鋼の鬼~機動歩兵VS女忍者軍団〜

登録日:2014/05/10 (土曜日) 17:00:00
更新日:2023/06/24 Sat 00:31:12
所要時間:約 5 分で読めます





警告
本項目では、過度に暴力的な残虐表現を描いた作品を扱います。



はじめに
  このWikiをわざわざ見に来ている物好きの皆様は、普段はありとあらゆるバトル要素を含んだ作品に目を通し、
 主人公サイドと敵対する女性がいるかどうかを血眼になって探していることだろうと思われる。
  その嗜好は、「敵対する女性が好き」な人と、「女性がぶちのめされるのが好き」な人に大別できるだろうが、
 本作はどちらかと言うと後者に重点を置いた作品となる。
  しかし、創作物と言うものは「行為」を描くモノではない。「人」を描くモノだ。
  創作物と言うものは低俗なピンクチラシから人類史を変えるような名作に至るまで、全てが製作者の「思い」を
 描いたものなのだ。
  いかにリョナに重点を置いた作品とはいえ、最初から最後まで女性がぶっ殺され続けるだけの作品など、
 伝えたいことを込めることもできず、いかなるコンシュマーも得しない。当たり前のことである。
  だが、本作は違った。
  ただただ、殺す。
  進み、殺し、奪い、壊し、嬲り、喰らい、消し去る。
  そこには、世界を塗りつぶす悪の力も、光を照らす正義の力もなかった。
  ただただ壊し続ける事しかできない鬼が、鋼の装甲を赤く染めている姿しか存在しなかったのだ。


~悪女・敵女・女ザコ情報wiki『下忍(鋼の鬼~機動歩兵VS女忍者軍団~)』より、抜粋~



『鋼の鬼~機動歩兵VS女忍者軍団~』とは、1999年にSTUDIOねこぱんちから発売されたPCエロゲーである。
2003年にはリメイク版も発売された。


このゲームのパッケージには陵辱されているくノ一の姿があったため、『ああ、陵辱のゲームか』と、タイトルの面白さ故に買ってしまう人も多かったであろう。



しかし、このゲームはエロよりもグロの方が圧倒的に多い、のちに伝説となるほどの超越者向けのリョナゲーであったのだ。



タイトルの通り、このゲームは機関銃やら光子剣を装備した鋼鐵製スーツに身を包んだ主人公を操り、生身のくノ一集団とガチバトルを繰り広げるシミュレーションゲームである。

パワードスーツに身を包んだ主人公に対し、相手はくノ一軍団。
人海戦術を仕掛けるなり、罠を仕掛けるなどして主人公に果敢に立ち向かうが、最新鋭の兵器を操る主人公に容赦なく蹴散らされるだろう。
その時は、超が付くほど残酷なCG、そして非常に生々しいテキストが彼女らを待っている。

また、エロゲーとしての側面はやや控えめであり、Hシ-ンは4つ、CGは16枚である。
戦闘で爆殺したりしてるとHCGは回収できないことがある。
なお、Hシーンの後は必ず相手を殺す。


あらすじ

幼い若君を狙う黒い影。暗闇より忍び寄る刺客は,てだれのくの一数十人。
かの命は風前の灯と思われたが,籠の中より現れ出でたのは…
最新鋭の機動歩兵だった!
美しき暗殺者の群れと鋼鉄の怪物との血で血を洗う死闘が今始まる…


登場人物

  • 主人公
君主を守るため、「機動歩兵」に乗り込む。
コードネームは赤鬼
エンディングで女性である事が判明する。

  • 機動歩兵
全高約2m、総重量1tの鋼鉄製二足歩行兵器。
機銃、光子剣、ミサイルなどを搭載。剣抜きの格闘もできる。
ミサイルは強いがCG回収やボス戦での使いどころがあるのである程度抑えよう。
移動したり、武器を使用したりするとエネルギーを少しずつ消費し、戦闘中に機動歩兵のエネルギーが尽きたらゲームオーバー。
ランダムで回復イベントも起こるが、戦闘の結果もかなりランダムなのでセーブはこまめにしておこう。

  • 菊千代
主人公が仕えている、極東の島国君主。権力の座を叔父に狙われ、暗殺軍団に命を狙われる。
ストーリーのために存在する超脇役で、本編には一切登場しない。

  • デットン
主人公の上官。
コードネームは青鬼。

  • くノ一
時代錯誤のパワードスーツに立ち向かう羽目になった、本作最大の被害者。
わらわらと個人相手の暗殺に行ってるわけで反撃されるのは仕方ないが。
イベントでアンブッシュを仕掛けてそれだけでエネルギーを消費させられることも。
手榴弾を使ったり、きわどいタイツ姿だったり、水の中ではふんどし一丁であることは気にしてはいけない。
ある者は機関銃で蜂の巣にされ
ある者はウンコ中にそのまま殴り殺され
ある者は水中に毒を撒かれてプカリと浮き
ある者は電気メスで色々切り取られ……etc。
なお、倒し損ねた下忍はラスボス直前に現れて特攻してくるので、きっちり殺さなければならない

  • スミレ
序盤で尋問レイプし他の仲間にカイシャクされる眼鏡の下忍。

2m50cm140kgのくノ一。機動歩兵をぶん投げるほどの怪力。
飛び道具がないらしく距離をとって戦うのが楽だが、普通に回避したりミサイルを投げ返したりする。

  • 桔梗
中ボスポジのくノ一。
電磁ムチで遠くから攻撃するので格闘系コマンドがほぼ役に立たないのに注意。

  • 黒蓮
ラスボスのくノ一。
攻防一体の「絶空十字剣」「裂空破」や姿を消す「霧隠れ」などガチな術を使ってくる強敵。
回避と機銃を織り交ぜてターンを稼ぎつつ霧隠れが解けたところにミサイルをぶち込もう。
こちらも格闘系コマンドはほぼ役立たず。

野生動物の熊。とある選択肢でコイツに気づいて臨戦態勢に入ると、グリーン・フォースという自然保護団体の所有する衛星レーザーの攻撃を受けて自機は大ダメージをこうむり、その間に熊は逃亡。ちなみにこの団体、くノ一が同じ場所で虐殺されているという点には完全にノータッチなので、このゲームにおいては、”野生動物の熊の命>>>>>>人間のくノ一の命”というシュール極まりない構図が成立してしまう。



原画
神手みろふ

シナリオ
田辺軍平


余談
このメーカーとライターのその前のゲームは
短いがテキストはそこそこいい百合ゲー「Deep Purple ~深紫~」
ガチガリのロリ調教ゲー「くるみちゃん あ・そ・ぼ」
であった。
なんでこんな性的指向もゲーム性も違うエロゲーを作ろうと思ったのか…
また、昔のメーカーらしく他のゲームはよく修正パッチが出ていたのだが本作は皆無。それなりに力を入れて作ったことはうかがえる
なんでそんなやる気に…


最後に……
この項目の立て主は、あまりの残酷描写に気分が悪くなり、プレイを投げ出しました。
画像検索やゲームの購入、追記・修正は自己判断でお願いします。


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最終更新:2023年06月24日 00:31