『スイートプリキュア♪』のエンディングの3Dモデリングを模した、キュアリズムのCGイラストは大層驚かれた。
そして2013年9月14日のキュアミューズにより、遂にスイート4人組の投げキッスが揃い踏みとなった。

2014年の『ハピネスチャージプリキュア!』の時期には、10周年記念メッセージ風イース等も描いている。


声優・俳優などが鬼籍に入られたことが報じられた際は、その日か次の日辺りに担当キャラが描かれることが多い。

+ 主な例
田の中勇→目玉おやじ
郷里大輔→閻魔大王
青野武→ぬらりひょん
それぞれネコ娘も共に描かれた。
なお、『鬼太郎』の公式ブログ「ゲゲゲかわら版」(2013年閉鎖)でもアニメスタッフが目玉おやじと閻魔大王を描いている。

紗ゆり→香坂ひかる

野沢那智コブラ
レディと一緒。

本多知恵子→一の瀬雪華
『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』のキャラクター。

納谷悟朗→銭形警部
峰不二子と一緒。

内海賢二→ドゥーズ・デラクス・レクス
李美鳳と一緒。

檀臣幸→北条団
キュアメロディがメインだが、響パパと思わしき腕が指揮棒を受け取っている。

来宮良子→プロメシューム
『銀河鉄道999』のキャラクター。

加藤精三→出た妖
『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』のキャラクターで、雪子姫と一緒。

永井一郎→天野博士
天野ハルカと一緒。

塚田正昭→藤堂俊助
レジーナ・アルジーンと一緒。

矢田耕司→イビル
ダルニアと共に武器を手にしている。

家弓家正→タツノコ博士
『宇宙エース』のキャラクターで、アサリと一緒。

弥永和子→ヘルクイーン五世&ヘルサンドラ
『ブロッカー軍団IVマシーンブラスター』のキャラクター。

中村秀利→四葉星児
キュアロゼッタキュアセバスチャンと共に描かれている。

等々…

(以上、敬称略)

普段とテイストの異なる珍しいイラストが見られる反面、ファンにとっては寂しい思いになるかもしれない…

中でも水谷優子さんはモノリスソフトの作品に長年出演しており、イラストでは『ナムカプ』から『PXZ2』の担当キャラが集合している。


そんな今日の一枚だが、2013年11月23日には偉業を成し遂げた。

"多分間違ってはないと思うが、「今日の〜」が23日分で10年無休を達成しましたw
単純計算で3650枚を越えたわけです。
必ず更新しようという気はさっぱり無いのですが、結果的に続いてしもうた。
つまり10年間外泊をしてないとも言える。"

"ほんとに毎日「必ずやろう」とは思ってないんです。
仕事でmacの前に座る、そして息抜きに描く。
結果的にそれが続いてしまったという。
あとはやっぱりこれを始めた直後に日曜日あの番組が始まったことが大きいかと。"

"仕事を一日中やってると効率がどうしても落ちるので、
そこでこっちを描いてると、そのうち仕事のやる気が復活するのです。
これのおかげで起きている間ずっと座っていられる。"


また、プリキュアを初代から見たのはたまたまではなく、監督が西尾大介氏と知り、女児向けアニメをやると聞いて興味を持ったためらしい。
西尾監督とは『3×3EYES』のOVAで共に仕事をしている。



<その他>

その日の内に消してしまうが、「いまなにしてる?」という日記をたまに今日の一枚に書いている。
内容は主に"匂い"についての教訓めいたものである。

"女子キャラを描くときは、そのキャラの匂いを感じながら描くのだ
それは匂いでも良いし臭いでも良い。
どちらもということなのだ。
くさそうは、皮膚感、発毛感、動作感、声質感、どこでも良い、感じるんだ。"

ちなみに"くさい"ではなく"くさそう"である。


HPのギャラリーには「かずは」のイラスト集がある。
2009年5月23日にはサイト10周年を迎え、今日の一枚は「かずは」が描かれた。

『魔女っ子?みゃんちゃん。』という4コマ漫画は下ネタのオンパレード。
(元々は『スタコミ』のホームページ用の仕事だったが、HPにて個人的な趣味で続けたらこうなったらしい)
キャラクターは今日の一枚でも描かれている。

過去に関わった『ライトニングレジェンド』と『ムゲンボーグ』の資料ページもあり、こぼれ話やデータ集が見れる。
そして多数の描き下ろしイラストも載っている。もちろんエロ(ry


たまに大事な部分がチラッと見えたりするが、成人向けイラストを描くことは決してない。
昔は少しだけ描いた?何のことでしょう…


『EXCEED』の攻略本のインタビューに斉藤氏・森住惣一郎D・塚中健介Pと共に登場。
ヘラ・ガンドがお気に入りだが、カットインは無いと言われて悲しかったとのこと。

春山氏はこの子はこんな匂いだろう、髪の匂いを感じられそうに、と"匂いを想像して"絵を描いているらしい。
その観点ではもう一人のお気に入りのネージュが一番良かったそうで、
「髪の毛いい匂いしそうじゃない?」「髪の毛いつもちゃんと洗っているような感じの。」と話している(記事中この2つのみ太字強調)。
「やっぱり紳士ですからね。そういうところはしっかりチェックしないと。」

ファミ通の記事にも斉藤氏・森住D・石谷浩二Pと共に登場。
『EXCEED』のカットインのバストについては大きさに関わらず美しさや可愛らしさ、張りの違いなどキャラごとの個性を追求している。

ちなみにインタビュー等によると、
春山氏→お尻や背中などの裏側的要素のあるところが好き
斎藤氏→男性キャラの方が好き(ノーマル)、フェチは修練が足りないので胸
森住D→小牟が理想の女性、腰骨フェチで錫華姫・クレオ・カッツェが至高
石谷P→フェチは男女問わずワサワサ揺れる髪の毛

とのこと。
さっちんこと巨乳大好き河野さち子先生も『ムゲフロ』に関わっており、さすが変態スタッフ達と言えるかもしれない。


TwitpicやTwitterにおけるイラストは、ややネタ成分が高め。
モノリスソフト系やプリキュアのほか『ロボットガールズZ』もよく描いている。
思わずニヤリとするものも多いので、是非チェックしてみよう。

少し前までの背景は『ムゲフロ』と『プリキュア』のパロディ(声優ネタ)で、アイコンはえりか

(*3)


Twitterでは斉藤氏・森住D・石谷Pとのやり取りが多い。
沙夜のお尻のホクロについて語ったり、ぶっ飛んだネタ絵ができたり。
さすが変態スタ(ry

(ネタ絵の例)

(*4)     (*4)     (*5)

(ちなみに2015年7月に3枚目がリメイクされている)


この他、ニコニコ静画にも「かずは」名義でいくつかイラストを投稿している。
(主にニコニコ動画に関わりのあるアニメ)


「パンツ先生」と検索すると今日の一枚がヒットする一方、「KAZUHA ROOM」や本名の「春山和則」と検索しても何故かホームページが直接出てこない。
そのためか、"先生のサイト=今日の一枚"と認識されがちである。
現在は今日の一枚のみなので間違いではなくなったと言えるのかもしれない。

海外でも「Haruyama Kazunori」として知られているようで、某画像サイト群にはイラストが沢山ある。
また、「Pantsu Sensei」を「Mr.Panties」と解説したりもしている。

台湾の掲示板では「內褲老師」(パンツ先生)とも呼ばれている様子。
中国だと「胖子先生」と表記する場合もあるらしい(意味ではなく読み方)。



<主な仕事など>

HPのご案内や『クリエイターズファイル』第256回も参照(*1)(*2)。

Twitterでの告知も多い。


【ゲーム】

◇ライトニングレジェンド 大悟の大冒険
→キャラデザ(HARU名義)、原案、シナリオ、モーション作成(一部)

◇武戯 ~BUGI~
→キャラデザ(一部)、モーション作成(一部)

◇ムゲンボーグ
→キャラデザ(ゲスト参戦のエビス以外)、イラスト、会話シーンの立ち絵アニメ、オープニングムービー

NAMCO×CAPCOM
→立ち絵(一部)


◇スタプラ!
→Pカードイラスト

→イベントイラスト
高速SAヒロイン救出ラリーのイラスト描かれている「スパイシーキュアキュア!」のキャラ達は『プリキュア』のパロディ。
また、『スタプラ!』の制作は東映、キャラデザは女神こと川村敏江氏、キュアキュア役の織部あやねの声優は大久保瑠美さん。

→Webラジオ『星華学院放送部』生アフレコ用イラスト、1周年記念イラスト、
 DJ-DVD第2巻付属ピクチャードラマDVD「エリスの白雪姫」用イラスト(コミックマーケット84限定特典)

PROJECT X ZONE
→立ち絵、カットイン
後に発売が決定した北米版のために、
『ダイナマイト刑事』のブルーノ・デリンジャー警部補のコスチュームを『ダイナマイト刑事2 カリブの海賊編』仕様に描き直している。
(北米ではこちらが『Dynamite Cop』として発売されたためと思われる)

PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD
→立ち絵、一枚絵カットイン、アニメーションカットイン(監修)、温泉イベント絵、スペシャル壁紙2枚

◇テイルズ オブ アスタリア(光と闇の救世主編)
→『CR テイルズ オブ デスティニー』コラボ用ゲーム内パチンコオリジナルイラスト


【アニメ】

3×3EYES(OVA第1シリーズ)
→制作進行(第1巻・第2巻)

◇ゲゲゲの鬼太郎(第5期)
→98話の原画(一部)

マリー&ガリー
→36話のサブタイトルイラスト

gdgd妖精s(第2期)
→最終話のエンドカード(投稿作品、かずは名義)
劇場版のアイキャッチ募集企画では、優秀賞にはならなかったが入賞を果たしている。

ロボットガールズZ
→第3巻収録の9.5話内のイラスト

→ニコ生『クリスマスイブイブスペシャル!』用イラスト

→『「ロボットガールズZ」フェスティバル2015』の朗読劇(生アフレコ)用イラスト


◇みならいディーバ(※生アニメ)
→9話のエンドカード(投稿作品、かずは名義)

美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!
◇美男高校地球防衛部LOVE! LOVE! LOVE!
→怪人デザイン


【イラスト】

ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss Short Stories
→口絵、本文挿絵

◇ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season Short Stories
→口絵、本文挿絵

◇ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season コミュニケーションノベル
→イラスト(佐伯編・志波編)

ハヤテのごとく!トレーディングカードゲーム
→大会用プロモカード3枚(ナギ・ヒナギク・マリア)

◇キマCD(サークル「キマ姉妹」)
→vol.1・vol.3ジャケットイラスト

ファイアーエムブレム 英雄百歌(カルタ)
→読み札のイラスト2点(フュリー・ラーチェル)

ファイアーエムブレムif バックグラウンド
→支援会話シーンのイメージイラスト1枚(ディーア×エポニーヌ)

◇拡張少女系トライナリー ~サマープリズム~
→本文挿絵

◇はじめてのギャル
→Blu-ray&DVDとらのあな限定版購入特典用イラスト
古川博之監督はTwitterにて、ファンとのことで今日の一枚を紹介したほかパンツマエストロとも呼んでいる。
また、特典について「フェチズムへのこだわりとその描き込み」「パンツ先生の美技」と評している。


【同人誌】
(一部非公式)

さよなら絶望放送 不安ブック(コミックマーケット78)
→イラスト投稿(パンツ先生名義)

◇ふくしま東北再生復興祈念チャリティー誌 あしたの碧空(コミックマーケット81)
→イラスト寄稿
主に第5期鬼太郎の東北地方の妖怪たちが中心。
この他にアニメスタッフ達も寄稿している。

◇RGZ 公式スタッフ本0号(コミックマーケット85)
   公式スタッフ本1号(コミックマーケット86)
→ゲスト寄稿
本人は本名で寄稿したそうだが、0号は公式サイトでの表記が"パンツ先生(春山和則)"となっている(森Pが表記したらしい)。
なお、これよりも前に行われたテレビアニメ化記念ニコ生では、先生自らが「パンツ先生」として投稿したものが採用され読まれている。

◇アイカツ!カラーイラスト合同誌第3弾 WINTER*STARS(コミックマーケット85)
→イラスト寄稿

◇PPGZ 10TH 出ましたっ!パワパフガールズZ 10周年記念本(コミックマーケット91)
→イラスト寄稿

◇闘影 ジ・カイザー 設定資料本(コミックマーケット91)
→イラスト寄稿(キャラクタープロフィール)

◇拡張少女系トライナリー 公式アニメスタッフ本(コミックマーケット92)
→イラスト寄稿


【誌面】

◇無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル
→「開発スタッフ スペシャルインタビュー」

◇週刊ファミ通 4月8日増刊号(No.1112)
→『EXCEED』の「開発者が語る本作の魅力」(バストが大きいキャラは?、どこフェチ?等)

◇イラスト上達マガジン touch Vol.12
→キャラクターデザイン講座(アニメポスター風キャライラストメイキング、インタビュー、今日の一枚の紹介)

◇アニメージュ 2016年9月号
→『美男高校地球防衛部LOVE! LOVE!』の怪人についてコメント



+ <PXZの余談>
関係者たちは本作を『プクゾー』と略している。


一部では「立ち絵とカットインを全部引き受ける代わりに大好きなトロン様を出してもらったのでは」と(半ばネタで)言われているとか。


(TGSの『開発者達の宴』にて)

本山真二P「おっぱい揺れるの好きなんですね」
森住D「これはカットイン描いた人がやったんで」


公式サイトの『クロスブログ』では、いつものメンツによる裏話が見れる。

原作における多種多様な「見た目」を、いかにイメージを変えずに並べるかが課題だったという。
「一人で全キャラ描けば、どこかしら雰囲気は統一されるんじゃね?」という考えのもと、立ち絵を700パターンくらい作ることで解決している。

3タイプあるカットインは枚数が統一されているらしく、『ムゲフロ』に登場していたキャラは枚数が大幅に減っている。
そのためイメージを変えないよう、タイミング等の調整や、中割ポーズ自体の変更や、一部ポーズのカットが行われている。

キャラが大勢でも作業がやりやすかったのは、森住Dがポイントとなる資料を大量に用意してくれたためらしい。
また、キャラの雰囲気を出すために色々な方々にサポートしてもらったそうで、この助け船は宝物とのこと。

これほどの作業量をこなしつつも今日の一枚の更新が止まらないことには、もはや驚く他ない。


Twitterでは美依のカウントダウンイラストが登場。

斉藤氏の方も記念イラストを描いており、pixivにも投稿している。


任天堂によるインタビュー企画の『社長が訊く』第21回には森住Dと塚中P、
そして『開発者達の宴』にも出演した土屋和弘Pと寺田貴治Dが岩田聡社長のインタビューを受けた。

原画やカットインに関する話題では斉藤氏や春山氏の名前も挙がっており、いわっちがその仕事っぷりに驚愕していた。



+ <PXZ2の余談>
体験版は50周を超えたらしい。


公式サイトのブログでは立ち絵とカットインについて解説。

前作はトロン様と『サイバーボッツ』のデビロット姫、本作は『ストリートファイターZERO3↑↑』のイングリッドと『スターグラディエイター』のジューンがいたためモチベーションが保てたとのこと。

原作絵のイメージのまま動かすという前提のもと、前作は一人作業でも工夫して限界ギリギリで行えたが、本作は全身アクション+倍の枚数にすることになった。
さすがに一人では絶対に無理ということで、アニメーションカットインのみアニメーターに任せて雰囲気を原作絵に近づける最終調整の作業に専念している(比較画像あり)。
(立ち絵や一枚絵カットインはそのまま先生が担当)

後述のインタビューによると、ソロキャラクターのカットインも増やすことになったため物量的に外部会社に協力してもらう形になり、カットインも新しい見せ方になっている。


(ファミ通.comの『メーカーの垣根を越えた開発者クロストークインタビューを公開【第二回】』にて)

土屋P「そういえば、『PXZ』のときは女性がカットインするとき、必ずおへそから入っていましたよね。」
森住P「おへそから入るカットインも、その方の趣味ですね(笑)。」


塚中Pと森住Dが出演したニコ生『PXZ2発売記念!シャオムゥと遊ぶPXZ2!!』では、小牟役の南央美さんと共にスペシャルゲストして登場。

森住D「斉藤和衛?」
塚中P「そっちではない」
(ちなみに"もう片方"こと斉藤さんも出たかった様子)

小牟のイラストを振り返る特集では、未公開資料として『ムゲフロ』で没になった立ち絵とネタで描かれたスク水の立ち絵2点が紹介。

ライブドローイングでは4択アンケートの結果「セクシーポーズ」が選ばれた。
南さん「ほれほれどうじゃ~?」

後日ブラッシュアップしたものが公式サイトにてスペシャル壁紙として公開された。
また、公式ブログではニコ生の時のイラストやラフが改めて公開された。

そして今日の一枚はニコ生当日も更新されている。


また、新たに北米版・欧州版の発売記念として零児&小牟のスペシャル壁紙も描き下ろしている。

現在は公開期間が過ぎたのか配信ページのリンクは外されているが、URLを指定することで2枚とも閲覧可能。





くさたま人生!!

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(*1) ジーパラドットコム、株式会社ジーパラドットコム、2007/01/22、 参照
(*2) KAZUHA ROOM、春山和則、Since 1999/05/23、 参照
(*3) Twitter、Twitter社、2010/02/16・2010/02/24、 参照1 2
(*4) 〃、2010/02/07、 参照
(*5) 〃、2010/02/10、 参照

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最終更新:2024年04月12日 22:41