Gマスター(ガンダムビルドファイターズトライ)

登録日:2014/12/09 Tue 03:09:36
更新日:2023/12/30 Sat 00:54:10
所要時間:約 8 分で読めます






遂に始まった決勝戦

ギャン子の仇を討って、行くぜ全国大会!


次回、『決戦のソロモン』


次元覇王流が通じない!?


















この間は……ごめん。私は、もう相手を軽んじたりしない
どんな時も諦めず、全力を尽くす!

ヨミちゃん……

あぁ、勝って全国に行くぞ!


えぇ!オウ!



ガンダムビルドファイターズトライ』に登場するガンプラバトルチーム。
チーム名の由来は不明。マスターと付けるからにはガンプラバトルを制する者という意気込みを込めた物なのであろうか?


チーム概要

宮里学院高校が有するチーム。前年度の西東京地区予選の覇者であり、本年度においても優勝候補に挙げられている。

トライ・ファイターズを始め、西東京地区のガンプラバトルチームが全国大会へ進むために避けては通れない最大の壁とも言える存在である。

それまでに登場したチームと比較して機体や戦法に特に目立った特徴こそ無いものの、それ故にメンバー1人1人の実力が高くバランスよく纏まっている。

メンバー

スドウ・シュンスケ


自分で作って自分で戦う。ガンプラバトルのセオリーを無視しても……

俺は勝利が欲しい

リーダーを務める、M字の前髪が特徴のクールガイ。高校3年生。
ガンダム・ガンプラへの愛は深く、その性格や言動もガンダム作品の軍人らに影響されて形成されたものである。

非常に落ち着いた礼儀正しい少年であり、ファイターとして経歴が長いのかガンプラ関連の交友が広くガンプラ心形流のサカイ・ミナトとは旧知の仲である。
カオルコの兄であるサザキ・ススムとも面識があり、中学生時代にバトルを行ったがその時は敗北した模様。

前年度の選手権においても出場メンバーであったが、ダメージレベルAで行う全国大会の過酷な戦いに屈し敗北。
その時の苦い経験から自身のビルダーとしての技量に限界を感じたため次年度となる本編においては高名なビルダーであるミナトに自身が使用するガンプラの制作を依頼している。

自身ではなく他人が作った機体で勝ち進む事に負い目を持っているが、そこまでしても戦おうとするのはもう一度全国に行くため、そして何よりどんな手を使っても勝つためである。
全国という大きな舞台が付けた傷痕は胸中に勝つ事を求める執念とも呼べる激情を宿していたのだ。

年齢上、中高生の部に参加できる最後の年である今回、勝利を得るために修羅の如き気迫を見せている。

声の担当は大原崇。かつてミン中尉やレイル・ライトを演じた人である。


サカシタ・ヨミ


ウフフ、準決勝の前日に男子とイチャつくなんて

私らも舐められたものね

白いニーソが眩しいチームの紅一点。某No.1スクールアイドルのリーダーに似てる。
出てくる度に何か食べているが本作に出てくる女性キャラクターの中では比較的にスレッガー……じゃなかったスレンダー。

如何にも今時の女子高生だがガンプラバトルの腕は高く、ギャン子と互角の切り結びを演じている。

挑発的な言動が目立つ高圧的な性格をしており、劇中では自分たちに負けた相手チームを徹底的に貶したためスドウやスガに咎められている。

ちなみにイケメンな優男よりもガチ系の男前が好みらしい。

声の担当は野水伊織。


ヤス・メグタ


先輩、ニュースです!ビッグニュースです!


最年少メンバーだがその知識量とコレクションはすさまじく、ガシャポン戦士をフルコンプリートしているツワモノ。

チームの出場メンバーだったが何が起こったのかガンプラが壊れるダメージレベルAでスガと対戦し敗北。
自身が情熱を注いだガンプラをバラバラにされた挙句にメンバーの座を奪われてしまう。

それだけでなく以降は何を喋っても無視されてチームの団結時にも蚊帳の外に追いやられるようになってしまった。

せめてもの救いは、決勝戦の後にスドウに後を託されたのがわかることか。

がんばれヤス。来年は多分お前が主役だ。

声の担当は安済知佳。


スガ・アキラ


よう、ここの部長は誰だい?

何の用?

どこにいるんだよ?

? スドウ、お呼びよ

何だ……?

スガ・アキラ。今日付けでこっちに転属になった

転属……?

転入生だよ。ヨロシク!

アハハハハハ

よう、俺のねぐらどこ?

前年の全国大会王者、私立ガンプラ学園から転校してきた謎多き男。
スレッガー・ロウによく似た容姿をしており性格も彼と同じく捉え所の無い飄々とした物。

そんな顔だから以前の学校ではスレッガーと呼ばれていた。

前年度の全国大会の優勝チームの出場メンバーであり、ファイターとしてもビルダーとしても高い技量を誇っており格闘戦に向かない戦闘機で体術を行うなど腕は確か。
しかし、車の運転がまだまだという一面があり(免許取立てというのもあるが)、同乗を拒否されている(本編ではイノセ・ジュンヤが拒否、外伝ではスドウ・シュンスケやアラン・アダムスが拒否した)。

名前の由来はほぼ間違いなくスレッガー・ロウだろう。
レッーを短めてスガ、ロウを朗に変換すればアキラと読める。

声の担当は真殿光昭


本編中の行動

トライ・ファイターズがギャン子を破ったという情報をヤスが持ってきた事からその動向に注目。

コウサカ・ユウマとの因縁からその情報をサカイ・ミナトに流し以降はユウマを気にかける彼と共に試合経過を観察している。

途中、スガの転入があれど順調に予選大会を勝ち進み、決勝まで進む。

メンバー全員の結束も深まり、実力を全て発揮しトライ・ファイターズと熱戦を繰り広げるも一歩届かず敗退するのだった。


使用機体

使用機体の傾向は基本的にバラバラ。

それまでは調整していたのか準決勝から全員使用機体を変更している。


百万式

MEGA-SHIKI

どう、百万式の具合は?

すこぶる良好だ

気持ちが抑えきれないほどに!


型式番号:MSN-001M
全高:19.9m(データ上の設定)
重量:80.9t(データ上の設定)

  • 武装
頭部バルカン砲×2
ビームライフル×1
ビームソード×2
メガライドランチャー×1

スドウが使用するガンプラ。名前はメガシキと読む。

ミナトがスドウの依頼を受けて制作したガンプラであり、百式とデルタガンダムの系列機をベースに改造して作られている。メインカラーは青紫。百式の色をネガポジ反転させた色である。
かなりミナトの個性を反映された改造が施されているらしくユウマは一目で制作者の当たりを付けている。

U-19屈指のビルダーであるミナトによって制作された本機は鑑賞用としてだけでなくバトル用としても緻密な作り込みがされており、その性能は非常に高いレベルで纏まっている。

武装の一つであるビームソードはビーム刃は日本刀のような形状をしており、ソード自体に粒子変容機能を備えている事から高い切れ味を有しており、それまでどんな攻撃にも耐え抜いてきたR・ギャギャの盾をあっさりと切り裂いている。

背部に装備されたメガライドランチャーは支援機としても使える大型の火器であり、百式が使用したメガ・バズーカ・ランチャーとメガ・ライダーを組み合わせたような形状をしている。
分離状態では騎乗式砲台形態の「メガライダー」、飛行牽引機形態の「メガフライヤー」、砲撃形態の「メガランチャー」の3形態に変形し、状況に応じてマルチな運用が可能。
超大型バーニアノズルは金属製のための推力が高く、戦闘機と見間違うばかりの機動力を有している。
メガランチャーは背後に装備した状態でも使用でき、最大出力ではないにも関わらず並みのガンプラを一撃で吹き飛ばすほどの火力である。
ランチャー形態で放つ最大出力のビームはソロモンの外壁を削るほどの威力。


アメジストVガンダム


やはり見かけ倒しじゃない

型式番号:LM312V04
全高:不明
重量:不明

  • 武装
頭部バルカン砲×2
ビーム・ライフル/ビーム・スマートガン×1
ビーム・サーベル×4
ビーム・シールド×2
エクスカリバー レーザー対艦刀×2
フラッシュエッジ ビームブーメラン×2

ヨミが使用するガンプラ。ベース機はヴィクトリーガンダム

機体のカラーリングはアメジストの名の如く薄紫に変更され、背部にインパルスガンダムのソードシルエットを装備している。
他の2人の愛機とは異なり大きな手は加えていない単純なミキシング改造だが、完成度は高いようで性能的に劣るようなところは全くなかった。
ヴィクトリーはインパルスより一回り小さいが、取り回しの悪いエクスカリバーをアンビデクストラス・ハルバードも含めて自在に操っている。


ジオ・ジオング

ヤスが使用するガンプラ。ベース機はジオングネオ・ジオング

ジオングにハル・ユニットを着せた機体であるらしいが、全貌が明らかになる前にスガとの練習試合で破壊されたので、どのような改造がされているのかは不明。
西東京大会決勝では遅参したヨミの代わりに予備機で出場しようとした。チーム戦ではHGネオ・ジオングは巨大MA扱いで単機出撃になるため、こちらはSDネオ・ジオングを使用していると思われる。


パーフェクトジオング

ヤスが名人杯の乱戦で使用したガンプラ。


Gボンバー


そうだよ、遊びだよ

これ、ガンプラバトルなのよね

型式番号:G-P.A.R.T.S DELTA
全長:不明
重量:不明

スガが使用するガンプラ。ベース機はGファイター

大型化された主翼に4基のミサイルランチャーを装備。胴体のコンテナ内にも多数のビグ・ザムの爪の形をしたミサイルを装備しまさしくボンバー(爆撃機)の名前に相応しい火力を有する。
また機体底面には隠し腕が備わっており、戦闘機でありながら格闘戦が可能である。
スガはこれで相手を捕縛し、高速回転させた無限軌道を押し当ててグラインダーの如く削る戦法を好んで使う。

またコクピットという概念が存在しないガンプラバトルならではの利点として、機体前面が破壊されてもなお動き、下半身を失ったアメジストVガンダムとドッキングしている。


ガンダムレオパルド・ダ・ヴィンチ


っははははははは!

楽しいよなぁ、ガンプラバトルは!

型式番号:GT-9600-DV
全長:16.8m
重量:8.0t

スガが名人杯で披露したガンプラ。ベース機はガンダムレオパルド

重砲撃機としてのコンセプトは原型機から引き継ぎつつ、内蔵武装を全て廃してより引き締まったシルエットに改められ、ビームショットガン付きビームライフルを携行する。
バックパック、肩、ふくらはぎに計6つのハードポイントがあり、そこにハイパービームガトリング、連装ビームキャノン、10連装ミサイルポッドを選択装備でき、各種2基ずつをフル装備することも可能。
各部にはバーニアも増設されており、機動性、運動性もカミキバーニングに比肩するほど高い。

名前の「ダ・ヴィンチ」は探究心と独創性の人であるレオナルド・ダ・ヴィンチへの敬意を表して付けたとされる。が本当はただの駄洒落。


煌式

GIRA-SHIKI
  • 武装
頭部バルカン砲×2
ビームライフル×1
ビームソード×2

名前はギラシキと読む。命名はオリジナルの作者であるミナト。

トライファイターズに敗れた後、スドウが労いの意味を込めて百万式を改修した機体。
最初はリペアするだけのつもりだったが、ビルダーとして百万式の完成度の高さに向き合い、それをより際立たせたいという思いから修復作業に踏み切ることになった。

機体カラーは百式と同じ金。
メガライドランチャーはオミットされ、ウイングバインダーをバックパックに接続するという百式に極めて近い形になっている。
バトルでの使用は想定しておらず単体での美しさを重視して作られたが、ビームソードの粒子変容値の上昇やメガライドランチャーに使っていた粒子を機体に回せるようになったことによる地力の上昇等で、バトルでも優れた性能を発揮する。

機体カラーは当初は百万式と同じ紫にする予定だったが、特殊な耐ビーム塗装だけはスドウの腕では再現が不可能だったため、ミナトに再塗装を依頼した結果金色になって帰ってきた。
スドウはこれを、ビルダーとしての自分の思いを認めてくれたと解釈している。が実際は「スドウはんはちょっと地味目なイメージあるからガンプラだけでも派手にしたろ」という要らんお世話である。

ミナトはこの機体に対して、「煌式はもうスドウのものだし、小難しく考えずガンプラは全力で楽しめばいい」というメッセージを贈っている。



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最終更新:2023年12月30日 00:54