+チック姉さん

登録日:2016/?06/22 (水曜日) 02:05:49
更新日:2023/11/05 Sun 13:42:19
所要時間:約 11 分で読めます







私の青春はすべてプラモデルにかけたと言っては

過言である



(プラス)チック姉さん」は、ヤングガンガンにて不定期連載中のギャグマンガである。作者は栗井茶氏。
単行本は既刊22巻。



THE高校に通う模型部3人娘を中心に、狂気的な個性豊かな登場人物たちが暴れまくるハチャメチャコメディー。
笑いの為に手段を厭わない斜め上の展開の数々や、無駄に可愛い女性キャラクターたち(と国木さん)などにより高い評価を得ている。

遂には模型部が消滅して書道部になったり、それに伴い3人娘のアイデンティティーだった頭の模型も本人たちによって捨てられたりしちゃってる。

2011年に、各話約2分のオリジナルアニメーションが動画サイトにて全6話が配信された。監督は水島努氏。
翌年には、配信エピソードを含めた全12話収録のDVD・Blu-rayが発売。同封特典は、あの「ねんどろいど 姉さん」。





《登場人物》(ネタバレ注意)



模型部3人娘 書道部3人娘


  • 姉さん
「青春なんてあっという間に過ぎていくんだ。だから私は帰宅部をビンタしています」
「・・・腹痛の薬・・・腹痛の薬。ないなぁ~どこに薬置いてるんだ~?BB弾でいっか~!!!」
「どうせ身のほど知らずな恋してるだろうから、台無しにしてやるの」

(CV:狩野茉莉)
本作の主人公。うす茶色の長髪とロリ体型が特徴の三年生。頭には城の模型が乗っている。本名は「源間(げんま) 色枝(いろえ)」。
他人にちょっかいをかけるのが大好きで、トラブルをよく起こす我侭で傍若無人なおてんば娘。
但し、自身を上回る変人を相手にすると必然的にツッコミに回ってしまう程には常識的。

一方でお節介好きでもあり、イベントやパーティーをよく主催したりととにかくアクティブで青春を全力で謳歌している。
このことからトラブルメーカーではあるものの人望は厚く、後輩や大人たちからはなんだかんだで慕われている。
学力は意外にも高い。さらに料理や大道芸、DJ、将棋などが得意とスキルも豊富。金運にも恵まれており、周囲の大人たちからよくないお金を貰ったりしている。

一応模型部の部長だが作品を碌に自分で仕上げたことはなく、専ら他の2人に任せている。彼女自身は寧ろ書道をやりたがっている。
頭の模型にはどこかで見たことのある坊主と侍が住んでいる。
娘とよく似た性格の父と、元ポルノスターの欧米人の母を持つ。


  • オカッパ
「関節外れてクセになっても知りませんよ?」
「・・・・・・・・・やだ。ひっこま、な~い!!」

(CV:内山夕実)
あだ名の通り、前髪パッツンの黒のショートヘアが特徴の二年生。頭には電車の模型が乗っている。本名は「岡本(おかもと) 葉月(はづき)」。乳房が固いことに定評がある。
普段はごく普通のプラモ好きの女子高生だがブチギレると恐るべき身体能力を発揮し、一切容赦のない暴力を相手(主に姉さん)に振るう。
しかし素の状態で姉さんと腕相撲対決を行ったときに姉さんの両腕を使った全力を全く意に介していなかったことなどから、普段から女子高生とは思えない力を出すことができる模様。

マキマキとは小学校四年生の頃に転校してきて以来ずっと一緒で、とても仲がいい。現在は同じクラスで隣同士と実際に縁は深い。
(しかし一度、「どちらが美人か」という話題で喧嘩したりもしている。)

小学校一年生の弟しょーちゃんを可愛がっており、姉さんの魔の手から必死に遠ざけている。
昆虫が大の苦手で、ゴキブリが額に止まった時は泡を吹いて失神してしまった。

テンションの急激な上昇と下降をきっかけに、やたらと周囲の人間に絡んでくる「アマエビ」という日がある。
また最近はある出来事がきっかけで、自身の容姿をやたらと自慢したがるかなりのウザキャラと化している。


  • マキマキ
「ねぇオカッパ。私とチューする?じゃあ消しゴム食~べよ~」
「普通になりたいからー!!まともな感覚を持っていたら中学入ったらプリキュアになりたいものだからー!!」

(CV:井上麻里奈
ぼさぼさの赤髪おさげとつり目、ニーソックスが特徴の二年生。頭には戦車の模型が乗っている。本名は「酒巻(さかまき) 真希菜(まきな)」。
外見とボーイッシュな口調とは裏腹に、模型部内一番の常識人。争いを好まない性格で、姉さんのイタズラにも滅多に仕返しはしようとはしない。
(但し初期の頃ははんだを顔面に押し当てたりと過激な報復を行っていた。また「アイプチ」と貶されると激昂する。)

恋愛方面では非常にナイーブで、失恋相手のクラスメイトが授業中に目の前で彼女とイチャイチャしていた時はあまりのショックで発狂した。
また周囲の人間に「チョロい」、「ムッツリ」、「(ふん)エロ女」と散々な印象を持たれているが、
男子に少し優しくされた程度でドギマギしたり、チンコのことで悶々としたり、川に飛び込んだ時にアソコから魚を出して感じたりしているのであながち間違いではない。

小学校の頃は現在とは比べ物にならない程のポッチャリ体型で、将来の夢がプリキュアの女の子だった。本人はその事をあまり知られたくない様子。
そんな彼女の思いを無視するかのように、単行本6巻で登場した「トウモロコシを食べながらトウモロコシを食べることを考えている目をした小学校の頃の写真」が、以降の単行本付属の帯にてやたらと流用される事態が続いている

頭の戦車の模型には軍服のおじさんが乗っており、主人が姉さんとオカッパの喧嘩の巻き添えに遭い気絶した時は怒りながら身を乗り出し砲撃で両成敗した。



THE高校の生徒・教師


  • ウノとサノ
「ちょっと痛い目みせてやろうかサノ」「おうよ。あの日のバッタのようにな」

(CV: 井澤詩織(ウノ)、早乙女由香(サノ))
姉さん以上の幼児体型の見た目がそっくりの姉妹。一年生。姓名は「宇佐美」。
2人してかなりアホな性格で姉さんによくからかわれているが、どちらも彼女のことを尊敬している。
透視能力を持っており、裏返しにした用紙に書かれた文字を当てることができる。

双子と思われていたが、他の高校に通う不特定多数の姉妹が別にいる。ざっと見積もっても30人ぐらいいるが、まだまだいるらしい。
大学に通う年上の姉たちもいるが、こちらも多胎児。


  • 美しさの人
「ほら見なさい。10対0で私の勝ちだわ」

(CV:斎藤千和
姉さんの数少ない天敵の1人。三年生。本名は「石原 さとみ」。
身体と顔に徹底的な美容ケアを行っており、己の容姿に絶対的な自信を持っているウザキャラ。
しかしどう見てもその容姿はおたふく顔の肥満体という、美しさとは圧倒的にかけ離れたモノである。
(一応、肌のコンディション自体はモデル事務所経営者に「陶器」と直喩されるほど磨きが掛かっている。)

メイクを手掛けた他の人間の顔を自身にそっくりにすることができる。
更に枯れた花に息を吹きかけることで元に戻すことができる謎のパワーも持っている。

箕輪との美しさ勝負に完封負けしたことである凶行に走ってしまう。


  • 国木
「そりゃお前男子だよ。この学校の男子とか、他校の男子とか。とにかく男子…男子だ。うん、男子だ!!
「最初は不安で怖いのはわかるよ。でも、なんでも痛いのは最初だけさ」
「よ~~~し飛ぶぞ~!歓楽街を飛びまくるぞ~!」

(CV:谷山紀章
ある意味本作の象徴的存在にして、最強の一角でもある野球部部長。

他校でも有名な程の同性愛者(本人曰く「バイセクシャル」)で、常にブラジャーを身に着けている変態。
男子たちのケツと唇を虎視眈々と狙っており、積極的に迫ってはお持ち帰りしようとする。西と東をえらく気に入っている様子。
力を込めると服が吹き飛ぶ程の強靭な肉体の持ち主。

お持ち帰りのやり口が段々とエスカレートしてきている。姉さんと箕輪が準備した東と姫川との3人デートの際には、自身のフランクフルトをお出ししてやりたい放題していた

アニメでの彼のエピソードは一見の価値アリ。


  • 佐々木 唯
「ああそれ?それ私の髪の毛。人形に詰めておまじないを強めているの。ず~~っと一緒にいられるようにって」
「はて!?なんでしょう!?なんでしょうーマジなんでしょう!?っふふふふー!」

放送部員所属の姉さんのクラスメイト。黒髪短髪につり目が特徴。
姉さんとは小学校から一緒だが、その頃から彼女のことを目の敵にしており度々嫌がらせを行っている。
根暗な性格で、キレたりパニくるとその場でノートを取り出し延々と悪口やらを書き続ける。

山田に告白された時、その場で一発OKを出すほどの惚れっぽい女子だが、
その後の彼とのメールのやり取りで瞬時に書き上げた長文メールにすぐに返信しなかっただけでブチギレたり、何故かいち早く山田の住まいの寮に侵入していたリ、
後日山田の実家の住所や家族構成等の個人情報を洗いざらい把握していたリと非常にスピーディーなメンヘラっぷりを読者に見せつけ一気にキャラを濃くした

その後も何だかんだで山田との交際は続いているようで、今の所非常に良好(?)である。


  • 生徒会A・B
「出すもの…何だろう…?」「涙かな…?」

(CV:岩瀬周平、赤羽根健治)
茶髪と黒髪のロン毛がそれぞれ特徴の、将来の夢がパチプロ兼ヒモというバカ丸出しな男子2人組。
しかし他の登場人物たちが軒並みアレすぎるので、必然的にツッコミ役と化している。

初期から登場しているにもかかわらず2人共長らく本名が不明だったが、それぞれ「西」と「(あずま)」であることが判明した。
(東は本編中で。西は公式HPで名前が紹介されたが、何故か現在は再び「A」となっている。)

東はアパートで1人暮らしをしており、夕食は週六で菓子パン1個、週一でカレーパン等のしょっぱいパン1個とドン引きモノの食生活を送っている。あとちんちんがちっさい。

西はある出来事からウノサノの姉たち(と彼女たちの母)に性的に付け狙われるようになってしまった。


  • ヨシくん
「へへへへへ~・・・レフトショルダー・・・パージ
「いくらだ~?お前いくらだ~?」

生徒会コンビと同じクラスの男子生徒。坊ちゃん刈りとこけた頬が特徴。本名は「吉田」。
2人とは仲が良く、よくつるんでいる。温和で紳士的な性格だがとてつもないスケベでもある。
想い人である増田先生が担当の授業では、彼女がモデルのいやらしい魔法少女のイラストをノートに書いてそのまま提出したりする。
ナンパ師でもあり、巧みな話術で数多の女性を落としている。

初登場時は少し動いただけで肩が脱臼するほどの虚弱体質であったが、その回の内に姉さんの手によって完治した。
体質を治してもらったことに恩義を感じており、姉さんがハチに刺された時は空手によって巣ごとハチたちを一匹残らず殲滅したことがある。


  • 多田
「俺気付いちゃったんですよ。女子のニーソは盗んだら捕まるけど、捨ててあるのは何したって俺の勝手だって」

(CV:小池謙一)
ニーソをこよなく愛する野球部部員。一年生。ヒゲを生やしている。東とは中学時代からの仲。

マキマキの事(と彼女が履いているニーソ)を狙っており、
「太ももに触れたら強制的に付き合うことになる鬼ごっこ」という謎ゲーム開始の宣言を綴ったラブレターを送り付けたことがあった。
チャンスさえあれば後の報復を恐れずにオカッパのかったいオッパイを揉むことができる男。

当初は角刈りであったが、美しさの人に丸ごと剃られて以来スキンヘッドになってしまった。


  • 図書委員A・B
「「ちっくしょー!」」

長髪で糸目の「鈴木」と、眼鏡を掛けている出っ歯の「田口」の男子コンビ。生徒会員コンビ同様、彼らも長らく本名が不明だった。
毎回図書室で暴れ回る姉さんに手を焼いている。しかし2人とも人が好いので強く出ることができず、完全に彼女に遊ばれている。

田口はオカッパと中学からの付き合いで彼女に惚れているが、告白する前にオカッパから「ふっつーのただの友達」と言われ失恋してしまう。
鈴木は単行本9巻にて、本作最大の不幸に遭う


  • 9番

「まったく、どいつもこいつもそんなに人の失敗がおもしろいかい?
さっ!!どっちからいく?」

本作最強の一角のサッカー部部員。「9番」は背番号のことで、本名は「(じん)()」。
己の恥を笑ったり少しでも危害を加えた人間を決して許さず、にぎりっ屁やワキと股間に直接擦りつけたタオルなどを用いて相手の記憶を消そうとする危険人物

国木の事が前から気に入らなかったようで、野球部とサッカー部がいざこざを起こした際遂に衝突したが・・・・

邪悪に心の扉はない。


  • トビー・リビドー
「出すノダー!!エロい身体の女デース!!言うことなんでも聞くやつデース!!裸で出すデース」

留学生。手相が見れる。ファイモシウス。
ベジタリアンで、姉さんが育てた野菜を堪らず盗み食いしたことがあった。

理性である程度抑えているが名前の通り性欲に忠実で、ヨシくん以上に節操がない。
ある女性と付き合うこととなったが・・・・。


  • 羽賀 (あい)()
「お前ら全員今日から私の男だ!!いいな!!」

常人離れしたパワーを持つ不良娘にして、市長の娘。一年生。
父親に「パワーのある男と交際しなさい」と言われ続けられた結果、反発心から自身より弱い男に惹かれる「雑魚専」になってしまい、
THE高校に転入して早々男子生徒たちを次々と殴り倒していき強制的にハーレムに入れてこき下ろしていた。
しかしハーレムに入った男子には、頬にキスやオッパイを揉ませたりと悪くない褒美をあげて可愛がっている。

一桁の掛け算も碌にできない、本作トップクラスのバカ。でも自分の名前の漢字は書ける。


  • 姫川 百合亜
「一番愛情が伝わるのはキスでも抱擁でもなく手を繋ぐことなんだよ? これできっと私の気持ちが伝わるよ」

姉さんと同じクラスの女子生徒。8月23日生まれ。元バスケ部所属。非の打ち所のない黒髪長髪の美人。姉さんとは小学生時代からの仲。
姉さんのことを「チビ子ちゃん」と呼び、世話を焼いている心優しい女子。小学生のイジメっ子たちからは「姫カット」と呼ばれ恐れられている。

小・中学時代から縦笛や上靴などの私物をよく盗まれており、高校入学時にはそれらを想定してそれらを2セットずつ購入している。その読み通り未だに盗難被害に遭っている。

単行本11巻にて東との出会いから下着泥棒の件での絡みを経て、彼に対し恋心を抱き始め積極的にアプローチを行うようになる。しかし、肝心の東に手応えがないのと国木による妨害のせいで今の所功をなしていない。

出番がなくなっていった初期の登場人物たちの中の数少ない生き残りの1人で、単行本8巻の表紙を飾ったりと東と西共々好待遇を受けている。


  • 箕輪(みのわ)ハルナ
「私はみんなと同じになりたい」

美しさの人とは違い、本当に美しい「真・美しさの人」。
容姿・言動すらも、姉さんを散々苦しませた美しさの人を完全に黙らせる程に美しい。しかし話し方自体は少々イタい。

同世代の女子たちのように普通に友達と遊んだりデートしたいと思っており、多少恥をかいて傷付いたものの姉さんのおかげでオカッパやマキマキたちといった友達を作ることに成功する。また、デートの練習に付き合ってくれた国木とも親しくなる。

転入以前は祖父と共に世界中を旅しており、かつてイジメの原因となっていた地毛である銀髪の頭を様々な人種の美しい人々に会うことで受け入れることができたという過去を持つ。


  • 増田先生
「あなたには素敵な人生を歩んでほしい。だから私は許しません」

「増田ちゃん先生」の愛称で親しまれている女性教師。
真面目で厳格ながらも、その美貌と誰に対しても分け隔てなく接する姿勢から生徒からの人気は高い。
ヨシくんの落書きに対して真剣に評価を書く程、天然で冗談が通じない純潔な心を持っている。

姉さんのことを「源間」と呼んでいる。かなりの酒乱。


  • 水野先生
「うおおおぉ~こえええぇ~。増田ちゃーん、助けて増田ちゃーん」

(CV:倉田雅世)
フレンドリーで少し子供っぽい性格をした保健医。33歳。
増田先生とは仲が良く、飲みに行ったりしている。

高校生の頃に、背中の産毛が濃いからという理由で彼氏にフラれた過去を持つ。



その他


  • 山田 純一
「だまれ~!僕は必ず逃げ切ってみせるぞぅ~!くそったれ~」

やや肥満体系で眼鏡を掛けた、大学生の青年。
毎朝バス停で一緒になる佐々木に一目惚れし、ある日意を決して彼女に告白したのが平和な日常崩壊の瞬間だった。

佐々木の本性に初めて触れた時には失禁する程恐怖するも、その後は持ち前の説得力と立ち回りの上手さを活かしてなんだかんだでうまくやっている。
しかし勝手に入籍手続きを済まされたり、自室に隠しカメラを設置されたり、色んな体罰を受けたりと悲惨な目には遭い続けている。

更には同じ大学に通う牧野からにもストーカー被害を受けるようになる。が、2人のメンヘラ相手にもめげずに良い関係を保ち続けている彼こそ真のイケメンなのかもしれない。


  • 宝井 清

「諸君!見ていてくれ。
私は結構なムチャをしてみせるつもりだ」

本作最強の一角である無職で勃起不全のオッサン。49歳。
「ムチャな行動」に命を燃やしており、初登場時にはTHE高校の新任教師になりすまして校舎に侵入していた。
その回のオチで逮捕されたが、なんなく脱獄。その後1人で勝手に投獄と脱獄を少なくとも2回繰り返しており、結果600万円の賞金がついた指名手配犯となった。

ムチャのためとはいえ、火事になったマンションに取り残された子どもを(飲みかけのエビアンを被って)助けに行ったりしているので決して悪人ではない。
ウノとサノとは縁があり、登場する毎に彼女たちに自分の勇士を存分に見せつけ語っている。
遂にはあの世に行って三途の川を渡らずにそのまま下流にまで船を漕いだり、獄卒と戦ったりというムチャをした。


  • 市長

「誰でもいいから殴りてぇなぁ~。熱い選挙をもっと全身に感じてぇ~」

本作最強の一角である、THE市のトップを務める筋骨隆々の男。「この世はパワーが全て」という考えを持つパワータイプの市長
芸術や学問なども1つのパワーとして評価している、根っからのパワー信者。肘から先の動作だけでコンクリート製の手すりを粉砕したりと、実際にパワーは本物である。

何かと他の人間を殴り倒したがっており、それが正しい事と思っている危険人物その2。
現在の地位は候補者たちを全員物理的なパワーで倒して獲得したもの。


  • ジャッキー
「マンマー、ぱいぱーい。おっぱいくだちゃーい」

THE高校の向かいのマンションに住む、赤ちゃんの恰好をした変質者のオッサン。本名は「長谷川」。
グラウンドにいる女子生徒に常にオッパイを要求をしているアブナイ人。
しまいにはベランダから飛び降りたり、校庭に侵入したりといった行動に出たりする。

如何なる事態に陥ろうとも、決して己のスタイルを崩そうとはしない。
「ジャッキー」というあだ名は、ベランダから飛び降りても平然としていたことからオカッパが付けた。

単行本11巻にて、至って普通のオッサンの時もあるのが判明。
12巻では「THE 書店」で雇われ店長として働いていることも明かされたが、赤ちゃんとして今まで接してきた人間に対しては己の社会的地位や財産を投げうってでも赤ちゃんになろうとする。


その他の登場人物たちに関しては、こちらを参照。


《余談》

  • DVD・Blu-ray特典の「ねんどろいど 姉さん」に付属されていたアヘ顔パーツ(通称「バーン顔」)は、そのあまりのインパクトから一部で話題となり、
 他のねんどろいどに装着して遊ぶことが当時流行した。

  • 水島監督はアニメ制作を自主的に企画するほど本作を大変気に入っており、twitterにて「絶対ウケるから出資者ついてくれよー」という旨のつぶやきを残している。

  • 単行本10巻発売と同時に、山田と佐々木の恋愛模様(?)を描いたスピンオフ作品「メメメメメメメメメメンヘラぁ」の単行本第1巻が発売された。
 (但し内容は、読み切り版エピソードと描き下ろしを除くと本編の2人の回を再編したほぼ総集編のようなものとなっているので購入の際は考慮されたし。)









「イヤーホゥ! 追記・修正してやるぞー! こんなチャンスはめったにないんだーイヤーホウ!」

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最終更新:2023年11月05日 13:42