スピリット/ハイブリッド体

登録日:2011/11/12(土) 20:23:54
更新日:2024/03/07 Thu 08:42:27
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『スピリット』とはデジタルモンスターの作品内で登場するアイテムのこと。
アニメ『デジモンフロンティア』で初登場し、伝説の十闘士が遺したスピリットと呼ばれるアイテム(一応、意思はあるらしい)で進化を行う。
また、その進化した形態を『ハイブリッド体』と呼ぶ。


【概要】

スピリットは十闘士の十属性ごとにH(Human(ヒューマン):人型)とB(Beast(ビースト):獣型)が存在し、合わせて20種存在する。
ただし、闇のみ本来の善のスピリットの状態に加え、ケルビモンの魔力により呪われ変化した悪の状態があるため、合計は22種ということになる。
属性はすべてバリアブル種(ヴァリアブル種とも。戦闘を行う相手と同じ属性になること)で統一されている。

基本的な点はデジメンタル/アーマー体と似ているが、最も大きな違いは
「デジタルな生命体にアナログな存在である人間の可能性を変換乗算できる」
という点である。

つまり「人間のデータを分解し、古代のデジモンのデータの一部と融合する」ということ。
さらに噛み砕いて言えば「アイテムとのマトリックスエボリューション」ということ。


これにより、アニメでの子ども達の立ち位置がパートナー/テイマー⇒直接戦う存在へ変化した。
パートナーデジモンとの絆が描かれないという批判も発生した。
そして、その戦隊ヒーローめいた特異性故、「こんなのデジモンじゃない」と感じる者も少なからず存在する。
しかし、反対にしろ賛成にしろ、自分の意見を押しつけたり、不毛な争いや誤解を生むような発言は控えよう。


話が逸れたが、スピリットと融合する太陽は人間に限らず、デジモンでも可能だったりする。
カードゲームは別としても、風呂本編でも本当にそんなシーンがある。
ただし、アニメにて敵として登場した四体は、デジモンや人間が変身していたのか、それともスピリットが自律して行動していたのかは不明。

そして、もう一つの特徴として、アーマー体同様(場合によっては更に)“強さ”にバラつきがあること。
デジメンタルのような相性こそ無いものの、形態で特長が異なる。
おまけに媒介となる者の力量によっては弱体化もする。


【各形態】

上述の通り媒介の力量やメディアによって差異があるため、ここでは平均的な“強さ”を記す。

下記のデジモンの名前は、
  • 闇:善(カッコ内は悪)
のスピリットのハイブリッド体。


◆人型(ヒューマン)形態

強さ:成熟期<H≦完全体
口上:「スピリットエボリューション!」

スピードやテクニック重視であるため、ややパワー不足感はあるが、小回りが利くため連携プレーを得意とする。
  • アグニモン
  • ヴォルフモン
  • フェアリモン
  • チャックモン
  • ブリッツモン
  • レーベモン(ダスクモン)
  • グロットモン
  • アルボルモン
  • ラーナモン
  • メルキューレモン
+ 各デジモンの詳しい説明
アグニモン
英語名 Agunimon
世代 ハイブリッド体
タイプ 魔人型
属性 ヴァリアブル
必殺技 バーニングサラマンダー
炎で包まれた拳から火炎竜を繰り出す技。
得意技 サラマンダーブレイク
火炎の旋風脚を繰り出す技。
電脳核(デジコア)が《聖なる炎》と呼ばれる“スピリチュアルファイアー”で包まれているため、炎を自在に操る能力を持つ。
ネットの防御壁「ファイアーウォール」の化身であり、守護神でもある。
性格は熱しやすいが、それを自覚もしており、ヨガ呼吸で精神修養に励む武人的な一面もある。
話し言葉もどこか古風で拳法家的。
戦闘でも東洋の武術を駆使して戦い、気を集中させる要領で身体の一ヶ所に炎を集めて攻撃力を上げることも可能。

名前の由来はインド神話の火神「アグニ」。
「ファイアーウォール」の化身、炎を使った格闘、熱しやすい性格、とメラモンとは気が合いそうである。
アグニの炎を操るヨガの拳法家」だが、当然手足は伸びない。


ヴォルフモン
英語名 Lobomon(ロボモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ 戦士型
属性 ヴァリアブル
必殺技 リヒト・ズィーガー
光の剣“リヒト・シュベーアト”で相手を真っ二つにする。
ツヴァイ・ズィーガー
二振りの“リヒト・シュベーアト”を連結して多勢に斬り込む。
自分の信じる物のためには命を賭けられる騎士道精神の持ち主で、非道を嫌う性格を持つ。
口数は少なく、他人との関わりもあまり望まないため、冷たい印象を持たれることが多いが、実際は心優しい戦士である。
身体の各部にある薄紫のパーツは、聖なる光が封じ込められている聖紫水晶(セントアメジスト)である。
その硬度は持ち主が正しい心の時には聖なる光によって非常な硬度を保持するが、負の心が生じると途端に脆くなってしまうという。

名前の由来はオオカミを意味するドイツ語“wolf(ヴォルフ)”。
ただ、海外展開の際にはそのままでは分かりにくいと思ったのか、英語名では“Lobomon(ロボモン)”。
ロボットではなく、狼王ロボの事であろう。(そもそも、前者なら“robo”になるし)
ロボコップに似てるから?関係ないと思う。

なお、兵装や技にもドイツ語が多用されており、“Licht Schwert(リヒト シュベーアト)”は「光の剣」の意味。
同様に「リヒト・ズィーガー」の“ズィーガー”は勝利者、優勝者を意味するドイツ語“Sieger(ズィーガー)”。
Zwei(ツヴァイ)”の意味は…『このwikiに来ているような方には説明するまでもないですよね、マスター?


フェアリモン
英語名 Kazemon(カゼモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ 妖精型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ロゼオ・テンポラーレ
敵に向かって突進し、蹴りの連打のあとバク転蹴りを出す連続技。
トルナード・ガンバ
逆立ちをして旋風脚を繰り出す技。
得意技 ブレッザ・ペタロ
両手の指から小さな竜巻を起こし敵をなぎ払う技。
カリーノ・アンカ
ヒップアタック。
魅了効果があるため、男性型のデジモン と画面の前のオトコノコ に絶大な効果がある。
無邪気で好奇心旺盛な性格で、おしゃべりで口が軽いトラブルメーカーなところもあるデジモン。
だが、本人に悪気が全くないため、あまり憎まれることも無いという。
徹底した楽天主義で、少々の困難も笑って切り抜ける強い精神の持ち主。
大気を自在に操って敵に蜃気楼を見せたり、真空状態を作り「カマイタチ」を発生させたりといった攻撃を得意とする。
だが、戦闘能力よりも情報戦の方が得意である。

紫の髪に露出が多めな格好をしており、顔にはバイザーを装着した姿をしている
セクシー路線のデジモンは前例が何体かいるため、違和感はないが、小5をこの格好にするというのは…。
そういう諸々の制約もあってか、海外含めて正義の五闘士のヒューマン形態の中では、唯一超進化シリーズで立体化されなかった。

なお、ヴォルフモンがドイツ語ならこちらはイタリア語。
ただし、アニメでは融合するのがイタリアからの帰国子女なので、まだ中二感は薄い。…かもしれない。
  • Roseo(ロゼオ) Temporale(テンポラーレ)”…「バラ色」「雷雨」
  • Tornado(トルナード) Gamba(ガンバ)”…「竜巻」「脚」。つまり竜巻旋風きゃ…ゲフンゲフン
  • Brezza(ブレッザ) Petaro(ペタロ)”…「そよ風」「花びら」
  • Carino(カリーノ) Anca(アンカ)”…「愛らしい」「尻」。まんまである。ただし、女性(や女性名詞)には“Carina(カリーナ)”が使われるため、泉に男の娘疑惑が…?。
でも、英語名はKazemon(カゼモン)
もう少しどうにかならなかったのであろうか…。


チャックモン
英語名 Kumamon(クマモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ 獣人型
属性 ヴァリアブル
必殺技 スノーボンバー
ランチャーから超氷結の雪玉を乱射する技。
得意技 ツララララ~
体をツララ状にして敵に飛び掛る技。
英語だと、“Frozen(フローズン) Tundra(ツンドラ)”と普通な感じに。
ポーラー軍の極地区防衛部隊所属で階級は軍曹。
ケロロとかソウスキーとかハートマンと同じである。
…が、実は自称。その件について問うと「禁則事項 機密事項」と答えるため真相は不明。
多分に本人の空想によるものと思われる。
『まさかとは思いますが、この「ポーラー軍」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。』

しかし、持っているランチャー(通称ロメオ)の操作や戦闘時の的確な行動は本物。
そこから撃ち出されるのは特殊な雪玉で、用途によって幾つか種類がある。
自分から行動することは稀だが、サバイバル的な知識にも強く、誰かの頼みや命令に応えて動く際には実に頼りになる存在。
逆に、誰にも頼られないと何もすることが無くなり、自分の存在意義に悩んで落ち込んでしまうこともある。
…こう書いていくと、ちょっとメンタル系のお医者に掛かった方がいい気がしてきてしまう。

なお、英語名はまさかの“Kumamon(クマモン)”。
某熊本県から怒られそうだが、登場自体は当然こっちが先である。


ブリッツモン
英語名 Beetlemon(ビートルモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ サイボーグ型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ミョルニルサンダー
天空から稲妻を雨のように降らせる技。
同名の技を持つパロットモンとの関係は不明
得意技 トールハンマー
両手を握り合わせ、敵に豪快に振り下ろす技。
ライトニングブリッツ
体内を駆け巡る高圧電流によって、特殊な磁場を発生させて反重力に近い状況を作ることが可能。
その能力を持って、巨体に似合わぬ俊敏な高速移動を行うことができる。
戦いにおいてはレスラー的なスタイルを取ることが多い。
また、その溢れんばかりの雷の力は身体の各所で火花となって現われ、一見機械的にも見えるが、性格は反対に表情豊かで人間的。
言葉使いも荒っぽいが、それも余計に生きた暖かさを感じさせる…かもしれない。
ただし、性質上水中での行動は苦手。

Blitz(ブリッツ)”とは軍事における『電撃戦』を意味する単語。(元々はドイツ軍由来)
そして、英語名は“Beetlemon(ビートルモン)”。
これまた安直なネーミングだが、風やら熊やらよりはマシか。
元となった伝説の十闘士も、英語名だと“AncientBeetlemon(エンシェントビートルモン)”なので、繋がっていると言えば繋がっているし。


レーベモン
英語名 Loweemon
世代 ハイブリッド体
タイプ 戦士型
属性 ヴァリアブル
必殺技 エントリヒ・メテオール
胸部の獅子から黄金のエネルギー波を放つ技。
得意技 エーヴィッヒ・シュラーフ
強烈な槍撃で敵を爆砕する技。
“闇のスピリット”が呪いから解き放たれた真の姿。
《闇》とはあるが、その姿は決して凶々しいものではなく、他の十闘士の影となり戦う存在でもある。
槍術の使い手で「断罪の槍」で悪を貫き、「贖罪の盾」で浄化する《闇の執行人》である。
その力は単体でも“融合形態”にも匹敵し、“勇敢なる漆黒の闘士”と呼ばれることもある。
なお、他を圧倒するパワーは右手の人差し指にはめている「ニーベンルゲンリング」に秘められていると言う。

ヴォルフモン共々 兄弟そろってドイツ語大好き。
Löwe(レーベ)”とはドイツ語でライオンを意味する単語。
Endlich(エントリヒ)”、“Meteor(メテオール)”は「最後の~」「流星」
Ewig(エーヴィッヒ)”、“Meteor(シュラーフ)”は「永遠の~」「眠り」
の意味をそれぞれ持つ。
また「ニーベンルゲンリング」(ニーベルンゲンの指輪)もドイツ語圏の叙事詩に由来する。


ダスクモン
英語名 Duskmon
世代 ハイブリッド体
タイプ 魔人型
属性 ヴァリアブル
必殺技 エアオーベルング
腕から生えた二振りの妖刀“ブルートエボルツィオン”で相手の力を吸収して自分の物にしてしまう技。
得意技 ガイストアーベント
身体の各部にある目玉を光らせて相手を催眠状態にする技。
“闇のスピリット”が呪いにより変質させられていた姿。
タスクモンではない。
性格は徹底した悪で、非情にして冷酷。更に完璧主義で自信に満ちあふれた魔王的な貫禄の持ち主。

絶滅した様々な種のデジモンの無念やネット上の「フォービドゥンデータ」が強烈な闇のエネルギーと化して凝固している。
戦闘では両腕から生えた剣を使用して無敵を誇り、非道な攻撃にも躊躇が無い。
鎧の三つの首と七つの目玉のみの別の生物(というかビースト形態)としても行動可能で、真の邪悪さはそちらに封じられているという。

やっぱりドイツ語大好き。
Eroberung(エアオーベルング)は「征服」
Geist(ガイスト)”、“Abend(アーベント)は「魂」「夕暮・黄昏」
Blut(ブルート)”、“Evolution(エボルツィオン)は「血」「進化」
の意味をそれぞれ持つ。
でも、名前は「夕暮れ」を意味する英語の“Dusk(ダスク)”。


グロットモン
英語名 Grumblemon(グランブルモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ 鬼人型
属性 ヴァリアブル
必殺技 スネークアイブレイク
グロットハンマーで触れた敵を石化させて破壊する技。
得意技 ジャック・イン・ザ・ボックス
地面に潜り込み、相手の足元から奇襲をかける。
“Jack in the Box”とは英語で「ビックリ箱」を意味する。
大きな鼻と矮躯という、鬼人というより小鬼(ゴブリン)という方が近い姿をしたデジモン。
頭もあまり良くないが、その大きな手のひらと太い指からは様々な武器や防具が産み出され、出来も実用的かつ芸術的という。
自身が身に着けている防具グロットアーマーも、主戦武器のグロットハンマーも、全て手製のグロットブランドである。
命令されるのが嫌いで単独行動を好むが、一度相手の実力を認めると素直に従って自分の作業に没頭する職人気質。
オリンポス十二神族のウルカヌスモンとは仲良くなれそうである。

ただ、仕事に関しては強烈にプライドが高いため、相手をなめてかかる傾向が強いという悪癖もある。
実は手近の土でゴーレモンを作って襲撃させる技も持っている。

英語名の“Grumble(グランブル)”とは「(愚痴や不平を)こぼす」という意味の英語。


アルボルモン
英語名 Arbormon
世代 ハイブリッド体
タイプ サイボーグ型
属性 ヴァリアブル
必殺技 マシンガン・ダンス
奇怪な動きを取り、相手の思わぬ方向からの連続蹴りを繰り出す技。
別名「機銃の踊り」
得意技 ブロッケイドシード
胸の穴から巨大な種を発射して、相手の身体中にツタを這わせる拘束技。
別名「封じ込めの種」
中世の木製からくり人形の設計図がデータ化されたもので、そのギミックは意外に古風。
表情が顔に出ず無口なため何を考えているか分からず、普段は仲間から文字通り木偶の坊扱いされている。
だが、一度、戦闘が開始されると、俊敏でトリッキーな動きで敵を翻弄する。
背中の筒からは強力なツタを発射し相手をマリオネットのように操ることができる。
表皮は防火処理をしてあるが、内部と関節は植物らしく火に弱い。

Arbor(アルボル)”とは、「(草木で作られた)東屋」「木陰」などを意味する英語。


ラーナモン
英語名 Lanamon
世代 ハイブリッド体
タイプ 妖精型
属性 ヴァリアブル
必殺技 レインストリーム
豪雨を敵一体に集中させて押しつぶす技。
ジェラシーレイン
酸性の雨で敵全体を溶かす技。
小柄な人間の女性の様な容姿に、ヒレや水滴のような装飾をもつ妖精型デジモン。
ロリ体型に思われがちだが、意外とその身体は豊満である。

ただ、気象予報システム内の海洋部分を主な活動エリアにしていたためか、勘が鋭く気持ちが変化しやすい。
すなわち、喜怒哀楽が激しく、気に入らないことがあると赤ん坊のようにヒステリックに泣き喚いたりする。
逆に、気分のいい時はおとなしく、品のいいお嬢様的なところを見せたりもする。
戦闘においては、直接攻撃することは少なく、雨を操っての間接攻撃が主。
ただし、感情が高ぶっている時の戦闘能力は強力で、特に泣きながらの攻撃は手に負えない。

ただし、“Rana(ラーナ)”はイタリア語で「蛙」を意味する。
英語名だと、RとLが変わって“Lanamon”。
なお、“Lana”は同じくイタリア語で「羊毛・ウール」を意味するが、“una buona lana”で「いたずらっ子」の意味がある


メルキューレモン
英語名 Mercurymon
世代 ハイブリッド体
タイプ 突然変異型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ジェネラスミラー
イロニーの盾で相手の攻撃をそのまま跳ね返してしまう技。
得意技 オフセットリフレクター
相手の攻撃の性質を反転させて相殺してしまう技。
貴族趣味があり、悪の闘士の中では参謀格で知恵を授ける存在。
同時に幾つもの作戦を思いつくほど頭の回転が速いため、いつも早口の独り言で議論をしたりもする。
何かと自分の流儀にこだわる性質があり、戦闘においても、自分の戦法や使用する武器の素晴らしさをいちいち説明したりする。

両腕の鏡は“イロニーの盾”と呼ばれ、相手の攻撃で受けたダメージをそのまま返す能力を持っている。
Irony(イロニー)”(アイロニーとも)とは、「皮肉」と訳されることが多い単語である。
奇しくも、こちらもギリシャ由来の言葉である。
また、自分自身を鏡の中に映し、そのまま鏡に入って姿を消してしまう奇怪な技も使う。

Mercury(メルキューレ)”(マーキュリーとも)とはローマ神話の「メルクリウス」の英語読みのため、オリンポス十二神族の一画と名前が被っている。
ただし、こちらは「」の闘士ということから、そこから転じた「水銀」の意味合いなのだと思われる。

◆獣型(ビースト)形態

強さ:完全体<B≦究極体
口上:「スピリットエボリューション!」(人型と同様)

スピード等を犠牲にして究極体に引けをとらないパワーを手に入れた姿。
しかし野獣の本能を持つため負担も大きく、半端な覚悟ではコントロールできず、暴走してしまうリスクもある。
  • ヴリトラモン
  • ガルムモン
  • シューツモン
  • ブリザーモン
  • ボルグモン
  • カイザーレオモン(ベルグモン)
  • ギガスモン
  • ペタルドラモン
  • カルマーラモン
  • セフィロトモン
なお、人型 ↔ 獣型のような進化は「スライドエボリューション」と呼ぶ。

+ 各デジモンの詳しい説明
ヴリトラモン
英語名 BurningGreymon(バーニンググレイモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ 魔竜型
属性 ヴァリアブル
必殺技 コロナブラスター
両腕の超兵器“ルードリー・タルパナ”から、太陽の熱線に匹敵するレーザーを放つ技。
得意技 フレイムストーム
全身を燃焼させ、翼のはばたきで高熱の竜巻を放つ技。
高熱に耐える表皮と炎そのもののような翼を持ち、溶岩の中でも行動可能なファイアーファイター。
活火山研究用のデータから発生したと言われ、測定不可能な未知のエネルギーを内包していると思われる。
その火力は、並の炎であれば自身の一瞬の爆発的な火炎で打ち消すほどという。

戦法は豪快にして、その性格は相手が強大であればあるほど闘志を燃やす。
故に、不利な戦いでも引く事を知らない無謀な一面もある。

名前の由来はインド神話に登場する魔神にして火龍、ヴリトラ
また、両腕の トンファー“ルードリー・タルパナ”は20世紀初頭に記された航空技術に関するサンスクリット語の文献『ヴィマニカ・シャストラ』において、
ヴィマーナに搭載されていた光学兵器として紹介されている、らしい。

英語名は“BurningGreymon(バーニンググレイモン)”。
アグニはそのままだったのにヴリトラはダメなのか…。
とはいえ、その頭部は(玩具の都合で)エンシェントグレイモンと同じく、グレイモンの特徴である三本角を備えてはいる。


ガルムモン
英語名 KendoGarurumon(ケンドーガルルモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ サイボーグ型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ソーラレーザー
光のエネルギーを口から吸引し、臨界点と同時に吐き出す技。
得意技 スピードスター
超高速で突進し、背部のウィングブレードで敵を寸断する。
4足歩行になった、完全に(ビースト)なデジモン。

光通信ネット上で発見されたためか、銃弾をかいくぐって敵に接近できるほどの超高速移動が可能。
なお、高速走行の際には脚部のタイヤを展開する。
正義の心の持ち主で、悪を憎む気持ちは人一倍強く、切れ味鋭い爪と牙は悪とみなした者を問答無用で引き裂く。
少しでも邪心のある者には決して従わないが、一度、忠誠を誓うと決して裏切らないという。

背部にはメタルガルルモンよろしく2本のブレードを備えるが、玩具では水平に展開できないのが玉に瑕。

名前の由来は北欧神話に登場する、死者の国ニヴルヘイムの入口を監視する番犬『ガルム』。
なお、公式図鑑では
北欧神話のラグナロクで軍神ティールと共に闘ったガルムの名に恥じぬ正義の心の持ち主
とあるが、北欧神話のガルムはフェンリルと同一視されることもある上、自身の死に際にテュールの喉を噛み切りることで相打ちに持ち込んだという。

英語名は“KendoGarurumon(ケンドーガルルモン)”。
Kendoとは『剣道』の事であろうか…?
とはいえ、白地に青のライン、オオカミの頭部…等々、単体として見ればガルルモンの名を関するのはそこまで違和感はない。


シューツモン
英語名 Zephyrmon(ゼファーモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ 鳥人型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ギルガメッシュスライサー
手足の爪で大気ごと相手を切り裂く技。
得意技 ウィンドオブペイン
空中に飛び上がり髪と翼の羽根を鋭い矢として飛ばす。
ほぼ人間の女性に、背中と頭部に羽を生やしただけにも見える、「ビースト」とは何かと問いたくなるようなデジモン。
とはいえ、ヒューマンのフェアリモンに比べれば、手足の先もカギ爪と化しており、動物要素は多い。

一見すると、落ち着いた大人の女性に見え、気怠い仕草を取ることで相手を戸惑わせる。
…が、実際は気まぐれで人を困らせるのが好きな小悪魔的性格
戦闘においても自ら率先して手助けすることは少なく、本人の努力が見えないと、あえて苦況に立たせることもある。

とはいえ、戦闘能力が低いわけではなく、その気になれば空中を自在に滑空し猛撃を加える。
また、メソポタミア秘伝の呪文で風を操る力も持つ。
この呪文は占い等に使用することもできるが、そこでも相手に対してわざと不幸な結果を示して驚かせたりもする。

名前の由来は、古代バビロニアにおける風の悪魔の一体『シューツ』。南風を吹かせるという。
英語名は“Zephyrmon(ゼファーモン)”。
ゼファーはギリシャ神話の風の神で、こちらは西風を司るとされる。


ブリザーモン
英語名 Korikakumon(コリカクモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ 獣型
属性 ヴァリアブル
必殺技 アヴァランチステップ
二本のトマホーク、“エジ”と“オジ”を使い、舞うようにして敵を切り刻む技。
得意技 グレッチャートルペイド
伸縮自在の髪の毛で相手の動きを封じ、先端の刃で止めを刺す技。
Glacier Torpedo(グレッチャー トルペイド)”は「氷河」「魚雷」を意味する英語。
全身を白色の毛に覆われた、熊とも牛とも犬ともつかないような、二足歩行の獣の姿をしたデジモン。

性格は勇猛果敢…というより猪突猛進に近いが、とにかく意欲と功名心に溢れていて野性的。
また、好奇心も強く、目立ちたがりでお調子者の面も持つ。
戦闘の際も信奉する氷雪の神に祈りを捧げるポーズを決めたり、必殺技の名前を叫んだりと何かとユーモラス。
しかし、実際には、敵や地形をしっかりと観察し、戦闘を有利に進めている抜け目の無さも備える戦巧者の面も持つ。

英語名は“Korikakumon(コリカクモン)”。
名前の由来は不明だが、氷をかく…カキ氷からの命名か??


ボルグモン
英語名 MetalKabuterimon(メタルカブテリモン)
世代 ハイブリッド体
タイプ サイボーグ型
属性 ヴァリアブル
必殺技 アルティメットサンダー
全エネルギーを両腕からまとめて放出する技。
フィールドデストロイヤー
頭部砲塔から超高速の陽電子レーザーを放つ技。
ピラミッドの最奥部にあるスカラベの宝物庫……を参考に作成された警備システムから発見されたデジモン。
重装甲の昆虫戦車…というより、強化パーツを身に着けたブリッツモンとしか思えない姿をしている。
融合形態のライノカブテリモンの方がビーストに見えると専らの評判。

用心深く慎重な性格。
自重が重く、(キャタピラのくせに)移動力が低いため、基本的には後方支援担当。
戦闘時にはその堅牢な装甲で忍耐強く仲間の盾になって相手の攻撃を受ける。
だが、臨界点に達するとボディに仕込まれた全砲門で相手の形が無くなるまで強烈な徹底攻撃をする。
また、遠距離専門ということはなく、近接戦においてもその多彩な武装で敵を破壊する。

名前の由来は、『硬い稲妻』という意味を持つアイルランド語由来の魔剣『カラドボルグ』であろうか?
さすがにカブトムシだからって、カブトボーグとは無関係だと信じたい。

英語での名前はまさかの“MetalKabuterimon(メタルカブテリモン)”。


カイザーレオモン
英語名 Jager(イエーガー)Loweemon
世代 ハイブリッド体
タイプ サイボーグ型
属性 ヴァリアブル
必殺技 シュヴァルツ・ケーニッヒ
全身に纏った黒のオーラで敵を撃砕する技。
得意技 シュヴァルツ・ドンナー
黒色の気弾を放つ。
レーベモン同様、“闇のスピリット”が呪いから解き放たれた真の姿。
“漆黒の獅子”とも呼ばれている。
ボディは漆黒に輝く「オブシダンデジゾイド」と呼ばれる特殊なクロンデジゾイド合金の装甲、通称“斬撃の鎧鋼”で覆われている。
防御能力が高いだけでなく、装甲自体が鋭利さを持っているため、彼が駆け抜けた後は一陣の黒い風と共に全てが切り裂かれると言われている。

対となる光のビースト「ガルムモン」とは、体色と獅子↔狼という点で対になっており、四足歩行という共通点がある。
ただ、こちらは中二病 ドイツ語から逃れられておらず、必殺技はそれぞれ
  • Schwarz(シュヴァルツ)”…「黒」
  • König(ケーニッヒ)”…「王」
  • Donner(ドンナー)”…「雷」
の意味を持つ。

英語名にも“Jager(イエーガー)”のドイツ語が使用されている。
意味は「狩人・猟兵」。獲物を屠る《狩人》!のそれである。
更にどうでもいい余談だが、“Jager”は「ジャガー」とルビが充てられることもあるが、動物のジャガーは“Jaguar”なので、
レオモン(ライオン)なのにジャガーという奇妙な事態は避けられている。


ベルグモン
英語名 Velgrmon
世代 ハイブリッド体
タイプ 巨鳥型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ゾーンデリーター
最大パワーの羽ばたきで、空間ごと敵を異空間に消し飛ばす技。
得意技 マスターオブダークネス
敵の性質を闇に変えて自分の思うままに操る。
超巨大な怪鳥の姿をしており、その姿や性質から「死者を飲み込むもの」とも呼ばれているデジモン。
三つの頭部(通常の頭部と両肩の頭の意匠)と七つの目玉を持つ禍々しい姿をしている。
スライドエボリューションの際には、ダスクモンが細かな粒子へと変化し、それが大量の黒い霧となって覆った空から飛来する。
ただ、プライドの高いダスクモンは醜悪で理性的ではないこの姿に変わることを嫌っており、よほどのことが無い限り変身しないという。
主戦武器は敵を盲目にする性質のある爪と、金属も噛み砕く牙を備える。

上述のボルグモンと混同しないように注意。

モチーフは恐らく、北欧神話に登場する鷲の姿をした巨人『フレスベルグ』*1
対となる光のビースト「ガルムモン」とは、北欧神話という点で繋がりがある。
ドイツ語を捨てたという点でも同じである


ギガスモン
英語名 Gigasmon
世代 ハイブリッド体
タイプ 鉱物型
属性 ヴァリアブル
必殺技 アースクェイク
大ジャンプ後に強烈な勢いで地面を叩きあげる技。
得意技 ハリケーンボンバー
両腕を広げ高速回転でダブルラリアットを繰り出す。
半径85センチがこの手の届く距離…
地面の土や、大気中の成分を凝固させて実体化する土の巨人。
その実体化の瞬間に高熱で焼きが入ることで、その表皮はセラミックを越える超硬度に変化する。

性格・思考はグロットモンに順じて尊大。基本的に相手をなめている。
グロットモンとは鼻がデカいという共通点もある。
ただ、巨体になったことで、さらに自信過剰になり、戦法も乱暴極まりない。
その上、戦闘は退屈なものと思っていて、戦闘中よくあくびをしてしまうとか…。

Gigas(ギガス)”とは、ギリシャ神話に出てくる巨人族の事。
ただ、複数形の「ギガンテス」の方が名前としてはメジャーであろうか。


ペタルドラモン
英語名 Petaldramon
世代 ハイブリッド体
タイプ 植物型
属性 ヴァリアブル
必殺技 サウザンドスパイク
地面に這わせた無数の根を一気に地上に飛び出させて一帯の敵を串刺しにする技。
得意技 リーフサイクロン
頭の回りの葉を回転させて発射する技。
表面が植物で構成された巨大なトカゲのような姿のデジモン。
スライドエボリューションの際には、アルボルモンの表面から無数の芽が出て急激に成長してこの姿に変わる。

“無表情で何を考えているか分からない”というところはアルボルモンと同じ。
だが、食料を必要としなかったアルボルモンとは正反対に、こちらは旺盛な食欲の持ち主。
口を開くとツタに似た舌が出てきて、何でも飲み込んでしまう。
そして、獲物を飲み込むと背中の枝が成長し、その瞬間だけ不気味な笑みを浮かべるという。

基本的な攻撃手段は枝と尻尾のムチ。
また、表皮にあたるコケから眠りを誘う胞子を振り撒くという搦め手も駆使する。

Petal(ペタル)”とは英語で「花弁」の意味。


カルマーラモン
英語名 Calmaramon
世代 ハイブリッド体
タイプ 水棲型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ネーロコルソ
口から溶解性の墨を吹きつける技。
得意技 タイタニックチャージ
胴部を硬化させドリルのように回転させて敵にぶつかる。
半人半獣…というより、逆さになったイカの口に人間の女性が足から突き刺さったようなビジュアルをしたデジモン。
メインの攻撃手段はその触手で、高速回転させて敵を攻撃することが可能。
また、収束させて壁とすることで本体をガードするなど、守備にもに使用される。
見たとおり、脚はないため水中(あるいは空中)での行動を得意とするが、その十本の触手を器用に操り巨大なヤドカリのように移動することで陸上でも対応は可能。

触手での攻防で勝負がつかないとなると、本体を胴に収納し、巨大イカそのものの姿となる。
なお、胴部の弾力性は触手に勝り、この状態では物理攻撃は無効化されると考えてよい。

名前の“Calmara(カルマーラ)”は「落ち着いてください」というような意味を持ったスペイン語。
Nero(ネーロ)”、“Corso(コルソ)”はそれぞれイタリア語で「黒」、「流れ」を意味するイタリア語。
ネーロに関してはリゾット・ネーロや、スパゲッティ・ネーロ等、食べ物に使用される場合は「イカ墨」を意味する。


セフィロトモン
英語名 Sephirothmon
世代 ハイブリッド体
タイプ 突然変異(ミュータント)
属性 ヴァリアブル
必殺技 ランブルブレンドナンバー(1~10)
各球体をシャッフルし、ランダムで頭頂部の位置に止まった球体から十闘士と同じ属性の攻撃をする技。
もはや、ビーストとも呼べない10個の球体が連結したような異形のデジモン。
モチーフはカバラにおける『セフィロトの樹(生命の樹)』。
旧劇場版のエヴァとかでも出てきたあれである。

その10個の球体は各々十闘士と同じ属性を持ち、同属性の攻撃をしたり、逆に同属性の攻撃を吸収することができる。
中央に位置する球体には《光の紋章》のようなマークが、口がある最上段にはクルモンの頭部にあるのと同じようなマーク(ケティルマーク)が刻まれている。
が、各々のデジモンとの関連は不明。

感情が一切排除された機械のような思考の持ち主。
だた、その不気味な口からは、敵の攻撃が外れた際や自分の攻撃が当たった際に、嘲る様な低音の気持ちの悪い笑い声があがる。
計算能力も高く、敵を瞬時に分析して的確に相手の弱点を突く。
が、計算外の行動を取られると非常に脆いという弱点も備える。

なお、フロンティアの海外展開時点では英語名が“Sakkakumon(サッカクモン)*2であったが、現在は“Sephirothmon”となっている様子。


◆融合形態

口上:「ダブルスピリットエボリューション!!」

人と獣という相反する存在が調和することで誕生する、ハイブリッド体の新たなる進化。
究極体とも渡り合える力を持つ。

と闇の3体以外は原型を留めていない。
残りの4種類と闇(悪)は、2022年現在も未登場のままである。
  • アルダモン
  • ベオウルフモン
  • ジェットシルフィーモン
  • ダイペンモン
  • ライノカブテリモン
  • ライヒモン
※各デジモンの詳細は単独項目にて。


◆超越形態

口上:「ハイパースピリットエボリューション!!!」

文字通りすべてを超越した形態。
人と獣のスピリットが完全に調和し、十闘士の魂が集合している。
ただの究極体だけでなく、伝説の十闘士すら凌駕するとされる。

  • カイゼルグレイモン
  • マグナガルルモン
※各デジモンの詳細は単独項目にて。


◆弱体化形態

にはパワーダウンした半人半獣形態が存在する。
見た目は成長期程度だが、伝説の十闘士の力を秘めているため並の成熟期クラスでは到底敵わない。

闇(悪)含めた、他の9種類にも存在するかどうかは不明。

  • フレイモン
  • ストラビモン
+ 各デジモンの詳しい説明
フレイモン
英語名 Flamemon
世代 ハイブリッド体
タイプ 魔人型
属性 ヴァリアブル
必殺技 ベビーサラマンダー
炎のオーラを打ち出す技。
得意技 フレイムテイル
デジモン本来が持つ“闘争本能”が欠けてしまうことで、パワーも失っている姿。
どちらかというと、デジモンらしからぬ優しさを持ち、成長期のデジモンのようなやんちゃな部分を持ち合わせている。
しかし、仮にも究極の強さを持つ伝説の十闘士のスピリットを受け継いだ存在なので、並みの成熟期クラスのデジモンでは太刀打ちできない程度の力は秘めている。


ストラビモン
英語名 Strabimon
世代 ハイブリッド体
タイプ 獣人型
属性 ヴァリアブル
必殺技 リヒト・ナーゲル
光り輝く両手の爪で相手を切り裂く技。
得意技 リヒト・バイン
フレイモン同様、ヴォルフモンがパワーダウンした姿だが、“闘争本能”が失われきっていないため、少し凶暴な面がある。
そのため、見た目は成長期程度だが、成熟期のようなの手の付けられなさで暴れることもあるという。
当然、力も並みの成熟期クラスのデジモンでは太刀打ちできない程のものがある。

名前の「ストラビ」とは、エスペラント語で「斜視・一瞥」などを意味する“strabi”であろうか?
また、ドイツ語の軛からも逃れられてはおらず
Nagel(ナーゲル)”は「爪・釘」、“Bein(バイン)”は「脚」を意味する。


【そして…】

すべてのスピリットから生るスサノオモンが存在する。
(ゲーム等他媒体では、Aグレイモン×Aガルルモンやカイゼルグレイモン×マグナガルルモンのジョグレス進化という場合も)

なお、ハイブリッド体に含まれない(明確に「究極体」に分類される)ので本項目では割愛する。
詳細に関しては、該当項目を参照。


【登場以降の扱い】

上記のような設定からか、対戦系のゲームでは登場することもあるが、育成系では登場しない事が非常に多い。
アーマー体ですら、登場数が絞られる現在では難しいのに、それに輪をかけて…な状況のため尚更扱いづらいだろう。
登場出来て精々アグニモンくらいである。(世代のある古代十闘士やスサノオモンはまだ登場機会に恵まれる)

また他のアニメシリーズやコミックに登場することも…まず、ありえない。
……と思われていたが、漫画『デジモンネクスト』やアニメ『デジモンクロスウォーズ』等に普通に登場した。

ゲームでは『デジモンワールド-next0rder-』ではカイゼルグレイモン、マグナガルルモンの超越形態2体が登場。(共に究極体)
アグニモンも登場するが、世代は完全体。でも、ヴォルフモンは登場できなかった。

ハッカーズメモリー』で珍しくヴォルフモン(+アグニモン)が登場した。
それどころか、ヴリトラモンとガルムモン、カイゼルグレイモンとマグナガルルモンも登場するという快挙。
なお、今度はヒューマンが成熟期、ビーストが完全体、超越形態は究極体扱い。


他方で、長年、育成ギアには一切登場できていなかった。
が、『デジモンペンデュラムZ』にて、(アグニモンとヴォルフモンのツリーのみであるが)全部登場するという大盤振る舞いを受けた。
世代はヒューマン(成長期)→ビースト(成熟期)→融合(完全体)→超越(究極体)扱いとなっている。
しかもスサノオモンへの進化も可能。
アグニモンとヴォルフモンが『成長期』扱いなのはともかく、なんとも嬉しい話である


『デジモンコレクターズ』(デジコレ)にも他のシリーズのデジモンと共に登場しており、殆どが描き下ろしイラストになっている。

相変わらず女性型デジモンはセクシーである。



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最終更新:2024年03月07日 08:42

*1 「死体を飲みこむ者」という意味の名前

*2 恐らく日本語の『錯覚』から