富豪の愛娘
富豪の愛娘
カードタイプ：継承権
コスト：5
継承点2
あなたが、このカードを【マーケットから購入した時】か【直轄地にセットした時】か【追放した時】、
あなたの「コイン置き場」に「コインカウンター」を1個置く。
この効果であなたの「コイン置き場」に3個以上の「コインカウンター」を置くことは出来ない。
【手札起動能力】
手札から、このカードを追放する。
illust：高畑ゆき
考察
継承権カードとしてだけ見れば、継承点－１された議員。あるいはコスト＋２された宮廷侍女。
代わりにこのカードを購入した時に「コインカウンター」を１個。セットした時にさらにもう１個を得ることが出来る。
また、手札から追放することでも「コインカウンター」１個を獲得でき、最大２個までストックが可能。
コインカウンターを得ることが出来るとはいえ、継承権カードとしての目的の為だけに購入するのはイマイチ非効率。
継承点の低さとセットする手間を考えると、割に合わないケースが多い。
ただし状況を選んで、ピンポイントで購入すると強力なカードに化ける可能性がある。
ポイントは購入時に「コインカウンター」を獲得できる唯一のコモンカードである点。
タイミングは序盤～中盤にかけて、一定程度にデッキ成長させてある程度のコインを出力できる状況での購入。
目的は、この「コインカウンター」１個の後押しを受けての、８コイン、サポート付き擁立を狙うというもの。
擁立はしたいんだけど、７コインで止まってしまった。などの場面は少なくないはず。
そういう時にこのカードを直前に購入しておくことで、そのような擁立失敗を防ぐことが出来る。
また、上手く擁立が出来た場合は、普通にセットして継承点をプラスしつつ「コインカウンター」１個を得ることが可能。
そして、先々の公爵など高継承点購入への足掛かりとすることが出来る。
デッキを１周させて、購入したこのカードが手札に戻ってくるまで待たなくて良い点がこの運用法の最大のメリット。
なお、６コインで止まった場合は大都市を買っておくと安定する。
さらに、もし擁立達成前にこのカードが手札に来た場合は、思い切って追放して「コインカウンター」２個を確保するのも手。
流石にこれで容易にサポート付き擁立ができるはず。
この状況でも８コインを産み出せない場合は購入のタイミングや、デッキの成長方向性を見直した方が良いだろう。
あとは中～終盤、コイン出力に自信のあるデッキなら、コインカウンター目的で議員の代わりに購入するのも一つの手法。
デッキ内継承点を確保しつつ、妖精女王エルルーンなどのレアカードを狙うことが可能になるからだ。
帝宮の宝物庫や先帝ヘラルドの王錫をサポートにつけた場合の有力な選択肢になるだろう。
補足だが、追放により「コインカウンター」を得る効果は、このカードの手札起動能力にかかわらず、
その他の交易都市などにより追放した場合にも発動する。（忘れがちだが）
ただ、あまり実践的なコンボとは言い難いので、頭の片隅にとどめておく程度で良いだろう。
Q＆A
