大守八雲(東京喰種)

登録日:2014/04/27 (日) 17:21:19
更新日:2023/11/16 Thu 21:21:17
所要時間:約 2 分で読めます




…たぶん奪い合うように出来てんだよ。俺たち〝喰種〟は

仕上げに、俺に奪わせろ


東京喰種』に登場する喰種。アニメでの声優は西凜太朗。
アオギリの樹に所属する幹部の一人。13区出身で、その残虐性と愛用のホッケーマスクから、「ジェイソン」の異名を持っていた。
周囲からはヤモリと呼ばれている。

Sレートの高い戦闘能力を持ち、密かに共食いを行っていた為に不完全な赫者である半赫者に至った強力な喰種。トーカを歯牙にも掛けず、覚醒した金木でも単純な殴り合いでは勝負にならないと認めるパワーを持つ。
手の人差し指を曲げ、親指で押して鳴らす癖がある。赫子は鱗赫。アニメでの配色は茶に近い紅。

真性のサディストであり、日々他人を痛めつける愉しさを追及する拷問マニア。
これはまだジェイソンと呼ばれる前、捕縛され喰種収納所に送られた際に他区の情報を持っていたので殺処分されなかったものの、異常な性癖を持った捜査官により執拗な拷問を受けた事が原因。
元は黒髪であったが、このときに白髪となった。
またそれ故、その捜査官が語っていた「この世の不利益はすべて当人の能力不足」という持論を持つ。

半喰種のカネキに興味を示し、アオギリの樹が彼を捕縛した後は反アオギリと共に逃亡を図ったカネキを捕らえ、拷問にかける。
カネキに酷い苦しみを与え、彼の異常な再生力を目につけて陰湿な拷問を繰り返し、最後には食らおうとしたが喰種として覚醒したカネキの反撃を食らい交戦。
半赫者の力を解放し、序盤こそ頑強さと一撃の重さで対等に渡り合うも彼の分析力と手数の多さの前に圧倒され、完敗。アニメ版のスピード感溢れる戦闘シーンは必見。

今度は自分が拷問に遭い、赫包を二つも食われてしまう。
カネキがヤモリの命の責任を取りたくないばかりに突入してきた喰種捜査官達に転換したことで一命はとりとめる。
幸い、赫包はもう一つ残っていたので現れたジュウゾーを襲うも返り討ちに遇い完全に死亡した。

鬼畜かつ醜態な性格の持ち主ではあるが、元からそうであった訳ではなく、母親の死と捜査官の拷問によって今の人格が形成された。
更に自分を慕うナキの面倒見は良くニコとは交友関係を築きあげており、強くなければ奪われると思い悩む一面もあった。

白カネキを誕生させた人物であり、ヤモリの死後、カネキは彼の癖、思考、拷問方法を模倣するようになった。
カネキの非情なる行動はヤモリを連想させる描写となっている。違いという点では快楽で人を殺さない事。

尚、瀕死の状態で母親を呼んだり幼い言葉遣いは哀しいものでヤモリの境遇もカネキと似ている。

「僕はヤクモだよ。」

「あなたは天使様ですか?」


【赫子】
種類は鱗赫(半赫者)。金木(もしくはリゼ)と比べると全体的に逆立っている。数は二本。

半赫者化すると、上半身と右腕を筋繊維みたいな赫子が幾重にも巻きつくように纏う。
分かりやすく言うと上半身の膨れ上がった姿はバイオハザードのタイラント、顔はゴア・マガラみたいになる。

この状態になると赫子の数は右腕の一本に減るが、更に高まった攻撃力、再生力があるので戦闘に支障はない。

アニメ版では半赫者としての血の濃さを表す為か、金木の赫子が鮮やかな赤に対して、半赫者状態のヤモリの赫子の色がどす黒く濁った色の赤になっている。



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最終更新:2023年11月16日 21:21