恒星炉実験(こうせいろじっけん)とは2096年4月25日(水) - 国立魔法大学付属第一高校の校庭で公開された「
常駐型重力制御魔法を中核技術とする継続熱核融合実験」のこと
常駐型重力制御魔法式熱核融合炉 の実現可能性をデモンストレーションし魔法の平和利用を主張するために企画された。
経緯
反魔法師キャンペーンの一環として、
民権党の
神田議員が取り巻き記者を連れて
第一高校を視察し、反魔法師パフォーマンスを行うことが計画される。
その情報を事前に知った
司波達也が中心となり、神田議員の来校に合わせて少し派手なデモンストレーションを行い、軍事目的以外にも魔法教育の成果が出ていることを示すのを目的として計画された。
実験で使われた装置の形状等
球体部分
透明な耐圧高強度耐熱樹脂の球形水槽
水槽の直径は2m
耐圧性能 約100気圧
水槽の真上に注水口
水槽の真上と真下に直径30cmの円盤が取り付けられている
安全弁がある
球体内部に重水50%軽水50%混合水 球体の半分の量
球体の隣にデジタル温度計(混合水温度表示)
金属環
環状の照準補助装置
幅15cm
球体の赤道部分にはめられている
特化型CADに使用されている照準補助装置60個をつないだもの
球体支持部
4本の支柱 台座から伸びて金属環を支える
モーター駆動キャスター付き台座
大型の据え置き型CAD
携行するタイプのCADより遥かに高い演算能力
照準補助装置とケーブルで繋がっている
その他サポート系
ガス成分分析機
計器
機械アーム
ポンプ
ダクト
給水ホース
役割分担
企画(実験内容と事実上の公開に向けての画策)
実験リーダー
監督教師、重水調達
魔法
全体のバランスと実験結果の宣言
政治家とマスコミ来校日の内偵調査連絡
政治家とマスコミへの当日取材許可、実験認可
政治家
政治家とマスコミへの対応者
球形容器内ガス成分簡易測定結果報告
サポーター
実験装置製作有志協力者
実験成功の影響
実験成功の翌日、
ローゼン・マギクラフト日本支部社長の
エルンスト・ローゼンがインタビューに答え、この実験を高く評価した。それが追い風となり、世間の風潮ががらりと変わることとなった。
なお、
七宝琢磨は父
七宝拓巳からの命令で当日は学校を休んだが、
七草香澄、
七草泉美についてはそのような描写は無く、実験の当事者として成功に貢献した。
七草弘一とっては皮肉な結果となった。
登場巻数
12巻
コメント
出来事 用語
最終更新:2024年04月26日 01:38