千葉家(ちば)は、
百家本流の
家系である。
自己加速・自己加重魔法を用いた白兵戦技で知られている名門である。「剣の魔法師」の二つ名が与えられている。白兵戦用の武器を製造している。
五十里家、
吉田家とは家同士の付き合いがある。
本家道場は、東京と川崎の境界付近の海の近くにある。
警察・国防軍への癒着
警察及び陸軍の歩兵部隊に所属する
魔法師の約半数が教えを受けていると云われている。実践部門に対するコネという面から見れば、
十師族以上の権勢を有している。
司法機関を納得させられるだけの物証が無くても警察を動かす事ができ、国防軍基地内に不法侵入しても拘束されることは無く、事情を聞かれることすら拒むことができる。
家系図
人物
武器
千刃流剣術
エリカ親衛隊
エリカが14歳の時に
母親が他界し、それをきっかけに剣術に対する熱意を失ったように見えたエリカの為に、千葉道場の十代、二十代の若手道場生の中でも特に腕利きの弟子が集まって「エリカ親衛隊」が結成され、当時は色々とお節介を焼いていた。
吸血鬼事件の捜査では、エリカ親衛隊の面々が千葉家の部隊の中核となっている。また、警察の
特殊魔法急襲部隊は、ほぼ全員が千葉道場の出身者で、親衛隊の筆頭を務めていた男など複数が所属している。
この様に、エリカが何か動く時はエリカ親衛隊の一員だった者を
駆り出す力を借りることが度々起きている。
更に
三矢詩奈誘拐(偽装)事件の際に軽井沢までパトカーを運転した警官は、「エリカお嬢さんの無茶ぶりは、今に始まったことじゃありませんから」と語っていることから、無茶ぶりが最近始まったことでは無く、以前より行われていたことを伺わせている。
裏話
BD/DVD特典 魔法科高校の劣等生 九校戦編1 GUIDE BOOK 教えて!佐島先生! 特別編 質問3
Q.エリカと幹比古が幼馴染とありますが、千葉家と吉田家の関係はどういったものなのでしょうか?また二人の昔のエピソードがあれば教えてください
A.千葉家と吉田家はエリカや幹比古の祖父の代からの付き合いです。
千葉家はエリカの祖父が魔法剣技〈剣術〉体系化し、父親がそれを広めました。千葉家が今の家に住み始めたのは剣術道場を始めてからで、それまでは吉田家の近所でした。
といっても、子供の頃から付き合いがあったわけではありません。吉田家と千葉家の付き合いは、エリカの祖父が吉田家の魔法を学ぶ為にその門を叩いたことから始まりました。
その当時はまた魔法研究が進んでおらず、古式魔法の方が新しい魔法、達也たちの時代で言う現代魔法より優れていました。自己加速術式を伝える法術剣士の家系出身であるエリカの祖父は、家伝の剣術を魔法戦闘技術として進化させる為に、古式魔法の伝承者であることを世間に明かしていた吉田家の教えを請うたのです。
後にエリカの祖父は吉田一門と別れ、色々な所で修行を積み魔法剣技〈剣術〉を体系化させました。しかし彼は吉田一門と喧嘩別れしたのではなく、最初の師である吉田家に対する敬意と恩義を死ぬまで忘れませんでした。現代魔法の発達により古式魔法を学ぶ者が減少した時期があり、その時に吉田家は没落し掛かりましたが、〈剣術〉の創始者として名声を確立していたエリカの祖父が恩返しに援助したこともあります。そうした経緯で千葉家と吉田家はお互いの家を行き来する関係になりました。
エリカはとある事情から学校以外で家の外に出ることを許されていませんが、幹比古が初めて千葉家を訪れた時に同い年のエリカと会って、それ以降の付き合いになっています。
出会った当初は、幹比古がエリカのことを気に掛けて色々構おうとしたのをエリカが鬱陶しがって邪険にしていた、という今と反対の関係でした。
登場巻数
1巻、
3巻、
9巻、
10巻、
11巻、
12巻、
18巻、
19巻、
21巻
コメント
家系 用語
最終更新:2018年12月09日 01:47