ブランシュ事件(ブランシュじけん)または
ブランシュ襲撃事件、
第一高校テロリスト襲撃事件は、2095年4月23日に
国立魔法大学付属第一高校と
ブランシュの間で発生した一連の事件。
警察省公安庁は
ブランシュを厳重にマークしていたが、
国立魔法大学付属第一高校への襲撃を許してしまった。
背景
ブランシュ日本支部リーダー
司一は、父の再婚相手である義母の連れ子
司甲に
ブランシュの役に立ちそうな魔法を見つけさせる為、
邪眼を用いてマインドコントロール下におき、
国立魔法大学付属第一高校へ入学させた。
壬生紗耶香も
司甲の仲裁で
司一と引き合わせられ、マインドコントロールの影響下におかれた
国立魔法大学が所蔵する機密文献の強奪する為、
国立魔法大学付属第一高校を襲撃した。
襲撃
2095年4月23日(土)の昼過ぎ、
国立魔法大学付属第一高校は討論会の為、まだ多くの生徒が残っている中で行われた。
襲撃に使われた武装
- 爆発物
- 化学兵器
- 炸裂焼夷弾
- ナイフ
- 棍棒(金属 または 炭素樹脂)
- 飛び道具(バネ仕掛けのダーツ)
- 実弾銃
- アンティナイト
鎮圧
国立魔法大学付属第一高校は小国の軍隊程度なら単独で退けるほどの武力を保有している。
特に混乱は無く速やかに鎮圧された。
辰巳鋼太郎と
沢木碧は帰宅しようとした
司甲を止め、脇腹に肘打ちなどの暴行を加え、さらには激痛に呻く
司甲を縛り上げ拘束した。
学外からの侵入者は教職員が警察に引き渡すべく拘束した。
一高生徒の暴徒化
一部の生徒等(
司波達也、
司波深雪、
千葉エリカ、
西城レオンハルト、
桐原武明、
十文字克人)がこの襲撃に激怒、暴徒化しブランシュに対して私刑を敢行した。
渡辺摩利も
十文字克人は危険性を指摘するだけで、違法性を指摘する生徒は誰もいなかった。
壬生紗耶香の強盗未遂を隠蔽する為、警察の介入を避けたという面もある。
なお、
警察省公安庁の秘密捜査官である
小野遥すら止めはしなかった。それどころかブランシュの潜伏場所を教えるなど幇助した。
暴徒化した生徒たちは、
ブランシュ日本支部のリーダー
司一の右腕を切り落とし、他のメンバーには肩や足から血が噴き出し倒れるほどの怪我や、コールドスリープ状態になる等の重傷を負わせた。
事件後
- 暴徒化した生徒達は十師族の十文字家によって傷害・殺人未遂および無免許による魔法の不正利用について咎められることはなく、暴徒化した事実すら隠蔽された。1年以上に隠蔽されていたが2097年2月の時点では大体の顛末が十師族の間で公開されている。
- 警察省公安庁は司波達也に興味を向けるようになった。
- 国立魔法大学付属第一高校の先生達は、 暴徒化した生徒達の行為を高く評価している。
- 国立魔法大学付属第一高校の魔法系競技クラブと非魔法系競技クラブの間では、もっと相互の交流を持つべきだという気運が高まった。
- 国立魔法大学付属第一高校では定期的(毎月月初)なメンタルチェックが義務付けられるようになった。
関連
登場巻数
2巻、
3巻、
4巻、
5巻、
11巻、
14巻、
18巻、
19巻、
SS
コメント
出来事 用語
最終更新:2016年12月10日 22:37