クロック・クラック・クローム

概要

白銀時計の男。大公爵アステアレムル・レムルの命を受け時間の記録を行う。
最高級品のスーツに身を包んだ貴族のような見た目。

来歴

かつてクリッター討伐に尽力し、クリッター・ドラゴンをも斃したとされる孤独な《路地の騎士》(ストリート・ナイト)。
安寧のために身を捧げ重機関人間と化し、現象数式を操り、背後に《奇械》さえも従えた都市最強最速の“数式使いの鋼(クラック・クローム)”がその正体である。
あまりに多くの死・破壊を目にし、それを救えなかった結果、壊れてしまい《奇械》の“彼女”も失った。その直後に大公爵に出会い、“クロック”の名を授かる。
彼が手にしている白銀時計はクリッター・マリオネットの中心核だったもの。
《復活》前は一碩学として記録係をしており、現象数式の完成が使命であったのだという。

能力

以下は《路地の騎士》当時の能力。

現象数式
通常の数式使いでは扱い切れない(変異した脳でも処理し切れない)と言われる、三種の攻撃的数式を操る。
炎熱、氷結、念動により、あらゆる敵を破壊し、彼の戦闘があった場所はこの世のものとは思えない痕跡を残す。
また左目は数式の眼となっており、あらゆる事象を見通す。

兵装A
200ポンドを超える重量の大剣。片手で振り回しあらゆるものを両断する。

《奇械》
詳細は不明。白い手の“彼女”。彼の攻撃が通用しなかったクリッター・マリオネットにとどめをさした。

その他
《奇械》ポルシオンでさえ見切れるかどうか分からない程に動作が速い。

本編での活躍

大公爵の命令により黄金螺旋階段の麓で現在時刻を記録し続ける
クリッターとギーの対決時には時間が来たと言い不穏な言葉を放つ
また、クリッター・ストーンゴーレムを用意したのは彼であるようだ。
大公爵没後はレムル・レムルに従うようになるが、役割は変わらなかった。
ギーアティに悪なる右手を伸ばした後はレムル・レムルの下にギーを案内する。
そしてレムル・レムルが消えてもインガノックが変貌しても変わらず時刻を記録し続けて、最後には黄金螺旋階段を上ろうとするギーを見送り、その後の詳細は不明。

登場作品




  • これだけのスペックを持ってしても諦めてしまう辺りインガノックの過酷さがわかるよな。 -- 名無しさん (2013-02-04 21:19:04)
  • ハードルが高いから諦めるんだよ -- 名無しさん (2013-04-03 06:05:08)
  • 数式の目があるから、ギー先生みたいに弱点看破からの局部破壊から勝利のテンプレができるんだろうな。それを踏まえると、ケルカンはどうやってクリッターを倒すつもりだったんだろう。 -- 名無しさん (2013-04-05 00:23:12)
  • ↑攻撃の特性的にどこに当てても倒せるんじゃね? -- 名無しさん (2013-04-05 02:33:23)
  • ハチポチだとドラゴンの表皮に弾かれてクセルクセスの刃効いてなかったな。ギー先生が装甲剥いだとこを切ったら一撃だったけど -- 名無しさん (2013-04-06 02:35:19)
  • オロとかいったいどうやってクリッターを倒せと言うんだレベルだからね -- 名無しさん (2013-04-08 13:20:41)
  • 鋼の白い手の“彼女”は攻撃は黒い炎なんだよね -- 名無しさん (2013-04-14 12:48:27)
  • ドラゴンシャドウが本来のドラゴンの性能だとするとクリッタードラゴンは炎の王の腕の攻撃が致命的にならない、大型メガコアトルに匹敵する程の強さなんだよな。それを倒したクラック・クロームってマジ強いな。一応クラックの奇械は炎使いだから相性はいいんだけども。 -- 名無しさん (2013-10-06 13:22:58)
  • 物語の後、復活した彼女とまた会えたのか気になるところ。 -- 名無しさん (2013-10-07 15:02:38)
  • インガノックのラストでこの人の壊れた懐中時計が出てくるのが意味深 -- 名無しさん (2014-11-14 15:42:59)
  • 実はパラケルススなんじゃないかと思ってみたり -- 名無しさん (2015-01-28 15:19:49)
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最終更新:2015年01月28日 15:19
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