ダママ団(デュエル・マスターズ)

登録日:2016/09/24 Sat 21:27:17
更新日:2023/12/27 Wed 22:56:19
所要時間:約 3 分で読めます






プチョヘンザ率いるダママ団は、これまで他のクリーチャーと接してこなかった未知の軍団なのだ!


ダママ団はデュエル・マスターズの種族である。


概要

光/自然の多色のみで構成される種族。
種族とは言うものの、「団」という名前からも見て取れるように、同じ目的のために結成されたチームである。

DMR-21で《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》が率いるイニシャルズを倒すために結成された
5つのチームのうちの一つ。
精霊の力を操るとされるがエンジェル・コマンドとの関連性はなく、
所属するクリーチャーはジュラシック・コマンド・ドラゴンあるいはジュラシック・ドラゴンが多い。
ただし所属していないクリーチャーや別のドラゴン種族を有するものもいる(後述)。

大半のクリーチャーが「ライオン」を裏テーマにしており、
また名前は冠詞部分が日本語をスワヒリ語読みしたもの、名前はダンス用語から来ている。
これらはアニメでの使い手が百獣 レオであるためであろう。
彼もライオンをイメージしたキャラであると同時に世界を股にかけるスターである。

偉大な力を有するプチョヘンザを中心に結成されているものの、他種族との関わりを経っていた模様であり、
そのためかドレミ団団長の《天革の騎皇士 ミラクルスター》が呼びかけた「三勇士連合」にも呼ばれなかった。
そして同じく三勇士連合に加わらないハムカツ団同様、初期からかなりプッシュされている。

紹介

ダママ

ダママ団の団名にもなっている、一番デフォルメされてもっふもふのライオン。
手足もなく本当にたてがみはやしただけのまんまるクリーチャー。かわいい。
アニメではアクミに騙されて動物園に売り払われたくらい純粋でもある。かわいい。
だが単独でレアキラーズのアジトを発見するなど仕事もできる。

背景世界ではカタカナの片言でしゃべるが、アニメでは助詞は抜けるものの割と流暢に喋っている。
可愛い顔こそしているが使い手があのレオだけあって煽りティも高め。
また見た目が見た目なもののライオンではあるので結構牙は生えてる。

一族(モジャ) ダママ 光/自然文明 (2)
クリーチャー:革命軍/ダママ団 1000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。その後、自分の手札を1枚、マナゾーンに置いてもよい。
効果は《ルロックJ》(《雷光の使徒ミール》)と《シビレアシダケ》を合わせたようなもの。
軽量でパワーも非力ではあるが、その効果自体は非常に優秀。
ダママ団の場合はマナゾーンを増やすことに意義があるため軽量でもマナが増やせるのは嬉しい。
でも革命チェンジは手札からしかできないのでそこは注意。
モジャは「1」の意。

ンババ

ハンマーを背負ったライオンの獣人。
革命チェンジ時には「ンバッチ!」と叫ぶ。

二族(ンビビ) ンババ 光/自然文明 (5)
クリーチャー:ジュラシック・ドラゴン/革命軍/ダママ団 4500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命チェンジ―光または自然のクリーチャー(自分の光または自然のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。
「色さえ合えば革命チェンジできる」クリーチャーの中ではコストが5と最も高く、
その都合上《三族 ウェカピポ》を完全に無視して《百族の長 プチョヘンザ》を出すことができる。なんじゃこれ。
効果も地味にマナブーストであり、やはりダママ団にとってはありがたい存在。パワーもそれなり。
その色の都合から《蒼き団長 ドギラゴン剣》を出すこともでき、
ぶっちゃけDMR-21環境ではハムカツ団以上にドギバスを使いこなしていた。
…まあ【黒赤ドギラゴン剣】とかが隆盛してくると若干下火になったけど。ってか敵もドギバスかよ。

「2」はスワヒリ語では「ンビリ」が正しく、「ンビビ」では「祖母」の意味になってしまう。
そのためおそらく「ンビビ・ンババ」と語感を合わせるためにわざと変更したと思われる。
長いデュエマの歴史の中で、冠詞及びクリーチャー名のいずれもが「ん」から始まる初めてのクリーチャー。

二族(ンビビ) ミア・ンババ 光/自然文明 (5)
クリーチャー:ジュラシック・ドラゴン/革命軍/ダママ団 5000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードを自分のマナゾーンに置くか、または新しいシールドとして自分のシールドゾーンに裏向きにして置く。
《無頼聖者スカイソード》をパワーを上げた代わりに見れる枚数が1枚減り、モードになったもの。
弱くはないが、スカイソードのほうが盾も増えるので美味しいのは言うまでもなく、
狙うとするなら革命0を狙ったりパワーや種族で差別化ということになる。
でもダママ団って盾も増やしたいから革命0と相性悪いんだよなあ…。
しかもスカイソードと同じパックに収録されており、パックの仕様上必ず同時に手に入るのもネック。
もっとも子供にスカイソードの強みがわかりづらいため、そんな子供にも自然にダママ団デッキの動きを教える先生としての役割は達成できると思われる。

ウェカピポ

弓矢を咥えたライオン。
三族ということもあってか、可愛くなったほかはそこまでデザインを崩していない。

三族(タトゥ) ウェカピポ 光/自然文明 (6)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ダママ団 7500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命チェンジ―光または自然のドラゴン(自分の光または自然のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、多色カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
一応ンババからもチェンジできるが、ンババはプチョヘンザにもなれるのであまり美味しいチェンジではない。
しかし何の意味もないわけではなく、例えば「まだプチョヘンザ出すには頭数が足りない」とか
「プチョヘンザがそもそもマナに落ちてる」とかの場合は使える他、ドギバスから出せるのもメリット。
コマンドを持つドラゴンでもあるので、そういう方面で活躍させてやりたい。
タトゥは「3」の意。

三族(タトゥ) ミア・ウェカピポ 光/自然文明 (4)
クリーチャー:ジュラシック・ドラゴン/革命軍/ダママ団 4500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命チェンジ―光または自然のクリーチャー(自分の光または自然のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりにマナゾーンに置いてもよい。
…いらない。一応自爆特攻でマナが増やせる。
革命チェンジと破壊置換効果がそこまで噛み合っているわけでもなく、4コストということもあってほぼンババで用が足りる。
これをいれるくらいなら他の団から《タイム2 ファソラXII》や《二つ星 エビカツ》を借りてきたほうがいい。

プチョヘンザ

ダママ団の団長で、背景ストーリーでは《D2K ジゴクシヴァク》と交戦。
ジゴクシヴァクの能力に苦しめられるもファイナル革命でそれを打ち倒した族長。
他のエリアとの関わりを持たなかったことから壁の森に住んでいたと思われ、
そこに現れた侵略者やその後のイニシャルズに対して迎撃に出てきたと思われる。

ライオンの上に弓を持ったライオンの獣人が乗るというなかなか思い切ったデザインでもある。
ジュラシック・コマンド・ドラゴンなのに恐竜要素もドラゴン要素もまったく感じられない。

若き日の族長(ムファルメ・キジャナ) ヘンザ 光/自然文明 (8)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ダママ団 11500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命チェンジ:光または自然のコスト5以上のドラゴン(自分の光または自然のコスト5以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
W・ブレイカー
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドを2つ手札に戻してもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
若き日の王様。この頃はまだおそらく革命軍と侵略者の戦争ははじまっていないため、
革命チェンジを早い段階で持っていたことになる。つまりドギラゴンたちよりすごい。なのになぜ国がなかったのか。
まあ原始的な民族をイメージしているのでよそに認識してもらえなかっただけかもしれないが。
「ムファルメ」は王で「キジャナ」は青年。「若き王」ということである。

全光と自然のクリーチャーに破壊置換効果を与える。
ただしそのためにシールドを二枚減らすため、基本は重要なクリーチャーにのみ使いたい。
ミア・ンババの存在はこのためにあると思われる。
後述のレジェンドカードのプチョヘンザの効果のデメリット部分へのアンサーとも言える効果。

百族の長(ミア・モジャ) プチョヘンザ 光/自然文明 (8)
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ダママ団 12500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命チェンジ―光または自然のコスト5以上のドラゴン
T・ブレイカー
自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。
ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
DMR-21のレジェンドカードの片割れ。もう片方が《蒼き団長 ドギラゴン剣》である。
「ミア・モジャ」は「100」を意味しており、「プチョヘンザ」はラッパーがよく言う「Put your hands up!」から来ていると思われる。
レオが使うにふさわしい名前である。

自分のマナゾーンに応じてそれよりコストの低い相手のクリーチャーをタップインさせるロック効果を持ち、
そして革命チェンジで出た場合のみ撃てるcipで自分と相手のパワーの低いクリーチャーをマナゾーンに置ける。
一見相手のマナゾーンを増やすことや自分のクリーチャーを除去することにデメリットを感じるかもしれないが、
相手はタップインさせられるのでマナが増えてもメリットが薄くなり、逆に自分は巻き込むことでプチョヘンザの効果範囲をあげられる。
特に現環境はプチョヘンザも持つ革命チェンジや、前シリーズでバンバンでてきた侵略者が幅を利かせているため、
プチョヘンザの効果で広げておくのはそれらのチェンジ元や侵略元をメタることができる。
パワーが異様に高いのも相手の大型をマナに封じることができるというメリットになっている。

ただし場が1体になることで布告除去を撃たれて死ぬことがありうるのがデメリット。ただでさえ除去を食らえばタップインが機能しないのに、
その除去自体安いものでも効くのは非常に痛い。

ワチャゴナ

プチョヘンザを助けるために専用D2フィールドを引っさげてきた友人。
しかもD2フィールドを引っさげてきたくせにまさかのイニシャルズではなく、イニシャルズであった過去もない。
…イニシャルズのお株が完全に奪われてませんかこれ。

族長の魂友(ムウェン・ザング) ワチャゴナ 光/自然文明 (8)
クリーチャー:ガーディアン・コマンド・ドラゴン/マスター革命軍/ダママ団 12500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
T・ブレイカー
革命チェンジ:光または自然のコスト5以上のドラゴン
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、D2フィールドを1枚、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。
自分のD2フィールドがバトルゾーンにある時、誰もD2フィールドをバトルゾーンに出せない。
まさかの新ドラゴン種族ガーディアン・コマンド・ドラゴンと
新特殊種族マスター革命軍を有する。
マスター革命軍は革命軍であり、ガーディアン・コマンド・ドラゴンはガーディアンでコマンドでドラゴンなので新種族を2つも有する癖に
既存の種族サポートをバリバリ受けられるメリットがある。

効果も「マナからD2フィールド!?」と「D2フィールド存在時に自他ともに新D2フィールドを出すことをロック」と
下手なマスター・イニシャルズより余程D2フィールドを使いこなし、かつメタ貼りまくりである。
自分もフィールドを張り替えられないのは痛いが。大丈夫かイニシャルズ。

地味にパワーもブレイク数も高く、特にパワーは絶妙に「プチョヘンザでマナ送りにならない同じパワー」になっている。
プチョヘンザの悩みであった布告除去対策にすらなってるし、追撃要員ですらある。
また片方が効いてもう片方がきかない敵も多いので、使い分けもしていきたい。

「ムウェン・ザング」は仲間を意味し、「ワチャゴナ」はチャカ・カーンの楽曲「WHAT CHA' GONNA DO FOR ME」から。

革命のD ビッグバン・フェスライブ 光/自然文明 (5)
D2フィールド
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
自分のクリーチャーすべてのパワーを+5000する。
呪文の効果によって相手がクリーチャーを選ぶ時、自分のクリーチャーは選べない。
(他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
Dスイッチ:相手のターンのはじめに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、そのターン相手のクリーチャーが攻撃する時、可能であればクリーチャーを攻撃する。
ワチャゴナが担当のD2フィールド。
なんと呪文へのアンタッチャブルを全体付与し、全体パンプを加えてプチョヘンザの弱点を補いつつ効果範囲を更に上昇、
そして相手の攻撃をクリーチャーに向けることで若い方のヘンザさんの効果サポートにもつながっている。
ワチャゴナはフィールドともどもプチョヘンザに尽くす気まんまんである。
コストが重いが、それすらワチャゴナをンババ経由で出せば解決するため、マスター・イニシャルズよりフィールドを使いこなしてしまっている。

関連

獅子王の紋章 光/自然文明 (6)
呪文
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命0トリガー:クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが光または自然の進化ではないクリーチャーなら、バトルゾーンに出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。 次の自分のターンのはじめに、そのクリーチャーをマナゾーンに置く。この呪文を唱えた後、自分の墓地に置くかわりに山札に加えてシャッフルする。
革命0トリガー呪文。イラストとカード名はダママ団と関係する。緊急時にブロッカーをよこせるが、普通に唱えると異様に重い。
ほぼ革命0トリガー前提の呪文。…に見せかけて、実は手打ちでも様々なクリーチャーを呼び出せる呪文として使える。
山札操作と組み合わせ、マナ送りもそれを活かして《獅子頂龍 ライオネル》の効果に繋いだり*1
ウルトラ・セイバークリーチャーと合わせてそのまま居座らせたり、挙句トップドギバスで普通に攻めこんでもいい。

ただし革命チェンジで出すわけじゃないのでファイナル革命は使えない。

獅子王の遺跡 自然文明 (4)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
マナ武装 4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、自分の山札の上からさらに2枚をマナゾーンに置く。
ちょっと重いがマナ武装がついてきた《フェアリー・ライフ》。
ダママ団デッキではマナ武装が達成しやすく、かつプチョヘンザの効果をサポートできる良効果。

族長の霊弓(チャカ・ングルマ) 自然文明 (5)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。
バトルゾーンに自分のダママ団があれば、多色カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。
ダママ団サポートカード。
ダママ団がないと劣化版の《グローバル・ナビゲーション》となってしまうが、あれば多色ならクリーチャーでなくても回収可能。
…ではあるが、じゃあ多色呪文で回収したいのがそこまでなく、クロスギアや城は多分入らない。
D2フィールドはワチャゴナ的にマナにいてもらったほうがありがたいのが現実。
クリーチャーが回収できることを利点にするならやっぱりグローバル・ナビゲーションでいいのが現実。
ドレミ団との混成デッキなら案外使えるかもしれない。

実は…


後にフィオナ・ガーディアンがルーツであることが判明し、しかもその更なる根源には何と禁断が関与していたことが判明している。上記のD2フィールド使いが現れたのも説明が付く。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • デュエル・マスターズ
  • ダママ団
  • 革命軍
  • 光文明
  • 自然文明
  • 百獣レオ
  • DM
  • DM種族項目
  • 光文明の種族
  • デュエマ
  • 自然文明の種族
  • 革命ファイナル
  • D2フィールド

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月27日 22:56

*1 地味にレオつながり