文責:きょうよ
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前回は、インライン要素のプラグインの説明でした。今回はブロック要素のプラグインの説明を行いますが、違いはたった二つ、&が#にかわることとブロック要素のプラグインは文頭から始めなければならないということです。
え、それだけ!?
はい、それだけです。機能の違いはあるものの、書き方はほとんど変わりません。では、実際に見てみましょう。
普通に書いていると、文字は左端からスタートしますが、ブロック要素のプラグインを使うと中央に表示させたり、右に表示させたりすることができます。
#center(){これは中央} #right(){これは右}
とすれば、
これは中央
これは右
と表示されます。なにも難しいことはないですね。
ただし、上で注意したようにブロック要素のプラグインは文頭からはじめる必要があるため
文章の途中で#center(中央に)寄せてみる
とかいても
文章の途中で#center(中央に)寄せてみる
とそのまま表示されるだけです。
また、細かい点ですが、(プラグインに限らず)何かを表示させる系のブロック要素は上下に少しスペースが入る場合があります。
さらに、見出しから勝手に目次を作ってくれるようなプラグインもあります。
#contents()
というプラグインは文頭に書く事で
と表示してくれます。便利ですね。
蛇足なことを書いたりあるいは、人によっては有益にならない文章を追加する場合には、見やすさのために文章が折りたたむこともできます(スマートフォンでwikipediaを見れば、各項目が折りたたまれて表示されているとおもいます)。これは折り畳みたい文章を#regionと#endregionで挟むだけです。つまり、
#region 折りたたまれた文章 #endregion
とすれば、
+ | ... |
と表示されます。もう少し工夫をして
#region(close,折りたたみの展開) 折りたたまれた文章 #endregion
とすれば
+ | 折りたたみの展開 |
というふうに表示されます。closeをopenにすると、はじめから展開されている状態で表示されます。
コメント欄は既にどのページでも見かけますね。あれを、javascriptやhtmlをいじって設置するのはそれなりに大変なのですが、これも、プラグインを使うことで簡単にできます。コメントの表示には#commentや#pcommentなど数種類ありますがそれぞれ表示の仕方がちがったり、指定できることが違ったりしています。
この記事の下にも折りたたまれたコメント欄があるとおもいますが、これは
#region(close,この記事のコメントをみる) #pcomment(reply) #endregion
と書いてあります。コメント欄を複数置くとそれぞれのコメントが共有されるるので、片方に書き込むともう片方にも同じ書き込みがなされてしまうのですが、それもログページをそれぞれに用意することで回避できます。(詳しくはヘルプを)
前回までに、Wiki構文とプラグインの説明をさせていただきましたが、Wikiに書き込むだけであれば、この知識で十分だとおもいます。分からない点はその都度ヘルプをよめば、もうヘルプを解読出来るだけの知識はあるはずです。
次回からは、@wikiを例にしてWikiを運営する人やもう少し知りたい人に向けた講座となります。
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