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#divid(ss_area){ *第一回戦【ホームセンター】SSその1 ザ・キングオブトワイライト第一回戦&ruby(エルフェンルージュ){サバンナでの死闘}。 そこで彼女の前に立ちはだかった恐るべき&ruby(ファントムルージュ){偽原光義}の力により 精神を砕かれ再起不能になったかと思われたエルフの元女騎士ゾルテリア。 その時不思議な事が起こった! &ruby(大人の事情){何かよくわからない力}によりゾルテリアは復活。 急遽開催することが決定した裏トーナメントへの参戦を決めたのだ。 一回戦で彼女と対決するのは三人で一人の魔人トリニティと元俳優志望の倉敷椋鳥。 エルフ伝説の第二幕が今、幕を開ける! ---- ホームセンター。 園芸戦士御用達の園芸用品等をあつかったこの場所が今回の戦場である。 内部には「実際安い」等のノボリが見える 戦闘開始の合図とともにゾルテリアが高らかに名乗りを上げる。 「…!」 だが、完全なる無音。発したはずの鬨の声は耳に届かない。 いや、声どころか足音も。 そもそも不自然すぎるくらい無音だ。自然の状態ではありえない。 音が消されている。 ゾルテリアはすでに能力を受けていることを悟ったのだ。 ---- 試合開始の合図と同時に無量小路奏は自らの能力サウンドオブサイレンスを発動していた。 フードは最初から身につけていない。 当然彼女が得意とする隠密行動により気づかれず相手に接近し奇襲を仕掛けることが目的であり と同時に敵同士の意思疎通を困難にし協力をさせないためだ。 無差別である以上音を消すことは彼女自身にもデメリットのある行為であるが、それ以上のメリットがあると判断した。 そして、奏が敵を探し、ホームセンター内を駆ける。 ポニーテールの髪が揺れる。胸は揺れない。 彼女には揺れるほど胸はないのだ。 乳揺れを期待した皆さんもどうか気を落とさずにいただきたい。 そうこうしているうちに奏が人影を発見する。ゾルテリアである。 「……!?」 「―――?」 「~~~!」 一人で何かを言っているようだがまったく聞こえることはない。 そして一応警戒はしているようだが、自身が基本的に無敵であることからの油断があるのだろう隙が大きい こちらにはまだ気づいていないようだ。 そしてゾルテリアの隙を突き、奏が一気に接近!背後からゾルテリアにナイフを振るう! 気配を完全に消したこの一撃は如何にゾルテリアがエルフの女騎士であろうと回避するのは困難であった。 これが常人であれば大きなダメージを負っただろうことは想像に難くない。 が、ZTMを発動したゾルテリアにとって首をナイフで切られるのはオッパイ一揉みにも満たない。 所詮性属性皆無の攻撃である。予想されていたことではあるが、全くダメージを与えていない。 「~~~!?」 ナイフの一撃を受けゾルテリアもこちらに気づいたようだ。 「………!!」 ゾルテリアがレイピアを構え突撃する。ゾルテリアの豊満な胸が揺れる。 奏が危なげなくそれを回避。ポニーテールの髪が揺れる。胸は揺れない。 希望崎学園の図書委員は魔人機動隊の一個小隊に比肩すると言われるほど実力を持つとされる”魔人司書”&ruby(ずしょ ふみのり){図書文紀}の指導を受けている。 そのため希望崎の図書委員は戦闘能力が高いものが多い。そして、それは奏も例外ではない。 女騎士とも互角に戦えるのだ。 再びゾルテリアがレイピアを構え突撃する。ゾルテリアの豊満な胸が揺れる。 奏はそれを側転で回避!ポニーテールの髪が揺れる。胸は揺れない! 奏がナイフを振るい反撃に転じる。ポニーテールの髪が揺れる。胸は揺れない! ゾルテリアが危なげなくそれを回避!豊満な胸が揺れる! 再びゾルテリアがレイピアを構え突撃する。ゾルテリアの豊満な胸が揺れる。 奏がそれを後ろに飛び回避!ポニーテールの髪が揺れる。胸は揺れない! 奏がナイフを振るい反撃に転じる。ポニーテールの髪が揺れる。胸は揺れない! ゾルテリアが危なげなくそれを回避!豊満な胸が揺れる! このままでは埒があかない。いやゾルテリアはこちらの攻撃ではダメージを受けていない。むしろこちらが不利だ。 奏は眼鏡の弦を指で押し上げながら思考する。 倉敷椋鳥とぶつける? それもひとつの手だがその結果ゾルテリアが残った場合ジリ貧なのはかわりがない。 (私が出ましょう) 「…どうにかできるの?」 (ええ、私の考え通りでしたら) 「なら、任せる」 そう言うと奏の姿が変わった。 現れたのはドレスを着た深窓の令嬢めいた姿の女性。 射手矢岩名である。彼女の胸は豊満であった。 「何をしても無駄よ!」 現れた岩名の姿を見てゾルテリアが言った。 目の前の彼女が性属性に長けているようには見えない。 「果たしてそうでしょうか」 そう言うと岩名が発砲した。 BLAM!BLAM! 「あんっ、あっ」 弾丸を受けたゾルテリアが喘ぎ声を発する。 「何よこれ……」 ゾルテリアが何が起こったのかわからないといった表情でいう。 自分にダメージを与えられないと思っていた攻撃が通ったのだ。 当然の反応だろう。 「不思議そうな顔をしていらっしゃいますね」 岩名がいった。 「SMプレイというものがありますよね。 あれは暴力であって性的属性を持っていないものでしょうか。 いえ、そうではありませんね。」 岩名が解説を始めた。 「それとは同じように私にとって射撃とは性交渉のようなもの。 であれば、その攻撃が性属性を帯びているというのは寧ろ自然というものではありませんか」 おかしなことなど何もないといった様子で岩名が言った。 「それに拳銃というものは殿方の性器に例えられるものでしょう」 岩名の表情は少し紅潮を始めている。 「ふふ、それでは続きを始めましょうか。私一回戦で暴れられなくて欲求不満でして…」 岩名が恍惚の表情を浮かべながら待ちきれないといった様子で拳銃を構える。 「まずいわ」 向こうは拳銃。こちらはレイピア。武器の射程が違う。 さらに性属性を帯びているとなればZTMが解除されかねない。 解説したのも余裕の表れなのだろう。 不利を悟ったゾルテリアは逃走を図る。 「逃しませんわ」 岩名がゾルテリアを追う。 だが、そこに突如謎の怪物が出現!結果として妨害を受け見失ってしまう。 岩名は気を取り直し、怪物に拳銃を向ける。 ---- 「振り切ったわね」 どうやら敵はゾルテリアを見失ったようだ。 だが、そんなゾルテリアの前に新たな刺客が現れる。 ファンタジーでお馴染みのモンスターオークであった。 もちろん無関係なご近所に住んでいるオークがホームセンターに買い物に来たわけではない。 倉敷椋鳥が召喚したものである。 &ruby(ストレンジインヴィテイション){『正体不明のご招待』} “ゲート”となる平面を作り出し、そこから異次元の存在を召喚する能力。 被召喚物は椋鳥の思考や精神状態にある程度左右されることから 恐らくはゾルテリアの存在に思考が影響された結果、ファンタジー世界の住民が召喚されたのであろう。 そしてオークといえば女騎士の天敵である。 創作物において女騎士といえばオークに陵辱ものと相場が決まっており、不利なのは自明の理。 怪物にダメージ補正があるシルバーレイピアを所持しているが多勢に無勢。 案の定オークによってゾルテリアのシルバーレイピアが奪い取られてしまったあとは為すがままだ。 「くっ殺せ」 「へへへっお楽しみはこれからだぜ」 「やめて!私に乱暴する気でしょう? エロ同人みたいに!」 ゾルテリアが己の運命を悟り、抵抗を試みる。 だが、所詮女騎士はオークには勝てない&ruby(さだめ){運命}。ゾルテリアの鎧がオークによって剥ぎ取られる。 ゾルテリアの豊満な胸(Pカップ)が黒タイツが張り付いている。エロい! 「へっへっへっ生ゾルテリア様の生乳を拝見してもよろしいでしょうか?」 ゾルテリアの返事も聞かないうちに黒タイツが破かれる。 そして豊満な胸、そして女性器が顕わになった。 そして露出した胸が興奮したオークたちに揉みしだかれる。 「くっ、絶対ちんこなんかに負けない!」 「へへ、これを見ても言っていられるかな」 「なんですって」 「先生お願いします」 オークが指を鳴らすと棚の影から姿を現したのは全身から触手をはやした異形の怪物。 「どうも、空飛ぶスパゲッティモンスターです」 これもまた倉敷椋鳥によって召喚された存在。 恐らくは対戦相手がエルフの女騎士であるという認識に汚染された結果であろう。 そしてこれはまずい状況だ。 触手といえば高い性属性を持つ攻撃手段。 ZTMなどすぐに破ってしまうだろう。 「さあ空飛ぶスパゲッティ・モンスター先生の触手攻めに耐えられるかなー!!」 ゾルテリアの肉体にスパゲッティモンスターの触手が伸びる。そして全身に触手が絡みつく。 「ああっ」 触手に全身をまさぐられ、肉体が快感にさらされるゾルテリア。 「こ…こんな触手なんかに…くやしい……でも感じちゃう…ら、らめぇーーーー!!!!」 ビクンビクン 絶叫と痙攣を繰り返しながらゾルテリアの姿が変化していく。イってしまったためZTMが解除されたのだ。 「おいどうなってるんだ」 「おかしいぞ」 ゾルテリアの変化にオーク達が騒めく。彼らはゾルテリアの正体を知らないのだ! 「なにもおかしくないオカマッ!」 ゾルテリアが叫ぶ! するとみるみるうちに整われた肉体がぶよぶよとした肉の塊に。 ぞして露出した陰核が肥大化し、男性器に姿を変えていく。 男性器!? これは如何なる事か!?サバンナで戦っていたゾルテリアはオカマではなく女ではなかったか!? 我々はあの時&ruby(ファントムルージュ){緋色の幻影}によって幻覚を見せられていたのであろうか!? いや、そうではない。 実のところ不思議な事など最初から起こっていなかったのだ。 精神崩壊したゾルテリアは&ruby(ファントムルージュ){緋色の幻影}によって色情狂になったまま復活しなかった。 そこで娘に化けていろいろ悪さをしていたゾルテリアの父が娘になり代わり仕方なく参戦していたのであった。 つまり表トーナメントに参加したゾルテリアと裏トーナメントに参加したゾルテリアは別人なのである。 そうこうしているうちにゾルテリアの股間のものは、勢いよく怒張をはじめる! そして最後にはゾルテリアの姿は全裸の中年のおっさんに変わっていたのである。 「オゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲーッ!!!!!!!!」 ゾルテリアを襲っていた怪物達はショックのあまり嘔吐。そしてそのまましめやかに失神! 順次、元の非召喚物に戻っていった。 流石の怪物たちもちんこには勝てなかったのである! なお、替え玉が発覚したゾルテリアは運営に対して虚偽の申請をしていたとして失格となった。 ---- ゾルテリアが失格になったのと同じ頃。 トリニティもまたモンスター達に襲われていた。 倉敷椋鳥によって召喚されたと思わしき異形の怪物達。 BLAM!BLAM!BLAM!BLAM! 岩名は迫り来るそれらを次々と拳銃でなぎ倒していく。 だが、数が多すぎる。 「キリがございませんね」 困ったような言葉とは裏腹に岩名の表情は愉悦に浸っている。 彼女の本質はトリガーハッピー。 もしこれが彼女個人の戦いであったなら、彼女の肉体の限界ギリギリまで一人で戦い続けたであろう。 だが、 「ええ、わかっていますわ。私の個人的な楽しみを優先するわけにはいきませんものね」 そして彼女は虚空から拳銃の代わりに別のものを取り出した。 グレネードランチャー 通常、口径20mm以上の火器は砲として扱われることが多いが、 グレネードランチャーは例外的に銃として扱われることがほとんどである(Wikipediaより) 故に銃を取り出す能力であるニューヨークリロードはグレネードランチャーを取り出すことが可能。 そして岩名がグレネードランチャーを構え、前方に発射する。 発射された弾はオークの横に逸れ、背後にあった棚に直撃!爆風が起こる! ジーザス!狙いが外れてしまったのか!?いやそうではない。 棚が炎上したことによりスプリンクラーが作動。周囲が水浸しになる。 (あとは僕が) 「ええ、任せますわ三傘」 即座に岩名が三傘と入れ替わり、能力を発動! レイニーブルーの雨の矢が周囲に降り注ぎ、怪物たちを貫いていく。 忽ち怪物たちは全滅だ! (…目の前の敵は消えた) 「ですがおそらくすぐ新手が来ると思いますね」 (やはり本体をみつけなくては) 本体―――すなわち倉敷椋鳥 ここはホームセンター。召喚に使うためのものはいくらでもある 時間を与えすぎた。このままではジリ貧。 だが、なんとか探し出すしかない。 「とりあえず虱潰しに行きましょう」 新手が襲ってくる。 「イヤーッ!!」 三傘が傘を構え突撃、怪物の一体を突き飛ばす! そしてそのまま傘を横に薙ぎ払う。この怪物達は重量物でなかったのかペラペラで軽い。 また続々と新手が迫る。三傘が傘を構え突撃。怪物を吹き飛ばす。 そしてそのまま傘を横に薙ぎ払う。だが、怪物の一体がそれを回避。 三傘のポンチョの一部が切り裂かれる。 「くっぅ!けど、まだまだーっ!!」 だがそのまま反撃。怪物を突き倒す! 「僕はこれ以上負けられないんですよ」 一回戦で冷泉院秀翠に敗北した。 もちろん目的が達成できないということも大きい。 が、それ以上に、 「だって、これ以上部長に情けないところを見せられないでしょう!」 雨竜院畢。かつての希望崎学園傘部の創設者にして部長でこのトーナメントの参加者雨竜院雨弓の妹。 確かに彼女は臆病だし、すぐに失禁してしまうし、情けないと思うことも多かった。 けど、仲間思いだし、ピンチの時は仲間のために立ち向かっていく勇気あった(失禁していたが) そして三傘はそんな彼女のことを尊敬していた。 彼女の兄が参加している以上、きっと自分たちの試合も畢は見ていたのだろう。 なら、彼女にあんな醜態はもう見せたくはない。 自分たちの目的達成も加わるのだからなおさらだ。 「イヤーッ!」 三傘は襲い来る怪物達を薙ぎ倒しながら先へ進んでいく。 ---- 「…ここまで来たのか」 現れた三傘の姿を見て、意外だといった表情で倉敷椋鳥が言った。 そもそもホームセンターは召喚に物体を必要とする彼にとって圧倒的に有利なフィールドだ。 事実自分でも数え切れないほどの召喚をしている。 着衣は所々破れ、下着が露出しているような状態とはいえ、まさかあれを突破してくるとは。 「…まあいいさ」 それは考えても仕方がないことだ。 目の前に敵がいる。ならばそれに備えるべきだろう。 倉敷が大型ナイフを構える。 そして倉敷が前に跳ぶ。そのまま三傘にナイフを振り下ろす。 三傘は傘でそれを防ぐ! その背後から召喚された怪物が襲う!危ない! 怪物に気づいた三傘は傘でそのまま倉敷のナイフを弾くと側転して攻撃を回避! 「はぁ…はぁ…」 ここまでの戦闘で疲労が蓄積している。 そしてそれは三傘に限らない。 あとの二人は死んではいないが、怪我はひどく戦闘を続行できるような状態ではない。 対して倉敷はここまで戦闘はしていないのだ。 これ以上戦闘が長引くのは得策ではない。 再び倉敷のナイフが襲う。 それを回避すると三傘も反撃に出るが倉敷が回避する。 さらに倉敷が反撃に出る。 今度は回避は困難! 万事休すか! するとその時三傘の姿が変化した。 それは奏でも岩名でもなかった それは彼女の本当の姿。すなわちパラソル。 姿が大幅に変わったことにより倉敷の攻撃が逸れる。 そして行動に意表を突かれた倉敷の動きが一瞬止まる。 再び人間の姿に戻った三傘はそのまま傘を握ると倉敷の胸を貫く。 「しまっ…」 三傘の攻撃で致命傷を負った倉敷はそのまま倒れふす。 そして、そのまま倉敷は死亡した。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 満身創痍の三傘は自らの一部でもある傘を引き抜くと、 そのままそれで身体を支え勝利のアナウンスが告げられるのを待っていた。 } &font(17px){[[このページのトップに戻る>#atwiki-jp-bg2]]|&spanclass(backlink){[[トップページに戻る>http://www49.atwiki.jp/dangerousss3/]]}} ---- #javascript(){{ <!-- $(document).ready(function(){ $("#main").css("width","740px"); $("#menu").css("display","none"); $("#ss_area h2").css("margin-bottom","20px").css("background","none").css("border","none").css("box-shadow","none"); $(".backlink a").text("前のページに戻る"); $(".backlink").click(function(e){ e.preventDefault(); history.back(); }); }); // --> }}

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