四葉英作

四葉 英作(よつば えいさく)は、四葉家の先代当主(2062年頃~2085年頃)。四葉元造の弟。

高度な精神干渉系魔法の使い手で*1、他人の魔法演算領域を解析し、潜在的な魔法技能を見通す精神分析系の能力を備えている。四葉に伝わる魔法演算領域分析系の魔法は、ほとんどが英作の作り上げた術式を基にしている。*2

司波達也が生まれた時には、自身の能力で達也を解析し、『この子は、世界を破壊する力を秘めている』と一族に告げた。*3

魔法の暴走で世界が滅びることを恐れた分家は、当主の英作に対して「赤子の達也を今すぐ殺すべきだ」と具申する。しかし、英作は『せっかく四葉家が手に入れた力を、自己満足の罪悪感に押し潰されて「赤子殺し」の罪を犯してまで捨ててしまうのはもったいない』と判断し、分家からの提案を却下した*4

そして、「分解」と「再成」が常駐している所為で、他の魔法が使えない達也に対し、厳しい訓練を実施し、
  • 魔法無しでも己の身を守れるように、如何なる危険の中でも血路を開いて脱出できるように、徹底的に戦闘技術を叩き込む
  • どんな時でも感情が暴発しないように、喜怒哀楽を徹底的に抑えこむ
という決定をした*5

登場巻数

16巻

コメント

  • 別に怒りだけを抑えとけば、十分に地球は無事なままだと思うんすよ - 2016-04-18 22:42:07
    • 喜怒哀楽ってのは感情変化を表す、いわば例え的な言い方でしょう。事実、 - 2017-02-25 01:44:45
      • 途中で送信された...実際には、妹に関することでは激しく喜怒哀楽しているが - 2017-02-25 01:47:26
  • 物語に都合の良い能力設定だなーと思った。 - 2016-04-19 03:26:46
  • 脳も精神も未熟な状態の赤子の魔法演算領域を解析し、潜在的な魔法技能を見通すって凄くね?何でもみとお - 2016-04-19 20:17:19
  • 脳も精神も未熟な状態の赤子の魔法演算領域を解析し、潜在的な魔法技能を見通すって凄くね?それ出来るなら何でも見通せるんじゃね - 2016-04-19 20:17:59
    • 魔法演算領域とは本来無意識の部分(たぶん本能に近い)に存在するものだし、あるなら生まれつき備えてるもんだからじゃないの? - 2016-05-08 15:12:18
  • この人が達也を殺すことに反対した理由が、再成によって一撃で死なない達也を殺し続けるとそれがストレスとなって魔法が暴発する恐れがあると考えた結果からとかかな? - 2017-03-15 02:39:10
    • ↑ 最後間違えた。 考えたからとかだとすごいな。 - 2017-03-15 02:40:27
    • 精神干渉系で生来からの魔法演算領域をぶっ壊せば再成なんか使えずに終わるだろ - 2017-03-15 21:52:23
    • ストレスで魔法暴発ってどこから湧いた妄想? - 2017-03-15 22:27:40
      • 干渉力と制御力の問題だろ、おそらく。 - 2017-03-28 21:54:27
        • ↑すまん、途中で送った。ストレスで感情が高ぶって分解を使ってしまうということだろ。干渉力が強く制御力が弱ければあり得る話だと思う。実際原作で深雪は感情を高ぶらせたときに魔法が制御しきれずにCAD無しに冷気?を出してしまってる。 - 2017-03-28 22:05:25
          • 誓約で制御力半分も持ってかれてる深雪は例としては不適切なような。どちらかといえば2巻の“超能力者に近い魔法師ならば、思考のみで、明確に意図すること無しに魔法を発動することもあり得る”という記述のほうが達也には合致してる。といっても超能力者に暴発という現象があるのかはわからないけど - 2017-03-28 23:46:15
  • カコイイ (2020-12-31 21:30:53)

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最終更新:2017年09月05日 22:05

*1 文庫版 魔法科高校の劣等生 第16巻 P74

*2 文庫版 魔法科高校の劣等生 第16巻 P196

*3 文庫版 魔法科高校の劣等生 第16巻 P196-P198

*4 文庫版 魔法科高校の劣等生 第16巻 P199-P200

*5 文庫版 魔法科高校の劣等生 第16巻 P200