文責:きょうよ

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本の紹介

本書は経済思想史の流れを時代に沿ってを概観したものである。200ページ程度と小書ではあるが、重商主義から現代に至るまで経済学者達がどのような立脚し、また、それらは社会の変化とどのように関わってきたかをコンパクトに説明している。ただし、筆者がまえがきで「テキストというよりは・・・周遊旅行のガイドブックのようなもの」と述べているように、細かい点においての説明は省かれており、経済思想流れの全体像を掴むのに適した本と言える。

序章 経済思想への招待

序章の概要

Ⅰ 経済の発見-重商主義の経済学

一章の概要

Ⅱ 経済の骨格と再生産-古典派経済学の誕生

二章の概要

Ⅲ 成長と分配の法則-十九世紀のイギリス古典派

三章の概要

Ⅳ 後進国の反古典主義-ドイツとアメリカの経済学

四章の概要

Ⅴ ユートピアと階級闘争-社会主義者の経済学

五章の概要

Ⅵ 経済人と市場均衡-限界主義の経済学

六章の概要

Ⅶ 経済変動の探求-貨幣的経済理論とケインズ

七章の概要

Ⅷ 巨大組織の時代-独占と組織の経済学

Ⅸ 論争のなかの現代経済学




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最終更新:2013年01月29日 10:01