■CanRecover【受身の可不可】

▼概要
通常のふっとびくらい中に受身を行えるかどうか。
Commonステート、特殊・擬似Common用の情報。
なお、通常の受身の条件はこれだけではない。

▼情報・書式
CanRecover ;bool型
  • 受身が可能な状態なら1、それ以外で0を返す。
    • 内部数値はくら以外の状態でも保存される。


■Lv1-記述例・補足・注意点

記述例
Commonステートの5050番ステート

[State 5050, 4] ;Recover near ground
type = ChangeState
triggerall = Vel Y > 0
triggerall = Pos Y >= -20
triggerall = alive
triggerall = CanRecover
trigger1 = Command = "recovery"
value = 5200 ;HITFALL_RECOVER

[State 5050, 5]; Recover in mid air
type = ChangeState
triggerall = Vel Y > -1
triggerall = alive
triggerall = CanRecover
trigger1 = Command = "recovery"
value = 5210 ;HITFALL_AIRRECOVER
  • Commonステートではこのステートでしか使われていない。
  • その為通常の受身の条件は
    StateNo=5050で上昇中でない・生きている・リカバリー可能
    • 一部キャラはCommon変更し、条件が異なる場合もあるが。

補足
  • CanRecoverのフラグは以下の条件で立つ、はず。
    • くらった攻撃定義のFall.Recover(GetHitVar(Fall/Recover))が1である。
    • ( MoveType = H && Time )の状態で経過したフレーム数が
      くらった攻撃定義のFall.RecoverTime以上になる。
      • つまり攻撃を再度ヒットされる経過フレーム計測はリセット。
      • 空中くらい状態である必要はない。立ちでも倒れでもフラグ自体は立つ。
      • ステート奪取の最中でも立つ。
      • 死んでいる場合については未検証。
  • ※なお通常くらいから立ち直った後、攻撃以外でMovetype=Hになった場合の処理は未検証。
  • ステートを奪った状態で相手を空中受身させたい場合
    • 上記のような条件のSelfStateを奪ったステート内に書けば良い。

注意点
  • CanRecoverを無視したノーコストの特殊受身は可能な限り使用するべきでない。
    • 簡単に言うと「ノーコストのくらい抜け」とほぼ同義のため、凶~狂以上の仕様である。

AI制作時の注意点
  • CanRecoverのみを条件に-1ステートで受身をとるようなことはしないこと。
    • ましてCanRecoverを無視して受身をとることは凶以上の仕様である。


最終更新:2013年02月04日 13:31