瘴気について

【瘴気】とは【人の想い】であり、【感情】であり、【生命の源】。
触れれば気が狂ってしまうほどの情報量を兼ね備えた【魔力】。
簡潔に言うなら【人とは違う魔力】、【魔女】であれば必ず持っているもの。
狂おしいまでの想いを抱いた者が【瘴気】に目覚める。
普通の【魔力】は法則の中で実現可能なことしかできないが、【瘴気】は法則を書き換えて願望を実現できる。

人の想いから成るものである為、享楽などの【正の感情】からなる【正の瘴気】と
絶望などの【負の感情】からなる【負の瘴気】が存在する。
人間は【負の感情】の方が印象に強く残るため、相対的に【負の瘴気】に目覚めるほうが多い。

さらに想いの方向性から二種類に分けられる。
「~になりたい」「~でありたい」という自分に向かう感情。これを【求道型】と言う。
「世の中が~であってほしい」「~したい」という外界に向かう感情。こちらは【覇道型】と言う。
性質上【求道型】の【瘴気】は他者に干渉できるものではない。
【覇道型】は広域的な物である為、【求道型】には干渉できない。


瘴気使いについて

瘴気を扱うものは【超越存在】【先天的魔女】【後天的魔女】【男性の瘴気使い】が確認されている。

【超越存在】:自らの想いによって【瘴気】に目覚めたもの。【悪魔】。【作者】が関与していない【後天的魔女】ともいえる。
【先天的魔女】:【作者】の【瘴気】によって一から作られた存在。全員が【終活】段階。
【後天的魔女】:【作者】の【瘴気】を種として埋め込まれた存在。一部例外を除き、恐らくほぼ全員が【活動】【活性】段階。

その成り立ちから【超越存在】>【先天的魔女】>【後天的魔女】の順に優劣が存在する。
また一部例外はあるものの、基本的に【男性の瘴気使い】は各時代に一人しかいないと思われる。

位階について

瘴気使いには想いの強さに応じて五つの位階が存在する。
基本的に下位の【瘴気】は上位の【瘴気】に通用しないが、一段階程度の差であれば方向性や相性等、様々な要素によって覆りうる。
しかし二段階差であれば相当な戦力差があり、特化型の【瘴気】ならば一段階の差があればまず破れない。
位階によって【瘴気】の影響範囲が違う。

【活動】:自分か相手単体
【活性】:自分と相手
【活発】:自分と相手とある程度の範囲
【終活】:この世界ある程度
【死活】:現状不明

【活動】【活性】はほぼ同一段階と言ってよく、【活発】以降は影響する範囲が大きくなる。
そして【活発】以降、【瘴気】は自我を持とうとして暴走を始める。
自分の【瘴気】を抑え込めず、飲み込まれれば元々の自我《感情》は無くなり、【瘴気】が主人格となる。
主人格となった【瘴気】は人であった頃の行動をトレースしようとして同じ行動をするが、
【瘴気】は完全に人になれる訳ではない為、位階が【活動】か【活性】に堕ち、そこから一切成長しなくなる。
その為、断言はできないがほぼ全ての【後天的魔女】は【活動】か【活性】段階にある。


ソウルについて

【ソウル】とは【正の瘴気】の塊。
世界に溢れる想いの塊であり、正の部分の感情が具現化したもの。
人には知性があるため負の感情が溜まり易く、世界に満ちる【正の瘴気】の影響を受けにくく、
逆に魔物は本能が大半を占めているため【正の瘴気】を溜め込み易く、それが体内で【ソウル】として形成される。

【ダークソウル】とは【負の瘴気】の塊。
一個人の想いのみで構成された【瘴気】の塊であり、形を成すほどの【瘴気】は【負の瘴気】以外ありえない。

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最終更新:2014年10月27日 18:26