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#divid(ss_area){ *第一回戦【ホームセンター】SSその3 倉敷「絶対に笑ってはいけないホームセンターだと?」光素「はい」 『裏トーナメントお笑いバトル開幕』 光素「皆さんどうもこんにちは。今回の進行役をする佐倉光素です」 光素「今回は皆さんに特別ルールで戦ってもらうことになりました」 光素「題して『絶対に笑ってはいけないホームセンター24時』!」 ゾル「…どんなルールなのよ。何か分からないけど嫌な予感しかしないんだけど」 三傘「というか、普通に戦わせてくれないんですか?」 倉敷「特別ルールというのも意味不明だが、台本を読んでる様な気分なんだが」 光素「やはり皆さん疑問をお持ちのようですね。では順番にお答えしましょう」 光素「まず、倉敷さんの不安についてですがこれは大丈夫です」 光素「この形式は『まおゆう型』といって今では立派なラノベ文体の一つですので」 光素「続いて三傘さんの疑問ですが、皆さん表トーナメントの事覚えてますか?」 三傘「何かよく分からない内に負けました(泣)」 倉敷「対戦相手がキチガイだった記憶がある」 ゾル「対戦相手がキチガイだったわね」 光素「いえ、皆さんの勝負だけじゃなくって全体を通しての事です」 光素「あっちでも一試合だけ特別ルールに変更されて戦った試合がありましたよね?」 三傘「えーっと、時計塔の試合の事ですか?」 光素「トリニティ選手大正解!実はあの勝負最初からああなる予定だったのですよ」 倉敷「どういう事だ?」 光素「ほら、全試合スプラッタだと観客の感覚がマヒしてくるじゃないですか」 光素「なので、色々とめんどい人が集まったあのブロックを特別形式にしたんです」 ゾル「その言い方だと私達も面倒なメンバー扱いみたいなんだけど」 光素「現にそうじゃないですか、物理無効に命ストック方式に物質変換って」 光素「おまけに全員銃器以上の火力は無し。つまり全員が相手の防御突破が無理目」 光素「よって、絶対塩試合になりそうなこのブロックを特別試合にしたんです」 ゾル「そう言われると…反論出来ないわね」 光素「残りの皆さんも文句はありませんね」 倉敷「ルールならば仕方無いな」 三傘「どんなルールだろうと僕達が勝ちますよ!」 光素「納得してもらった所でこれより準備とルール説明に移ります!」 『ルール説明』 光素「ただいま参加者の三名が更衣室でホームセンター店員の格好に着替えています」 光素「着替えが終わるまでの間に観戦する皆さんに今回の特別ルールを説明しますね」 光素「この勝負は従来の勝敗条件に加え以下に書かれたルールが追加されます」 1.参加者は新人店員という設定で三ヶ所を周りその間笑う度にペナルティとなる。 2.佐倉光素の進行に従わない場合は大きなペナルティが与えられる。 3.三ヶ所での研修(コント)を終えたら結果発表が行われゲーム終了。 4.結果発表の時点で二名以上残っている場合ペナルティの少ない人が勝者となる。 5.この戦いでは対戦相手への直接攻撃を禁ずる。どうせ無駄だし。 6.トリニティは各コーナー毎に人格チェンジし、各人格のペナルティを合計する。 光素「どうやらルールを読んでもらっている間に着替えが終わったようです」 光素「では一人ずつ出てきて下さい、まずはトリニティ・三傘選手!」 三傘「…あの、なんか僕の服大きいんですけど」ブカブカ~ン 光素「トリニティ選手は三人格でその服使いまわして貰いますから」 三傘「あー、岩名さんの為ですね」 光素「はい、巨乳ですからね彼女。続いてエルフの元女騎士ゾルテリア選手どうぞ!」 ゾル「ちょっとー、私の服すっごいブカブカなんだけど!」ブッカブッカ~ン 光素「ペナルティ受けたら絶対元に戻ると思いブタテリアさんサイズにしました」 三傘「ぶ、ブタテリアってww」 デデーン、三傘、アウトー 三傘「えっ?」 光素「おおっと、早くもペナルティ発動ですね。ペナルティ担当係さん出番でーす」 イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! 三傘「ンギャー!ケツに鎖がー!」 ゾル「今のって鎌瀬戌よね?何やってるのアイツ」 光素「今の彼はペナルティ担当の人です。気にしないで下さい」 光素「あ、彼の攻撃をよけたり反撃したら進行妨害とみなし大ペナルティ発動ですよ」 三傘(大ペナルティだと一体誰が来るんだろう…) 光素「それでは最後の一人、倉敷選手出てきて下さい!」 倉敷「…何で」 光素「どうしました?出てこないと大ペナルティですよー」 倉敷「…何で、何で俺の服だけ違うんだよ」 倉敷「これ女物の着物じゃねえか!」 ゾル「ブフォww」 三傘「うわ、似合ってるwww」 デデーン、ゾルテリア、三傘アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーンバシーン! ゾル「お尻への鞭打ちは物理・性属性ッ!」 三傘「さっきと同じ場所にっ!」 光素「似合ってますよ、倉敷千鶴さん」 倉敷「千鶴ちゃうわ!…ハッ、何でお前がその名前をっ」 光素「それでは全員揃った所で事務所から店内へ移動します。付いてきて下さいね」 倉敷「おい、無視するな!何でお前が俺に憑いてる幽霊の名を知ってるんだ!」 光素「後で教えますので。これ以上進行妨げると大ペナですよー」 倉敷「…分かった。今はお前に従おう」 『舞台となる店はフィクションです実在のホームセンターとは関係ありません』 光素「では、皆さん私の後に。店内BGMスタート!」 BGM(ドンドンドン ドンキー びっくりドンキーに似た名前の店ー) 三傘「ちょw」 ゾル「何よwその歌wはw」 デデーン、三傘、ゾルテリア、アウトー イヌ「ワオーン」シュタタタ、バシーンバシーン! 三傘「これ絶対切れ痔なるよっ!」 ゾル「ああん快感っ!」 三傘「って、何で異世界人のゾルテリアさんがさっきので笑うんですか」 ゾル「だって、びっくりドンキーって変な店名だもの」 三傘「いや、今のはですね、そういう所で笑うのを想定したネタじゃなくて」 三傘「ドンキ何とかという店で流れる曲を替え歌にした事」 三傘「それと、その店とびっくりドンキーという店を間違えて言う人が多い事」 三傘「さらに、ドンキってホームセンターじゃなくて安売り店だろという事」 三傘「これらを一度に詰め込んだネタなんです」 ゾル「成程、こっちの世界の人も面白い事考えるのねーププッw」 デデーン、ゾルテリア、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! ゾル「癖になりそうっ!」 倉敷「最初のコーナーの前から何やってるんだお前ら」 『第一関門・家具売り場』 光素「はい、到着です。ここがドンキの家具売り場になります」 ゾル「うわー、ひっどい陳列ねー。世界崩壊の影響?」 三傘「ゾルさん、ドンキは元々こんな店なんです」 倉敷「結局ドンキって事にするのか」 光素「ドンキの商品類はホームセンターと殆ど変わらないし問題ありません」 光素「では新人店員の皆さん、私は一旦離れるので家具売り場見回りをお願いします」 倉敷「来たぞ、こういう展開の時は絶対におかしな物が出てくるんだ」 三傘「詳しいんですね」 倉敷「これでも元役者志望だったからな。いいか、迂闊に色々触るなよ」 ゾル「ねえねえ、家具の下に何か敷かれてるんだけどこれ何か分かる?」 倉敷「言ったそばからこの女は…それは家具が痛まない様にっておwwいww」 三傘「どうしたんですか?えっw何てwここにそれがw」 デデーン、倉敷、三傘、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーンバシーン! 倉敷「ふざけんなw家具の下にオナホ敷くなってwいや、確かに緩衝材にはなるがッ!」 三傘「オナホはドンキ名物の一つですからね、でもいきなり出てくるとは痛っ!」 『謎のボタン登場』 倉敷「いいかゾルテリア、お前が一人で動くと全員がろくな目に合わん」 ゾル「ねー、この壁のボタンなーにー?」 倉敷「勝手に動くな言うとるやろが!」 三傘「この壁のボタンはお客さんが店員を呼ぶボタンですよ」 ゾル「へー」ポチ 三傘「家具をレジまで運んでもらったり、持ち帰れない家具を郵送したい時…ポチ?」 デデーン、三傘、アウトー 三傘「何で!まだ僕笑って無いですよ!」 倉敷「ボタンの効果だな、このシリーズはボタン押すと大抵こーなる」 イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! 三傘「倉敷さんの言うとおりでした。ゾルさんが動くとロクな事にならにゃっ!」 ゾル「三傘ちゃんの嘘つき、ボタンの効果全然違うじゃない」ポチ 倉敷「実際のドンキとは違うからな…ポチ?」 デデーン、倉敷、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! 倉敷「そのボタン押すのやめ、ぐあっ!」 ゾル「こりゃあいいわね。押す度に私が有利になっているじゃない」 三傘「でももう押さない方がいいと思いますよ」ジリジリ 倉敷「三傘→俺ときているからな。次は高確率でお前の番だ」ニジリニジリ ゾル「そう言いながら、ボタンを押そうとにじり寄ってこないで!」 倉敷「こうなったらお前もやられろ!」 三傘「そうですよ!平等にするべきです!」 ゾル「ええい、次私の番ならこのボタンは守り抜くわよ」ポチ 倉敷「こいつ…自分の身体を盾に!」 ゾル「どう?私をどけようとすれば大ペナルティ発動するわよ。それでも、ポチ?」 三傘「ああっ、ゾルさんのオッパイがボタンにめり込んでます!」 ゾル「しまったぁ!」 デデーン、倉敷、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! 倉敷「納得いかねえっ!」 『第二関門・スポーツ用品売り場』 光素「新人店員の皆さんお疲れ様です!家具売り場はどうでしたか?」 倉敷「ゾルテリアをどうにかしてくれ」 ゾル「えっ、私倉敷君に何か悪い事した?」 倉敷「したよ!」 光素「まあまあ落ち着いて千鶴さん、他の店員と仲良くする事も必要ですよ」 倉敷「だから千鶴じゃないって…そう言えばトリニティの奴は?」 光素「人格交代して先に現場で待機してます。彼女も待ってますし次行きましょう?」 BGM(ドンドンドン ドンキー びっくりドンキーに似た名前の店ー) ゾル「またwこの歌w」 デデーン、ゾルテリア、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! ゾル「らめぇ!」 倉敷「お前好きだなその歌、ほら立ち上がってさっさと行くぞ」テクテクテク ゾル「ちょっと、待ってちょうだ…っwwwやだぁw倉敷君ww」 デデーン、ゾルテリア、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! ゾル「ずるいwそれはずるいわよぉ!んっ!」 倉敷「待て、俺はただ歩いてただけだぞ。どこに笑う要素が」 ゾル「だって、慣れない女装のはずなのに軽快に歩くんだもの。本当に女装初心者?」 倉敷「当たり前だ…多分」 ゾル「多分?」 倉敷「数年前、役者見習い時代の記憶が曖昧でな。女役経験が無いとも言い切れん」 ゾル「へー、アンタも大変ねえ。だからって手加減はしないけど」 倉敷「ならもう少し頑張るんだな。今の所お前が最下位だぞ」 ゾル「マジで!?よし決めた、ここからは一度も笑わないから!」 ゾル「我が名はゾルテリア!笑いとは無縁の元女騎士なり!」キリッ 光素「はい、私語ストップ。つきましたよ。ここが第二関門です」 倉敷「スポーツ用品売り場か。三傘、いやトリニティの二番目の奴は?」 光素「あの棚の向こうで待機してます。出てきてくださーい」 奏「…」ブッカブッカ~ン 倉敷「…くっ…」 ゾル「うわっw胸が無いせいで見た目が凄い可哀想な事になってるじゃないwww」 デデーン、ゾルテリア、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! ゾル「ヘブンッ!」 奏「私は悪くない。岩名が大きすぎるだけ」 『ザ・無茶振りショー』 光素「このスポーツ用品コーナーでは商品販促活動をしてもらいます」 光素「これから私が皆さんに商品を渡しますのでそれで一発ギャグをしてください」 光素「出来ればそれぞれの魔人能力を使いながらお願いします」 奏「え?」 倉敷「出た、無茶ぶり展開や」 ゾル「倉敷君、さっきからたまに言葉おかしくなってない?」 倉敷「そうか?」 光素「ではまずはトリニティ・奏選手、この釣竿とサウンドオブサイレンスで!」 奏「無茶を言ってくれる…音を消す能力でどう笑わせろと」 ゾル「胸無い子ガンバー!」 奏「黙れビッチ」 倉敷「大丈夫だ。笑いの基本は無音劇にある。お前の技術を全部出し切るんだ」 奏「…分かった。それじゃあ、やる」 光素「それではどうぞ!3・2・1ドンキー!」 奏「ぱっ、パントマイム、『魚釣りのおじさん』」 奏「…………………」アセアセ 奏「…………………」ジタバタ 奏「………えっと、終わり、です」 光素「ごめんね奏ちゃん、色々無理言って」 ゾル「控えめに言って、何やってるのか全く伝わって来なかったけど可愛かったわ」 倉敷「まあ、素人がサイレンス芸やるとこうなるか。努力は見られたと思う」 奏「皆の優しさが痛い」 全員セーフ 『ザ・無茶振りショー2』 光素「二番手はプロのお笑い芸人倉敷千鶴選手ー!はい拍手!」 奏(パチパチパチ) ゾル(パチパチパチ) 倉敷「どもー、お笑い芸人の…俳優やって言うとるやろがい!」 光素「えー、そろそろ素直になりましょうよ」 光素「そんなプロ芸人の倉敷さんには、このバットでお願いします」 倉敷「よし、バットとゲートでネタだな。準備出来たぞ」 奏「もうネタが!?」 光素「流石芸人ですね、それではどうそ、3・2・1ドンキー!」 倉敷「千鶴の『ゲートで挑戦』のコ~ナ~」 倉敷「どうも、皆大好き千鶴ちゃんでっす!」 倉敷「今日はこのゲートにモノを通して、しりとりに挑戦したいと思います」 倉敷「バットの『と』!ゲートから出るものが『と』で始まるものになるかなー?」 倉敷「ジャン!出てきたのはオナホです!残念!連想ゲームになってしまいました!」 奏「またオナホ…ククッw」 ゾル「え???今のどこが面白いの?」 デデーン、奏、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! 奏「テンドンッ!」 ゾル「天丼ってw何で今食べ物の話してるのよwお腹すいたの?ぷぷっw」 デデーン、ゾルテリア、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! ゾル「私未だにこっちの世界のお笑いが良くわからない、くぅ!」 光素「以上、お笑い芸人の倉敷千鶴さんでした!」 倉敷「だから、お笑い芸人じゃ…いや、俺はお笑い芸人だったのか?」 光素「ふっふふ、だいぶ思い出してきた様ですねー」 『ザ・無茶振りショー3』 光素「それでは最後はエルフの元女騎士ゾルテリア選手!」 ゾル「はーい」 光素「ZTMとこのハンディサイズ電動マッサージ機を組み合わせて芸をして下さい」 奏「ドンキのハンディ電動マッサージ機ってあの…」 倉敷「アレだ。だがドンキではあれがスポーツコーナーらへんに存在する」 ゾル「えー、それではマッサージ機を使ってのダイエットオナニ」 倉敷「おい馬鹿やめろ」 デデーン、ゾルテリア、大ペナー、チャラ男キッーク! ゾル「え?チャラ、何?」 セニオ「ウエーィ」シュタタタ、ドゴォ! ゾル「並みの魔人の三倍の蹴りが私の弱い部位を正確に蹴り抜いたわーっ!」 奏「貴方本戦勝ち抜いてるでしょ…こんな所居ていいの」 倉敷「本戦遅刻するぞ」 セニオ「バイトキンマジパネーッス、アッチハポータルツカヤーイッシュンショ!」 ゾル「そんな事より、何で私が大ペナくらったのよ…」 光素「放送出来ない事をやろうとしたからです」 倉敷「あれはやっちゃ駄目だろ」 奏「そう、シモネタにしてもやっていいラインと駄目なラインがある」 ゾル「まだ何やるか見てないでしょ!」 光素・倉敷・奏「「「見なくてもわかるから」」」 光素「ちなみに大ペナはペナルティ5発分としてカウントします」 ゾル「勝利が一気に遠のいた!」 光素「ではこれで第二ポイントは終了。最終ポイントに行きます」 BGM(ドンドンドン ドンキー びっくりドンキーに似た名前の店ー) ゾル「はう…はううう」 倉敷「ゾルテリアもようやくこの曲に慣れたみたいだな」 奏「反応する力も残ってないだけだと思う」 『最終関門・迷宮突破』 光素「さあ、店内の事務所に戻って来ました」 倉敷「トリニティは?」 光素「更衣室で変身中です。あ、終わったみたいですね」 BGM(solti ola i amaliche cantia masa estia)  岩名「ティロ・フィナーレ!」ガラッ 倉敷「まwてwww」 デデーン、倉敷、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! 倉敷「マミさんっ!」 光素「さて、全員揃った所で最後の仕事の説明をします」 光素「たった今玩具売り場のTNT火薬花火が誤作動を起こしました」 光素「五分後にはこの店が爆発する事が…強いられてるんです!」 岩名「てぃえぬwてぃ、てーねぬてーwありえませんw」 倉敷「んっぐっwww」 ゾル「爆発ってww」 デデーン、全員アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシンバシンバシーン! 岩名「ここに来て全員ですか!」 倉敷「スコア差には響かんが!」 ゾル「アソコには響くわぁ!」 光素「さて、皆さんは五分内に外に脱出してもらいますが」 光素「店内には逃げ遅れたお客様が三名残っています」 光素「皆さんはお客さんと共に店の入口から脱出して下さい」 ゾル「脱出しろ…ねえ…」ニヤリ 倉敷「やはり最後はベタな展開かつ個人戦形式で来たか」 岩名「まだカウントダウンはしておりませんよね?」 光素「それは心配なく。一人だけで出ようとしたり事務所側から出たら駄目ですよ」 光素「ではこれよりカウントダウンが始まります!皆さんお客様を救出して下さい」 光素「皆さんが脱出するか爆発に巻き込まれた後に結果発表です!」 光素「最後まで気を抜かず、くれぐれも気を付けてください!」 『岩名パート・食料品売り場』 岩名「探索場所がここに指定されて良かったですわね」 岩名「この食品売り場は出口に近いからそんなに迷わなくて済みますから」 岩名「さて、迷子さんはどちらにいらっしゃるのでしょう」 森田「フッ!フッ!フッ!フッ!」 岩名「もしかしてあの延々と腕立て伏せしてる人がそうなのでしょうか」 森田「フッ!フッ!フッ!フッ!」 岩名「あのー、もうすぐここ爆発しますので一緒に来てくださいませんか?」 森田「まだだ!もっと身体を絞らないと…儒楽第には勝てん」 森田「あいつはこの大会唯一のプロフェッショナル…間違いなく勝ち上がって来る」 森田「私の推薦した奴と銘刈が連れてきた異世界のエルフ、両名の決勝はほぼ確実」 森田「そして奴が優勝した時…私が奴を止める!!」 岩名「何おっしゃてるのwこの人ww」 デデーン、岩名、アウトー イヌ「ワオーン!」シュタタタ、バシーン! 岩名「なお一回戦終了後、儒楽第さんは『ヴァリアー』の愛称で親しまれてますっ!」 森田「む?避難誘導の人か。よろしく頼む」 岩名「ネタが終わった途端こちらに気づいた様に振る舞い始めましたね。この人」 森田「私はこんな所で爆発に巻き込まれて死ぬわけにいかないからな」 森田「そう、儒楽第を倒しお嬢様を守る為に」 岩名「…ぐっ…危ない。辛うじて耐えれました。さあ脱出しましょう」 岩名「それにしても今のスコアどうなってるのでしょう」 岩名「私達と倉敷さんが同じぐらいだとは思うのですが」 『ゾルテリアパート・洋服売り場』 ゾル「さて、脱出しろって言われたけれど…あの二人はちゃんとやるのかしら」 ゾル「まあ、まずは迷子探しね。…どう見ても怪しい下着の山を発見」 ゾル「この中に隠れてるのかしら。おーい」ツンツン ガバァ! ゾル「きゃっ!」 ハレル「今度こそ見つけた…両親の仇!」   _人人人人人人人人人人_   > 突然のおっぱいクロー<    ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄  ゾル「ギエピー!私が何したって言うのー!」 ハレル「我が王国を滅ぼした軍勢の一人、カイエン・ゾルテリア覚悟せよ!」 ゾル「それ私のお父さんだからー!?」 ハレル「むっ、そうだったんだ。では貴方の父親は今どこに?」 ゾル「温泉旅館に縛ってあるから好きにして頂戴」 ハレル「じゃあ行こう!アメちゃん!」 アメ「オッケイ!」 ゾル「ふうっ、行ってくれたわね…ってあの子が居ないと出られないじゃない!」 ゾル「…はうっ!さっきオッパイ揉まれたせいで限界が…イクゥゥゥ!!」 ナレーソン(おめでとう!ゾルテリアはブタテリアに進化した!) ブタ「ハアハア…この体じゃとても爆発を食らって生きられないわね」 ブタ「あの子が勝手に先に行ったから脱出も無理だし、うん、死ぬわ私!」 『倉敷パート・電化品エリア』 倉敷「俺の探索場所は出口から一番遠い場所か。間に合うといいんだが」 倉敷「お、あれが迷子だな。…待て、あの後ろ姿は」 光素「私だ」 倉敷「お前だったのか」 光素「暇を持て余した」 倉敷「神々の」 光素「遊び」 光素「それじゃあ時間も押してますし、この迷宮を突破しながら話ましょうか」 光素「倉敷さん、流石にここまでやれば正しい記憶が戻りましたよね?」 倉敷「ああ…完全に思い出した。俺は、お笑い芸人だ!」 光素「はい、よくできました」 『真相』 倉敷「この笑ってはいけない企画の間、自分の記憶におかしな点がある事に気づいた」 倉敷「俺は神奈川県民。役者になる為に何で故郷を遠く離れなければならなかった?」 倉敷「普通に考えれば役者になる為なら行く場所は東京、だがそれだと矛盾がでる」 倉敷「家族を失う時まで、俺はずっと地元を離れていたと認識している」 倉敷「東京暮らしなら神奈川へは気軽に帰れたはずだ。なら俺が仕事で居た場所は?」 倉敷「東京でないなら、関西だ。俺は核が落ちる前から関西で仕事をしていたんだ」 倉敷「何故わざわざ遠い関西か?関西が東京より優れた点、それはお笑いしか無い」 倉敷「役者で目が出なかった俺は、親の反対を押し切り芸人を目指し関西に行った」 倉敷「そして俺と近い年齢の女幽霊、倉敷千鶴」 倉敷「俺には年の近い家族は居ないしカーチャンも若い頃から洋服しか着てなかった」 倉敷「あれは、俺なんだ。倉敷千鶴は俺の芸名だったんだ」 倉敷「芸人として売れだしてやっと親に顔向け出来る、そう思った時に核が落ちた」 倉敷「家族に成果を見てもらう事が出来ないまま、二度と会えなくなってしまった」 倉敷「俺は後悔の思いから倉敷千鶴としての記憶と感情を失い魔人になった」 倉敷「だが…この企画のおかげで俺は失ったものを取り戻せた」 倉敷「どうしてこんな企画を?これは俺の記憶を正す為に仕組んだんだろう?」 光素「私は、自分が出来る範囲で救いたいと思った人を救っただけです」 倉敷「そうか」 光素「出口が見えてきましたね。さあ、もうすぐ勝負も終わりです」 『さらばびっくりドンキーに似た名前の店、そしてブタは星になった』 倉敷「よし、出口までこられたな。…何やってるんだあれは」 ブタ「お願いー!一緒にいましょうー!一人で死ぬのはいやー!」 岩名「お断りします。迷子を連れて来れなかった自分の無能を恨んで下さいね」 倉敷「ゾル、いやブタテリアは失敗したのか」 ブタ「来たわね倉敷君、でも二人とも通さないんだから!皆でここで死ぬのよ!」 光素「そこまでですブタテリア選手、これ以上進行妨害しますと大ペナですよ」 ブタ「嫌だー!岩名ちゃん一緒に居て!お願い!」 岩名「見苦しいですね。それが元騎士のやる事ですか?」 ブタ「倉敷君、私達は一緒にこの企画に立ち向かった同志、そうでしょ!?」 倉敷「ああ、お前には散々世話になった」 ブタ「でしょ?だったら」 倉敷「勝負が終わって蘇生してもらうまでの間、チャーシューになって反省しろ」 光素「爆発まで後15秒です。ここにいますと爆発に巻き込まれますよ」 倉敷「行くか」 岩名「ええ」 光素「後10秒」 ブタ「私の、何がいけなかったっていうのよ!こんなの嫌!誰かーっ!だれかぁー!」 光素「5・4」 岩名「3・2」 倉敷「1」 ブタ「おかあさーん!おかあさー」 ちゅどーん。 光素「どうなったか見てきますね」 光素「ウオェッ…失礼。ブタテリア選手の死亡が確認されました。では結果発表です」 『勝利の栄光は役者の元に』 光素「生き残った両名様、これまでの活躍お疲れ様です」 倉敷「本当に疲れたよ。色々あったからな」 岩名「私達は倉敷さんの三分の一の負担しかありませんが、それでもぐったりですね」 光素「それではまずは参考記録としてブタテリア選手のペナルティ数を確認します」 光素「通常ペナルティ8回、チャラ男キックで5ポイント、合計13ペナルティ!」 岩名「終始笑いっぱなしでしたからね、あのブタ」 倉敷「俺達と笑いのセンスずれてる癖に一番笑ってたな、あのブタ」 光素「そしてトリニティ選手と倉敷千鶴選手ですが…」 光素「なんと!お二人とも!今立ってる場所完全に場外です!」 岩名・倉敷「「え」」 光素「なのでホームセンター戦の勝者はブタ選手です!」 岩名・倉敷「「ちょっとまてぇええええええええ!!!!!!」」 光素「どうしました?」 倉敷「お前がここまで逃げろって言ったんだろうが!」 岩名「そうですよ、倉敷さんのおっしゃる通りですよ」 光素「はい言いました。でも私の言葉は絶対では無いのですよ?」 光素「私に従って外に出れば場外、中に残れば爆発」 光素「よって中に残って爆発に耐える、もしくは自分だけ中に残るが勝利の道でした」 光素「忠告しましたよね?最後まで気を抜くなって」 岩名「あれはそういう事でしたのね。ああ、私達の能力なら爆発一回なら凌げたのに」 倉敷「俺もゲート利用で爆発を軽減する事は出来ただろう。糞、何で気付けなかった」 光素「お二人ともあのブタに誘導されたのですよ」 光素「糞ブタは追加ルールに疎い分、真っ先に通常ルールでの勝利に気付いてました」 光素「彼女はお二人を外に出す為にあえて残れと言ったのです、醜態をさらしながら」 岩名「確かに…あまりの醜さにその場を去る以外思い付けなかったですね」 倉敷「全く、大した役者だなあの糞ブタは。くっくく」 デデーン、倉敷、アウトー ―終われ― } &font(17px){[[このページのトップに戻る>#atwiki-jp-bg2]]|&spanclass(backlink){[[トップページに戻る>http://www49.atwiki.jp/dangerousss3/]]}} ---- #javascript(){{ <!-- $(document).ready(function(){ $("#main").css("width","740px"); $("#menu").css("display","none"); $("#ss_area h2").css("margin-bottom","20px").css("background","none").css("border","none").css("box-shadow","none"); $(".backlink a").text("前のページに戻る"); $(".backlink").click(function(e){ e.preventDefault(); history.back(); }); }); // --> }}

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