サイオン(想子、英名:Psyon)は、超心理現象の次元に属する非物質粒子で、認識や思考結果を記録する情報素子のことである。
現代魔法の理論的基盤である
エイドス、
現代魔法の根幹を支える技術である
起動式や
魔法式はサイオンで構築された情報体である。サイオンの波動には一人一人微妙に異なる特性がある。
魔法師はサイオンを可視光線や可聴音波のように知覚する。また大抵の場合、サイオンの感受性と
プシオンの感受性は比例している。
非
魔法師には見えないが、
キルリアン・フィルターなどの特殊なレンズを通せば可視化できる。
サイオン自体は物理的な現象を生まないがため、スカートをなびかせることすら出来ない。
WEB版では「思念子」だったが、文庫版で「
想子」に変更
裏話
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/73014086908116992
サイオンの色は編集様からも石田様からもご相談を受けました。結局、決まった色は無く魔法の種類や強度によって色が変わる、という結論に落ち着きました。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/73014196501098497
色についていえば、WEB版の初期設定では、起動式は256進数で記述されるコードでした。つまり8ビットカラーの各色を一つの文字として情報が記述される、というアイデアだったのです。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/73014266923454464
それでは情報量が足りないという結論でこのアイデアはボツにしましたが、色素を文字として情報を記述するというアイデアは今も持ち続けています。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/73014360162840576
ですから私のイメージでは、起動式も魔法式も光学ディスクの表面のような見る角度によって虹色に変化する無数の色の集合体です。固有の色を問われて「う~ん」と考え込んでしまったのもそういう理由です。 #mahouka
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/427808736564895744
vs十三束戦で切り札となったのは圧縮したサイオン弾を直接撃ち込む攻撃でした。パラサイトと違って十三束は物質の肉体を持っていますから、イデアを経由しなくてもサイオン弾の照準を定めることができたのです。
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/427808833105195008
Tatsuya had shot compressed Psyon bullet directly into Tomitsuka's astral body as the last attack.
https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/442641017217380353
サイオンは psyon です。プシオンはかなり変則的な綴りで psycheon です。英語の読み方でこれをプシオンとは発音しないのですが、意味の方から決めた専門用語ということでご理解下さい。 #mahouka
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登場巻数
1巻
コメント
用語 魔法
最終更新:2017年09月05日 23:28