ミウラ・リナルディ

登録日:2013/11/07 Thu 20:40:50
更新日:2021/01/16 Sat 21:43:27
所要時間:約 5 分で読めます






す、す、すみません……。おお 落ち着かなきゃと思ってはいるんですが……ですがッ!?

出典:魔法少女リリカルなのはINNOCENT、ユビキタスエンターテインメント、DeNA 、
2013年3月31日から稼働、© NANOHA INNOCENT PROJECT



魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物。ViVid以降の登場。
CV:伊藤かな恵(The MOVIE 2nd A's ドラマCD、アニメ)


魔法少女リリカルなのはViVid


八神家が経営する八神家道場の生徒で、ザフィーラを師匠と呼んでいる少女。流派はストライクアーツ。
ちなみに名前のミウラだが、ドラマCDなどでは「ミ」にアクセントをつけて発音されている。

一人称は「ボク」。ただ初めて会ったヴィヴィオの前では「わたし」と言っていた。
(ちなみになのはの場合はボクだった。)

良く勘違いされているが、アインハルトと同じ12歳。区立学校中等科一年生である。
古代ベルカやら魔女やらいろいろとお金持ちや特殊な生まれを持つ人物が多い中、珍しく一般市民かつ普通の人。
家は海辺の人気レストランで、小さな頃から重い食材の運搬を手伝っていた為実は元々ある程度足腰の基礎は出来ていた。
はやてがベルカ関係のメンバーでの食事会を開いたときには自分は場違いでないかと心配したほど。
一般人の視点で中心人物という意味では今や逆に貴重な存在であり、エレミアの手記への感想にも活かされている。

明るい表情の持ち主だが、やや天然気味な雰囲気も持つ。
八神家一同からは「ミウラ」と呼ばれて可愛がられており、ミウラも「はやてさん」「リインさん」等、好感を持って接している。
おそらくは直接の師であるザフィーラの事のみ「師匠」と呼ぶと思われる。

他のメンバーからはヴィヴィオは「ミウラさん」ハリーからは「抜剣娘」とも。
またヴィヴィオはザフィーラから師事を受けているので初めて会ったときにはヴィヴィオを「兄弟子」と呼んで、仲良く接していた。

シグナムヴィータと練習試合が出来るほどの実力を持つが、極度の上がり症で緊張状態になると挙動不審な行動や言動をとる。
どこか気が弱くておっちょこちょい。そのため試合前にはシグナムたちからのアドバイスを復唱して落ち着かせている。
物語が進むにつれ、そういった緊張への弱さは見せなくなった。

純粋な格闘型で一瞬で相手の懐に入り込み、強烈な一撃を喰らわせる戦闘スタイルを取る。
攻走守がバランス良く高い。また初撃を食らいやすい癖があるものの初見の居合を速攻で防御してみせる反応速度、
相手の猛攻に動じず冷静にチャンスを待ち一撃をくわえる精神力など、
「基礎」が非常に良く出来ているあたりはさすが八神流といったところだろうか。
ただし上がりやすい性格を意識してかまずは単純に間合いのみを意識して戦う事を仕込まれた為、
本来得意な距離でペースを乱されると持ち直すのがまだ不得手。

切り札として「抜剣(バッケン)」と呼ぶ近接型の集束魔法を持つ。
なにげに集束魔法を近接魔法として使用したのは作中では初めてである。
というか集束魔法使い自体、本編で登場したのが少ないのだが。
特別編ではなのはにイメトレで鍛えてもらっているような描写がある。
なのはとも魔力光がよく似ており、『近接格闘型高町なのは』と言っても過言ではない。


この技から、彼女のキャッチコピーは『星の剣を持つ少女』


使用デバイスは星のワッペンの形をしたインテリ型と思われる「スターセイバー」。
待機形態は星型。発動形態の詳細は不明であるが、スターセイバーのセリフはミウラの胸元の星型から発せられている模様。
はやてが製作者であり、スターセイバーは、はやてのことを「Meister」と呼んでいる。
ミウラ自身への呼称の仕方は不明だが、ミッドチルダ式であることから「Master」呼称か「sir」呼称だと思われる。


元々何にも自信が持てない普通の少女で、学校の成績も未だに必死で赤点と戦っているレベル。
そこから八神家と八神道場の仲間たち、そしてストライクアーツに出会ったことで自信を着けて、持っていた才能をここまで開花させた努力家。
ぶっちゃけその道のりは物語の主人公と言ってよいレベル。ヴィヴィオからすれば前作主人公ポジでもおかしくない。
(ちなみに応援席によくいる道場の仲間達は回想シーンでも何度か姿を見る事ができる。それぞれの物語を想像するのも一興だろう)

DSAAインターミドル地区予選第1試合ではミカヤと対峙し、開始早々無策で突進してミカヤに居合技を食らい、
ライフを大幅に削られてしまうが、激戦の末「抜剣」を使用し1ラウンドでギリギリになりながらも勝利を収める。

難なく2回戦も勝ち進んで3回戦でヴィヴィオと対決し、両者一歩も譲らぬ好勝負であったが、
戦いの苦痛から動きが僅かに止まったヴィヴィオの隙を見逃さず抜剣を命中させ、勝利を収める。

その後も苦戦続きながらも都市本戦まで勝ち上がったが、都市本戦2回戦で待っていたのは次元世界最強少女、ジークリンデ・エレミア
3ラウンドまで持ちこたえるなど粘ったが流石に相手が強すぎた。
とはいえ、その健闘ぶりで選手として一定の人気も獲得している。

目標とすべき選手たちが多数いる中、ヴィヴィオにとって特にライバルとしての立ち位置を確立している。
ファイトスタイルが噛みあい、お互いの持ち味が出た試合になりやすく、実力も拮抗しているため両者ともに試合をするのが楽しい様子。
初戦でヴィヴィオに抜剣を命中させて勝利したが、そのあまりの威力にヴィヴィオが気絶してしまったため、お見舞いに行ったときには責任を感じて泣き出してしまっていた。

無限書庫探索にも同行し、ヴィヴィオと共に探索をしていた。
行く前にはユーノが開拓したらしいエリアが迷宮だったり、書物防衛の霊体やゴーレムが出ることにビビったり、
飛行魔法などで普段飛びなれていないせいか、無限書庫の無重力空間に最初は慣れずヴィヴィオにお姫様抱っこで抱えられた。
その後のファビアの攻撃からとっさに庇われるシーンなどはもはや可愛い守られヒロインである。

散策中ではヴィヴィオの親譲り? な口説き? に顔を赤くしつつも、
心の中で自分が勝ったミカヤ、ヴィヴィオ両名の分まで頑張ろうと決意する。
(ちなみにヴィヴィオ戦の感想は「こんなかわいい子が 試合ではあんなに速くて強くって、
 えげつないカウンターで意識飛ばしにくるっていうのは いまだに実感ないんだけど――」とのこと)

ファビア戦では『失せよ光明』の力で即刻素っ裸にされ、瓶詰の中に閉じ込められてしまった。
そしてルーテシアに出してもらうのも最後だった。

やがて、ミウラに転機が訪れる。
八神道場は基本入門向けであり、ミウラほどに頭角を現した選手を指導するのには向かない。
本格的な選手としての鍛錬をするため、ジムに預けることとなった。
行き先はノーヴェが新たに開くナカジマジム。ライバルであるヴィヴィオとの同門である。

しかし、その前に時空管理局の戦技披露会で同門となるヴィヴィオと再戦。
ミウラはヴィヴィオに勝ちこそしたが、「幸運の勝利」に過ぎずお互いまだ先があることを感じ取っていた。
この試合を八神道場からの卒業式と位置づけ、全力で臨む。
お互いに前の試合から更にレベルを上げ、なおも拮抗した好勝負。
制したのは・・・?

ViVid Strike!


既にナカジマジムに移籍し、ヴィヴィオたちとチームメイトとなった。
DSAA格闘競技部門のU15ワールドランキングは5位で、ヴィヴィオ(7位)より高い。
リンネ・ベルリネッタのコーチであるジル・ストーラ曰く「10年に1人の逸材」。


◇主な魔法や能力


  • 空牙
相手に接近して繰り出す強烈な蹴り。 相手の防御の上からでも大ダメージを与えることが可能。
なのはポータブルではシグナムが同名の技を使用していたので、おそらくはシグナムから受け継いだもの。

  • ハンマー・シュラーク
ヴィータやシグナムなどの指導を受けたことで編みだしたと思われる技で相手に近距離まで接近してから、拳をおもいっきり叩きつける。
ちなみにシュラークとは英語で言うストライクのこと。ヴィータの技名にもよく使われている。
心理学用語の「ハンマー・シュラーク」は多分関係ない。

  • ブレイジングコメット
魔力球を脚部で蹴り出して攻撃をする技。 蹴った魔力球は着弾と共に大爆発を起こす。

  • 抜剣
ミウラの使用する集束系魔法(ブレイカー)。 ミウラの技術の集大成であり、最後の切り札。
脚部に集束した魔力により、後述する抜剣・飛燕、抜剣・星煌刃といった強烈な蹴り技が繰り出される。

使用時にはレガース部分の装甲が変化、展開したパーティングライン部に光が灯り、光の粒子が舞い散るような描写がある。
ラウンド終了間際にしか発動しない事、ヴィヴィオ戦では一度発動した後にすぐに解除しているなど、
集束魔法らしく「長時間の維持」は困難な様子。
攻撃に使用する他脚部から噴射することで瞬間的な加速を得ることも可能。

発動の仕方を含め、ロボットアニメで言ったらユニコーンガンダムのデストロイモードみたいな感じ。

  • 抜剣・星煌刃
「抜剣」によって魔力を脚部に収束して強烈な蹴りを繰り出す。

  • 抜剣・飛燕
飛び上がって、 「抜剣」によって魔力を脚部のスターセイバーに集束して強烈な蹴りを繰り出す。
一撃必殺の威力があるが、消耗も激しい。

  • 抜剣 四天星煌
両手両足に集束魔法を発動した状態。
両手両足の防具が変化、パーティングラインに光が灯る。

ここから構え「天破の型」を発動した際には、会場が揺れ、非常警戒の警告が出されるほどの魔力値を出した。
手足に魔力を収束させる必殺技で、相手の防御力の上からでも貫くことが出来る破壊力がある。

  • 抜剣・飛龍
「抜剣 四天星煌」天破の型から繰り出される蹴り。 蹴りによって衝撃波のようなものを飛ばして攻撃をする。

  • 天衝星煌刃
「抜剣 四天星煌」天破の型から繰り出される蹴り。 空中に飛び上がって後ろ回し蹴りを繰り出す。



名前の由来は、おそらくイタリアのランボルギーニ・ミウラ。
また苗字のリナルディは、イタリア系の一般的な姓である。






「抜剣」はボクの技術の集大成で最後の切り札。

ぶつけるんだ…………ボクの全部を!





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最終更新:2021年01月16日 21:43