学年 | 必履修科目 | 選択科目1 | 選択科目2 |
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1年生 | 基礎魔法学 魔法工学 |
魔法幾何学 魔法言語学 魔法薬学 魔法構造学 |
魔法史学 魔法系統学 |
2年生 | 基礎魔法学 応用魔法学※ 魔法工学 |
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3年生 | 応用魔法学 魔法工学 |
次のご質問は「魔法科高校に修学旅行はあるのか」とのお訊ねですが、修学旅行はありません。林間学校とか臨海学校とかもありません。寂しい高校生活ですね。でも仕方が無いんです。カリキュラムが詰まりすぎている上に、彼らは気軽に旅行もできませんから。 #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/219451566795653121
少人数で旅行する分には問題無いんですが、魔法科高校生がそれと分かる形で集団で移動するとなると要らぬ警戒を受けたりお門違いな反発を受けたりするのです。魔法師は力を持っているマイノリティですからね。 #mahouka
魔法科高校の受験者資格が日本人に限定されているのは外国への技術流出を恐れているからです。軍事に直結する技術ですからね。来訪者編の留学はあくまで特殊な事例でした。 #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/442641466473459712
一つには、向こうの方が進んでいる部分もあるのでお互い様だという思いもあったはずです。日本からも同数が向こうへ留学していますので、持ち帰った技術も少なくないことでしょう。 #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/442641556139307008
それに留学生は本人の身元を相手国が保証していますので、問題を起こした際に対処しやすいという面もあります #mahouka
Q.本作には出てこないのですが、魔法科高校には遠足や修学旅行には行くのですか?もし行くのならどこに行ったりするのでしょうか?この間遠足に行ったときに気になりました。教えてください。
A.残念ながら魔法科高校には遠足も修学旅行もありません。魔法科高校の生徒は魔法の理論、魔法の実技に加えて、語学、数学、自然科学、社会科学などの一般教養科目も学ばなければなりません。一般教養科目は定期試験こそ無いもののその分日常点のみで評価されることになっています。一般科目に教師は付きませんが、端末を通して履修状況がチェックされます。それに加えて頻繁にレポートの提出が求められますので一般教養科目だけでもけしてラクではありません。続いて魔法の修得+一般科目の履修、この時代の高校は専門化していて、現代の大学の機能を部分的に果たしている為に高校生が学ぶことが増えていますが、魔法科高校の生徒はその傾向が特に顕著です。魔法の修得、一般教養科目の履修、クラブ活動と九校戦、それから九校戦編の次の舞台となる論文コンペ、彼らはこの時間でこれで一杯一杯です。遠足や修学旅行を組み入れる余地はありません。
Q.質問なのですが、達也の通っている一高と将輝達が通っている三高。それぞれの校風や学校ごとの特色というのはあるのでしょうか?それとも国立魔法大学付属の高校としてある程度は同じようなカリキュラムで均一性を持っているのでしょうか?
A.魔法大学の受験資格を得るために必要なカリキュラムは共通して教えます。
しかしそれ以上の付加的な部分については学校別に特徴があります。一高と二高は国際評価基準に適合した魔法力の向上を重視しています。国際基準に沿った教育といえば聞こえはいいですが、一番無難な教育方針ということです。三高は戦闘系の魔法実技を重視します。四高はこれと対照的に魔法工学的にみて意義の高い複雑で工程の多い魔法を重視しています。
魔法の方向性だけでなく、それが使用される環境で特色を出している学校もあります。七高は「海の七高」の異名からもわかるように水上・海上で実用性の高い魔法を通常のカリキュラムとは別に教えています。八高は寒冷地帯や高山地帯といった厳しい環境化において、有益な魔法を実践で学ぶ野外実習を取り入れています。
独自色を強く出している学校ばかりではありません。五高、六高、九高は極端に特徴的な教育方針を採ることは無く折衷的な校風です。例えば九高は国際評価基準にこだわるばかりではなく、戦闘系魔法も平行して教えています。