【名前】シュランゲ
【性別】女
【所属】魔術
【能力説明】
北欧神話において、ロキの子供である悪蛇ヨルムンガンドの伝承が解された魔術的改造を受けている。
予言を恐れた神々に海に放り込まれてから、世界を一巻きできる大きさにまで成長した事から、海水との親和性の高さを解釈され。
彼女は海の水に潜る事により、大量の海水を体に束ね纏めて操作して、海水で出来た巨大な蛇になれる。その状態の彼女は蛇の額の部分に浮かんでいる。淡水では駄目。
自前の魔力以外に地脈・竜脈も利用しているので、驚くほどに低燃費。もちろん蛇の体が破損しても、海水と繋がっていれば直ぐに元通りになる。

なのだが、地脈竜脈から必要なだけの力を必要な分だけ引っ張るのは、彼女にとってかなりの重労働なので大きくなればなるほど体の制御で手一杯、末端が鈍くなり、動きが遅くなる。
無理すれば1kmぐらいの大きさになれるが、制御で一杯一杯になるので数分でへばる。安定する大きさは100m。
理屈上では伝承通りに地球を一巻きできる大きさになれる。らしい。
時間の問題、制御の問題など色々な困難があるので、所詮は理屈上ではと言われる程度。

毒を吹き掛けトールを殺した伝承から、毒を吐き出す事も可能。
催涙ガスのように涙やセキが止まらなくなる程度の非致死性の毒から、VXガス並の毒性を持つ猛毒の発射まで自在。
もちろん自分も危ないので吹くのは慎重に行う必要がある。
一瞬後には風向きが変わるような目まぐるしい嵐の中とか、状況が著しく変わる中では使えない。
死ぬ気でやるならその限りではないが。

伝承でトールのミョルニルをぶち込まれて死んだ事から、弱点は電気。
通常でも電気に過敏な体質で、蛇状態なんかの時に流し込まれると一気に海水が制御不能になって蛇の形が崩壊する。
電気ほどではないが、竜・怪物退治の伝承を盛り込まれた魔術や霊装にも弱い。


【概要】
普通の少女だったのだが、ある日誘拐され人身売買の末に、ある魔術結社で身体に改造を加えられる。
それでも処置が成功していたら、まだマシだったのだろうが改造は失敗で廃人になる。
芳しくない結果に廃棄処分寸前の所。その魔術結社が他所の魔術結社の襲撃を受けた混乱に乗じて、最後の力を振り絞って逃げ出す。
運良くと助かったとは言っても、もはや虫の息。死ぬのも時間の問題だったが、たまたまドミトリーに拾われて事なきを得る。


ドミトリーの改造に次ぐ無茶な改造で、体の機能を取り戻したが記憶がかなり失われて虫食い状態になる。
親家族兄弟や自分の名前すら思い出せない(シュランゲは便宜的に付けられた名前)辛い状況なのだが、
記憶が失われるついでに人格もかなり激変したので、本人的にはあまり気にしていない。
何時か思い出すんじゃないかなぁ。と軽い気持ちでいて、改造された体も抵抗なく受け入れている。

現在はドミトリーのツテで、オーヴェ=ヤーデルート宅に居候中。時々はドミトリーに付いて世界を回っている。

【特徴】
赤目。首にかかる長さの緑髪。性別女。年齢13歳ほど。身長154cmていど。体重45kgぐらい。
体が緑色の鱗に覆われており。遠目からなら緑色で鱗が付いたウェットスーツを着ているように見えないこともない。
近寄って見ると顔にも鱗が生えているのが分かる。一般人が見たら少々ビックリ。
それでも、よく見れば可愛いと言える顔立ち。元が良かったのだろう。

服装は、はいてないと言う以前の問題で服を着ようとしない。服を着ると体がムズムズするから嫌いらしい。
それでも外出する時に誰かに言われれば、しぶしぶ丈の長い外套で隠すだけの譲歩はする。靴は履かない。

常に何も考えてないような能天気な顔をしている。

【台詞】
間延びした口調。全体的に馬鹿っぽい。
一人称、あたし。年上の相手には、お兄さん、お姉さん。同年代か下の年齢相手には、あなた。

「ぷふー、あたしには何だかわかんないことばっかりだなぁ」
「子供をさらって怪物にするとか・・・うひゃぁ、それは酷いなぁ」
「お兄さんの顔はどこかで見たような気がする・・・どこだっけ?」
【SS使用条件】
自由。

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最終更新:2013年07月21日 18:38