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ブレール(SC39年~SC111年)

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ブレール(SC39年~SC111年)
所属勢力:アスラン→アキ→ラー→ルパート

アキの元傅役で護衛を務めた隻眼の武将。
武と忠節を重んじる名将であり、その高い忠誠心をラブは
「彼が持っているのは忠誠心では無く崇拝である」と評している
アスラン寵妃の一人だったカカラの子アキの守り役をアスランより任され
アモスやバーセム、カルハーンと共に彼を支え続けた。
その片目の傷はアキを亡き者にせんと差し向けられたアグデッパ派の諜報員から
アキを守った際に負ったもので、義眼や再生治療で治せるにも拘らず
「これは忠義の証だ」と言って誇りにしていた。

地球で庶子王子排斥運動が起こるとブレール自身は尊敬する主君アスランの手前
自重する様に心がけていたが、内部の裏切りやアグデッパ派の某将バッカスの策略により
謀反をせざるを得ない状況にまで追い込まれ、アキを刺客から守りながら地球を脱出。
アモスの意見に従い惑星バースに敗走した。
この敗走は困難を極めアモスが脱出に失敗。カルハーンもバース降下に失敗して
消息を眩ます羽目となり、ブレールも件の目の傷を負った。
何とかアキと共にバースに辿り着いたブレールは分3位となり引き続きアキの近衛を務め
親友バーセムに誘われ彼の派閥に入り彼の右腕を務めた。
アモス帰還の際はバーセムと共に地球へ潜入、
彼の背中を預かり見事アモスの奪還に成功、その功績が認められ分2位へ昇進した。
その後は近衛ばかりか艦隊総司令としても活躍し
マイス攻略の際はア族一の怪力無双として知られるアジェと激しい白兵戦を繰り広げ
見事捕縛に成功した。
しかし、剛力と恐れられるアジェを捕らえる為に実に49人もの部下が犠牲となり
責任感を感じたブレールはアキに降格を求めるが、アキに
「卿の汚名返上は今後の活躍次第だ」として降格は留め置かれる。
汚名返上の機会を与えられたブレールはゼファー攻略のさい地上歩兵部隊を指揮。
見事ルーキを討取りゼファー制圧に多大なる貢献をし分1位に昇進する。
そして、ゼファー攻略の際に見出したルーキ軍の近衛長官コペを見出し
アキの許しを得て自らの後継者として育てた。

アモスがブラウンに家族を人質に取られ地球への恭順を余儀なくされた際は
アモスの家族救出部隊に名乗りを上げるがアキや本人の希望で断念。
その後、アモスの紹介でラーの住居を訪れた際は彼の護衛として着いて来た。
最初こそラーの横暴な態度に「あんなクソガキがアモス殿を越える人材である筈がない」と
懐疑的であったが、交流を続ける内に彼の才能に魅せられ
バーセム派を脱退しラーの派閥へと入派した。
ブレール自身は派閥脱退に負い目を感じていた様で
後にバーセムが独立した際、ブレールは「俺のせいだ…」と悔やんでいたと言う
その後も近衛長官としてラーの護衛係として活躍し、
アキが死に娘婿となったラーが即位するとブレールは分将へと出世する。

先にも述べたがブレールはその忠誠心を高く評価されている人物である。
ラブが「崇拝」と評している様に主君の為ならば何でもしたと言われている。
ここである歴史家が彼を邪推する。
アキは王妃ラブとは仲睦まじい夫婦であったが、ジェニファ王女以外の子宝に恵まれず
止む無くラーをジェニファを結婚させ後継者にしたとされている。
ある歴史家によると、この時ブレールはラーに命じられ王妃ラブの食事に不妊薬を盛っていたと言う。
更に早期の王位継承を目論むラーはアキの早逝を望み、なんとアキの毒殺を計画
これを命じられたブレールは毒薬を致死量に至らない量を長期間に渡りアキの食事に盛り
体調を崩したアキが薬を服用するようになると、それすら毒薬とすり変えた。
故にアキ夫婦は子宝に恵まれず、アキは早逝したと言うのである。
当然、異論もある。
確かにラーは性格は傲慢であったが、王位を継いだ際周囲に「気ままな生活が遅れなくなった」
「面倒臭い」とぼやいており王位継承に積極的では無かった(ラーの演技と言われればそれまでだが)。
また、いくらブレールがラーに忠節を尽くしたと言っても彼はアキにも忠義を誓っており、
アキを守って負った傷を治療する事無く晩年まで「忠義の証」と誇った漢であり、
毒薬を盛るとは考えにくい。寧ろアキやバーセムに密告するだろう。
またジェニファ王女に関してはツウガイの子供説もあり、アキがラブを無意識に避け
子供に恵まれなかったとする説もある。
結局、どの説にしても否定する証拠も肯定する証拠も無い事を触れておく

話を戻してラー即位後からブレールに対する風当たりが変化する。
弟子であるコペが主君ラーを含む諸将達に嫌われ冷遇を受け
些細なミスから責任問題に発展した際に唯一人これを擁護。
結果、ラーの機嫌を損ね分2位へと降格処分を受ける。
それでもラーへの忠誠心は揺るぐことは無かったが、師の無様な姿にコペは失望し出奔してしまう。
管理責任は問われたもののコペを嫌っていた者が多かったラー王朝において
さほど問題視されることはなく厳重注意で済んだブレールだが
諸将の人員軽視の姿勢にこの国が長く無い事を肌で感じていたが
彼の忠誠心は尚も揺らぎ無かった。

SC109年ラーが病に倒れ、遺言によりブレールはバーセムと共に皇太子ルパートの後見を頼まれ
将軍位に任命されるが、ラーの死後バーセムとガルアがこれに背き独立。
友の裏切りに自責の念に駆られ心を痛めたが相手は敵だと割り切り、滅びゆく祖国に忠義を誓い、
敵同士となった嘗ての同胞たちやクルトニオ軍相手に奮戦し続けたが、
SC111年クルトニオ軍の猛攻の前にゼファーは陥落。
ラーの妹エクセルの交渉の結果、王族達の命は保証されるが
それは『旧臣達を手なずける為の人質であり、イーズ進出の大義名分に過ぎない』と知ったブレールは
ジェニファら王族達を秘密裏に脱出艇に乗せると自らは殿として時間稼ぎを行い
王族達の敗走を見事成功させた。
そして捕らえられたブレールは王族達を逃がしたことで怒り心頭のクルトニオに見せしめとして処刑された
享年72歳。最後まで祖国に殉じた漢であった。

その後、ジェニファとラブはプロベット軍にエクセル、ソラはドーラ軍への亡命に成功。
彼女らの手によって銀河史上最大の奇跡と言われる『平民、ア族、日本民族の和解』が実現されることとなる。






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