峰ヶ崎八重子

登録日:2016/06/05(日) 15:01:49
更新日:2023/01/22 Sun 23:36:57
所要時間:約 4 分で読めます




峰ヶ崎八重子とは、『食戟のソーマ』に登場するキャラである。
CV:千葉泉(VOMIC版、アニメ共に)


何? 連載完結した現在ですら肉美や秘書子は愚かえりな様すら記事が執筆されてないのに、こんな読者の半分近くが忘れてそうなキャラを立項する価値があるかって?
そんなことはない、彼女こそ本作の最大の象徴ともいえるキャラなのだから。プッ、いかん、書いてて笑ってしまった。



概要

原作漫画及びアニメ第1話に登場する、不動産会社『アーバンライフプランナー』に勤務する女性社員。年齢は恐らく20代。
紫がかった黒髪を後ろで束ねた美女であり、ヒールの誤差を抜いても創真(170㎝)と同じくらいの背丈なので結構な長身*1
眼の色は原作では鳶色、アニメでは紺。
バストサイズは(後に登場する)えりな様や肉美に匹敵するか下手すれば上回りそうなサイズの爆乳(アニメでは顔とほぼ同じ大きさ)で、
登場2コマ目でいきなり「プルン」という効果音がつくほど。下手したら作中でもベスト10には入るかもしれない。
胸があまりにでかすぎるからかパクノダルーヒー・ジストーンもかくやというほど大幅に開け放たれたスーツの胸元からは黒のブラジャーが覗く。
パンツが見えそうなほど短いタイトミニの下にはライトグレーのパンストを履き、首には金のネックレスを提げている。
薄いルージュを引いた肉感的な唇が特徴的で、登場時にはサングラスをかけていた。

しかしそんなわりと本作ではゴロゴロいる美貌とは裏腹に、性格ははっきり言って最低
うわべだけは大人しいフリをしているが、その本性は激烈なまでの高飛車かつ腹黒
金と権力に物を言わせて社命を強引に遂行し、相手を蹂躙した挙句に嘲笑うなど真人間とは程遠い根性の持ち主。
『将太の寿司』とかに出てくる悪役をガワだけ萌えキャラにしたらこんな感じである。
また、カタギには見えない取り巻きのグラサン男たちを3人引き連れており、実態は「地上げ屋」そのものと言ってもよい。

育ちはそれなりに良いらしく(単なる身内人事のコネ入社なのかもしれない)、ステーキが好物。


本作での登場

まだ創真が家業の「食事処 ゆきひら」の手伝いをしていた頃、「ゆきひら」へ乗り込み立ち退きをやんわり請求するという役回りで登場。
店主・城一郎(創真の父)外出中に応対した創真は当然断固拒否し(アニメではULPの名刺をその場で焼いているほど)、
峰ヶ崎一派も渋々了承し一旦は引く。

しかし、この程度で諦めるワケもなく、峰ヶ崎とその取り巻きは創真が留守にしているスキをうかがってゆきひらに侵入、
店の食材を破壊した上、看板にペンキを塗るという暴挙に出る。
(家屋侵入罪及び建造物損壊罪、威力業務妨害である。訴えれば絶対に幸平親子の勝ちになるレベル)
ゆきひらに戻り愕然とする創真の前に現れた峰ヶ崎はシャアシャアと
「看板が無くなっちゃったらもう営業できないんじゃないの~?」
「せっかく店に来てあげたのにこれじゃあ何も出せないわねえ? ローストビーフでも注文してあげようかと思ってたのにねぇ!?」
と嘲る。
(余談だがこのシーンの峰ヶ崎の表情の、読者からの愛称は「アヘ顔」)

これに対し堪忍袋の緒が切れた創真は、たまたま手元にあったジャガイモとベーコンで峰ヶ崎の無理難題を遂行しようと即断。
「え? さっき食材全部潰したでしょ!?」とアホな読者にも分かるようにチーム峰ヶ崎がベタなやり取りをしている合間に、
創真はベーコンと潰したジャガイモで作った「なんちゃってローストビーフ」を作り上げる。

「さあ、おあがりよ!」

かぐわしい匂い、じゅうじゅうと肉汁を垂らす彩。
その辺のスーパーで売ってた材料から作ったとは思えない仕上がりに峰ヶ崎は圧倒され、思わず食指を動かされる。
一口含んだ瞬間に体中がガクガク震えを上げる絶対濡れてますわコレほどの美味に打ち据えられ、峰ヶ崎は更に箸を進めようとする。
それを見た創真は「これ失敗作だしやっぱ捨てるわー(チラッ)」と皿を収めようとし始め、仰天した彼女は最早使命などかなぐり捨て
「もっと…下さいっ」と懇願絶対濡れてますわヤッパ
かくしてゆきひらの立ち退きは白紙に戻り、部下の3バカも皿に殺到、快楽と絶頂の海の中に沈んでいくこととなった…絶対漏らした


というわけで、彼女の立ち位置は「第1話の敵」というかませ犬率99%の役柄である。
「このマンガはこういう作品なんですよ」というたたき台として、イカゲソピーナッツの倉瀬麻由美ちゃん共々犠牲になって頂いたという次第なのだ。



で、この後は取り巻き共々気絶しているシーンしかなく、連載完結まで一度たりとも登場しなかった
多分4人まとめてULPをクビになってそうだが、恐らくは作者も何も考えてないことだろう。


余談

ソーシャルゲーム『食戟のソーマ 最響のレシピ』ではフリルビキニ姿を披露している。
相変わらずでかい。

週刊少年ジャンプ2016年45号では、原作者の附田裕斗先生が寄稿した『こち亀』トリビュート漫画「食戟のマトイ」に登場。
『こち亀』に登場する婦警擬宝珠纏の実家・超神田寿司に立ち退き要求に来るも、纏と研修中の創真に言いくるめられてあっさり帰っていった。






「追記修正も出来ないなら廃業すれば~?」

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最終更新:2023年01月22日 23:36

*1 コマによっては彼よりやや高い。