小城・ソーマ

DATA

アカウント番号 五〇二三七四五
年齢 十六
性別 男性
賞罰 なし
経歴 別項を参照
出身 旧東京本土
人種 モンゴロイド
健康状態 正常
電脳状態 正常
アカウント名 小城・ソーマ

概要

電脳都市トーキョー・ルルイエホラーを狩る掃除屋の少年。複数人の小隊で当たるべきホラー殺しを単独で行うソロ・ランナーであり、その実力から「銀の腕(アーガートラム)」という通り名を持つ伝説的な掃除屋である。
昼はトーキョー・ルルイエ公立第一三高等学校の一年生として生活しており、同級生のユノによれば「そこそこに成績優秀でそれなりに真面目な生徒」として通ってい
ホラー殺しの現場で出会った少女ククリと原因不明の「アカウントの癒着」が行われてしまい、その時から都市の大いなる陰謀に巻き込まれることとなる。

経歴

2年より前の記憶がなく、トーキョー・ルルイエの南湾岸の開発放棄地区にてホラーと思われる鋼鉄の怪物を「電脳殺しの刃」で屠ったことが最初の記憶であるという。その時には既に両腕は義肢であり、義肢の内部はホラーの特徴と酷似する“脈動する鋼鉄”であったため、自身のことを人間のかたちを有したホラーではないかという疑念を捨て切れず、そのことを隠し通すことを絶対のルールのひとつとしている。
その後は「師匠」と呼ばれる人物からホラー殺しの手法を叩き込まれ、ソロ・プレイヤーとしてホラー狩りに明け暮れている。

人物

基本的には寡黙で必要以上のことは喋らない。後記の理由から他者とつるまないソロ・プレイヤーであることに加え、正規の掃除屋でもないため知己も最小限に止めている。
昼の世界でも自分から積極的に話すことはないが、学生生活を円滑に過ごす為に同級生とは最小限のコミュニケーションは取っているらしく、友人がいないわけではない。ただホラー殺しに明け暮れるライフスタイルをしているためか一般常識にやや疎いところがある。

能力

電脳戦と実戦を高いレベルで両立する規格外の実力を持ち、単身の総合戦闘力は電脳都市最強と謳われる。特A級ハッカー程ではないがホラーからのハッキングにも有効な電脳防壁を自作できる技術も持っている。
ホラーとの戦闘時には黒色のコートを纏い、顔には素性を隠すためにクローム製の白い仮面を着ける。通り名の由来となった両腕の義肢は軍用級の出力を持ち、見るからに人造品じみた見た目なため普段は皮膚状の質感映像を纏って偽装している。
物理戦闘では主に銃火器、接近した後は格闘術とナイフを使用。銃器やナイフでもホラーには有効打になりえないが、牽制や対物理演算ノードを失った後のホラーには有効。勝率を上げるために時にはトラップを使うこともある。
現在はククリとアカウントが癒着した影響で彼女から50メートル以上離れられないという制限がある。

電脳殺しの刃

ソーマが持つ謎の能力。使える経緯は不明で2年前の最初の記憶の時には既に持っていた。使用条件も不明だが、ソーマの視界に燦然と輝く《コマンド》が現れそれを選ぶことで使用する。
それは右腕そのものを“柄”として発生させた不可視の巨刃であり、その刀身は最大で800メートルにも及ぶ。物理的損傷を一切与えず、万物をすり抜けてしまう不可視にして非実体の刃だが、この刃は実体ではなく「電脳」を切断するものであり、電脳アカウントを持つホラーにも電脳戦の工程を踏まずに一撃で倒すことができる。ディーヴァによれば「電脳戦ならざる物理的攻撃にさえ酷似した超常なりし電脳攻撃」。
反面代償も大きく、使用すれば自身の電脳アカウントの崩壊と首に埋め込まれた電脳の完全破損が起こる“電脳死”によりアカウントごと肉体が崩壊する。アカウントを修復する場合、ホラー戦闘以上の冷静さが必要となる超々A級ハッカー級のハッキングを行い、崩壊していく電脳を維持しながらCPUに介入して暴走を抑制するという作業をやり遂げなければならない。

本編での活躍

ホラー狩りの現場で素性不明の少女ククリに素顔を見られ、さらに自身の電脳アカウントがククリと癒着してしまった影響で彼女から50メートル以上離れればアカウントが消滅するという危機に陥ってしまう。
対処が決まるまでククリと共同生活をすることになった後もホラー狩りを続けるが、そこで前例の無いホラーの同時複数出現の現場に出くわてしまい、ククリを守るために「電脳殺しの刃」を使用する。「電脳殺しの刃」の反動で命の危機に瀕したが、ククリによってアカウントを修復されたことで命を繋いだ。
そして先日起こった事実を元に「企業複数体に属する一社がホラー研究を実用段階にまで押し上げた」という情報を手に入れ、事実を確かめるために研究所へと潜入。そこで黒幕であるディアウス・ディーヴァにトーキョー・ルルイエという都市の真実とククリの正体を聞かされる。アカウントを捕捉されどうあっても自分は助からないという状況に追い詰められる中、ククリと最初に出会った時の「たすけて」という言葉を思い出し、ククリを人間だと定義した上で人喰いの怪物であるディーヴァを殺すため、彼のいる企業複合体第一統合センタービルへと向かう。
異形の有翼巨人へと変貌したディーヴァとの戦闘では彼の重力球を発生させる能力に苦戦を強いられるが、ディーヴァがククリに気を取られた際に隙が生じ、そこを「電脳殺しの刃」で彼の持つ複数の電脳を全て切断して勝利した。

第2巻では上位種ホラー・アルべを追って行動しており、その過程でアルべの利用を目論む某国のエージェントと接触する。終盤、アルべによって電脳を喰われそうになっていたユノを救い、アルべと連動した群体型ホラー・ラテルナを相手に共闘した。

関連人物

ククリ……謎の多い少女。「アカウントの癒着」の影響により50m以上離れられない。正体を知った後も共に生活している。
ユーノ・柏木……クラスでの友人。

備考

  • 「目立たない学生」というスタンスを取っているにも拘らず、妹という肩書きがあるとはいえ(見た目は)幼女であるククリをつれて学校に登校した挙句、昼食では彼女にアーンして食べさせたりしてしまったため、同級生に「社会病理患者(シスコン)」呼ばわりされてしまった。
  • 自分に幾つかのルールを定めており、それを頑なに守っている。ホラー殺しをやっていることや、他者との接触をできるだけ避けること、目立たずに昼の世界を生きていくこともその一環。

登場作品


  • 続編は設定弄ると言ってたけどどうなるか。今のククリといれば奥の手使い放題になるからその辺変わるのかな -- 名無しさん (2014-02-16 00:39:25)
  • ↑オーフェンの魔王術とか、スチパンシリーズで例えればカルシェールのキリエみたいに、奥の手使えば使うほど「何か」を失っていく設定になる可能性が微レ存…? -- 名無しさん (2014-02-16 01:54:28)
  • てかこのスペックの人に敵わない認定される師匠って何者だよ… -- 名無しさん (2014-02-16 08:33:45)
  • 読んでいて自然と脳内に聞こえてくるCV古河徹人 -- 名無しさん (2014-04-10 19:42:43)
  • ↑それだとククリとユーノはかわしまさんとまひるさんか -- 名無しさん (2014-04-11 01:23:26)
  • ソーマ「800mや」……すまん、言いたかっただけなんだ -- 名無しさん (2014-04-27 12:52:52)
  • ↑↑Kは越雪光で再生されますた -- 名無しさん (2014-05-02 23:51:40)
  • ソーマの師匠はマスター・テスラみたいなキャラをイメージして読んでます -- 名無しさん (2015-07-05 02:16:17)
  • こいつがベディの元ネタ -- 名無しさん (2017-01-11 16:31:37)
  • アガートラムの名前が共通してるだけで違うやろ -- 名無しさん (2017-06-14 01:28:02)
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最終更新:2017年06月14日 01:28
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