殺生院キアラ

登録日:2013/05/08(水) 16:38:04
更新日:2024/04/03 Wed 03:36:32
所要時間:約 18 分で読めます




本名:殺生院(せっしょういん) 祈荒(きあら)
誕生日:6月4日
身長:166cm
体重:53kg?
スリーサイズ:B96/W58/H86
血液型:A型
イメージカラー:白(ピンク)
特技:カウンセリング(性的な意味で)
好きなもの:おはぎ、童話、人間
嫌いなもの:男のツンデレ
天敵:セイヴァー
CV:田中理恵


Fate/EXTRA CCC』の登場人物。キャスターサーヴァントであるアンデルセンのマスター。
佇まいは物静かであり母性を感じさせ、8歳ワカメすら素直に慕う程。
こっそり和菓子を頬張り食べる茶目っ気や、それでいて穏やかであり蠱惑的な表情と魂から親父臭がする青少年からは「美肉」と評される魅惑のボディすら併せ持つ。

口汚い相棒の発言に思わず戸惑ってしまう仕草が実に可愛らしい、『EXTRA CCC』が生み出したスリット尼僧服を纏う真のヒロイ




















ンな訳ねえよ。



略歴

江戸時代には弾圧され潰えたとされる、ダキニ天を拝する密教・真言立川流の傍流、立川詠天流最後の導師。

人やAIの精神や内部構造にすら干渉出来る有能なコードキャストを修得した、危険な程に有能な霊子ハッカー。
本来精神科医が治療用に扱う五停心観等にも熟達し、同様の目的を更に発展して行うため、コードキャスト「万色悠滞」を開発した。

空間的なアドバンテージがあるとはいえアルターエゴ・パッションリップを校舎から弾き出し、少々隙さえあれば「五蘊黒縄」で月の聖杯戦争優勝候補級のサーヴァントだろうと完全に動きを封じてのける。
マナがほぼ枯渇し、旧世代の魔術がほぼ行使出来なくなった『EXTRA』の時間軸でも難なく法術を扱う。
完全な破戒僧ではあるが、「尸解仙」と御本山に言わしめるだけあり、その法力は凄まじい傑出した魔術師(メイガス)。

ちなみに、最弱のサーヴァント候補である彼女の従者、アンデルセンのレベルは45もある。
これはすなわち、彼のへぼいサポートスキル等をキアラが受け、キアラ自身が密かに敵を凹ってアンデルセンのレベルを上げたことを意味する。

地上における彼女は、「最後の聖人」として知られる。

恋する者、身体に溺れる者、慰み者にする者、憎悪する者、彼女に関わる全ての者に対し、その身を捧げて救いの手を差し伸べてきた。
彼女に関わった人間はほぼ全員が自殺し、裏切られ続けてきても止めることは無い。

その姿は極めて貴いものと判断され、聖堂教会における次期法王候補の枢機卿でさえ現代の聖人と認めている。
自陣の幹部すら畏怖する存在を恐れた聖堂協会が、支援する西欧財団を介して電脳犯罪者として指名手配した程の人徳の持ち主という西欧側の評価がレオによって語られている。

そうして世間からは「人を狂わせる魅力を持つ衆生救済をし続ける、類稀な求道者」と認識された。
故についた通り名が「魔性菩薩」


この通り名は自体は言い得て妙だが、彼女の本質は大きく異なる。












人間とは、私だけがあればいい。他人と手を取り合って御仏と一体化するなどがそもそもの間違い

人間はただ愉しければ善いのです。その果てに、解脱への道はあらわれましょう―――


その本性

本来「菩薩」とは煩悩を払い解脱する為の修行者であるが、彼女にとっては煩悩は生命の存在意義、自身が踏み躙り情欲を満たす為の糧である。

「自ら悪性とする煩悩や欲望を、ただ自分が満たされる為だけに肯定し、独り全身全霊で追及する。彼女なりの悟りの極致を目指す」
自己愛と快楽をひたすら突き詰め解脱を果たしたことこそが、「魔性菩薩」という彼女の本質である。
その性格は柔らかなサディストであり、強かなマゾヒスト。
「人間を愛する」と心の底から語るが、道徳を語るのはあくまで“自分の為”、命の尊さを語るのはあくまで“自分の為”、世界を守るのもあくまで“自分の為”という自己愛の怪物。
キアラにとって「人間」とは自分だけであり、それ以外の人間は人の形をした獣か虫に過ぎない。
故にその愛は外界全てに向けられていながら、行き着く先は“自分の為”のものとなる。

彼女の真の素顔とは、性的快楽のみならず、周囲の命が『自分の為に』その人生を消費し、自滅する様に最高の官能を感じる倒錯者。
その為なら犯されるのもOK、殺されるのもOK。犯すのもOK、殺すのもOK。とにかく『殺生院キアラ』という女の体で、その人間の人生が終わればいい。
キアラはその姿を見守り、恍惚を感じながら微笑むだけだ。その様は人の人生を見守り、慈しむ菩薩のようでもある。
……その掌の上で弄ばれた者にとって、たとえ破滅への道と言えど、その過程は天上の快楽に違いない。

「『愛』とは世間一般において悪。貪欲に、自分の想いだけを突き詰める欲望でしかない」という持論を当然の真理として語る彼女は、
煩悩という害虫に対する誘蛾灯であると同時に、人に巣食う寄生虫でもある。
彼女自身、その有り方は悪であると自覚しながらも、「寄生虫こそ神の実名」と言って憚らない。


経歴

現代社会から外れ細々と大自然の中で永らえた立川詠天流宗主の娘として、丁重に扱われ育てられた彼女だが、14歳までは病で臥せって碌に身動きもとれない生活を送っていた。
その類稀な美貌を持つ薄幸の美少女を、憐れむ信徒こそ居れど、救いの手を差し伸べず憐れむ者以外は出会う機会が無かった。
そのため、彼女は他者を「何を救う訳でも、する訳でもない煩い羽虫」としか見做さなくなる。

信徒の一人が遊び半分で教えた、詠天流としては禁止していた霊子ダイブによって、外界に触れた彼女はみるみるうちに健康になったが、その思想には拍車がかかった。

少女期から築かれた自身の人生に対する虚無感や諦観故か、キアラは人生における悦びを他者からのみ感じる。
ただし、他者の注目を集め自身が欲望の捌け口となり、そうして相手の精神を占拠し、最終的には、その人間の人生を台無しにして食い潰す。
そうした共依存を経た捕食こそが、彼女の欲求を満たす最大の自慰行為になっていた。

生き残った者の中には彼女に癒され聖人のようになった者も皆無ではない。
だが、例え彼女無くては生きられなくなった信徒から彼女自らが離れ、その後その人間がどうなろうとも、悲しみはしても重きを置かない。
電脳、現実を問わず、彼女に触れた人間がそうした末路を辿り、自殺者と行方不明者の山を築いた。

彼女は、娘と信徒達による一方的なおぞましい情事を目撃し、彼女を殺すべき害悪と認識しながらも思わず貪ろうとする自分の父親を
「何もかも薄っぺらくて、味が無さそうな存在」と一蹴し、結局その直後に詠天流を破門された。

父の術具である髑髏本尊を手にして立川流の三つの禁忌を全て破った彼女が去った後には、仲違いの末の大量暴行や虐殺による詠天流の信徒全員の死体しか残らなかったという。
その我欲塗れの自慰行為は詠天流を離れた後も続き、上記の通り彼女の常軌を逸した性癖や本性を菩薩の慈悲と勘違いした人間を食い物にし続けることで、「聖人」として知られる活動を続けた。

そうして彼女は「全人類を欲情を満たす踏み台にする」という壮絶に倒錯した目的の為に、霊子虚構空間SE.RA.PHに霊子ダイブして参戦する。


本編での行動

何より、彼女は自分の我欲を全力で追及する。


「まず、ムーンセル上級AI、間桐桜を『万色悠滞』で狂わせ人間の性質に近付ける。
あとはいつも通り陥落して操り、桜を介した遠隔操作でムーンセルを浸食しましょう」
   ↓
「…と思ったら、意外なことに少年/少女が桜さんを看病し出して二人で保健室に。
桜さんったら、芽生えた乙女心にときめいて、同じ時間をループさせ始めるなんて…」
   ↓
「若い二人が保健室で何という長い日にちをループして過ごしているのでしょう……。
やっぱり出歯亀を最優先。計画を変えましょう」


性欲を持て余しすぎたがゆえか、あるいは元々堪え性のない性格だったのか、行き当たりばったりでその場の勢いに流されて行動する場面が目立つ。彼女が死ぬ/負ける局面では大抵この忍耐弱さが敗因となっている。
真相に迫るCCCルート以外では、主人公に必要なコードキャストを敢えて渡さず、突然サクラ迷宮へ誘い込み、
「必死になった若い人に追われると言うシチュエーションを愉しみたい」なんて理由で危険地帯で追いかけっこを始める。
挙句、掌で転がしている筈だったメルトリリスに殺されてそのままフェードアウト、なんて、何とも酷ぇ末路も。
CCCルートでは生贄を用意して死んだふりをしており、実は「聖者のモノクル」を用いると見られるキャラクターのレベルを観察するとレベル1だったり。
か弱いフリしてきっちり偽装工作はしている。

ホントに、全力で自分に正直に生きている輩だよ。
ちなみにその時の声優さんの演技はリョナ好き必聴というくらいスゲェクオリティ。

自身のサーヴァントであるアンデルセンとは、彼の発言に辟易とするとみせかけて、それを受けて更に妄想を膨らまして、アンデルセンの方がドン引き。
なんてパターンを繰り返し、見事に夫婦漫才を演じ続ける。

清楚な部分もあるのか見せ掛けているのかは何とも言えないが、煩悩と性欲に溢れかえった本性が滲み出る。

「人は究極的に死以外では幸せになれない」といった根深く暗鬱な人生哲学に加え、
「どちらが奴隷かはものの見方次第で変わる。」
「より強く愛している方が、本当に“支配している”側と言える。」

と吐いてのけるアンデルセンが、諦観と共に構築してきた恋愛・人生観を全身全霊を持って体現している人間。それこそが自身のマスターであるためか、実に息がぴったり。
アンデルセンも従者であり作者でもある者として、彼女を望むハッピーエンドへと導いてやるべく自身の宝具を捧げた。

CCCルート終盤にて、上記の経緯で死んだと思わせておいて黒幕登場。
倒れたBBに歩み寄った上にBBと桜のソースを吸収。種明かしをした上でいよいよアンデルセンの宝具、『貴方のための物語』が最大限に効果を発揮する。


その結果がこの有様だよ!




では、その女の話をしよう―――
 淫らに現実を侵す、おぞましい愛の末路(はなし)




さあ――――――
蓮の寝床でゆっくりと、
互いの話を咲かせましょう―――――






自身の願望を満たすだけの力を得るべく、
上級AIやアルターエゴを介してムーンセルと繋がり、殺生院キアラは人工の魔人となる。

出典:Fate/EXTRA CCC(開発元:TYPE-MOON/イメージエポック 発売元:Marvelous Inc.)
その姿は、二つの角が生え、白を基調とした露出の多い格好。アルターエゴ達の所為で多く感覚が麻痺しがちだが、なかなかに痴女い。
当人曰く恥ずかしいそうだが…どの口でそれを言うのやら。

その艶めかしさと天女のような清楚さを兼ね備えた姿は、戦いを前に気を張る主人公でさえ、誘いに乗って欲情に決意が揺らぐ程の強烈な性的魅力を備えている。まさに外d――いや魔性。
この時の随喜自在第三外法快楽天は、最も新しい大地母神である。

もっとも、神に至ったのは本人曰く結果論でしか無いらしく「神になろうだという考えは愚かだ」と決戦前にサーヴァント達に否定された際は
「ありとあらゆる人間を使って、最大の快楽を得たい。ほら、そのためには神になるしか無いでしょう?(要約)」と返し、あの英雄王でさえ絶句させた。

戦闘力はと言えば、BBに対抗すべく各々神話礼装を身に着けたサーヴァント達は友情パワー的何かや、本領の一部、未来の宝具等を使って切り抜けたものの、
掌握したムーンセルの霊子空間内においては「対象を強制的に何光年も先に空間転移させる」「特定の空間を破棄して消し去る」等、新造の神を名乗るに相応しい力を誇る。
該当項にもあるが、神代の『権能』にすら相当するとされるこのムーンセルの力は情報世界に留まらず物理法則の書き換えを可能とし、現世を好きに改変する能力すら得ている。(ただし後述の通り何でもできるというものではない)

ただし、この事象改変等に関しては、彼女自身が体得した能力ではなく、あくまで上級AI達を中継してムーンセルにやらせる類のもの。
「全人類を自分の妹に」等という願いを実現する場合、10年後くらいには全人類が妹化されることがEXTRA materialで語られている(あるいはその夢がリアルに見られる装置を作るため地球全体がそのように運用される)。

本来このムーンセルを完璧に制御するにはメルトトリス曰わく兆単位の個体レベルが必要で、それ故上級AIのBBでさえレベル不足が原因で人格をムーンセルに殆ど塗り潰されていた。
しかしキアラは、上級AI達を上記の通りリモコン代わりにしてムーンセルを間接的に制御しているので、そのリスクを回避している。

実に賢い……と言いたいところだが、リモコン代わりに使ったヤンデレ達のささやかな反乱に遭う可能性もあるために、自分の手で管理するのと違って完全に制御出来ているとも言い難い。

上記の特殊能力以外では、ドス黒い髑髏と無数の触手を背に、
  • サーヴァント達を徒手空拳『四念回峰行』でフルボッコにする。
    • 「不浄 辛苦 無常 無我 奥義、四天道!」
  • 法術『金剛界 智拳印』でサーヴァントを拘束、その手の攻撃を無効化した上でMPを奪う。
    • 「うふふ、捕えましたわ」
  • 法術『大頭七野干法』で聖職者にあるまじき発言をしながら、エネルギーを頭上に溜め高笑いしながらレーザー乱射。
    • 諸法無我など猿の戯言、火宅とは蹂躙するもの。溢れ出る六欲に溺れましょうや」
今回出番のなかった人もビックリな武闘派ぶり。
……病弱美少女は一体どこへ行った。
健康になってから色々フリーダムに鍛え過ぎたのか…。
ちなみに、YAMA育ちでキャスターが補助に回りマスターが自分で戦う倒錯した聖職者でラスボスと、他の拳法使いとも共通点が。

戦闘BGM「anima ataraxia」はゲーム内でも異彩を放つアジアンテイストな曲であり、女の情欲の恐ろしさや妖しさを存分に表現した楽曲である。
曲名は直訳すると「魂の平静」となるが、魔神となり全ての欲望のはけ口になろうとする彼女自身のことを指しているのだろう。

また、この痴女さんはやたらと肉弾戦を仕掛けているが、その理由は「体のぶつかりあいの方が楽しいから」というもの。
全力で舐めプしてないで本気を出せば、神話礼装を解放したサーヴァント達と言えど本来お話にもならない。
どこぞの慢心王を超え、慢神とでも呼ぶべきか。

が、何と言っても彼女を象徴するのはそんなもんじゃないだろう。


性悪め。本性を隠し切れんのか

気をつけろ!最低最悪の宝具が来るぞ!!



宝具

この世、全ての欲(アンリマユ/CCC)
対星宝具

済度の時です、生きとし生ける者全ての苦痛を招きましょう。
あぁ……あぁーーあぁーーーっ!!!

衆生、無辺、誓願度。
歓喜、離苦、明地、焔、難勝、現前、遠行、不動、善想、法雲。
十万億土の彼方を焦がし、ともに浄土に参りましょうや!

『万色悠滞』を駆使して相手を自身の身体に招き入れ、供物として捧げる。
そうして何十億という快楽の渦に巻き込んで相手を溶かし、瞬く間にその人生を昇華させる。

人身御供と見せ掛けた蟻地獄としての殺生院キアラの生き様の極致。要は強制的なエクストリームテクノブレイクというトンデモ能力。

その効果は地球の人間に限らず、知性と呼べるものを持つ生命体であればすべてに有効。
知性が高い程そのダメージは大きくなり、相手が異性ならばさらに強力な効果を発揮する。
設定資料集であるFate/EXTRAマテリアルによると主人公のサーヴァントで最も効果が薄いのはアーチャー
逆に最もダメージを受けるのはギルガメッシュなのだとか。

その性質から完全に煩悩から解脱したスキル『菩提樹の悟り』等によって精神干渉攻撃を防げる覚者や、自我の類を持たされない無色の力である守護者の類には効かない(もしくは効き難い)。
しかしそれらも知的生命体と呼べる存在である以上抗う術が無く、何がしかの影響を必ず受けるという恐ろしい宝具。

そして、人類が滅びようが知ったこっちゃないガイアの抑止力をキアラが恐れる必要は無いので、万一彼女が地上に現界すれば一瞬で人類みな快楽死に陥り、地球は地獄のような極楽浄土と成り果てる。
生み出した当人であるキャスターに言わせると「人相手であれば負ける道理など無い」宝具。

宝具の見た目はと言えば、

……………まず地球におっぴろげた股をこすり付ける。
そう、惑星サイズの馬鹿でかい女が、地球をバ○ブ代わりに史上最大規模のアレを開始する。

まぁアレだ。公共の場で音出して体験してみよう。
声優の演技も相まって、スゴイコトになるぞ。

その後、ドス黒い煩悩の渦らしきものが帯状に対象に襲い掛かり、その時点のHP・MPの99%ダメージを与える。
各サーヴァントの軽減スキルなどで被害を軽くすることはできるが、それでも相当なダメージを受けるため、
完全防御宝具でも使わない限り、エリクサーの使用を余儀なくされる。スタン状態で止めようにもバステ耐性が高すぎてほぼ不可能である。
なお、逆に言えば1%残るのでこの宝具で死ぬことは絶対にない。設定を考えればオーバーキルされるような宝具なのだが……
それでも1%残るのは、やはり主人公が後述の理由から殺生院キアラにとっての唯一の天敵と化しているからだからだろうか。


そんな、本来は負ける確率など存在しない真っ向勝負の末、競り負けてしまう。

主人公を慕う桜達を取り込み、それらの意識に内から抵抗された結果、全能の力を振るえなかったためである。
桜達が思いを寄せる相手でなければそんなことはなかったのかもしれないが、そんな唯一の人間相手に真っ向勝負を仕掛けているのに気付けなかったが故の必然的な結果だった。(そもそもその全能の力もムーンセルによるもので全人類の妹化などは10年かかることや、そのムーンセルが外敵の侵略者のヴェルバーをどうすることも出来ず破壊される寸前まで追い詰められたりと文字通り全能ではない)

負ける可能性があるのを承知で止めなかったアンデルセンは、キアラがただ単にそのことに気付かずに戦っていたことを知るやキアラを罵倒する。

が、彼自身彼女の勝利を願ってもいたので、「少年少女の夢想染みた『恋』」「彼らの諦観に基づく『愛』」のどちらが勝つか、
彼自身試したかったのかも知れない。

それを証拠に、消え行くキアラに対して誰よりも理解を示し、「お前という主役をハッピーエンドに導いてやれなかった」「人間を愛さないと誓ったが、化け物になり下がってしまったなら、愛してやるのも一興」
と、彼なりの誠意を込めた告白をキアラに贈る。


同じ女の恋に殺されたことと、自分に欲望をぶつけるだけでなく自分を理解し受け入れて告白した初めての信者になった男に、三流物書きと悪態をつきながら満足気に消滅した。










Fate/Grand Order


2017年5月1日からCCCコラボイベント『BBちゃんの逆襲』改め『亜種特異点 深海電脳楽土SE.RA.PH』が開催。
ただでさえCCCコラボが始まるまでも主にアンデルセン関連でフラグが立っていた上に、イベント内においても
  • 閉鎖空間において狂気的に変貌していく人々
  • 愛を知らない始末屋が絆されるほどの愛を与えた人物
  • ナビゲーターであるBBとは明らかに異なる女体に変貌したSE.RA.PH





「さあ? 強いて言うなら愛のため、でしょうか」
「私は私の愛のために、項目という項目をみんな追記して修正したいようなのです」

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最終更新:2024年04月03日 03:36
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