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バトリ(SC36年~SC108年)

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バトリ(SC36年~SC108年)
所属勢力:アスラン→アグデッパ→ララウィン→ブラウン→プロベット

歴代地球王朝に仕えた武将
「俺は天才であり、如何なる状況であっても要塞を守り通す事が出来る」
「どんなに優れた者であろうと、俺の守る要塞を通ることは不可能」
と豪語する防衛・籠城戦のスペシャリストである。
事実、彼の守る要塞を通り抜けられた勢力は存在せず、
ラーにして「私の知略をもってしても彼の要塞を落とす自信はない」と言わしめ、
ショーンも「彼と同じ時代に敵として出会わなくてホッとした」と述べている。

王立士官学校を卒業後、更に上を目指してサイモンの私塾へと入学。
サイモンからは「少々自信過剰な所があるが、彼なら問題ないだろう」と評された
(コンラッドとは同期になる)。
卒業後、サイモンから推薦状を貰うが「そんなものは必要ない」と破り捨て
態々入隊試験を最初から受け、首席で入隊を認められる
(コンラッド曰く「アレは『俺は天才だ』と言う周囲への当て付け」)。
入隊してからも補給部隊の護衛や抵抗軍からの攻撃を防ぐなどの活躍を見せた。
これにより、地上軍から宇宙艦隊に異動となり、艦隊司令に就任。
海賊に襲われた味方艦隊を死守し、表彰されるなど着実に評価を上げていった。
だが、本人は「過度な出世は周囲の妬みを買う」と言い
恩賞・功績の類を受け取るのを辞退し、上司や友人に功績を譲っていた。
だが、これが出世欲の塊とも言えるバッカスや権力欲の塊であるブラウンに好印象を与える事となり
両者とは大変親しい仲であった。
そして、両者に誘われたバトリはアグデッパ派へ入派。
アグデッパからは「出世欲の無いみみっちい男」と評価は低かったが、
ブラウンからは大変可愛がられ、ハン、アイタペ、バッカスと共に公式の友人として
特に目を掛けられたと言う。

アスラン王が死に皇太子アグデッパが即位。
ブラウンが自らの派閥を作るとこれに協力。
ナレッソ攻略の際はブラウンの副官の艦隊司令として彼を補佐。
偽降伏を見抜き、アム、アルビオンの捕縛を捕縛するなど活躍し
ブラウンも「お前の様な側近を持てて儂も鼻が高い」と大いに満足した。
だが、そんなバトリとブラウンの仲を壊す出来事が起こる。
それは、ナレッソ攻略の成功を祝う宴の際であった。
酔ったブラウンはバトリに「良く見たらお前の腹はだらしないな。
皆の前で裸踊りでもしてみろ」と笑ったと言う。
この時、異常に気付いたアイタペが機転を気かし話題を逸らした為、事無きを得たが、
バトリは顔が真っ赤になり、グラスを持つ手が痙攣を起こす程怒り心頭であり
ブラウンが立ち去った後、グラスを床に叩きつけ踏み躙る程に激昂したと言う。
バトリが唐突にキレた理由には諸説あるが、
もっとも有力なのが、バトリは昔から肥満体系であり、それを理由に虐められた事もあったと言う。
故に「儂は忠誠心と才能で判断し、身分や見た目で人は判断しない」と
公言していたブラウンを信じ尊敬していたが、それを踏みにじられた事に怒りが爆発した
と言うものである(以前からブラウンに不満があり、この一件でバトリの不満の許容量を超えたと言う説もある)。
以降、バトリはブラウンと距離を置くようになりブラウン派を脱退。
これにブラウンも怒り、彼を補給もままならないバース宙域の防衛部隊へと左遷させる。
だが、皮肉にもこれがバトリの名声を高める事となった。

バース攻略を目指していたアグデッパ軍は、バース攻略の前線基地として
ナレッソ・バース間宙域に要塞の建設を計画していた。
しかし、度重なるアキ・ツルマ連合軍の猛攻を受け防衛部隊は壊滅。
要塞建設が思うように進んでいなかった。
ブラウンの怒りを買い防衛部隊に左遷されてきたバトリは
これまで作戦を指揮していた司令官を独断で解任すると自ら要塞司令となり作戦を指揮。
幾度となく攻撃を仕掛けるアキ軍の猛攻を前に撤退を進言する部下の声には耳を傾けず、
建造中の要塞を見事に死守し完成させた。
これにはバトリを気に入っていなかったアグデッパも喜び、要塞は彼の名にちなみバトリ要塞と命名した。
要塞完成に脅威を感じたアキ、ツルマ軍も攻略部隊を何度も差し向けるが
バトリの類稀な防衛戦により攻略は失敗。間もなくバースはアグデッパ軍の手に落ちた。
その後、幾度となくバトリ要塞は敵の猛攻を受けるが難攻不落の要塞として鎮座し
あのラーでさえ落とす方法を見いだせなかったと言われる。

アグデッパが死にララウィンが即位するとバトリは、ララウィンの人当たりの良さを気に入っていたのだが、
嘗ての上司ブラウンが専横した上に殺害すると、完全にブラウンに愛想を尽かし
バトリ状なる三行半をブラウンに送りつけたと言う。
バトリの絶縁宣言に怒り心頭のブラウンはバトリの処刑を命じるが、バッカスやアイタペがこれを擁護。
仮にバトリを失うとイーズ方面の防衛に支障を来すとして処刑は断念。
ブラウンからも「本国に2度と帰ってくるな」と絶縁宣言を受ける。
その後は中央のゴタゴタには目もくれず、要塞防衛の任に就いて居たが、
ある時、ブラウンとアイタペが仲違いを起こす事件が起こる。
原因はアイタペ派の重鎮バイアー卿の妻をブラウンが寝取り、挙句に階段から突き落とし堕胎させた事で、
この時、親交を続けていたハンから相談を受けたバトリは「金で解決すればいい」と提案。
同じく、相談を受けていたアイタペにも「金を要求すればいい」と同じく提案した。
実際、それ以外に解決法は見いだせずに、両者和解になるかと見えたが、土壇場で交渉が決裂。
これがアキ軍の将軍ラーの目に留まることとなり、アイタペ謀反の噂が広まる。
それから間もなく、アイタペがデクレアで謀反を起こすと
バトリは要塞の破棄を決定し、要塞の動力炉と管制室を破壊し撤退。
混乱に乗じて接収に乗り出したアイタペだったが、既に要塞は岩と鉄くずの塊と化していた。
ぬけぬけと帰ってきたバトリに怒り心頭のブラウンは責任を問うが、
「何なら要塞をアイタペにくれてやっても良かったんだ。
利敵行為を行わなかったのだから、寧ろ褒めて欲しいくらいだ」と吐き、
危うくブラウンに殺されかけるが、派閥長ジュビやバッカスの擁護で再度死刑を免れる。

本国に帰還した場と理はナレッソ・タイタン間の回廊に要塞を建造する事を進言するが、
ブラウンは聞き入れず、ブラウン死後にプロベットにより承認され要塞の建設が始まる。
だが、ザクソン・ナレッソ間の新航路からテンオウ軍の猛攻に晒され、
何とか死守していたが、ラー・テンオウ連合軍の猛攻の前に思うように建造が進まず、
遂に防衛部隊は壊滅。
もはや防ぐことが適わないと判断したバトリは部下たちを逃がすと
建造中の要塞を衛星軌道から外すとテンオウ艦隊に特攻。崩れ落ちる要塞と運命を共にした。
享年72歳。

彼の死後、殿を務めプロベットの敗走を助け、バッカスの抵抗運動を支援し、
プロベット帰還の際に小惑星帯で秘密裏に建造した要塞を手土産に馳せ参じたキャロルは
バトリの孫娘であった。






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