誓約(オース)は、
司波深夜が編み出した
精神干渉系の
系統外魔法である。
被術者の同意の下、半永続的に被術者の精神活動を制限する効果を持つ。一方的に被術者の精神を縛ることはできず、施術者の意志によらない解除用の鍵を設定しなければならないという条件はあるが、相手の自我を維持したまま部分的なマインドコントロールを可能にする利用価値の高い魔法。
使用者
裏話
BD/DVD特典 魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編3 GUIDE BOOK 教えて!佐島先生! 特別編 質問3
Q.深雪が達也に科している魔法力の封印と解放について詳しく教えてください
A.達也と深雪の双方に掛けられた精神干渉系魔法で、深雪の魔法制御力を使って達也の魔法演算領域の機能を部分的にブロックしています。
元々は西暦2092年8月の沖縄戦(原作八巻「追憶編」、アニメの一話冒頭)の後、二人の母親である深夜が編み出し行使した魔法です。深夜はまず、達也の魔法演算領域に深雪の魔法制御力を受け入れる一種のバックドアを作りました。そして今度は、深雪の魔法を制御する能力を使って達也の分解魔法に制限を掛けました。この所為で達也は「マテリアル・バースト」を自由に使えず、深雪は自分の魔法を制御しきれずに暴走させてしまうようになりました。
深夜の死後、このシステムは四葉の分家当主に引き継がれましたが、分家の魔法ではこの仕組みを継続的に維持することはできず、深雪が自分で自分に魔法を掛けるような形式に変更せざるを得ませんでした。その魔法の性質上、深雪に解除の鍵を持たせる必要があったのです。それが「達也の額に深雪が唇で触れる」という動作でした。
ですから、封印の解除は達也の魔法力の全解放であるのと同時に、深雪が本来の魔法制御力を取り戻すことでもあります。
登場巻数
16巻
コメント
用語 系統外魔法 魔法
最終更新:2016年05月04日 00:48