ローマの休日

03・ローマの休日(Roman Holiday 1953年 アメリカ モノクロ)

監督は、ウイリアム・ワイラー(William Wyler)。主演は、オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)とグレゴリー・ペック(GregoryPeck)。監督のウイリアム・ワイラーにこの人は絶対間違いなく絶賛されるだろうといわしめたオードリー・ヘップバーンは、この映画が初主演で、しかもアカデミー主演女優賞まで獲得しました。そして次々と映画に主演し、まさに永遠の妖精となっったのです。またビリー・ワイルダー監督がオードリー・ヘップバーンについて、膨らんだ胸の魅力を過去のものにしてしまうだろうと言ったそうですが、これだけは当たらなかったと思いますがどうでしょう。

映画の筋書きは、オードリー扮するヨーロッパの小国の王女が、ローマ滞在中に宿舎を抜け出し、グレゴリ扮する新聞記者と知り合ってローマの町を二人で練り歩くのです。ところが新聞記者は途中で王女だと知り、友達のカメラマンと謀り、こっそり写真を撮り特ダネにしようと考えたのです。しかし、グレゴリとオードリーの間に友達を越えた愛情が芽生えたために、新聞記者は、王女の事、王女の国の名誉を考え、特ダネの企みを放棄したのでした。


宿舎を抜け出した王女は、長髪をばっさりとカットしました。いざローマの町へ
ヘップバーンカットといわれ、当時の女性が真似しました

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スペイン広場
王女は新聞記者と知り合いました。この時新聞記者とは知りませんでした。楽しいローマの一日でした


真実の口で


二人でバイクに乗って、ローマの町を暴走


ちょっと一服
初めてのタバコの火を、カメラマンのライターからもらいました


ところが、カメラマンの持ってるライターはカメラでもあったのです。すっかり盗み撮りされました

この映画の主人公エコーエイト(ECHO 8)です。日本製(藤田光学)です
片側パーフォレーションの幅が8mmのフイルムを使用します。画面寸法は6×6mm

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カメラマンは夜の王女の写真を撮ろうと大奮闘

フラッシュガンのバルブを口にくわえているのは、接点を湿らせて導通をよくし発火しやすくするためです。口金を舐める人が多かったですね。そのシーンがこの映画に出てくるんです。最近はフラシュガンを使う人は、全く見受けられなくなりましたので、過去の話になりました。


王女に戻ったオードリー・ヘップバーンは報道関係者との会見に臨みました


王女は、グレゴリー・ペックが新聞記者だと初めてわかりました。新聞記者は、皆の前で王女に、王女の立場を悪くするような事はいたしません。ローマでの全てが報道される事はありませんと誓うのでした。

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皆が去った後、一人呆然と佇む何か虚脱状態の新聞記者グレゴリー・ペックでした。

(未完成)
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最終更新:2015年06月25日 05:30