クロムガウェイン

登録日:2015/04/26 Sun 13:52:34
更新日:2022/09/02 Fri 23:17:31
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クロムガウェインは「ゴッドイーター2レイジバースト」で登場する大型アラガミ
本作品の新種にして看板アラガミという扱いで、パッケージイラストに抜擢された他、専用BGMが存在する等なかなか優遇されている。

当項目では派生種のアラガミについても記述する。
ただし、同骨格の変異種の詳細については別途項目にて。




「来るぞ……」
「新種だ……気を抜くなよ……」

クロムガウェイン


翼手の強者


発生起源:--
攻撃属性:[氷]
弱点属性:[雷]
結合崩壊部位:頭、双腕、後足
素材名:黒獣~

黒いボディに真っ赤な目をした豹の容貌を象りながら、翼を思わせる一対のしなやかな巨腕を背に生やす異形の獣。
銀色に輝く外骨格を纏ったような双腕を巧みに駆使し、高速攻撃を得意とする。
双腕の内部には仕込み刃が一振りずつ隠されており、時には掌部のスリットから出現させ、広範囲に及ぶ斬撃で薙ぎ払う。
性格はとても攻撃的で、敵或いは捕喰対象と見るや即座に襲い掛かってくる。
重厚な見た目に反して比類なき瞬発力を誇り、非常に俊敏な動きも特徴の一つ。
素早く間合いを詰めてからの怒涛の肉弾戦で神機使いを翻弄する、強力無比な敵である。

専用戦闘BGMは「賭したもの」
静謐なヴォーカルと激しく奏でられるヴァイオリンの調べが湧き上がる闘志を煽り立てる。

名称の由来は、銀白色の鉱物クロムと、アーサー王物語に登場する円卓の騎士ガウェイン卿を合わせたものかと思われる。
クロムは大気中で錆を生じない性質から、錆止めのため鍍金加工に広く用いられる金属。
ガウェインは円卓中最も優秀な騎士であり、王の片腕として仕えた「忠義の騎士」と名高い人物。
公式サイトの紹介ページでは「銀に輝く双腕の魔獣」と二つ名される。すごく…厨二です。いい判断だ!(12男感)
でもネット上での愛称は主に「クロちゃん」。まるでペット感覚だな。

ストーリー中では難易度11サバイバル任務「サスペンションブリッジ」第四フェイズが初出。
「螺旋の樹」外周部に形成された「終末の神林」深部に棲んでいた。
崩落に巻き込まれた主人公リヴィがこれと遭遇。二人の前に新種の強敵として立ち塞がった。

それ以前ではイベントの試遊会の他、体験版(ver.1.10)特別ミッション「童子切」にも登場。
本編で出遭うよりいち早く戦うことができた。
ちなみに体験版でのクロちゃんはそれ用に強度を調整された個体であるそうな。


アラガミバレット


SN:喚風
AS:飛風
BL:裂風
SH:断風




「偏食場パルスの、大きな乱れを確認!」
「これは…アラガミ!?」

マグナガウェイン


神融種――開闢を阻む盾


発生起源:螺旋の樹
攻撃属性:[神]
弱点属性:[氷]
結合崩壊部位:頭・腕甲・翼手(掌部分)・後足
素材名:飾黒獣~

「螺旋の樹」内部より発生した、神機と融合したような外見を持つアラガミ。
フェンリル極東支部はそれらを正式に「神融種」と命名している。
「マグナガウェイン」と名付けられたクロちゃん神融種の場合は、双腕の脇に神機パーツの「シールド型兵装」が追加。
結合崩壊部位に既存の場所の他、新たに「腕甲」が加わって四ヶ所に。
また、ボディは血気の失せた灰色へと塗り替えられ、頭部へ髑髏と王冠を模した仮面のような装甲を形成。
野性味にあふれバイタリティに富む印象の原種から一転、死者の如き不吉な外見的特徴を発現させた。

神属特有の高い瞬発力に変則的な連続攻撃はそのまま。
更なる性質として、衝撃波を一定周期で体外へ噴出させる能力を新たに獲得。
断続的に赤紫色のオラクル光が発せられるため、不用意な接近を妨げられてしまう。
非常に鬱陶しい特性であり、それが主な原因となってプレイヤーからの嫌われっぷりが割とマジで深刻。
仕組みについては、融合したシールド神機が体内のオラクル細胞を制御・変換しているものと分析されており、事実、シールドを結合崩壊させれば発生されなくなる。攻略のポイントとして押さえておきたい。

マグナ(magna)は「偉大な」という意味の中世ラテン語。念のためマグナムではないことを留意して頂こう。英語で言えばグレートだぜ
ネットの愛称としては一応「マグにゃん」とか呼ばれることがある。もしかして妖怪のせい?

ストーリー中では難易度12「開闢作戦」にて爆誕。神融種では最初に交戦するアラガミである。
汚染された螺旋の樹内部に形成された繭より出現し、「旧神機兵保管庫」へエントリー。
開口部付近に居た神機兵(有人型)を翼手で捕らえて豪快にもみじおろしし、ブレードでコクピットごと串刺しにした挙句ポイ捨てするといったえげつない殺戮シーンでデビューを飾った。RBでもこの扱い、神機兵ェ…
そしてフェルドマン局長の指令により、その場で有事に備えて待機していたブラッドと開闢の役目を果たしたばかりのリヴィがこれの排除に当たる。


アラガミバレット


SN:舞刃
AS:穿刃
BL:砕刃
SH:剛刃




攻略


ここからは戦闘面でのクロちゃん&マグにゃんについて説明しよう。

基本性能


上述した通り動きがいちいち素早く、フィールドを縦横無尽に駆け巡ってこちらを追い立てる。
まあ常時クロックアップ状態の速ンニさんには無論及ばないが。
このアラガミの場合は、極めて敏捷かつ矢継ぎ早にヒット&アウェイを繰り返す習性がポイント。
トップスピードに乗った連撃は目で追うのも困難を極めるだろう。

あらゆる攻撃の出が早く、その間隙もわずかな場合が多いため、迂闊に飛び込めば無為に弾かれる危険性が高い。
巨腕と仕込み刃による攻撃のリーチは広く、巻き添えを喰い易い。ガードの裏側をめくられることもある。
一度の移動距離が長い挙動も多く、ジャンプを多用して回り込みもする。
よってまずはカメラを遠い視点(タイプC)に設定、視野を広く取って動きを観察、覚え込むことをお勧めする。
追い付けないからと言って下手にロックオンを行うと、目まぐるしく切り変わる画面に酔わされる恐れも。使うつもりならば普段から慣らしておくべし。

俊敏さに対応し続けるにはこちらもバーストを保って攻撃速度を上げておきたいところだが、本体の隙のなさ故に、捕喰のチャンスは限られるどころか僅少。すれ違いざまや死角からなど、ほとんどコンボ捕喰しかできないと留意して欲しい。なので動きに慣れるまでは無理をして狙うべきではない。
可能であれば、取得したアラガミバレットをNPCへ飛ばし、スキル「受け渡しバースト化」を発動させると快適だろう。

攻撃力は全体的に高めで、難易度に合わせた装甲でもそこそこの値を持って行かれる。
ただし本作からは属性が左右する比重も大きいので、[氷]ないし[神]の非物理適性を備えた装甲を用意して行くだけでも結構楽になる。
これはこの神属だけに言えることではないから是非覚えておいて欲しい。

体力は気持ち低めに設定されている。
的確に攻撃を叩きこむことができれば、痛快な殴り合いの末順当に勝利を収めることができるだろう。
活性化時は息遣いが荒くなり、吐息が可視化。
ダウン時には全身を放り出してへたりこむ。

頭部・双腕(翼手)には各種近接物理と銃破砕が通る。
胴体は貫通がクリティカル。
後足は近接全般通用する。結合崩壊後はクリティカル。
前足も同様に近接物理に脆い。
尻尾(と臀部?)は堅固で、攻撃しても火花エフェクト。
(マグにゃんのみ)腕甲には近接破砕が最も効果的。結合崩壊後は物理攻撃がよく通る。



特殊能力(神融種)


神融種・マグにゃんの特性。一定周期でダメージ判定を発生させる能力について。
赤紫色の発光を双腕と後足のところに放出するのが前兆で、光が散ったやや直後に当たり判定が来る。
この衝撃波の厄介なところは、本体が何もしていなくても自動的に発生し続ける点。
移動中でも、飯を喰らっている時でも、ダウンやホールド中でも問答無用。
定期的に出てくる当たり判定がこちらの行動を阻害しまくる。

放っておくとウザいだけなので早々に腕甲をブッ壊し、発動不可能にしてしまおう。
面倒ならリンサポ「破壊の一撃」を用いると楽。
結合崩壊後は弱点属性が違うだけのほとんどただのクロちゃんになる。



有効な装備


クロちゃんには荷電性武器、マグにゃんには氷結兵装を持ち込みたい。
近接装備にはヴァリアントサイズを選ぶとかなり安全になる。
咬刃を展開してざっくり斬っていくだけであら不思議、ほとんど間合いの外から全身を斬り刻むことが可能。
瞬間火力を高くしてヒット&アウェイで攻めるなら、スピアを持ち込んで足や胴体をエヴォリューション
バレットはほぼ全種類で対応可能なので、どの銃身でも問題ない。
マグにゃんの腕甲を狙う場合はブラストの破砕系統やシャッガンの散弾(特に徹甲)が便利に思える。



攻撃パターン


※動作呼称など、公式攻略データと食い違う点があれば修正して頂くと幸いです。

左腕叩き伏せ
ターゲットを狙って小ジャンプで飛び掛かり、双腕の左掌を叩き付ける。

左スイング
その場で左腕を振るう。出が早く広リーチ。

右刃薙ぎ払い
双腕の右を振りかぶり、仕込み刃で薙ぎ払う。リーチがすこぶる広い。
勢い余って本体ごと前方へ滑り込み、へたり込んであからさまに一息休憩する。

斬撃飛ばし
右腕の刃で薙ぎ払いつつ斬撃を飛ばす。
至近では薙ぎ払いの範囲が広く、他キャラを狙った動作に巻き込まれやすい。
斬撃の飛ぶ速度はなかなか速い。

両腕ジャンプ→右腕叩き伏せ
双腕を目前に打ち下ろし、その勢いで跳躍。
着地と同時に右掌を叩き付けるコンボ。

ダッシュ斬り
突進しつつ右腕の仕込み刃で薙ぎ払い。動作後にバックジャンプをして向き直る。

連撃
左腕の叩き付けから身を翻し、間合いを取って右腕の刃を正面へ突き刺すコンボ攻撃。
一段目の攻撃をいなしたと甘く考えていると突っ込まれる。
二段目の発生まで若干の間があり、冷静に対処可能。

連続薙ぎ払い突進
双腕で勢いよく本体を前進させ、一回ずつ腕を振り回す。
正面でガードするとめくられることがあるので、できればステップでかわしたい。
動作後に片腕で跳ねて転身、着地して威嚇する。

バックステップ
双腕を叩き付けた勢いで後方に飛び退く。

回転斬り上げ
全方位攻撃。
右腕を振りかぶりつつ屈むような姿勢を見せた直後、刃を出してつむじ風を発生させつつ舞い上がる。
元の位置よりも前方へ着地しつつ、こちらを振り向く。
特徴的なため慣れれば見切りやすいが、攻撃後の隙はほぼない。

斬り込み突進(クロちゃんのみ)
活性化時限定。特大の威力を持つ必殺技。
咆哮を上げて両腕を掲げ、刃を両側に大きく広げて突進、双腕をクロスさせるように薙ぎ払う。
再度長めに咆哮を上げつつ刃を仕舞う。
予備動作が顕著であるため対処は比較的楽だが、薙ぎ払いの範囲も広いので引っ掛けられないように注意。
動作後の隙は大きく、捕喰と攻撃の好機となる。
俗称、ブーン突進。
三 ⊂二二( ^ω^)二⊃ ブーン

乱れ斬り(マグにゃんのみ)
活性化時限定。
咆哮を上げて双腕を掲げ、刃を展開し目の前でクロスする。
直後、光柱が乱立し、斬撃を連続で発生させる。
原種と同様に挙動の後は隙が大きいが、当たり判定が扇状に広い範囲なので、攻め込むなら背後を狙おう。



おまけ:合成可能神機


「黒獣」素材で合成できる神機パーツは近接六種「影~」とショットガン「影砕」。
[氷]属性適性を持ち、同種素材で最終段階「銀月ノ影~」へと強化ができる。
一方で装甲パーツは存在しない。
「飾黒獣」素材では、黒獣神機の強化派生に「天~」「冥~」という二種類が存在。
また、マグにゃんの腕甲に酷似したシールド兵装「天守」「冥守」を合成可能。
適性は[神]属性となり、最終段階でそれぞれ「黄玉ノ天~」「禁忌ノ冥~」に強化される。
共通する特色は「神機喚起率」を効率よく上昇させるスキルを備えることと、見た目のカッコよさ。




以上をもって主要な記述を終了とする。
追記・修正点等あれば、宜しくお願い致します。



画像出典

GOD EATER 2 RAGE BURST
ゲーム内スクリーンショット
(c)2015 NAMCO BANDAI Games Inc. All Rights Reserved.
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最終更新:2022年09月02日 23:17