まえがき

00.まえがき

私は、昭和11年生まれで、昨年(2013年)喜寿を迎えた老人です。
私が20歳前後の頃、未だテレビは普及しておらず、娯楽といえば映画でした。第二次世界大戦の戦勝国アメリカは、ジョン・ウェインやゲーリー・クーパー
を送りこんできたのです。その主人公は、常に強く、たくましく最後には悪人に勝ち、美しい共演女優とハッピーエンドになる筋書きが常でしたが、私はその
ような映画に酔いしれていたのです。映画をみてる時、私の心は格好いい主人公に乗り移り、自分が主人公になったような気持ちになることが度々ありまし
た。
就職して、映画館で見る映画の数は減りましたが、テレビで放映する映画はよくみてました。そのうち、カメラ関係の仕事についた事もあって、映画にカメラ
が出てくるとある衝撃を感じるようになりました。知ってる人が映画に出てるという感じと似たようなものです。そしてそのカメラが映画の中で重要な役割を
担っている場合があるのに気付きました。その時、私の心の中で、そのカメラは映画の主人公となっていたのです。
それらの映画とカメラをお伝えしようという試みです。(2013年3月)

トップページにある写真は、私自身が撮ったもので、駄作ながら余白を埋めるために掲載させてもらいました。なお、月毎に変えております。(2013年5月)

余白を埋めるために掲載した写真が、意外とコメントをいただく場合がありますので、「99.自作品」という項目をもうける事にいたしました。(2013年8月)

「99.自作品」を「私の写真集」として新しいページを設けることにしました。(2015年5月)
また、トップページには、自作品を載せておりましたが、映画の主人公となるカメラが登城する画面を掲載するこにしました。(2015年6月)

アルフレッド・ヒッチコック監督のカメオ出演を、私の興味本位で「98」としてもうけました。カメオ出演とは、俳優、歌手、監督、時には政治家、スポー
ツ選手がゲストとしてほんの短い時間、映画、ドラマ、舞台に出演する事をいうそうです。私は初耳だったので、ここにカメオ出演の意味を書かしていただ
きました。(2013年8月)

映画を見ると、必ず忘れられないシーンがあるものです。その1シーンを「97」として取り上げる事にしました。(2014年5月)

2016年4月私も80歳を迎えました。80歳を過ぎた途端に体力、気力共にガタンと落ちてしまい、新ページを作るのを全く怠っています。あれよあれよという間に2年の月日が流れ、もう82歳にもなってしまいました。これで終わりにするのはあまりに情けなくなにか起爆剤はないかと思案中です。(2018年6月)



  • 2編見ていないが、懐かしく何回も見た映画で青春時代を思い出します。さすがにカメラ専門家としての視点でとらえていて面白いです。
    構想が面白い。会ったときにコメントしましょう。 -- (大迫 正光) 2013-05-08 10:37:41
  • 作者は、私の大学、職場を通じての大先輩です。
    5歳も年上の先輩がこうやって頑張っているのを拝見すると、私もうかうかできません。
    体に十分気をつけられて、頑張ってください。 -- (KW) 2013-07-20 13:35:12
  • コメント有難うございます。コメントいただくと、みてくれている人がいるんだという事で、張り合いがでます。 -- (kojirou4) 2013-07-21 06:49:52
  • カメラも見方を変えると主役になるんですね(笑)
    映画を見る楽しみが増えました。 -- (小林 義明) 2014-01-02 05:06:46
  • 小林義明先生にコメントをいただき、ありがたいやら、恐縮するやらです。今後も小林先生の北海道での活躍をお祈りしています。 -- (kojirou4) 2014-01-02 16:35:02
  • たまたま映画「旅情」を見て、なんだろうこのカメラは?と思い、たどり着きました。他にも大変興味深い内容をありがとうございます。 -- (UH) 2018-10-17 22:29:16
  • UHさんコメントありがとうございます。まだみてくれてる人があるんだと感謝しています。
    -- (kojirou4) 2018-11-02 14:35:34
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最終更新:2018年06月03日 05:46