吸血鬼事件(きゅうけつきじけん)とは、2095年11月~2096年2月に掛けて
USNAと
日本で発生した連続殺人事件。日本の警察は連続変死事件、マスコミは連続猟奇殺人事件と呼んでいる。
被害者は殺害され血液の1割を失い街中に放置されていた。
経緯
発端・USNA
パラサイトの渡日
レイモンド・S・クラークは「
パラサイトが
日本に渡るように仕向けたのもヘイグで、その目的は騒ぎに乗じて日本における工作拠点を再建することだ」と語っている。
パラサイトに憑依された
ドナルド・ダグラス曰く、自分たちの意思に従って日本にやってきたことになっている。密入国の手配では
周公瑾が中心的な役割を果たした。
ミカエラ・ホンゴウ、
チャールズ・サリバン、
ドナルド・ダグラスを含む9体が
日本へ逃亡した。
- 2096年1月11日(水) - 7人目の被害者は渋谷区道玄坂上の公園で発見された。
(
チャールズ・サリバン、
ミカエラ・ホンゴウ(白覆面)、
ドナルド・ダグラスら7体の合計9体を退治したこと一旦沈静化する)
- 2096年2月15日(水) - ロボ研のガレージでピクシーにパラサイトが憑依したことが判明する。
- 2096年2月 - USNAで処分されたパラサイト3体(マルテ)が復活し渡日。流行ってない病院で周公瑾らが用意した器を使い8体を蘇生する、
ニュース
――合衆国政府は、去年10月31日、朝鮮半島南端で使用された日本軍の秘密兵器に対抗する手段の開発を軍の魔法師に命じた。魔法師たちはダラス国立加速器研究所において、科学者の警告を押し切り、マイクロブラックホール生成実験を強行。これにより次元の壁に穴を空け、異次元からデーモンを呼び出した。
魔法師たちはデーモンを使役することで、日本の秘密兵器に対抗しようとしたのである。
しかし彼らは、デーモンの制御に失敗し、身体を乗っ取られてしまった。去年末より巷間を騒がせている吸血鬼の正体は、デーモンに憑依された軍の魔法師であり、犠牲者に対して軍は三重の責任を負っている。
1. 無謀な実験を強行した魔法師たちを止められなかったこと。
2. リスクが高いと分かっていて強行した実験に失敗したこと。
3. 正気を失っている可能性が高いといえども、軍に所属する魔法師が市民に危害を加えていること。
この不祥事の根本的な原因は、軍が魔法師を統制しきれなかったことにある。魔法という、強力ではあっても何時暴走するか分からない超自然的な力を利用することが、果たして本当に国益に適っているのかどうか。我々はそれを、もう一度良く考え直してみる必要があるのではないか――。
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出来事 用語
最終更新:2016年07月16日 18:39