■Floor()【小数切り下げ】

▼概要
()内に入れた引数の小数を切り下げて整数にする。
非常に数式を扱う際に便利。
切り上げはT-/Ceil()を使う。

▼情報・書式
Floor(引数) ;int型
  • 小数を切り下げて整数にしたい数値を入れる。


■Lv1-記述例・補足・注意点

記述例
value = Floor( fvar(11) ) ;
  • Int型、整数のみを受け付けるパラメーターにfvarを入れる場合。

補足
  • 基本的には切り捨てと考えていいが
    • 負数の場合「切り下げ」て、数値は減るが、絶対値は大きくなる。
    • 確実に切り捨てをしたい場合はIfelse(情報>0,Floor(情報),Ceil(情報))。
  • 「+0.5」した上でFloor()をすれば小数第一位を四捨五入する。
  • n桁目まで切り捨て~をしたい場合
    • Floor( 情報 / 10 ) * 10 でもできるが
    • 元が整数ならfloorを使わず「情報-(情報%10)」でも切り捨ては可能。

注意点
  • 負数の場合切り下げによる絶対値の上昇には注意。



■Lv3-細かい応用

+ ■Lv3-Varの桁数分割管理・素案

Varの桁数分割管理・素案

  • Varに保存する数値を桁で分割し、2種類以上の情報を1つのVarで保存する方法。
    • 下側の2桁の参照は「Var(xx)%100」で
    • 3~5桁目の参照は「Floor(var(xx)/100)%1000」
    • 6桁目より上の参照「Floor(var(xx)/100000)」
      • こんな感じに桁数を分けて感知する。
  • ただし使えるならbit演算によるbit桁数分割で管理したほうがいいことも。
    • 2種類程度の区別ならこちらのほうが単純だが。


最終更新:2013年05月04日 17:14