機関カード

概要

高密度の情報圧縮処理が施された記録媒体。
原始的な計算機関に用いられていたパンチカードの発展形であるが、記録された情報量は遙かに桁違いである。
さまざまな情報を常時上書きで刻むことが可能となっている。

動作用機関カード

情報処理以外の用途としては最も一般的な機関カードである。
機関機械の動作命令を組み込まれている。
飛空艇や蒸気式ガーニーなど(機動要塞や戦車等の軍用兵器も同様である)、リアルタイムの入力を必要とする機関機械を自在に操るためには、動作用機関カードを大量に用意し、状況に応じて最適なカードを差し込んで命令を入力していかなくてはならない。
多くの機関機械は、状況に対応した動作用機関カードの詰め合わせをスイッチひとつで入力する“通常操縦”で動いているものの、熟達者ともなれば、動作用機関カードを素早く入力し続け、あらゆる状況で自在に対応してみせるだろう。

個人機関カード(パーソナルエンジンカード)

文明圏に暮らす人々の多くに与えられる機関カード。
所有する臣民の出生記録から学歴、職歴など、さまざまな個人情報の他、自画像をおさめた篆刻写真の情報も入っており、失踪時や逃亡時の捜索の手がかりとして各国政府の管理体制に大きく貢献している。
カダス世界の列強たる“帝国”すなわち北央帝国では特にこの制度が徹底され、最早、これなくして北央で生きることはできないとさえ表現される。
実際のところ、北央帝国においては、病院や銀行の利用、電信の使用、旅券の入手など、機関の絡んだ公共施設、および商店での金銭取引の際には個人機関カードの提示が義務づけられているという。
提示された機関カードには国家から寄与された計算機関によって利用や取引の記録が刻印され、同時に、臣民情報を管理する各都市の中央機関(セントラルエンジン)に同様の記録が保存される。
これらの記録は定期的に帝都に送付され、事実上、帝都は臣民すべての情報を常に有することとなる。
等級の高い都市では完全な管理体制が敷かれているものの、辺境の都市では機関カードの提示を求めないヤミの商店や医院が複数存在しており、常に管理警察や管理軍の脅威に晒されているという。



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