プロフィール | |
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性別 | 女性 |
生年月日 | 2080年3月25日 |
職業 | 学生 |
身長 | 160cm(第一期)→162cm(第二期) |
家族構成 | 父:司波龍郎 母:司波深夜 義母:司波小百合 兄:司波達也 |
得意系統 | 振動減速系 |
使用CAD | 汎用型CAD |
声の出演 | 早見沙織 (テレビアニメ、オーディオドラマDVD) |
学籍 | |
所属 | 国立魔法大学付属第一高校(2095年-2098年) |
クラス | 1年A組[一科](2095年4月-2096年3月) 2年A組[一科](2096年4月-2097年3月) 3年A組[一科](2097年4月-2098年3月) |
活動 | 生徒会書記(2095年4月-2095年9月) 生徒会副会長(2095年10月-2096年9月) 生徒会会長(2096年10月-2097年9月) 2095年度九校戦選手 2096年度九校戦選手 |
所属 | 国立魔法大学(2098年-) |
社籍 | |
所属 | メイジアン・カンパニー |
役職 | 理事長 |
「魔法の断続感は無いか?」
「ありません。さすがはお兄様です。タイムレコーダー機能は完璧に作動しています」
「そこで強がりを仰らないのは、さすが、お兄様です。つまりですね」
深雪はそこで、思わせ振りに言葉を切った。
「では、パラサイトに対する攻撃手段についても目処が立ったのですね」
さすがはお兄様です、とキラキラした目で自分の顔を見上げる妹に、達也は意図せず苦い笑
みを浮かべた。
妹の方は人目を惹かずにはおかない、十人が十人、百人が百人認めるに違いない可憐な美1巻 入学編〈上〉P39
少女。
その態度は堂々としていながら初々しく慎ましく、本人の並外れて可憐な美貌と相乗して、1巻 入学編〈上〉P44
新入生・上級生の区別無く、男たちのハートを鷲摑みだった。
深雪の身辺は、明日から、さぞかし賑やかだろう。
それもまた、いつものことだ。
深雪は身内の贔屓目抜きに見ても稀有な美少女で、有り余る才能を抜きにしてもその場にい1巻 入学編〈上〉P44
るだけで注目を集めずにはいられないという天性のアイドル、いや、スターだ。
妹を見ていると、天は二物を与えずという諺は嘘だという事が嫌と言うほど理解できる。
中学生時代、毎日のようにラブレター(というより、あれはファンレターだと達也は見てい4巻 九校戦編(下)P322
る)を押し付けられた妹を傍目に、達也はその手の物を貰ったことが一度も無い。
全国から九校が集まる魔法スポーツ対抗戦の会場で、男性人気で一番だった先輩と女性人気で一番だった先輩を抜き、それ以上の熱心なファンを男女共に獲得する4巻 九校戦編(下)P370
競技中に客席の青少年が動悸と息切れを引き起こし、担架が呼ばれそうになる5巻 夏休み+1編 P171
生身の人間ではなく、オーバーテクノロジーによって青少年の願望が具現化した立体映像だと言われても信じられるほど5巻 夏休み+1編 P218
世界的なトップモデルが裸足で逃げ出す美貌5巻 夏休み+1編 P231-232
ブティックの試着中に他の客が人垣を作り、店内がファッションショーと化す
(芸能事務所で一番の美貌のスター女優から見て) 神に愛されたのか悪魔と取引したのか、努力で手に届く次元ではない美しさ5巻 夏休み+1編 P234
ダイヤに喩えるなら、価格の付けられない「ザ・グレート・スター・オブ・アフリカ」だと芸能事務所の社長が一目で感じ、スカウトされる9巻 来訪者編(上)P69-70
女子生徒を含んだ生徒の意見の一致する、学校一の美少女10巻 来訪者編(中)P170
生身の人間であることを忘れさせる神秘的な美貌11巻 来訪者編(下)P368
(深雪が入学してくるまで学校一の美少女だった先輩が認める) 性別を超えた美しさ12巻 ダブルセブン編P169-170
(1学年後輩になる女子にとって) 自分の理想像そのままの美しい女性を見たのは初めてで、「女神様みたい」と感じるほど現実離れしている14巻 古都内乱編(上)P196-197
先に入浴していた客の視線を一斉に集め溜息を漏らさせる。湯着は天女の羽衣のように感じ、劣等感とアイデンティティ崩壊を意識させ逃げ出す。21巻 動乱の序章編〈上〉P38
異性のみならず同性の視線まで強奪してしまう暴力的な美貌
だが美しすぎる姿形は、詩奈に「人間とは思えない」という印象を与えていた。
帰宅なう。というわけで、テキスト担当の佐島です。小説書きのお仕事の前に雑談などを少し。https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69020791701913600
突然ですが、皆様はテキストとイラストの同調率についてどのようにお考えでしょうか。
テキストとイラストは完全に同調しているべきもの、イラストにカラフルな髪色が描かれていたらヒロインズはその通りの髪色だし、地面に引きずりそうな長い髪で描かれていたらそういう髪型の女の子です、という考えの方もいらっしゃると思います。https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69021016843759616
一方、日本人なんだから髪の地色は黒か茶色、瞳の色も同じで、イラストがどんなにカラフルだろうとそれは見栄えを重視している誇張表現のはず、と考える方もいらっしゃるでしょう。https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69021187216384000
前者が同調率100%、後者が同調率0%だとすると、多くの方は30~70%程度のレンジに収まるのではないかと思います。https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69021317827002368
読者としての私は、テキストとイラストは一致しなくても良いという考え方でした。カラフルな髪の色、カラフルな目の色も人種的な特徴に翻訳して解釈していました。https://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69021457044340736
しかし今回イラストをお願いするにあたり、髪の色と長さには拘ってしまいましたね、何故か(^^; その一方で、瞳の色は見栄え重視でOK、でしたので、我ながらスタンスが定まらないことです(汗) #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69021677505355776
このアカウントのアイコンにもなっているキービジュアルを見ていただくとお分かりかと思うのですが、達也も深雪も瞳の色が蒼(ペールブルー)なんですね。ですが実際には、二人とも黒い瞳の設定です。 #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69021816395530240
実際にカラーイラストを拝見すると、瞳の色まで拘らない方が見栄えが良いんですよ、やはり。ですから皆様も、キャラが多少カラフルになっている点については、二次元補整ということで脳内補完していただけると幸いです(爆) #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/69021956275576832
もちろん、設定上もカラフルなキャラも登場するんですが(^^ #mahouka
深雪をブラコンにした、というより達也と深雪を兄弟設定にした理由は、鈍感タイプの主人公にしたくなかったからですね、兄妹だと、告白して恋人同士というわけにはいきませんから。八方美人でも無く優柔不断でも無く鈍感でも無く恋人未満の関係を続けさせるためには、血縁という関係性が最も手っ取り早かったのです。
Q.第1話の九重八雲の寺でのシーン。深雪が魔法で達也と自分の服の汚れを取り除いていましたが、これは何系統の魔法でどのような物理的現象によって汚れを除去しているのですか?
A.まず申し上げておかなければならないのは、四系統八種の魔法が物理現象を忠実に再現するものではなく、象徴的に改変するものだということです。ですからこのシーンでも物理現象の持つ意味を利用して、それと意味的に近い現象を起こすことで汚れを除去しています。
このとき使われた魔法系統は収束、吸収、発散です。まず物質の分布に干渉する収束系統で服の生地に土や埃が分布しない状態を作り出します。次に化学反応に干渉する吸収系統で生地に染み込んだ汗や皮脂と結び付いた汚れを分離します。それから相転移に干渉する発散系統で分離した汚れ成分を気体にして生地の外に飛ばしています。
Q.質問なのですが、深雪は何故CADを調整するとき下着になるんでしょう?アニメで見たときドキッとしました。
A.服にも服そのもののエイドスが存在し、僅かとはいえサイオンを放出、吸収していますのでそれが測定の際のノイズになります。本当は何も着ていないのが一番良いのですが、さすがにそれは達也が止めています。ですから、CAD調整の時には下着だけの姿になるのです。その代わり達也の負担にならないように深雪は露出が大目のデザインを選んでいます。決してそれ以外の邪念はありません。
Q.深雪が達也に科している魔法力の封印と解放について詳しく教えてください
A.達也と深雪の双方に掛けられた精神干渉系魔法で、深雪の魔法制御力を使って達也の魔法演算領域の機能を部分的にブロックしています。
元々は西暦2092年8月の沖縄戦(原作八巻「追憶編」、アニメの一話冒頭)の後、二人の母親である深夜が編み出し行使した魔法です。深夜はまず、達也の魔法演算領域に深雪の魔法制御力を受け入れる一種のバックドアを作りました。そして今度は、深雪の魔法を制御する能力を使って達也の分解魔法に制限を掛けました。この所為で達也は「マテリアル・バースト」を自由に使えず、深雪は自分の魔法を制御しきれずに暴走させてしまうようになりました。
深夜の死後、このシステムは四葉の分家当主に引き継がれましたが、分家の魔法ではこの仕組みを継続的に維持することはできず、深雪が自分で自分に魔法を掛けるような形式に変更せざるを得ませんでした。その魔法の性質上、深雪に解除の鍵を持たせる必要があったのです。それが「達也の額に深雪が唇で触れる」という動作でした。
ですから、封印の解除は達也の魔法力の全解放であるのと同時に、深雪が本来の魔法制御力を取り戻すことでもあります。