能動空中機雷(アクティブ・エアー・マイン)は、振動系の
系統魔法である。
「空中を複数の
仮想立体で区分けし、標的が侵入したエリアに仮想的な波動を送り、仮想的な波動をうけた固形物に本物の振動を与える」そんな感じの
仮想領域を生み出す魔法。
司波達也が考案した魔法である。この魔法作り出す振動領域に捕らわれた人間は、全身の骨を砕かれ血袋となって絶命する。
照準はCADの照準機の方でつけてくれるので使用者はCADを前方にかざして引き金を引くだけでよい。ただし
起動式が長大なため術者にはそれなりの演算スピードが要求される。
この魔法を使用した
北山雫が、
九校戦・スピード・シューティング(新人戦)で優勝した後には、
国立魔法大学編纂・魔法大全・固有名称インデックスへの採用の打診が来ており、新種魔法として収録されたものの、目立つのを避けた達也と偽りの名誉を拒んだ雫のために開発者不明のまま仮収録の形で留め置かれた。その後も
魔法大学から達也へのアプローチは続いていたが、
四葉家当主の縁者と発表されたことで登録を拒む理由がなくなったため達也が説得に応じ、2097年1月に正式収録された。
2097年5月2日にギニア湾岸ニジェール・デルタ地域で
大亜連合が使用した
霹靂塔への報復という形を装い、5月3日現地の武装ゲリラは中央アジアの大亜連合軍基地を奇襲、その際中心となった少女魔法師
エフィア・メンサーが戦術級魔法の破壊力で人間に向けて初めて使用した。
使用者
登場巻数
4巻、
23巻
コメント
振動 用語 系統魔法 魔法
最終更新:2017年08月29日 20:40