Dr.エッグマン

登録日:2012/02/11(土) 02:23:04
更新日:2024/04/23 Tue 07:22:29
所要時間:約 6 分で読めます






ホーホッホッホ!諸君、ワシこそがかの天才科学者、Dr.エッグマン様じゃ!!

ボス!マイクの電源が入っていません!

ヒャッハー!ダッセーな!プププ~!

こら!キューボット!ホントのこと言っちゃダメだろ!?

ボカッ!

ヌォォォ!オーボット!キューボット!貴様ら、バカにしたなぁ!?
責任持ってワシの項目を追記・修正せい!

ヒ~~~~~~~~~~~!!!




――偉大なるDr.エッグマン様の項目へようこそ。
Dr.エッグマンとは、ソニックシリーズに出演している悪の天才科学者である。

声:佐藤正治(セガ ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
  橋本晃一(アドベンチャーズ・オブ・ソニック・ザ・ヘッジホッグおよびアニメ版)
  滝口順平(OVA版)
  大塚周夫(ソニックアドベンチャー~ソニックトゥーン 太古の秘宝までのゲーム、アニメ『ソニックX』)
  中村浩太郎(マリオ&ソニック AT リオオリンピック以降のゲーム、ソニックトゥーン (アニメ))
  山寺宏一(映画『ソニック・ザ・ムービー』吹き替え)
演:ジム・キャリー(映画『ソニック・ザ・ムービー』)


天才的な概要

天才科学者にしてマッドサイエンティストとも言われたプロフェッサー「ジェラルド・ロボトニック」の孫。
本名は「イーヴォ・ロボトニック」だが、ソニックがそのふっくらした体系を揶揄して「エッグマン」とバカにしてきて腹に据えかねたため、
「それなら自ら名乗ってしまおう」ということで現在のように自称するようになった。
ちなみにこの本名の設定は一部の外部作品等で活用されていたが、公式設定として運用されているかは長年怪しいとされており、
ファンの間でまことしやかに囁かれていた都市伝説的なものだったが、2020/12/23に公開されたソニックステーションLIVE!内で正式に明言化されたものである。
年齢は50歳はいっていないらしいとされるが、これは韓国におけるイベント上の質問で触れられたもので、あくまで漠然といたイメージである。

IQ300という頭脳を持っている、自称にとどまらない超天才科学者である。しかしその壮大な頭脳は世界を平和にするためでなく征服のために使われており、
自身の理想都市「エッグマンランド」を建設する事がエッグマン様の野望である。
しかし、その行動はことごとく宿命のライバルである青いハリネズミに潰されている……無念。
だけど青いハリネズミとは何だかんだで協力したり仲良くスポーツを嗜む事も。この人達とは仲良し(立場も似ている)。


最も長くエッグマンの吹き替えを担当したのは、外画吹き替え黎明期から声の出演の世界で活躍してきた名優・大塚周夫。
現在のエッグマンのイメージを作ったのはほぼこの人である。
なおゲーム内ではかなりアドリブが多く、作品が進むにつれてそれが加速していく。
しかしソニックトゥーン~太古の秘宝~の発売後に逝去。
生前の大塚周夫は、ソニックXの第二期がテレビ放送されないことを非常に悔やんでおり、
金丸淳一と会うたびに「あれいつやるんだ?」と問いかけていたという。それくらいエッグマン役への思い入れもひとしおであった。

現在は中村浩太郎が担当し、先代のイメージを踏襲しつつ演じている。
が、2023年の夏に入院することになり、今後復帰するかバトンを渡すか不明になっている。


各作品での天才的な活躍

その偉大なる行動をご覧あれ。
尚、ネタバレを含んでいるので注意を―



  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ
島の小動物を捕らえて自分のメカに改造するという、デビュー作から唐突に素晴らしい悪行をこなしている。
因みにこの作品以前から青いハリネズミとは面識がある様子。


  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
宇宙に巨大基地デスエッグを作り上げるという、シリーズで1、2を争う技術力を見せつける。
しかし、青いハリネズミの手により撃沈…


  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 & ソニック&ナックルズ
エンジェルアイランドにて一度沈んだデスエッグを復活させると同時にナックルズを騙してマスターエメラルドを強奪するが、やはり青いハリネズミに計画を全て滅茶苦茶にされた


  • ソニック・ザ・ヘッジホッグCD
一年に一度現れる"リトルプラネット"に目を付けたエッグマン様は、
鎖一本でコレを繋ぎ、自身の要塞に改造した。
そして青いハリネズミをモデルにした戦闘ロボット、メタルソニックを作り上げた。


  • ソニックアドベンチャー
謎の生命体、カオスの力を使ってステーションスクエアを破壊し、エッグマンランドを作り上げるという策を立てる
他にも超巨大万能空中移動要塞、エッグキャリアやE-シリーズ等、様々な作品も作り上げている。
パーフェクトカオス戦の前では噛ませ犬で登場したが


シャドウ、ルージュと共にスペースコロニー・アークを使って世界征服に乗り出す。
ダークサイドでは青いハリネズミ達を蹴散らし、エクリプスキャノンを発射しようとするが、コロニーは突如地上へ向けて落下を始める。
このまま落下すると地球は微塵も残らなくなってしまう事を悟ったエッグマン様は、青いハリネズミ達と共に協力してキャノンを止める事を決意する。
この時のエッグマン様はマジで綺麗


  • ソニックアドバンス


  • ソニックアドバンス2
青いハリネズミの仲間達をさらうという、横暴な手段に走る。
更にエクストラゾーンでは、クリームの母をさらうという、まさに「悪」という名を表している

  • ソニックバトル
太古の兵器ギゾイド(エメル)を発掘するが、ガラクタと見做し遺棄してしまう。
その後その真価を知り回収を試みるが、成り行きで青いハリネズミがそのマスターになってしまったため終始つけ狙うように。
最終シナリオではデス・エッグなる宇宙要塞を構える。これにはファイナル・エッグブラスターという、あのカオスでさえ警戒する超兵器を武装しているが……
ここに乗り込んだ際、初めて戦うもミサイルや爆弾を雪崩の様に連射し別ゲーをしてくる鬼畜。
苦労してK.Oしても爆風で心中まで仕掛けてくる。
ちなみに本作では祖父・ジェラルドによる手稿を読む事ができる。


  • ソニックアドバンス3
カオスエメラルドの力で世界を7つのエリアに分断する。
エメルのデータから開発したジーメルで青いハリネズミたちに対抗するが、最終的には暴走したジーメルをハリネズミと協力して破壊した。

  • ソニックヒーローズ
「3日後に世界征服へ乗り出す!」
以上の内容の手紙を青いハリネズミ達に渡すという、紳士的な姿を見せる。
青いハリネズミの他にも、黒いハリネズミやE-シリーズ最強であるオメガに狙われる等、ヒヤヒヤさせてくれた。

本人は偽物によって終始監禁されており、一連の所業は全てその偽物によるものだったが

  • ソニックラッシュ
異世界のもう一人のエッグマン様であるエッグマン・ネガと共に、時空間を歪ませる。


  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)
悪役の本領を発揮。
ダイエットの甲斐あってスリムになっただけでなく、そのおかげで終始シリアスな雰囲気を溢れ出している。
一国の姫を時には国を滅ぼすと脅してでも攫う、未来に追いやった青いハリネズミ一行について「死んではいません、まだ」と発言する等々、悪の限りを尽くす。
しかし体型維持は流石に難しかったのか、これ以降はいつものタマゴ体型に戻ってしまった。


  • ソニックワールドアドベンチャー
なんとスーパー青いハリネズミからカオスエメラルドのエネルギーを吸い取り、
地球を割るというスケールの大きい偉業を成し遂げた。
そして遂に念願のエッグマンランドを完成させた。


  • ソニックカラーズ
「パークから帰る前に、アンケートに答えてください!………楽しくなかったり、つまらなかった人は答えなくていいです……」
偉大なるエッグマン様は、我々を楽しませる為に惑星丸々一つを使って、テーマパークを建設。
お菓子でできた山、宇宙戦艦で行われるパレード等々大いに楽しませてくださった。
現在は諸事情により閉園。


  • ソニックジェネレーションズ
前作で青いハリネズミに倒された後、タイムイーターを発見。これを利用して過去のエッグマン様と手を組んで過去の自分の黒歴史を改変し、青いハリネズミに負けた歴史を塗り替えようとする。
勝利までもう一歩の所までいったが、スーパー化した二匹の青いハリネズミの前に敗北。時空の狭間に過去のエッグマン様と共に取り残されてしまう


  • ソニックロストワールド
浮遊大陸ロストヘリックスに新たな基地を構築してロボットを増産、さらに現地で出会った先住民族ゼティを「六鬼衆」として従える事にも成功。
しかし不敬な六鬼衆はエッグマン様に忠誠を誓うつもりなどさらさら無く、案の定やって来た青いハリネズミの横槍のせいで反逆を許し、さらにロボットと開発中の惑星エネルギー吸収装置まで奪われるハメに。
屈辱に震えながらも、事態の収拾のためエッグマン様は青いハリネズミと相棒のトリギツネとの共闘を決意するのだった。


  • ソニックフォース
過去最大規模の大軍勢を結成し、協力者のインフィニットが青いハリネズミを打倒してくれたこともあり世界の99%を支配することに成功。
青いハリネズミを要塞に幽閉し、ほぼ完璧に世界を手中に収めるという偉業を成し遂げられた。
しかし、レジスタンス達の抵抗により本拠地へ攻め込まれ、最終的にあえなく野望は水の泡と消えた。


  • ソニックX(アニメ)
第1話からカオスエメラルドを揃えているという手際の良さを見せつける。
別世界に飛ばされた後も懲りずに世界征服へ乗り出すが、案の定失敗。一時期牢獄入りに
この時の囚人服のエッグマン様はちょっと愛嬌があったりする

  • ソニック ザ・ムービー(映画)
本名のロボトニックとして登場。
天才的頭脳を持つが人格に問題があり、連邦政府からも持て余されていた。
無数の卵型ドローンや多段変形装甲車で青いハリネズミを追う。メカの形から青いハリネズミに『エッグマン』とあだ名を付けられる。

スランプにあった名優ジム・キャリーの復帰作といわれるほどの怪演は必見。
当初は黒いスーツにカイゼル髭の紳士といった感じだったが、終盤に赤いフライトジャケットとゴーグルを着用して飛行メカに乗り込み自ら青いハリネズミと対峙。
文字通り世界中を駆け回る激闘の末にリングの力で宇宙の果てのキノコの惑星へと放逐、そのまま政府にも居なかった者扱いとされてしまった。

……が、天才の彼は無人の星でもしぶとく生存。自慢の髭は無残にチリチリの伸び放題に、そして頭髪をスキンヘッドに剃り上げ完全にDr.エッグマンと化すシーンで映画は終了する。
続編ではそのスタイルのままよりエッグマンらしくなって帰ってきて、ナックルズとともにソニックへのリベンジを画策する。

余談だが役者さんが役者さんだけあって踊る。非常に印象的かつ愉快なシーンなので必見。
なおジム・キャリーはソニック2で俳優引退を考えていたが、3への続投がほぼ確定しているらしい。

本編冒頭で本人かどうかは分からないが、エッグマン様の墓が建っている。
セガのセルフパロだろう。


偉大なるDr.エッグマン様の項目に追記・修正を。



エッグマンランドに、栄光あれ

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • SEGA
  • ソニック
  • キャラクター
  • 悪役
  • ライバル
  • 天才
  • 科学者
  • 愛すべきバカ
  • ヒゲタマゴ
  • Dr.エッグマン
  • エッグマン
  • PINGAS!
  • ソニックシリーズ
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ
  • 佐藤正治
  • 橋本晃一
  • 滝口順平
  • 大塚周夫
  • 中村浩太郎
  • 山寺宏一
  • ジム・キャリー
  • 憎めない悪役
  • 主人公より先に立った項目
  • 本編はおろか主人公より先に立った項目
  • ロボトニック

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月23日 07:22