クウラ機甲戦隊

登録日:2014/12/06 Thu 21:00:00
更新日:2024/02/23 Fri 01:58:55
所要時間:約 13 分で読めます




孫悟空!?それではお前がフリーザ様を……
そうか、こいつか!
大した戦闘力じゃないぜ!
おそらく瞬間的に戦闘力が高まるんだろう。試してみれば、すぐにわかるぜ

おめぇら何者なんだ



クウラ機甲戦隊!




クウラ機甲戦隊とは、『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』の登場人物。

映画『ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』に登場する戦闘部隊である。

●概要

宇宙の帝王フリーザの兄であるクウラに忠誠を誓う戦士達。
フリーザが主力部隊のギニュー特戦隊や側近のザーボン、ドドリアのみならず多数の部下を従えているのに対し、
クウラは彼ら以外に部下を持たない少数精鋭体制で多くの星を侵略してきた。
フリーザ軍におけるギニュー特戦隊に相当する部隊だが、メンバーはいずれもギニューを上回る戦闘力を持つ超天才戦士である。
特戦隊と同様に独自のスペシャルファイティングポーズを取るが、よりスピーディで時間を掛けないスタイルである。


●作中での活躍

フリーザが孫悟空に倒された後、クウラは一族の誇りを傷つけた悟空を倒すために機甲戦隊と共に地球へ襲来。
機甲戦隊によってクリリン悟飯はあっさりとやられてしまうが、悟空は3対1でありながら互角に渡り合う。
しかし、クウラの一撃によって悟空は致命的なダメージを受けてしまい、仲間達と共にしばらく身を隠すことに。

機甲戦隊はクウラの命令によって各地への破壊活動を続けながら悟空達を探すが、なかなか見つからない。
翌朝、カリン塔から悟空を回復させるための仙豆を持ってきた悟飯を遂に発見し、襲撃を仕掛けるが、
今度はそこにピッコロが悟飯の救出に現れる。

ピッコロによって機甲戦隊のドーレ、ネイズはあっさりと倒されてしまい、残った一人のサウザーがピッコロと交戦するも、
途中で現れたクウラに悟飯を追うように命じられる。その直後、クウラの一撃によってピッコロは戦闘不能となった。

生き残ったサウザーはこの後悟飯に追いつき、彼が持ってきた仙豆を処分してしまうが、
実はヤジロベーに託されたものが一粒だけ残っており、悟空は体力を回復することに成功する。
サウザーはクリリンと悟飯を軽く蹴散らすも、復活した悟空の前ではもはや相手にならず、
頬に放ったパンチが全く効いてなかった上に、気合だけで吹き飛ばされ岩山に激突してしまった。
そして戦いは悟空VSクウラの最終決戦へと移行する。

激闘の末にクウラを倒した悟空だったが、さすがにダメージは大きく、体力を消耗してしまう。
今度はそこに再びサウザーが現れ、戦う力の残っていない悟空をクリリン、悟飯もろとも始末しようとするが、
どこからか放たれたピッコロの魔貫光殺砲によってトドメを刺された。

こうして、悟空達とクウラ一味の戦いに決着が付いたのであった。


悟空を倒すために地球へとやって来た彼らだが、最終的にピッコロ一人によって全滅することになった。
「劇場版のピッコロは中ボスキラー」とも言われるが、その代表的なものが本作かもしれない)
もっとも、時系列的にフリーザ戦の後であるため、この時のピッコロはネイルとの融合により戦闘力140万に達しているのである。
本来は超天才戦士である彼らでも敵わないは仕方ないと言えるだろう。
悟飯も戦闘力20万あるのは秘密である。ほ、ほら、尻尾握られてたし‥‥
正直出てきた時期が悪かったとしか言いようがない。


●メンバーの詳細

ドーレ


しょうがねぇ、このままぶっ殺してやる!

CV:佐藤正治

黒髪で緑色の肌をした大柄な荒くれ者。
悟空の蹴りを食らっても割と平然としている等、耐久力に優れる。
戦闘スタイルは攻撃してきた悟空をそのまま捕まえて締め上げたり、悟飯の頭をアイアンクローで潰そうとしたりとパワーを活かしたものである。

しかし、ピッコロとの戦いでは完全に動きを見切られてしまう。
その後、悟空に仙豆を届けようとする悟飯を追いかけるが、ピッコロの追尾弾によって阻止される。
ドーレはこれを振り切ることも押し返すこともできず、あっさりとやられてしまうのであった。

週刊少年ジャンプ』1991年30号によると、戦闘力185000。名前の由来はドレッシング。
映画のパンフレットによると元々は宇宙プロレスの王者で、対戦相手を殺しまくったのが原因でリングを追われたらしい。

ネイズ


これで貴様も終わりだ! さあ、後何秒持つかな?

CV:平野正人

赤い肌で蛙のような顔をした細身な戦士。
両生類から進化した種族であり、機甲戦隊の中でも、最も地球人とかけ離れた外見をしている。
他のメンバーに比べてスピードや身のこなしに優れている様子。
亀のように胴体に首を引っ込めることもでき、作中ではこれで気弾を回避していた。

だが、戦闘中に悟空を狙おうとして仲間のドーレに蹴りを誤爆したり、
それが原因でドーレとの口論中に気弾を食らいそうになったり(首を引っ込めてギリギリ回避したが)、
クリリン達の反応をスカウターで捉えたのに野生の恐竜に反応したと勘違いして見逃してしまったりと、
何かとドジっ子的な失敗が目立つ。
異星人としての知識も足りないのか、ナメック星人であるピッコロを見ても「また変なのが現れやがったぜ!」と反応していた。

ピッコロとの戦いでは電撃攻撃によって彼の動きを封じ、追い詰めたかに思われたが、
いい気になって油断している間にその電撃を自分自身に浴びせられてしまい絶命する
死に際もやっぱりドジっ子だった。

戦闘力163000。名前の由来はマヨネーズ


サウザー


さてと、残りのクズを始末するか


金髪で青い肌をした機甲戦隊のリーダー。
悟空が瞬間的に戦闘力を上昇させられることを初見で見抜いたり、ドーレや自分を狙っているピッコロの攻撃を即座に察知するなど、
他のメンバーよりも冷静で瞬時の判断力に優れている様子。
7000種もの宇宙語を話せるという頭脳派でルックスもイケメン。ピッコロが現れた際にも、即座に「ナメック星人」と反応していた。
ただし、キャンプに来ていた悟飯達を襲撃した際には、一人だけカレーを食っていたりするお茶目な面も。

戦闘においては一般的な格闘や気弾以外にも、手刀に気で形成した刃を纏う「サウザーブレード」という技を使う。
ピッコロとの戦いではこの技を使うことで一時的に彼を追い詰めるが、頭部を狙った攻撃を真剣白刃取りによって阻まれ、切り返されてしまう。
一応、瞬殺された他のメンバーよりはまともな戦いになっているように見える。*1

悟空とクウラの対決が決着した後、私怨のためか、クウラの敵討ちのためか、再び悟空達の元に現れたが、上述のようにピッコロにトドメを刺された。

映画のパンフレット等の資料によると、過去にギニューとクウラ機甲戦隊のリーダーの座を争っていた他、
特戦隊メンバーのジースとは同じ星系の出身であり、彼にライバル視されている等、特戦隊との因縁が多い。
「ジースよりもむしろザーボンに似ているとは言ってはいけない)

戦闘力170000。名前の由来はサウザンドアイランドドレッシング。



ゲームへの出演

ドラゴンボールZⅢ 烈戦人造人間』ではACT3にネイズ、ACT4にドーレ、ACT5にサウザーがそれぞれステージのボスとして登場する。
『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズは多数のキャラを使えることが特徴の対戦ゲームだったが、機甲戦隊からはサウザーのみが登場。
その後『ドラゴンボール レイジングブラスト2』には全員が登場し、ドーレとネイズも操作キャラとして使用可能になった。
また、『ドラゴンボールヒーローズ』にも全員が登場している。

なお、『ドラゴンボールZ3』では機甲戦隊は登場しないが、クウラは登場しており、技スキルの一つとしてサウザーブレードを使用可能。
出番だけでなく技まで主君に奪われるとは‥‥


追記・修正はスペシャルファイティングポーズを決めてからお願いします。

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最終更新:2024年02月23日 01:58

*1 もっとも、ネイズ戦の様子や当時のピッコロの戦闘力を考えると、どこまで本気を出していたかは不明である