ランディ・オルランド

登録日:2011/11/28 (月) 16:13:15
更新日:2023/03/25 Sat 22:27:58
所要時間:約 12分で読めます





そろそろ…始めるとするか…


ランディ・オルランドとは、英雄伝説 零の軌跡及び碧の軌跡に登場する人物である。

CV:三木眞一郎


クロスベル警察・特務支援課立ち上げ時の初期メンバーの一人。
主人公ロイドとの出会いは、特務支援課メンバーの初顔合わせ時。
元はクロスベル警備隊に所属していたが、本人曰く『女性関係のトラブル』で居辛くなり、クビになりかけたところを副司令に警察を紹介してもらったとのこと。
趣味はナンパとギャンブルとグラビア雑誌鑑賞で、いかにもなチャラ男を演じている風ではあるが、年下に対する面倒見は良く、ロイドにとっては兄貴分的な存在。
何故か「ティオすけ」「キー坊」「シュリぞう」と、年下の女の子を男扱いするようなあだ名をつける。
良くナンパや合コンにも誘っているが、天然で攻略王な彼にたまに本気で嫉妬していることも。
この弟ブルジョアジーめっ!

戦闘における実力は高く、得物はスタンハルバードを使う。本来ライフルも使えるのだが、ある理由から使用していない。


◆零の軌跡ネタバレ


ランディはかつて大陸最強と呼ばれる猟兵団『赤い星座』に所属していた猟兵であり、その団長の息子でもあった。当時の通り名は『闘神の息子』『赤き死神』。また、本名はランドルフ。
ある理由から団を逃げ出すように抜け、クロスベルに流れ着き警備隊に入ったが、警備隊の基礎技術であるライフルの使用を拒否した為、司令(無能)の不興を買いクビにされかけたというのが真相。
猟兵当時使っていたバケモノライフルを今でもバラして保管しているのだが、使うことはない。

これらの細かい経緯はランディルートに進んだ場合のみ終盤ランディの口からロイドに語られ、互いに背中を任せられる良き『相棒』であることを誓い合う。



◆碧の軌跡ネタバレ

零から碧にかけて一旦支援課が解散した後は、グノーシス事件で操られてしまった警備隊のリハビリ訓練に、指導教官として一時警備隊に復帰している。
因みに警備隊にはミレイユというランディにツンデレな嫁がいる。ランディははぐらかしていて、よくミレイユをおちょくっているが、某占い師曰く『気付いているのに気付かないフリ』。

一章終盤に支援課に戻ってくるが、そこで『赤い星座』がクロスベル入りし、叔父の『赤の戦鬼(オーガロッソ)』シグムント、そして従姉妹の『血塗れの(ブラッディ)シャーリィ』シャーリィから父である『闘神』バルデルの死と「休暇」の終わりを告げられ…



◆中盤~終盤ネタバレ






半端な今の自分を正面から指摘されたり、テロリストを抹殺した叔父につかみ掛かって殴り飛ばされたりと「情けない姿」を晒していたが、それでも変わらぬ態度をとっていた。
しかし遂に大胆な行動を起こした赤い星座に、置き手紙一つ遺して独り向かっていってしまう。
この時かつて使っていたバケモノライフル『ベルセルガー』も持ち出した。

だが直ぐに追い付いてきたロイド達にピンチを助けられ、仲間を危険に晒したとロイドにつかみ掛かるが逆につかみ返され、そこで本音をぶちまけ合い、改めて『仲間』として支援課に身を置く決断をする。



終盤にて叔父であるシグムントと対峙、ランディの潜在能力を自分以上と見込み、バルデルの異名『闘神』を引き継いて団長になる事をシグムントから説得されるも断り、彼と戦う事になる。
特務支援課の力を借り、その末に彼を打ち破り、ケジメをつける事を達成するのだった。







◆戦闘における性能

HP、STR、DEFが高く、逆にEP、ATSは低い典型的な前衛型。エニグマのラインは3ラインの3‐2‐1で、1スロットは火属性限定。火属性の魔法を多少意識しつつ、基本はステータス・特殊効果重視でセットすると良い。

◆クラフト

※パワーアップ版は全て名前の後ろに「Ⅱ」

  • パワースマッシュ
スタンハルバードを叩き付け、小円(Ⅱは中円)に遅延効果を与える。
零では大活躍したが、碧では遅延効果の大幅弱体化により殆ど出番はない。

  • サラマンダー
直線貫通型の飛び技。確率で炎傷効果付与。
射程がかなり長く、炎傷のダメージが結構馬鹿にできない為、意外と使える。

  • クラッシュボム
地点指定の大円攻撃。威力は低いが確率で暗闇効果を与える(Ⅱだと100%)。
物理攻撃主体の集団戦では効果抜群。

  • ウォークライ
HPを消費しCPを得る、ランディの中核を成すクラフト。無印は30%消費の+60。Ⅱになると70%消費の+150。
これによりCPを消費する攻撃を連発出来るランディだが、HPが足りない時にうっかり発動し、
「うおおお…はあああっ!!…マジかよ…」
はとりあえず鉄板。
余談だが赤い星座の猟兵も使ってくる。そしてそのまま自殺する姿が時折見られる。


  • デスストーム
指定地点まで駆け抜ける直線貫通攻撃。
威力補正が高い上にディレイも短く、確率で敵を戦闘不能にする強力なクラフト。
因みにこのクラフトとデススコルピオン習得(強化)時のみ、特別な台詞が出る。

  • クリムゾンゲイル
本来Sクラフトだったが、閃の軌跡Ⅳでクラフトとなった。原作と同じ使い勝手の良さ。

◆Sクラフト

  • クリムゾンゲイル
スタンハルバードで薙ぎ払う中円攻撃。確率で炎傷付加。
最初からデススコルピオンやコンビクラフトがある碧では殆ど出番はない。

こいつはどうだい?はあああっ!クリムゾンゲイル!!

  • デススコルピオン
スタンハルバードの薙ぎ払いからさらに突進攻撃を付加。大円攻撃で使いやすい。
零ではボイスが聞き取り辛かったが、再録した碧では聞き取りやすくなった。

赤き夜の死神よ、戦場(いくさば)を駆け、兵(つわもの)どもを貫け…!はあああっ!デススコルピオン!!


  • ベルゼルガー
碧の軌跡終章合流時より使用可能なSクラフト。 大型ブレードライフル『ベルゼルガー』で敵集団を制圧する。
高威力、高ヒット数、大円攻撃と三拍子揃っている。シュバリエ(HPの減りに比例して物理強化)かクサナギ(物理攻撃でHP吸収)を付けてウォークライⅡ→ベルゼルガーの流れは鉄板。
閃の軌跡Ⅳでも使用するSクラフト。

そろそろ…始めるとするか…うおおおおっ!喰らええっ!ベルゼルガーッ!!悪ぃ、往生しろよ…

◆サポートクラフト
威力は高いが、状態異常付与がボスには通り難い為あまりサポート向きではないか

  • バーンディバイド
中円攻撃、100%炎傷付与。

  • ファイアドレイク
碧の軌跡で習得。大円攻撃、100%気絶付与。



※ランディが赤い星座を抜けた理由※
三年前、補給に使っていた村で唯一カタギの友人だった年下の青年を、村を利用した戦闘に巻き込み死なせてしまった(作戦通りにいけば村人に犠牲は出ないはずだったが誤算が生じた)。
彼の描いていたささやかな夢と、いずれ父の跡を継ぎ戦場で死ぬ自分の未来を比べ見て、一体どちらの価値が上なのか本気で判らなくなってしまった為。



帝国軍クロスベル方面隊に所属していたがある人物の思惑によりトールズ士官学園・第Ⅱ分校の教官として派遣される。
相棒であるロイドと敵対したことがあるリィンとは少し壁があったが、一緒に酒を飲みに行った事をきっかけに打ち解けた。
なおその際の会話はリィン曰く下ネタやエロトークが多かったらしく、割と第一印象のまんまだったそうだ。
リィンがエロトークなどと言って驚いたプレイヤーも多かったはず。
クロウと少し似ているところがありリィンは間違えて名前を呼びそうになった事が一度だけある。

第二章で第Ⅱ分校がクロスベルに演習に向かった際にランディが帝国に来た詳しい経緯が明かされる。
ランディの戦闘力を遠ざけるために分校に行くように指示されていて拒否していたが、シャーリィが帝国で動き出したと聞いて仕方なく承諾したと言う理由だった。
だが結果的に良かったと言っており、クロスベルのために帝国から援護射撃をすることを決める。
ランディも帝国人でも信用できる者達を見つける事ができたので、分校に来たことは決して無駄では無かったと思われる。
分校に来た経緯は良い理由とは言えず、仲間達は帝国政府により厳しい状況にいるが分校の教官として生徒を鍛えている。
とある事件が解決した際にオリヴァルト皇子から君にはいくら感謝してもしきれないと言う言葉を贈られた。


閃の軌跡Ⅳ
閃の軌跡Ⅳではリィンたちと違いラスダンの外で他の分校生たちと戦っていたが、ワープして出てきた彼らを心配して近寄った際にエリンの里へのワープに一緒に巻き込まれてしまう。
今作ではプレイヤーキャラとなっており、序盤から体のなまったユウナたちに同行してくれる。

同行途中にアッシュとも再開。ユウナたちと共に発破をかけて立ち直らせるも、西風の旅団と遭遇。
星座時代の因縁の相手と久方ぶりの再会となった。父バルデルの仇であるルトガーに関しては特に恨みもなく、むしろ一人の男、猟兵として尊敬していたことが、後のフィーの絆イベントで分かる。
ルトガーの方もランディの素質や才能はともかく、内面が傭兵に向いていないことを見抜いていたのか、団を抜けた今は随分と器がでかくなったと称賛していた。
しかし昔から知っているルトガーが意味もなく出てくるとはランディも思っておらず、狙いがアッシュであるとすぐに見抜く。
アッシュ自身、西風のスカウトを突っぱねたので、その場で彼らと交戦。西風の旅団を退けて一連の事態が解決した後は、サザーランド州で情報収集も兼ねて、他の分校生たちの力となるために一旦離脱する。

リィンたちがリーヴスに到着した段階で再び合流。(途中、寮で使っていた自分の部屋に向かったが、シャーリィが好き放題使って、散らかしていた惨状を見て辟易していた)
第二分校Ⅷ組教官としての責務を果たすために、リィンたちと共にアインヘル小要塞を攻略。
リィンたちとは違う形で帝国人、トールズとしての責務を果たそうとするミハイル教官率いる本校生と対決。
結果、互いの立場と信念を認め合い和解。第二分校を取り戻すことが出来た。

精霊窟を解放するのにしばらくリィンたちと行動をしていたが、ついにヨルムンガンド作戦が始動。
それに伴って空中要塞トゥアハー・デ・ダナンが現れる。Ⅶ組を要塞に送り届けるべく、他の特務支援課と合流。
要塞を守る防壁を展開している塩の杭の機能を止めるために、ロイド達と奮戦する。最終的に暴走したイシュメルガの本体を止めるために戦った。
EDではアルノール夫妻の結婚式に出席。教官として出席したのか、特務支援課のジャケットではなく、分校教官の制服を着ていた。



クロスベル解放作戦のために最初から登場。警察、遊撃士、警備隊が市街の親衛隊を相手にする中、特務支援課はユウナが操縦するゾルゲで、オルキスタワーに突っ込み、衛士隊の本隊を鎮圧した。
クロスベルを奪還した後は、ミレイユと一緒に市街地を回り、平和になったクロスベルを満喫していた。また第二分校は辞めている。
ランディとしては、受け持った生徒の卒業までは在籍したかったようだが、衛士隊に占拠されたクロスベルの状況が予断を許さず、その後の事後処理も大変だったため、すぐに特務支援課に復帰した。

特務支援課として、改めて独立するクロスベルを守っていく決意を決めたが、調印式の日にルーファス率いる黒の衛士隊が襲来。
格段に力をつけた衛士隊と圧倒的なルーファスの実力の前に特務支援課は完全敗北。市街地からの脱出を強いられる。
メンバーが散り散りに離脱する中、ランディはマインツ方面に向かう。しばらくはミレイヌと共に警備隊を指揮して、マインツで襲撃してくる黒の衛士隊を迎え撃っていた、後にロイドとノエルが合流する。
しかし二人が見たのは、かつて星座がクロスベルを襲撃して、それに激怒したランディが戦っていた時のような、鬼気迫る彼の姿だった。

市街地で新総統に敗北して再占拠、ロイドは切られ、挙句に一緒に戦っていたミレイヌは銃弾に倒れて重症と、ランディもまた少し前のロイドと同じく精神的に限界がきていた。
しかしロイドの説得、ノエルの激励、一緒にいたトワやマッキー(マキアス)の言葉もあって、自分の立ち位置を再確認。
迷いを振り切り、月の僧院に追い込まれたソーニャ司令率いる警備隊本隊の助太刀に向かう。
途中エステルや課長、ダドリー達と合流、協力してソーニャ司令の救出とマインツ方面に展開していた黒の衛士隊を撃退することに成功する。

その合流したⅦ組と突如連絡してきたルーファス一行と情報共有、共闘してクロスベル解放作戦に臨む。
結果、クロスベルを取り戻せたものの、直後に逆しまのバベルが出現。
特務支援課を始めとする多くの仲間たちと共にバベルに乗り込み、最後の戦いに臨む。

エピローグでは特務支援課の一員として再調印式に出席、クロスベル自治州の独立を見届けた。
EDでは遂にミレイユにプロポーズをした。特務支援課の集合写真には、薬指に結婚指輪をはめたランディの姿が映っている。

そろそろ荒らすとするか………うおおおおっ!!!!喰らえ!ベルゼルガーーッ!!!…悪ぃ、追記修正しろよ…

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最終更新:2023年03月25日 22:27