キラル・メキレル

登録日:2015/10/24 Sat 04:00:34
更新日:2024/03/19 Tue 08:56:02
所要時間:約 6 分で読めます





※推奨BGM:「最強の証~キング・オブ・ハート~」



皆さんお待ちかね~!

ドモンの次なる相手は、
ネオネパール代表のマンダラガンダム。

これを操るファイターは、なんと!
暗殺のプロフェッショナル!

彼を倒すため特訓に励んだドモンは、
新たな技・ゴッドスラッシュで立ち向かうのです!

機動武闘伝Gガンダム!


狙われたドモン!
殺し屋ファイターの必殺剣


に……!

レディィィィ・ゴォォォォウ!!








死んでもらいます


機動武闘伝Gガンダム』の登場人物。
CV:麦人


第13回ガンダムファイト国際大会におけるネオネパール代表のガンダムファイター。第11回大会でも同国代表を務めた。
乗機はそれぞれマンダラガンダム(第13回) 、タントラガンダム(第11回)。

裾の傷んだ民族衣装のようなものを着て長い錫杖を手にした僧侶風の男性。
顔には奇妙なゴーグルをつけているが実は両目が潰れており、盲目である。


かつての第11回大会では並み居る強豪を打ち負かし優勝候補の一角とまで称された強豪ファイターだった。
だが、決勝大会のとある試合の最中、敵の攻撃を受けた際に機体のコクピットを損傷。このとき起こった爆発で運悪く両目が傷つき、キラルは視力を失ってしまい、大会でも敗退することとなった。
その後、視力を失くしファイターとして死に体となったキラルはネオネパール政府から用無しと判断され追放。
彼はそれまで築いてきた地位や名声の全てを失ってしまった。

しかし、自分からを奪った「ガンダムファイトそのもの」への復讐に取りつかれたキラルは自らの腕を鍛え直し、盲目の暗殺者として名を馳せるようになる。
そんなキラルの暗殺者としての腕前を再評価したネオネパール政府は再び彼をガンダムファイターとして雇うことを決定。

こうしてキラルは復讐者として12年ぶりにガンダムファイトに参加することになった。 ※第11回から第12回は期間が8年空いている。


暗殺者として腕前は勿論優れているが、
  • 錫杖の一打で道路どころか地下の下水管に穴を開ける
  • 仕込み一本で二階建てバスを縦に一刀両断
  • 水面に浮かんだ木葉の上に立つ
など、スケールのデカすぎる東方不敗などがいるせいで分かり難いが素の身体能力自体も並ではない。
戦闘では主に錫杖を用いた連続突きと間合いに飛び込んできた者を一撃で仕留める仕込み刀を組み合わせた隙の無い戦法を使う。



【劇中の活躍】

第28話「狙われたドモン!殺し屋ファイターの必殺剣」に登場。
上記の通りガンダムファイトそのものに対して復讐心を秘めたまま決勝大会に駒を進めたキラルは「試合前に対戦相手を暗殺する」というファイターとしてはかなり邪道な方法で不戦勝を続けており、その不気味さから「死神キラル」として恐れられていた。
ちなみにこの暗殺による不戦勝という手段はネオネパール政府の指示でもあった。


そして次の対戦相手に決まったドモン・カッシュを仕留めるべく街中で襲撃を仕掛ける。しかしドモンの予想以上しぶとさやチボデーたちの妨害もあり仕込み刀の技を見せたにもかかわらず二度に渡って暗殺を失敗してしまう。

そのまま試合日となり決勝大会では初登場のマンダラガンダムに乗ってドモンのゴッドガンダムと対戦。
開始当初は猛烈な攻めでドモンを追い込むが、キラルの技に対する死の恐怖を乗り超えたドモンに最初の暗殺で見せた仕込み刀の技を
ゴッドフィンガーによって抜刀前の一瞬の隙を掴んでカウンターするという正面突破で破られてしまう。

ドモン「キラル・メキレル…ガンダムファイトは同じ命を懸けても只の殺し合いの世界とは違う!このリングの中で勝つか負けるか、貴様はそれを忘れ戦いの前に俺に奥の手を明かしてしまった…キングオブハートに同じ手は二度と通用しない!」

そのままゴッドスラッシュを構えるドモンに対しキラルも正面からのぶつかり合いを受け入れを構える。


キラル「ドモン!貴様に今こそ教えてくれるわ!この私のガンダムファイトから追放された恨みを!この私の恨みを!」

ドモン「ならばぁ!斬る!!」


二機の渾身の一太刀が交錯するその瞬間、キラルはドモンの剣に失ったはずの光を垣間見る。

打ち合った二機の内、腕を切られたゴッドのほうが先に膝をつく。
だが、


見事だドモン、貴様のような男と再び剣を交えることができようとは…楽しい戦いだったぞ


キラルがそう告げた直後マンダラガンダムのボディはバラバラになり、キラルは敗北を喫したのだった。

キラルの敗北を受けネオネパール幹部は口封じにキラルを殺そうとしたがシュバルツの妨害で断念。
試合後、ファイターとしての誇りを取り戻し復讐を捨てたキラルだったが、これまで自分が殺してきた人々を供養するためファイターから足を洗うことを決断。夕焼けの中、ドモンたちに別れを告げ何処かへ去っていったのだった。

そして…






マンダラガンダム、只今見参!!ドモン殿、義によって助太刀致す!

デビルガンダムとの最終決戦の際、アレンビーのノーベルガンダムに続いてまさかの再登場。

我らが母なる星の危機、人種も国籍もあるものか!

集結したガンダム連合の中核として地球を守るべく奮戦する。
デビルガンダムの猛攻で一時はピンチに陥ったが無事生存しドモンとレインの門出の際にはアレンビーと共にハートを描き二人を祝福した。



【使用機体】

◆マンダラガンダム

大会登録番号:GF13-044NNP
所属:ネオネパール
頭頂高:17.3m(ノーマルモード)
重量:7.4t
装甲材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド多層材
装備:仕込み錫杖
必殺技:炎獄烈風
キラル殺法・曼荼羅円陣・極楽往生

ネオネパールの第13回大会用ガンダム。
巨大な釣鐘型の下半身とそこから生えた数珠で接続され上半身、そして頭部にはマスクと螺髪というGガンの機体の中でも特に変わったデザインが特徴の機体。
上半身を下半身の鐘に収納し防御形態をとることもできる。ゴエモンインパクトではない。
メイン武装はパイロットのキラル同様「仕込み錫杖」。生身のキラルが持つ杖術の技量を最大限に発揮できるだけでなく、錫杖を引き抜くことでビームサーベルを発生させ敵を斬り捨てることができる。

『超級』だとデビルガンダム最終決戦時に、釣鐘により大型な腕を追加し、さらに大きい仕込み錫杖を装備したバージョンも登場している。

必殺技
  • 炎獄烈風
錫杖を回転させそこから火炎を発して敵を焼き尽くす技。

  • キラル殺法・曼荼羅円陣・極楽往生
自機を含む12機のガンダムが曼荼羅模様を描き、そこからエネルギーを纏ったガンダムたちが飛び出し敵を貫く合体技。
作中で披露した際にはガンダムに混じってジムとかいるけど。
「南無阿弥陀仏!」



◆タントラガンダム

大会登録番号:GF11-033NNP
所属:ネオネパール
頭頂高:不明
重量:不明
装甲材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリッド多層材
装備:ビームクロー

ネオネパールの第11回大会用のガンダム。キラルのかつての乗機。
V字アンテナが無く頭部センサーがバイザー状になっているのが特徴。
両腕に装備された大型ビームクローで敵を切り裂く攻撃を得意としており、回想ではマンモスガンダムなどをバラバラにしている。
しかしある試合で地面に刺さったクローが抜けなくなってしまい同時に太陽を背にした相手の攻撃への対応が遅れ射撃で機体をバラバラにされてしまい敗北。
その際コクピットで起きた爆発によってキラルは視力を失った。



【アニメ以外の活躍】

スパロボ、Gジェネ共に参戦を果たしている。

スパロボでは『64』が初参戦であるが、マンダラガンダムの性能がイマイチでやや不遇な扱いであった。
しかし、2度目に参戦した『MX』では乗機が使いやすくなった他、シナリオでの見せ場が割と多い等、64の時とは打って変わって優遇されている。

現世に迷い出た不浄の亡者共よ。地獄の鬼が汝らの帰りを待ちわびておるぞ…!

亡者に引導を渡すは死神の務め…! このキラル・メキレル、お前たちを冥土へ誘うため、推参した。

ちなみにMXでは原作終了後の設定であり、再びDG細胞で復活したミケロ達に対して上記の台詞で参上。
また、中盤でかつての自分と同じく、復讐心に囚われたデュークを諭している。

コミックアンソロジーではルリの生命を狙う北辰と激突するエピソードが掲載された。





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最終更新:2024年03月19日 08:56