■HitOverride【攻撃を受けた際に攻撃から抜け出す】

▼概要
指定した攻撃属性を持つSC-/HitDefSC-/Projectile
命中したとき発揮して、その攻撃から抜け出す。相手の攻撃自体はヒット扱いとなる。
発揮した場合、相手にはTargetを取られない。
使い道は基本アーマー処理や、SC-/Helperのステート維持に用いる。
攻撃のP1StateNo指定・P2GetP1State=1設定について
指定属性の攻撃でP1StateNo指定かP2getP1State=1設定だと当たらなくなる、
一覧にはP2StateNo設定と書かれているが厳密には違う。
P2StateNo設定有りでもP2GetP1State=0設定では通常通りヒット・発揮する。

▼必須記述
Attr = ((Attr文字列型) ;対象の攻撃属性を指定する。
  • 詳しくは攻撃属性のページを参照。
  • Statetype属性,攻撃属性、両方が一致する場合のみ発揮。

▼オプション
Slot = (Int型);スロット番号 省略時0
  • 0~7まで。同じスロットを指定すると上書きされる。
    • 複数の指定をしたい場合指定する。
StateNo = (Int型);移動ステート 省略時-1(通常のまま)
  • 効果を発揮した際に移動するステート
    • 移動は通常のくらいステートに飛んだのを上書きして飛ぶ
    • -1だと通常のくらいステートのままになる。
      • 普通にくらった用に見えるがTargetが取得されない。
  • 移動してもT-/MoveTypeがH(くらい)だとダメージを受ける
    • MovetypeをH以外にするとダメージを無効化する。
Time = (Int型);影響時間 省略時1
  • 指定時間分、持続する。基本的に1にした方が良い。
    • -1指定で永続指定だが基本非推奨SC-/Helper用。
ForceAir = (bool型);空中ヒットフラグ 省略時:0
  • 1に設定すると地上でも空中くらいとして扱われる


■Lv1-記述例・補足・注意点

記述例
[State 2431, hitoverride]
Type = HitOverride
Trigger1 = 1
Attr = SCA,AA,AT,AP
StateNo = 2432
Time = -1
  • 全ての属性に対してHitOverride
    • Helper型飛び道具で、くらい判定をつける場合、
      こうした全属性HitOverrideは不可欠。

補足
  • 効果が消えるのはTime指定が経過した場合のみ?
  • 属性については攻撃属性を参照
  • 使用しているとステート奪取を受け付けつけない。
  • 発揮した場合、通常のダメージ値がLife値以上になるみたい?
    • Kill=0設定であればきちんとLife-1がダメージ値の上限となる。
    • GetHitvar(Damage)で処理を行う場合には注意。

注意点
  • 効果が消えるのはtime指定が経過した場合のみのため
    • 本体などで一時的に用いる場合はtime=1指定にし、
      トリガーで時間を調節したほうが良い。
    • Time=-1指定はSC-/Helperの分身防止などに用いる。
  • Targetをとらせないため本体での常時使用は基本厳禁
  • 移動のタイミングは「攻撃命中によるくらいステート移動の後」。
    • 移動後T-/PrevStateNoで表示されるのはくらいステートの番号
  • 効果を発揮する条件が揃っているならガードできる状態でも発動する。
    • その場合も相手の攻撃自体はヒット扱いとなる。



最終更新:2014年12月04日 23:11