■PrevStateNo【直前の番号ステート】

▼概要
1つ前にいた番号ステートT-/StateNoの数値を返す。
意外と番号ステートは移り動いているため要注意。

▼情報・書式
PrevStateNo ;Int型
  • 直前にいた番号ステートの数値を返す。
    • 番号ステートの移り変わりを把握できない状態では使わない方が良い。


■Lv1-記述例・補足・注意点

記述例
  • 特になし

補足
  • 基本的に直前であることが確実な場合のみ使用する方が良い
    • 例:番号ステート内でChangeStateした直後。
    • 例:Commonステート以外のCtrl=0状態でChangeStateをした後。

注意点
  • Ctrl=1がある場合ステートが自動で移り変わるため、
    • 動作が終わった次のフレームで直前の技を確認することには向かない。
      • 動作の後Ctrl=1の場合、次のフレームの開始時Ctrl=1のステート移動で
        ステートが変わっていると戻ったステートの番号を返してしまうため。
  • Ctrl=1での動作についてはCommonステートのページを参照。
  • 攻撃のP1StateNo指定などにも注意。
    • SC-/HitOverrideは「くらいステートに飛んでから指定ステートへ飛ぶ」ため
      • 直後にPrevStateNoを確認すると飛んでいたくらいステートの番号を返す
    • SC-/HitDefSC-/ReversalDefも参照

AI制作時の注意点
  • 上記の注意点についてはしっかり留意しておくこと。


■Lv2-細かいバグ回避


Var型PrevStateNo
Ctrl=1などMUGEN側の変動を受けないPrevStateNo管理用。AIでは重宝する。
Var2個使用
[State -2]
Type = Null
Trigger1 = var(20) != StateNo
Trigger1 = 1 || var(21) := var(20)
Trigger1 = 1 || var(20) := StateNo
IgnorehitPause = 1
  • var(20)に現在のStateNoを入れ、
    • 移り変わったらvar(20)をVar(21)へ移し、var(20)を更新する。
    • var(21)は直前の番号ステート数値を返すようになる。
  • Ctrl=1での移り変わりが気になるなら
    • StateNoの両方を「 Ifelse(Ctrl,0,StateNo) 」に変えると、
      Ctrlのある状態では直前のStateNoを保持し続けられるように。
    • もちろん、その場合はCtrlのある状態での変遷を記録できないため注意。



最終更新:2013年02月07日 22:43