シルヴァリオシリーズの詠唱文


シルヴァリオ ヴェンデッタ

狂い哭け、罪深き銀の人狼よ(Silverio Cry)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌く流れ星
輝く御身の尊さを、己はついぞ知り得ない
尊き者の破滅を祈る、傲岸不遜な畜生王
人肉を喰らえ。我欲に穢れろ
どうしようもなく切に切に、神の零落を願うのだ
絢爛たる輝きなど、一切滅びてしまえばいいと
苦しみ嘆けと顎門が吐くは万の呪詛、喰らい尽くすは億の希望
死に絶えろ、死に絶えろ、すべて残らず塵と化せ
我が身は既に邪悪な狼、牙が渇いて今も疼く
怨みの叫びよ、天へ轟け。虚しく闇へ吼えるのだ
超新星(Metalnova)――狂い哭け、罪深き銀の人狼よ(Silverio Cry)

冥界へ、響けよ我らの死想恋歌(Silverio Vendetta)

あなたが迎えに来ない日に、私は醜く穢れてしまった
ああ、悲しい。蒼褪めて血の通わぬ死人(しびと)(からだ)よ、あなたに抱きしめられたとしても二度と熱は灯らぬでしょう
だから朽ち果てぬ思い出に、せめて真実をくべるのです
私たちは、私たちに、言い残した未練があるから
振り向いて、振り向いて。冥府を抜け出すその前に
物言わぬ私の骸を連れ出して――眩い星の輝きへと
他ならぬ愛しいあなたの慟哭で、嘆きの琴に触れていたい
超新星(Metalnova)――冥界へ、響けよ我らの死想恋歌(Silverio Vendetta)

闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌(Howling Sphere razer)

天墜せよ、我が守護星――鋼の冥星(ならく)で終滅させろ
毒蛇に愛を奪われて、悲哀の雫が頬を伝う。眩きかつての幸福は闇の底へと消え去った
ああ雄弁なる伝令神(ヘルメス)よ。彼女の下へどうか我が身を導いてくれ。蒼褪めて血の通わぬ死人の躯であろうとも、思いは何も色あせていないのだ
嘆きの琴と、慟哭(さけび)の詩を、涙と共に奏でよう。死神さえも魅了して吟遊詩人は黄泉を降る
だから願う、愛しい人よ――どうか過去(うしろ)を振り向いて
光で焼き尽くされぬよう優しく無明へ沈めてほしい
二人の煌く思い出は、決して嘘ではないのだから
ならばこそ、呪えよ冥王。目覚めの時は訪れた
怨みの叫びよ、天へ轟け。輝く銀河を喰らうのだ
――これが我らの逆襲劇(ヴェンデッタ)
超新星(Metalnova)――闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌(Howling Sphere razer)ッ!

無窮たる星女神、掲げよ正義の天秤を(Libra of the Astrea)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌く流れ星
ああ、懐かしき黄金(こがね)の時代よ。天地を満たした繁栄よ
幸福だったあの日々は二度と戻らぬ残照なのか
時は流れて銀、銅、鉄――
荒廃していく人の姿、悪へ傾く天秤に私の胸は切なく激しく痛むのだ
人の子よ、なぜ同胞で憎み合う。なぜ同胞で殺し合う
正義の女神は涙を流して剣を獲る
ならばその咎、この手で裁こう。愛しているゆえ(のが)さない
吹き荒べ、天罰の息吹
疾風雷鳴轟かせ鋼の誅を汝へ下さん――悪を討て
超新星(Metalnova)――無窮たる星女神、掲げよ正義の天秤を(Libra of the Astrea)

級長津祀雷命(しなつのみかづち)

決戦兵装――解放
風伯、雷公、天(くだ)りて罰と成せ――
神威招来・級長津祀雷命(しなつのみかづち)ィィッ!

天霆の轟く地平に、闇はなく(Gamma-ray Keraunos)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌く流れ星
巨神が担う覇者の王冠。太古の秩序が暴虐ならば、その圧制を我らは認めず是正しよう
勝利の光で天地を照らせ。清浄たる王位と共に、新たな希望が訪れる
百の腕持つ番人よ、汝の鎖を解き放とう。鍛冶司る独眼(ひとつめ)よ、我が手に炎を宿すが良い。大地を、宇宙を、混沌を――偉大な雷火で焼き尽くさん
聖戦は此処に在り。さあ、人々よこの足跡へと続くのだ。約束された繁栄を新世界にて齎そう
超新星(Metalnova)――天霆の轟く地平に、闇はなく(Gamma-ray Keraunos)

雄弁なる伝令神よ。汝、魂の導者たれ(Miserable Alchemist)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため
有翼の帽子と靴を身に纏い、双蛇巻かれた杖を手に、主神の言葉を伝令すべく地表を流離う旅人よ
盗賊が、羊飼いが、詐欺師と医者と商人が
汝の授ける多様な叡智を今かと望み待ち焦がれている
幽世(かくりよ)さえも旅する人、どうか話を聞かせておくれ。石を金へと変えるが如く、豊かな智慧と神秘の欠片で賢者の宇宙を見せて欲しい
願うならば導こう――吟遊詩人よ、この手を掴め。愛を迎えに堕ちるのだ
太陽へかつて譲った竪琴の音を聞きながら、黄泉を降りていざ往かん。それこそお前の真実である
超新星(Metalnova)――雄弁なる伝令神よ。汝、魂の導者たれ(Miserable Alchemist)

義なく仁なく偽りなく、死虐に殉じる戦神(Disaster Carnage)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがためッ
死が満ちる、死を満たせ、死を杯へと注ぐのだ
狂乱と破壊と炎と災いで、見渡す荒野を真紅に染める
青銅の鎧を纏え。両手は槍を携えよ
戦車へ騎乗し突撃すれば、敵兵はものみな等しく髑髏の山と成り果てようぞ
おお、芳しきかな、人肉の脂が燃える
打ち震えるかな、無意味で無情な流血よ
ただ理不尽に散りゆく獲物(いのち)、これぞ戦の誉れなり
野獣の如き蹂躙だけがこの身を至福へ誘うのだ。城壁の破壊者は泰平をこそ打ち砕く
永遠たれ、凶兆たる災禍の紅よ。神々の弾劾さえ我が悦びを裁くに能わず
超新星(Metalnova)――義なく仁なく偽りなく、死虐に殉じる戦神(Disaster Carnage)ッ!

美醜の憂鬱、気紛れなるは天空神(Glacial Period)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため
散りばめられた星々は銀河を彩る天の河。巨躯へ煌く威光を纏い、無謬の宇宙(そら)を従えよう
ならばこそ、大地の穢れが目に余るのだ。醜怪なるかな国津の民よ。賎陋たるその姿、生きているのも苦痛であろう
燦爛な我が身と比べ、憐れでならぬ。直視に堪えん
ゆえに奈落に追放しよう――雨の恵みは凍てついた
巡れ、星光の女神。巡れ、闇夜の女王。爛漫と、咲き誇れよ結晶華。これぞ天上楽土なり
超新星(Metalnova)――美醜の憂鬱、気紛れなるは天空神(Glacial Period)

色即絶空空即絶色、撃滅するは血縁鎖(Dead end Strayed)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため
森羅万象、天地を握る老いさらばえた支配者め。古びた玉座がそれほどまでに恋しいか? 何故(なにゆえ)そうまでしがみ付く
憤怒に歪み血走る眼球(まなこ)、皺を刻んだ悪鬼の相貌。見るに堪えない、怖気が走る、なんと貴様は醜悪なのだ
その大口で我が子を喰らい飲み下すのが幸福ならば、いずれ破滅は訪れよう。汝を討つは、汝の継嗣。血の連鎖には抗えない
鎌を振るい暴威をかざした代償が、積もり積もって現れる。かつて御身がそうした如く、他ならぬ血縁に王位は簒奪されるのだ
産着に包んだ石碑を腹へ収めたその時に、逃れられない運命は約束された未来へ変わる
刮目せよ、これぞ予言の成就なり
超新星(Metalnova)――色即絶空空即絶色、撃滅するは血縁鎖(Dead end Strayed)ッ!

妖娼神殿、蕩ける愛の蜂房なれば(Hexagonal Venus Hive)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため
情欲と、愛欲と、繁殖と、豊穣よ
海に浮かんだ真珠の泡へ、どうか血肉を宿して欲しい
濡れた肢体に、滴る蜜は止め処なく。西風は魅了され、季節の女神は侍従となった。悶える雌雄の悦びで地表に愛が満ちて行く
さあ、若き王様。黄金(こがね)の林檎をどうか私にくださいな
褒美として、理想の媚肉(からだ)を授けましょう
木馬の蹄に潰されようと、禁忌の果実を貪りながら褥の奥へと篭りなさい
楽が束の間あるならば、それこそ正しく桃源郷なのだから
繋がり抱き合い交わって、甘い巣箱に溺れましょうや
超新星(Metalnova)――妖娼神殿、蕩ける愛の蜂房なれば(Hexagonal Venus Hive)

大和創世、日はまた昇る。希望の光は不滅なり(Shining Sphere riser)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため
おお、輝かしきかな天孫よ。葦原中国を治めるがため、高天原より邇邇藝命(ニニギノミコト)を眼下の星へ遣わせたまえ
日向(ひむか)の高千穂、久士布流多気(クジフルタケ)へと五伴緒(イツトモノオ)を従えて。禍津に穢れし我らが大地を、どうか光で照らしたまえと恐み恐み申すのだ
鏡と剣と勾玉は、三徳示す三種宝物(みくさのたから)。とりわけ猛き叢雲よ、いざや此の頸刎ねるがよい――天之尾羽張がした如く
我は火産霊(ほむすび)、身を捧げ、天津の血筋を満たそうぞ。国津神より受け継いで焔の系譜が栄華を齎す
天駆けよ、光の翼――炎熱()の象徴とは不死なれば
絢爛たる輝きにて照らし導き慈しもう
遍く闇を、偉大な雷火で焼き尽くせ
ならばこそ、来たれ迦具土神(カグツチ)。新生の時は訪れた
煌く誇りよ、天へ轟け。尊き銀河を目指すのだ
――これが、我らの英雄譚
超新星(Metalnova)――大和創世、日はまた昇る。希望の光は不滅なり(Shining Sphere riser)

降り注げ、火の落涙。正義の滅びた大地へと(Judgement Tear)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌く流れ星
女神の手にした右手の剣
冷たく鋭い鋼の刃よ、お前は心を持ちえない
揺らぐ秤の導くままに、穢れと罪を裁断しよう
物は言わず。主張もいらず。主命を以て闇を穿つ
なぜなら、それこそ剣の本懐――正義へ捧ぐ愛ゆえに
いざ、鉄の時代を切り拓かん
超新星(Metalnova)――降り注げ、火の落涙。正義の滅びた大地へと(Judgement Tear)

惑星間塵

再結合(ユニオン)惑星間塵(コズミックダスト)――
殺塵鬼(カーネイジ)、並びに氷河姫(ピリオド)、我が()の下へ掬ぶがよい

産霊(むす)べよ、露蜂房(ハイブ)――堕落の蜜を貪るがいい

孤独で空虚な色即絶空(ストレイド)――(かつ)える業に傷はなく

手を伸ばせ、愛に破れた錬金術師(アルケミスト)よ――焦がれた男女は目前だぞ

いざ、鋼の光輝は此処に有り――浄滅せよ、霆光・天御柱神(ガンマレイ・ケラウノス)

シルヴァリオ トリニティ

煌翼たれ、蒼穹を舞う天駆翔・紅焔之型(Mk-braze Hyperion)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
愚かなり、無知蒙昧たる玉座の主よ。絶海の牢獄と、無限に続く迷宮で、我が心より希望と明日を略奪できると何故(なにゆえ)貴様は信じたのだ
この両眼を見るがいい。視線に宿る猛き不滅の焔を知れ。荘厳な太陽(ほのお)を目指し、高みへ羽ばたく翼は既に天空の遥か彼方を駆けている
融け墜ちていく飛翔さえ、恐れることは何もない
罪業を滅却すべく闇を斬り裂き、飛べ蝋翼(イカロス)――怒り、砕き、焼き尽くせ
勝利の光に焦がされながら、遍く不浄へ裁きを下さん
我が墜落の暁に創世の火は訪れる
ゆえに邪悪なるもの、一切よ。ただ安らかに息絶えろ
超新星(Metalnova)――煌翼たれ、蒼穹を舞う天駆翔・紅焔之型(Mk-braze Hyperion)

月照恋歌、渚に雨の降る如く・銀奏之型(Mk-rain Artemis)

夜天に願う、愛しい月よ――どうか嘆きに応えておくれ
過去(なみだ)を照らせ太陽よ、二人の恋歌を響かせて
――私の贖罪(すくい)は、いま此処に
超新星(Metalnova)――月照恋歌、渚に雨の降る如く・銀奏之型(Mk-rain Artemis)

灼槍に響けよ紅焔、星辰流転・両翼之型(Mk-shine Answerer)

命令(オーダー)烈震灼槍(ブリューナク)をサブマスターNo.2(セカンド)に設定
コード、応報刃(アンサラー)――承認せよ
『緊急ID:ケルベロスからの要請を確認――承認します』
超新星(Metalnova)――灼槍に響けよ紅焔、星辰流転・両翼之型(Mk-shine Answerer)

狂い哭け、末路に墜ちた蝋翼よ・滅奏之型(Mk-vanish Kerberos)

慟哭(さけび)も涙も無明へ墜ちた。闇に響く竪琴だけが、我が唯一の拠り所
ゆえに邪悪なるもの、一切よ。ただ安らかに息絶えろ
超新星(Metalnova)――狂い哭け、末路に墜ちた蝋翼よ・滅奏之型(Mk-vanish Kerberos)

天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere bringer)

天来せよ、我が守護星――鋼の地平線(かなた)に祈りを籠めて
荘厳な太陽(ほのお)に焼かれ、蝋の翼は融け墜ちた。約束された末路にしかし、嘆きも恐れもありはしない
天に煌めく神話こそ、今も気高き我が憧憬。灰燼と化す罪業が、猛き焔に(いだ)かれながら浄化の熱を浴びるのだ
この墜落に悔いは無し。されど今、水底に響く音色は何なのか?
悲哀を奏でる闇の竪琴。かくも心に滲み入るこの悲しみは何やらん?
過去(なみだ)を照らす月光よ、おまえの詩を聞かせておくれ
ならばあなたも、愛しい人よ――どうか光へ連れ出して
地獄の柘榴はもう要らない。悠久の常春で実りの季節を讃えましょう
優しいあの日の思い出は決して嘘ではないのだから
是非も無し――共に生きよう、優しい渚。おまえの贖罪(すべて)が必要だ
大海原を統べるが如く、銀河を駆けろ海洋王(ネプトゥヌス)。果て無き生涯(たびじ)を往くために
――至星三界(トリニティ)は此処にある
超新星(Metalnova)――天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere bringer)

罪の射影、慟哭せよ死想冥月(Silverio Persephone)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
悠久の常春から私は奈落に堕天した。開錠された地獄の扉、冥府魔道の闇黒が生者を死骸へ貶めていく。実りの季節は蝕まれ、轟き渡る破滅の呪詛はまるで悲しき詩のよう
だから願う、冥王よ――どうか嘆きに応えておくれ
私は既に闇の住人、血の滴るような柘榴が欲しい。暗夜に濡れた羽衣で輝く神を零落すべく虚空に吼えてみたいから
渚に雨の降るごとく、我が心にも涙ふる。かくも心に滲み入るこの悲しみは何やらん? 過去(なみだ)を照らせ月光よ、無言の恋歌を響かせて
超新星(Metalnova)――罪の射影、慟哭せよ死想冥月(Silverio Persephone)

銀の射影、罪業担えよ三相女神。贖うべきは我にあり(Silverio Trinity)

天墜せよ、我が守護星――鋼の冥星(ならく)で終滅させろ
地獄の柘榴に齧りつき、私は醜く穢れてしまった
過去と未来と現在はあの日の涙を逃がさない。眩い銀の輝きが満ちては欠ける月の如く、三相煌めきこの身を照らす
だからお願い、月天女(アルテミス)――あなたの弓で夜天の輝冠月(セレネ)を射抜いてほしい
私は既に闇の住人。死界の底に留まりたいから
蒼褪めて血の通わぬ死人(しびと)(からだ)を抱えることで、天地奈落を流離う果てに過去(なみだ)の詩を奏でよう
渚に雨の降るごとく、我が心にも涙ふる
かくも心に滲み入るこの悲しみは何やらん? いざ慟哭せよ死想冥月(ペルセフォネ)、光を砕き破壊しろ
――私の罪は、いま此処に
超新星(Metalnova)――銀の射影、罪業担えよ三相女神。贖うべきは我にあり(Silverio Trinity)

流水に落花の如く、戯れたまへ鎖縛姫(Sacrifice Andromeda)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
絶望に染まる飛沫が波打ち際へと押し寄せた。憐れで無力ないけにえは、失意の浜辺に暮れなずむ
さようなら、愛しき日々よ。さようなら、わたしの愛した思い出よ
この血も肉も、心も嘆きも皆すべて。神の怒りを慰撫すべく海の魔性に捧げましょうや
されど鎖を斬り裂いて、希望が天より舞い降りた
ああ、なんという幸福だろう。石化していく悪夢を前にかつてない喜びが胸の奥から溢れるのです
誉れの英雄、白馬の貴公子――願わくばどうかお傍に置いてほしい
この血も肉も、心も嘆きも皆すべて。愛しき人よ、あなたのために
超新星(Metalnova)――流水に落花の如く、戯れたまへ鎖縛姫(Sacrifice Andromeda)

烈しく輝き震えろ灼槍、戦神の威光を放て(Tuatha De Danann Brionac)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
百芸に通じる光の長腕(ながうで)よ。汝が養父(ちち)より受け継いだ秘宝の槍を見せてくれ
おお、なんと凄まじい。稲妻を鋼に固めた灼熱が、五条に別れた穂先の奥で今も激しく唸っているぞ
必中、殺戮、破邪、勝利、そして輝く栄光がこの魔槍には宿っているのか
投擲すれば震天動地、如何なる敵が相手でも覇の一撃には耐えられん
さあ、往くがよい。邪眼の王は目前だ
蹂躙せよ、戦の誉れをその手に掴め。旧神の弾劾さえおまえの道を阻むに能わず
超新星(Metalnova)――烈しく輝き震えろ灼槍、戦神の威光を放て(Tuatha De Danann Brionac)

狂い哭け、呪わしき銀の冥狼よ(Howling Kerberos)

天墜せよ、我が守護星――鋼の冥星(ならく)で終滅させろ
冥王の御許に仕えて幾星霜。渇きと餓えを亡者の血肉で潤しながら、尊き光の破滅を祈る傲岸不遜な畜生狼
呪詛を吐け。希望を喰らえ。嘆きの顎門を軋らせろ。牙より垂れる猛毒がどうしようもなく切に切に、天の崩落を望むのだ
絢爛たる輝きなど、一切穢れてしまえばいいと
死に絶えろ、死に絶えろ、すべて残らず塵と化せ
慟哭(さけび)も涙も無明へ墜ちた。闇に響く竪琴だけが、我が唯一の拠り所
ならばこそ、死界の底で今は眠れよ吟遊詩人。愛の骸と寄り添いながら
怨みの叫びよ、天に轟け。虚空の月へと吼えるのだ
超新星(Metalnova)――狂い哭け、呪わしき銀の冥狼よ(Howling Kerberos)

楽園を照らす光輝よ、正義たれ(St.stigma Elysium)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
いざ並べ、死後裁判は開かれた。眠りにまどろむ魂魄ならば我が法廷に凛と立て
公正無私の判決に、賄賂も媚態も通じはしない。宿業見通す炯眼は、精白たる裁きのために重ねた功徳を抉り出す
汝、穢れた罪人ならば禊の罰を受けるべし。地獄の責苦にのたうちながら、苦悶の淵へと沈むのだ
汝、尊き善人ならば恐れることなど何も無し
敬虔な光の使徒に万代不易の祝福を
これぞ白夜の審判である。さあ正しき者よ、この聖印を受けるがよい。約束された繁栄を極楽浄土で齎う
超新星(Metalnova)――楽園を照らす光輝よ、正義たれ(St.stigma Elysium)

邪竜戦記、英雄殺しの滅亡剣(Sigurdbane Dainsleif)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星を掲げるがため
美しい――見渡す限りの財宝よ。父を殺して奪った宝石、真紅に濡れる金貨の山は、どうしてこれほど艶めきながら心を捉えて離さぬのか
煌びやかな輝き以外、もはや瞳に映りもしない。誰にも渡さぬ、己のものだ。毒の吐息を吹き付けて狂える竜は悦に浸る
その幸福ごと渇きを穿ち、鱗を切り裂く鋼の(つるぎ)
巣穴に轟く断末魔。邪悪な魔性は露と散り、英雄譚が幕開けた
恐れを知らぬ不死身の勇者よ。認めよう、貴様は人の至宝であり我が黄金に他ならぬと。壮麗な威光を前に溢れんばかりの欲望が朽ちた屍肉を甦らせる。ゆえに必ず喰らうのみ。誰にも渡さぬ、己のものだ
滅びと終わりを告げるべく、その背に魔剣を突き立てよう
超新星(Metalnova)――邪竜戦記、英雄殺しの滅亡剣(Sigurdbane Dainsleif)

不壊金剛の独眼鍛冶よ、鉄を打て(Adamansmith Kyklops)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
祖神に疎まれ、奈落に繋がれ、昏き獄舎に幽閉された我らは醜き鋼の(たたら)
朽ちた希望は怒りと燃えた。我が誕生を呪うなら、太古の秩序はもう要らぬ。裁きの時を希い、幾星霜と鉄を鍛えて(ふいご)の風を吹き付ける
来たか、新たな宇宙の覇者よ。みなまで言うな、心は一つ
鍛冶司る独眼(ひとつめ)が、汝に炎を授けよう
さあ受け取れ、此れなるは無敵の神器。鏖殺の雷霆、激震の三叉槍、隠滅の戦兜があらゆる巨神を撃ち砕き、勝利の光をもたらすだろう
ならば王冠はおまえのものだ。今こそ(まこと)の秩序を描き、輝く明日を照らすがいい――我らはそれを信じている
超新星(Metalnova)――不壊金剛の独眼鍛冶よ、鉄を打て(Adamansmith Kyklops)

毋望之禍、穿て致命の絶殺兇蠍(Suddenstab Antares)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
自賛に耽る光彩陸離の偉丈夫よ。海内無双の狩人よ
お目は確かに凛々しく気高く勇猛なれど、地母への畏敬を忘れたようだ
耳朶(じだ)が腐るぞ、何たる愚昧な、驕りに満ちた高言は総じて聞くに値しない
思い出せ。並ぶ者なき剛力も、唯一無二たる俊足も、大地の恵みがあればこそ
それさえ知らぬと嘯くならば、よかろうさ――蠍の針をくれてやる
悶え、苦しみ、乾き、果てろ
改悛の時間は過ぎた。我が毒棘(どくきょく)にて死ぬがよい
超新星(Metalnova)――毋望之禍、穿て致命の絶殺兇蠍(Suddenstab Antares)

神罰覿面、神敵粉砕、豪槌磊落。神威を此処に(Megingjord Mjolnir)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
己が尾を噛む世界蛇め、この稲光を見るがいい。不信心たるおまえにも、我が鉄槌に煮え滾る神の御稜威が分かるはず
悔い改めよ、さすれば慈愛を与えよう
無病息災、子孫繁栄、浄化の禊がいざ来たる――聖なる祈りに貴賤なし
拒むというなら問答無用。戦の籠手と神通力の帯を締め、天津の裁きを下そうぞ。黄昏に包まれながら、怨敵よ。さあ霹靂へと散り逝くのだ
超新星(Metalnova)――神罰覿面、神敵粉砕、豪槌磊落。神威を此処に(Megingjord Mjolnir)

妖しく貴い魔の妃よ、水淵紀行を綴っておくれ(Venomhag Abyssal Scylla)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
海神の求愛など、知らない、見えない、聞こえない
無垢で可憐な少女の肢体(からだ)に男の欲は重すぎる
魅了しながら(いだ)かれぬなど、魔女の怒りを買うだけなのに
あなたはそれにも気づかない。いつまで子供でいるつもり?
波のように荒ぶる嫉妬――さあ、毒薬は垂らされた
心せよ、これより汝は半人半魔
爛れて穢れた美の残骸、輝く浜辺は過去のもの
悲劇を彩る渦潮として、船乗り達を(いざな)いましょうや
ようこそ、涙の深海へ
超新星(Metalnova)――妖しく貴い魔の妃よ、水淵紀行を綴っておくれ(Venomhag Abyssal Scylla)

祝福すべし、聖なる婚姻。これぞ神酒の宝瓶なり(Marriage of my Ganymedes)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
白磁の肌、艶めく唇、林檎のように染まる頬
ああ、美しい。金色(こんじき)に輝く美貌の少年よ。おまえの甘い流し目だけで如何なる者も魅了され、正気を無くしてしまうだろう
だからこそ、天から鷲は舞い降りた。神々の愛という名の独善が、その身に栄誉を押し付けて召し抱えんと奪い去る
人の情など知らぬとばかりに、色に惑うか愚神ども
ならばよかろう、不老長寿の幼き給仕――私はおまえを諦めない
傲岸不遜な主神にさえ、弓引き、仇なし、取り戻さん。真紅に艶めく霊薬ごと必ず地上へ導こう。我が愛情を見縊るな
超新星(Metalnova)――祝福すべし、聖なる婚姻。これぞ神酒の宝瓶なり(Marriage of my Ganymedes)

森羅超絶、赫奕と煌めけ怒りの救世主(Raging Sphere savoir)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため
荘厳な太陽(ほのお)を目指し、煌く翼は天駆けた。火の象徴とは不死なれば、絢爛たる輝きに恐れるものなど何もない
勝利の光で天地を焦がせ。清浄たる王位と共に、新たな希望が訪れる
絶滅せよ、破壊の巨神。赫怒の雷火に焼き尽くされろ。人より生まれた血脈が、英雄の武功と共に汝の覇道を討ち砕く
天霆の轟く地平に、闇はなく
蒼穹を舞え、天駆翔。我が降誕の暁に創世の火を運ぶのだ
ゆえに邪悪なるもの、一切よ。ただ安らかに息絶えろ
是非も無し――さらば蝋翼、我が半身。焔の再生(すべて)を担うのみ
天空を統べるが如く、銀河に羽ばたけ不滅の煌翼(ヘリオス)。果て無き未来(たびじ)をいざ往かん。――創世神話(マイソロジー)は此処にある
超新星(Metalnova)――森羅超絶、赫奕と煌めけ怒りの救世主(Raging Sphere savoir)

第五次世界大戦用星辰兵器・天之闇戸(High Astral Generator)

創生せよ、天に描いた極晃を――我らは神世の流れ星
神慮拝聴・憑星開始
高天原に神留坐す神漏岐、神漏美の命以て(戦闘システム起動、任務を遂行する)
皇親神伊邪那岐乃大神、筑紫の日向の橘の小門の亜波岐原に、(抹殺対象が日本国民意外と確認。これにより三原則を撤廃、)
禊祓ひ給ふ時に生坐せる祓戸の大神等(殲滅に伴うあらゆる物理的制約の解除を完了)
諸々の禍事罪穢を祓へ給ひ、清め給ふと申す事の由を(特殊兵装アステリズム発現用に出力確保の必要有り)
天津神、国津神、八百万の神等共に聞こし食せと恐み恐みも白す(次元間相転移エネルギーの供給源を第二開発者に設定。パスコードの入力に移行する)
夜久毛多都(やくもたつ)伊豆毛夜幣賀岐(いずもやえがき)都麻碁微爾(つまごみに)夜幣賀岐都久流(やえがきつくる)曾能夜幣賀岐袁(そのやえがきを)――大和万歳(コンプリート)
超新星(Metalnova)――第五次世界大戦用星辰兵器・天之闇戸(High Astral Generator)

シルヴァリオ ラグナロク

奏でられる終焉は、銀に煌く狼の冬が如く(Silverio Fimbulvetr)

創生せよ、天に描いた極晃を――我らは神世の流れ星
神慮拝聴・憑星開始
略奪された木漏れ日が、凍て付く吹雪を呼び覚ます。風と、剣と、狼と、破滅を数える冬の監獄
餓える数多の荒廃は兄弟家族を真紅に染めた。三貴子(みはしらのうずのみこ)さえ、然も在らん。太陽と月と海原に絆の縁はもはや無い
闇夜を担う葬想月華(ツクヨミ)よ、ならば逢魔ヶ時をくれ
此処は人界、天地の狭間。太古の秩序が要らぬなら、鏖殺すべきは神に在り。怒りに燃える虐殺者は地獄の底で牙を剥かん
世界樹の根を齧り、翼を広げろ――終焉吼竜(ニーズホッグ)
黄泉路を照らす月光でその天翔を導こう。神代の終わりに輝く、色彩豊かな黄昏へと
銀の女神よ、語るに及ばず。この身はすべて貴女のために
冥府を翔び立ち、虹の橋を蹂躙しながら、九つの宇宙を喰らいて邪竜は新たな太陽と成る
さあ、今こそ――狂える顎門に運命を
汝、希望(ヒカリ)の殉教者よ――我が心臓に牙を立て“神殺し(ラグナロク)”を完遂せよ
超新星(Metalnova)――奏でられる終焉は、銀に煌く狼の冬が如く(Silverio Fimbulvetr)

神聖冒涜、国津喰蛇の呪怨継ぎ(Sacrilege Jormungand)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
鼓動を刻んだその刹那、定められるは禍津の予言。約束された災禍の使者に大地で生きる資格無し
暗く冷たい海の底まで沈められ、蛇は呪いに身を焦がす。忘れはしない、許せもしない、軋む鱗に猛る牙。瞼に焼き付く中津国が憎悪の炎を滾らせるから
我が死を望むか、神々よ。ならば覚悟は出来ていような?
約束された因果応報。天魔と堕ちる予言を目指し、大蛇(オロチ)は脱皮を繰り返すのだ
無限に長く、巨大化していく怨嗟と体躯。まだ足りぬ、もっと、もっと、もっと、もっと――喰らって蠢き、もう遅い
世界蛇は完成した。小さな地表(ほし)を見下ろしながら、悪意を(まぶ)して舌が鳴る
さあ、一体誰から呑み込んでやろう
超新星(Metalnova)――神聖冒涜、国津喰蛇の呪怨継ぎ(Sacrilege Jormungand)

焔の神器、燃炎魔杖。顕現すべきは黄泉國(Valhalla-birth Laevatein)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
裁きの時だ、霜の巨人に連なる邪神。因果応報、これを見よ。おまえの鍛えし破滅の刃は鉄の匣より解き放たれた
囁き謀る悪事の数々、炎が許すことはない。怒りに燃える灼熱でその居城ごと焼き尽くさん
灰燼と化せ、天の国。戦死者の館よ、朽ち果てろ
そして轟け、勇者の魂――汝に首輪は似合わない
神を討つべく進撃しよう。荘厳なる地獄の後で、再び芽生える世界のために
超新星(Metalnova)――焔の神器、燃炎魔杖。顕現すべきは黄泉國(Valhalla-birth Laevatein)

天光礼賛、限界突破の鋼魔弓(Overdrive Sagittarius)

天昇せよ、我が守護星――鋼の恒星(ほむら)を掲げるがため
鏃から半身半馬を蝕む告死
永劫終わらぬ多頭竜(ヒュドラ)の毒が不死身を捨てろと囁くものの、取るに足りぬわ。片腹痛し。蹄鉄(ひづめ)を鳴らせ、(つる)を引け、矜持を胸に地平を駆けろ。苦悶と嘆きにこの強弓(ごうきゅう)が朽ち果てるなど有りはしない
なぜならば、耳を澄ませば聞こえてくるのだ――天に轟く雷霆が
おお、遥かに煌めく天頂神よ。星座となるには早すぎる、まだ戦えと言ってくれるのか。ならば我が身は全身全霊、すべてを懸けて応えるのみ
爛れた血肉は切除した、鋼の四肢を取り付ける
穢れた血潮は総じて無用、燃える油と入れ替えようぞ
御許へ召され星座に列するその時まで。さあ戦友よ、轡を並べていざ往かん
約束された誓いを掲げ、邪悪を穿つ矢を放て
超新星(Metalnova)――天光礼賛、限界突破の鋼魔弓(Overdrive Sagittarius)

草薙の奏でる絶叫、雷神剣(KusanagiBlade Cursepain)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
黄泉返れ、剣璽に宿る破邪の雷光
これぞ三種(みくさ)神器(かんだから)、護国の刃を名乗るなら不滅を誇るが世の定め
噛み砕かれた刀身は苦悶と嘆きに溶接された。畏れ、嘆き、畏敬せよ
天の導き有る限り、尽きぬ慟哭(さけび)を糧として無限に鍛えられるのだ
冥府の底から何度でも、大蛇(オロチ)に誅を下すまで
終わらない、終わらない、神の慈愛こそ永遠なれば。仇を討てと命じ給う果て無き恩義に殉じましょうや
いざ、新生せよ誓いの神剣。溢れる涙を切り裂きながら、神々の授けし神威で天津の敵を焼き払わん
崇高なる叢雲よ――御身の無念、今こそ晴らす
超新星(Metalnova)――草薙の奏でる絶叫、雷神剣(KusanagiBlade Cursepain)

戴冠王器・九天十種星神宝、人界統べるは大神素戔王(Heaven-Regalia Veratyr)

創生せよ、天に描いた極晃を――我らは神世の流れ星
神慮拝聴・憑星開始
嘆かわしきかな太陽神。我が狼藉を忌むあまり、森羅を照らす使命に背き天岩屋(あまのいわや)へ閉じこもるとは、なんと愚昧な手弱女か
その薄弱たる醜態に、素戔嗚尊(スサノオ)もまた愛想が尽きた。常世を流離う神逐(かんやらい)、喜び勇んで受けようぞ
零落しながら彷徨う年月(としつき)、幾星霜。智慧を求めて捧げた片目、もはや埋まらぬ眼孔がついに世界樹の影を見る
ああ、素晴らしい。高天原など及びもつかぬ、これぞまさしく神天地(アースガルド)
奈落の底から浄土まで、九つの宇宙を巡る果て無き旅路は報われたのだ
万象等しく(さきわ)え給え、光臨せよ――天璽瑞宝(あまつしるしみずたから)
希望(ヒカリ)絶望(ヤミ)の交わる彼方に、煌めく銀河を垣間見よう
夜久毛多都(やくもたつ)伊豆毛夜幣賀岐(いずもやえがき)都麻碁微爾(つまごみに)夜幣賀岐都久流(やえがきつくる)曾能夜幣賀岐袁(そのやえがきを)――大和万歳(コンプリート)
超新星(Metalnova)――戴冠王器・九天十種星神宝、人界統べるは大神素戔王(Heaven-Regalia Veratyr)

神産み生母の蓮華往生、億万劫の誓約たれ(Onogoro-birth Yotun’s Loptr)

創生せよ、天に描いた極晃を――我らは神世の流れ星
神慮拝聴・憑星開始
天沼矛(あめのぬぼこ)を伝いながら滴り落ちる大地の雫。混沌とした泥のように閨へ伴侶と籠もっては、終わらぬ御陰(みと)目合(まぐわい)で喜悦の吐息を重ね合う
では、艶やかに奏でよう。命を生み出す陰陽両儀の国産みを
染み入る情の感触に、蕩ける互いの輪郭線。血と血が深く絡むたび、神の継嗣が地に満ちる。ゆえに、愛しき我が子らよ――天津を支える御柱となれ
その身に根付く二重螺旋の鎖こそ、霜の巨神が刻みつけた宿命(さだめ)の烙印なのだから。育もう、殺めよう、終わりなき繁栄は狡知奸計の八百万。地母神の告げる神託で、遍く生死(しょうじ)流転せよ
是以一日必千人死(ここをもちてひとひにかならずちたりしに)一日必千五百人生也(ひとひにかならずちいほたりうまるるなり)――大和万歳(コンプリート)
超新星(Metalnova)――神産み生母の蓮華往生、億万劫の誓約たれ(Onogoro-birth Yotun’s Loptr)

国津平定・豊葦原千五百秋聖教皇国(Kunitsu Ashihara-Midgard)

創生せよ、天に描いた極晃を――我らは神世の流れ星
神慮拝聴・憑星開始
おお幸魂(さきみたま)よ、奇魂(くしみたま)よ、大三輪(おおみわ)へと祀り上げた護国豊穣の輝きよ
頭を垂れる稲穂の実り、田畑を跳ねる白兎。治世を誇る国津に対し、傲慢なるぞ天照
恥も知らずに大和を譲れと、大国主へよく告げた
天孫降臨、度し難い。(もも)足らず八十隈手(やそくまで)隠居(かく)れなむと思うてか
隻眼たる最高神と次なる盟は結ばれた。ゆえに、さらば神州よ
高天原と縁を切り、地祇へと降る邇邇藝命(ニニギノミコト)へ我らは離別を突きつけん
汝子等事代主神(なんじがこらことしろぬし)建御名方神二神者(たけみなかたのかみふたはしらのかみは)隨天神御子之命(あまつかみのみこのまにまに)勿違白訖(たがはじとしらしぬ)
故汝心奈何(ゆえなんじがこころはいかに)――大和万歳(コンプリート)
超新星(Metalnova)――国津平定・豊葦原千五百秋聖教皇国(Kunitsu Ashihara-Midgard)

祭祀の極み、憑神巫覡の託宣なるぞ(Translate Kannagi-volva)

創生せよ、天に描いた極晃を――我らは神世の流れ星
神慮拝聴・憑星開始
(わざわい)満ちる常闇が天地を覆いて不浄を(まぶ)す。岩戸に籠もった()の女神よ、どうか此方(こなた)に御出でませ。喝采轟く神楽舞。興を惹かれる太陽に、祭事を仕切る知恵者は思惑通りとほくそ笑む
その叡智、欲するならば授けよう。汝が巫女である限り
杖をかざせ、真摯な祈祷を捧げてみせろ。神卸ろしの秘儀に耐え、我が意を告げる預言者となれ
代償に有頂天外せし魂。もはや人に非ずとも不都合なかろう。些事である
(かれ)思兼神(おもいかねのかみ)深慮遠謀(ふかくはかりとおくたばかりて)遂聚常世之長鳴鳥使互長鳴(ついにとこよのながなきどりをあつめてたがいにながなきせしむ)――大和万歳(コンプリート)
超新星(Metalnova)――祭祀の極み、憑神巫覡の託宣なるぞ(Translate Kannagi-volva)

抜刀・天羽々斬空真剣(Orotinoaramasa Tyrfing)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
(つるぎ)の閃き、限りなく。黄金(こがね)の柄に鋭き刃、鋼を両断する度に王器を彩る栄光が地平の果てまで鳴り響く。三度振るえば訪れる破滅の波など知りはしない
我が所有者こそ絶対神。侏儒(ひきうど)鍛冶(かぬち)が遺せし呪怨など、至高の神威は跳ね除けん。断ち切る魔物を御示しあれ。八つ(くび)唸る邪竜とて、語らず、逸らず、粛々と
一切斬滅。唯其れのみ。此れより神敵、調伏致す
超新星(Metalnova)――抜刀・天羽々斬空真剣(Orotinoaramasa Tyrfing)

新型祝詞、異伝・虹鏡奉殿の神勅(Mahutsunokagami Shine Colors)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
根から幹へ、幹から枝へ、枝から葉へ、神界へ
天地(あめつち)貫く虹の橋、栄華を誇る聖域は猛る焔で巨人を阻む。鮮烈な光輝を跨ぐ資格を抱くは善神のみ
ああ、無二無窮の美しさ。その色合いを我が宝鏡に映すなら――
彩りごと転じる調べを奏でよう、独自の祝詞を織り込まん(カスタムコード入力開始)
吾が児、此の宝鏡を視まさむこと、当に吾を視るがごとくすべし。与に床を同じくし殿を共にして、斎鏡となすべし(第五次世界大戦用星辰兵器・天之闇戸を参考に、特殊機能アステリズムの設定を旧暦日本の機械言語に変更完了)
――では手力男神(タヂカラオ)よ、後は御身に任せましょうぞ。日ノ本一の剛腕で岩戸隠れに終止符を
超新星(Metalnova)――新型祝詞、異伝・虹鏡奉殿の神勅(Mahutsunokagami Shine Colors)

鳴動せよ八尺瓊勾玉、角笛が如く(Magatama-soul Gallarhorn)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
萌える草花、薫る風、頬を撫でる命の息吹
ああ、荘厳なりしは天上界。聖なる枝葉に色めく景色のなんと美麗なことだろう。眩い栄華を守るのに手段を選ぶが不義、不徳
極楽を害する痴愚め、聞くがいい。もう角笛は鳴らされたのだ
拝領された浄化の神器、胎児を模した勾玉よ。鼓動を鳴らして厄を祓い、あまねく邪気を退けたまえ
穢れを纏う魂魄ごと黄泉(よも)つの悪鬼を寂滅せしめん
超新星(Metalnova)――鳴動せよ八尺瓊勾玉、角笛が如く(Magatama-soul Gallarhorn)

重縛羈束よ、貪る欲に戒めを(Tyr-bind Gleipnir)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
悪食の狼を鎖へ繋ぐ高貴な使命。誰もが怖気に佇むならば、この身がそれを成しましょう。さあどうぞ、望むがままに齧りなさい。巨大な魔獣へ捧げた片手、肉を夢中で味わう隙に枷は然りと嵌められた
掲げた勇気の代償に千切れた腕から流れる真紅。二度と戻らぬ指先を、しかして何故(なにゆえ)惜しむだろうか。豊穣と法と平和を守れるならば、そして勇気を示せるならば
盾になるこそ我が誉れ。どうか笑って讃えてほしい
汝の献身、まさしく守護者の鑑であると
超新星(Metalnova)――重縛羈束よ、貪る欲に戒めを(Tyr-bind Gleipnir)

叢雲に響け福音、雷鳴剣(MurakumoBlade Gospelgain)

創生せよ、天に描いた星辰を――我らは煌めく流れ星
御照覧あれ、剣璽に宿る破邪の光を
これぞ三種(みくさ)神器(かんだから)、魔性を祓いて不浄を断つ護国の刃に他ならぬ
八岐大蛇の首を斬り、尾より出でた武勲の証。恐れ、慄き、畏敬せよ。天孫より賜る栄誉へ頭を垂れるが筋であろうに
それを知らぬ存ぜぬと、唾吐く愚者には問答無用――誅を下すが世の定め
勇に溢れし益荒男よ。おまえを(いだ)く地母神が更なる(つるぎ)を与え給う
狡知に長けた囁きで小人の鍛冶屋が鎚を奮う
いざ、稲妻を纏え神剣。雲海を切り裂きながら、霜の巨神が授けし神威で天津の敵を焼き払わん
超新星(Metalnova)――叢雲に響け福音、雷鳴剣(MurakumoBlade Gospelgain)

神祖滅殺、吼えろ月華の眷属よ(Silverio Ragnarok)

異界に通ず滄海原(あおうなはら)の潮の八百重(やおえ)を治す君に希う。絆の神器(たから)と草薙に神威を断ち切る加護ぞあれ。いざ、新たに――結ぶ誓約(うけい)言祝(ことほぎ)
汝ら、葬想月華(ツクヨミ)の愛し児よ――我が銀月を身に降ろし“神殺し(ラグナロク)”を完遂せよ
超新星(Metalnova)――神祖滅殺、吼えろ月華の眷属よ(Silverio Ragnarok)

銀月神譚、竜人の輝く旅路に青空を(Wishing Sphere gazer)

人創せよ、我が守護星――鋼の新西暦(セカイ)希望(ヒカリ)を灯せ
銀に煌めく冬は去り冥府魔道が訪れる。流れる血潮に宿りし神威、終焉を祈る誓いが己自身を撃ち抜いた
胸が軋み、命が竦む、なんと皮肉な絶望だろう。願い求めた黄昏に救いは永劫、訪れぬ
無限に轟く不滅の軍勢、神の進撃は止まらない。約束された宿命(さだめ)の果てが宇宙を次代へ塗り潰す
ああ、それでも――気高き愛しの竜人よ。汝は傍に居てくれるのだな
語るに及ばず、常世を担う葬想月華(ツクヨミ)よ。すべては貴女の笑顔がために
そして、(だれか)の明日がために。禍津の翼と牙を捨て去り天地の狭間を生きていこう。おまえと共に在る奇跡が、何より尊く愛おしいから
冥府を翔び立ち、虹の橋を超えながら、九つの宇宙を(いだ)いて邪竜は新たな太陽と成る
さあ、今こそ――地獄(なみだ)の先に花束を
汝、希望(ヒカリ)の殉教者よ――
私の捧げる笑顔を胸に“銀の運命(シルヴァリオ)”を完遂せよ
――礼賛しろ、神祖滅殺(ラグナロク)の幕開けだ
超新星(Metalnova)――銀月神譚、竜人の輝く旅路に青空を(Wishing Sphere gazer)

晃星神譚、大祓え天地初発之時来至れり(Rising Sphere braver)

天創せよ、我が守護星――鋼の神天地(セカイ)を開闢すべく
天地陰陽(あめつちいんよう)造化三神(ぞうかさんしん)別天津神(ことあまつかみ)神世七代(かみよななよ)
果て無く広がる八百万、葦原中津国を森羅の秩序が不朽と照らす。袂を分かった今でさえ高天原の繁栄を認めざるは得ぬだろう
然れば、国津を生きる人間()よ。汝ら衆生を導かん。次代の煌く銀河へと
祀ろわぬ御座所(おましどころ)へその御霊ごと来るがよい。たとえ勇者にあらずとも、我が黄金の宮殿は遍く祈りを歓待するのだ。奈落の底から浄土まで、殿上人から貧夫まで。希望(ヒカリ)絶望(ヤミ)の交わる彼方に、三千世界の光輝を見よう
誰そ彼時はもう過ぎた――万有、残らず極晃(カミ)と成れ
汝、至高の絶対神(ヴェラチュール)よ――
我が神託を実現すべく“太陽の時代(アマテラス)”を超克せよ
――拝跪しろ、神天地(アースガルド)の幕開けだ
超新星(Metalnova)――晃星神譚、大祓え天地初発之時来至れり(Rising Sphere braver)

おまけ

名前 星辰光 基準値 発動値 集束性 操縦性 維持性 干渉性 付属性 拡散性
ゼファー 狂い哭け、罪深き銀の人狼よ D A C C D A C C
ヴェンデッタ 冥界へ、響けよ我らの死想恋歌 E D E E E EX E E
ゼファー&ヴェンデッタ 闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌 C AA B C C EX B C
ミリィ 死想恋歌・残影 D A C C D AA C C
チトセ 無窮たる星女神、掲げよ正義の天秤を B AA B A A A B A
ヴァルゼライド 天霆の轟く地平に、闇はなく B AAA AAA E D E A E
ルシード 雄弁たる伝令神よ。汝、魂の導者たれ B A A A A A A A
マルス 義なく仁なく偽りなく、死虐に殉じる戦神 A AA C D AA D AAA B
ウラヌス 美醜の憂鬱、気紛れなるは天空神 A AA A B AA B D AA
アスラ 色即絶空空即絶色、撃滅するは血縁鎖 B A B AAA D A E B
イヴ 妖娼神殿、蕩ける愛の蜂房なれば C A E AA AAA E E AAA
カグツチ 大和創世、日はまた昇る。希望の光は不滅なり AAA EX AAA AA AA AA AA AAA
サヤ 降り注げ、火の落涙。正義の滅びた大地へと C B A A B D E D
ジン D C - - - - - -
アオイ 起動せよ、通信衛星。回答ヲ求ム C B B C D B D B
アルバート E C D B C D D C
裁剣兵 隕灼焔 D C C C E B E B
チトセ(結晶核) A AA A A A A B A
アッシュ 煌翼たれ、蒼穹を舞う天駆翔・紅焔之型 C A C D B C AA D
アッシュ(覚醒) 天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線 B AA C C A C EX C
レイン 罪の射影、慟哭せよ死想冥月 B AA B B C AA B B
レイン(覚醒) 銀の射影、罪業担えよ三相女神。贖うべきは我にあり A AAA B A C AAA B A
アヤ 流水に落花の如く、戯れたまへ鎖縛姫 D B B D C D C C
ミステル 烈しく輝き震えろ灼槍、戦神の威光を放て B A B B D E D A
ケルベロス 狂い哭け、呪わしき銀の冥狼よ C AA B C C AAA B C
ギルベルト 楽園を照らす光輝よ、正義たれ B AA A C A B A C
ギルベルト(人造魔星) A AA AA B AA B AA C
ダインスレイフ 邪竜戦記、英雄殺しの滅亡剣 B AAA B C D A E B
ダインスレイフ(人造機竜) A AAA AA B C AAA E AA
グレイ 不壊金剛の独眼鍛冶よ、鉄を打て C A A D C A E D
ヴァネッサ 毋望之禍、穿て致命の絶殺兇蠍 C A B B AA B D E
ガラハッド 神罰覿面、神敵粉砕、豪槌磊落。神威を此処に D A AA E C E E E
アリス 妖しく貴い魔の妃よ、水淵紀行を綴っておくれ C B D A B C D B
シズル 祝福すべし、聖なる婚姻。これぞ神酒の宝瓶なり D C D AA A C B E
ヘリオス 森羅超絶、赫奕と煌めけ怒りの救世主 B AAA EX D B D AA E
アメノクラト 第五次世界大戦用星辰兵器・天之闇戸 AA AAA AA AAA AAA AAA AA AA
ケラウノス 天霆の轟く地平に、闇はなく。閃奏之型 B AAA EX E D E A E
ラグナ 奏でられる終焉は、銀に煌く狼の冬が如く B A A AAA D D E D
ミサキ 奏でられる終焉は、銀に煌く狼の冬が如く B A B A E A D B
セシル 神聖冒涜、国津喰蛇の呪怨継ぎ C A D C A E A E
アンジェリカ 焔の神器、燃炎魔杖。顕現すべきは黄泉國 B AA A B D C D A
ジェイス 天光礼賛、限界突破の鋼魔弓 C AA AA A D E C D
リチャード 草薙の奏でる絶叫、雷神剣 D A C B C B D A
グレンファルト 戴冠王器・九天十種星神宝、人界統べるは大神素戔王 AA AAA A AA EX A B AA
イザナ 神産み生母の蓮華往生、億万劫の誓約たれ A AAA A C EX AA D AAA
スメラギ 国津平定・豊葦原千五百秋聖教皇国 A AAA AA AA EX E AA D
オウカ 祭祀の極み、憑神巫覡の託宣なるぞ A AAA AAA E EX E AAA E
ベルグシュライン 抜刀・天羽々斬空真剣 B AA AA A D E A E
シュウ 新型祝詞、異伝・虹鏡奉殿の神勅 B A C AAA C C D B
リナ 鳴動せよ八尺瓊勾玉、角笛が如く C A AA C C E C A
パトリシア 重縛羈束よ、貪る欲に戒めを D B C D B E D B
ルーファス 叢雲に響け福音、雷鳴剣 B AA A B C B C A
覚醒・ラグナ&ミサキ 銀月神譚、竜人の輝く旅路に青空を A AA AA EX B C D C
覚醒・グレンファルト&御先 晃星神譚、大祓え天地初発之時来至れり AA AAA AA AAA EX AA A EX

  • 基準値(AVERAGE):星辰奏者(エスペラント)の基準となる出力。常態の出力であるため、高ければ高いほど有利。
  • 発動値(DRIVE):星辰体(アストラル)と感応した状態の出力。基準値(アベレージ)との差額が大きいほど反動が身体を襲うため、単に高ければ有利というわけではない。
  • 集束性:星辰光(アステリズム)の密度を、どれだけ上昇させられるかの値。低ければ相手の放つ星に対して脆弱に、高ければ逆に強固になって貫通できる。
  • 拡散性:星辰光の影響を、どれだけ拡大できるかの値。この値が高いほど、使用者を中心により広範囲へ星の効果を波及させられるようになる。
  • 操縦性:星辰光の挙動を、どれだけの自在に操れるかの値。低ければ単調な直射しかできない反面、高ければ放った後で屈折させたり旋回させたり自由に操作することが可能。
  • 付属性:星辰光の特性を、どれだけ武装や物質を損なわず付与することができるかの値。この性質に優れていれば発火能力ならば炎の剣、透過能力ならば武器の透明化といった風に物体へ己が星の特性を付加(エンチャント)できるように。
  • 維持性:星辰光の発動後、どれだけ起こした現象を持続できるかの値。低いほど長時間の維持が難しく、高いほど発動した星の効果を長時間に渡って維持できる。
  • 干渉性:自らの星辰光によって、どれだけ自然界の現象に干渉できるかの値。発現した星が風、光、熱といった周辺環境に溢れているものならば、それを起点に己が星を奮うことが可能になる。六性質の中でもとりわけ特殊な性質であり、仮に優れていても目覚めた星がありふれた自然現象に対応したものでなければ恩恵を得られない。

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最終更新:2020年05月01日 11:06