「第一回戦【刑務所】SS」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

第一回戦【刑務所】SS - (2013/04/27 (土) 21:41:11) のソース

#divid(ss_area){
*第一回戦【刑務所】SS
124 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09:19:55.28 ID:KK5lK8sS0
&nowiki(){    次、アキカンかよwwww}

125 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09:20:22.45 ID:Nxy6w62R0
&nowiki(){    アキカンが出れるなら、俺でも出れた}

126 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09:20:54.15 ID:S7HpbsHi0
&nowiki(){    クッソワロタwwwwwwwwwww}

127 :以下、名無しにかわりましてVIPが実況します:2020/04/13(土) 09:21:00.07 ID:KK5lK8sS0
&nowiki(){    相手ラッキーすぎるだろ}


徹夜明けの眠さをこらえながら、彼はおもむろにテレビを付ける。
掲示板では散々の言われようだった。
何の関わりもなければ、彼もそう思っていただろう。
だが、確認はしなければならない。
それは彼自身が己の義務と課しているものだ。


&nowiki(){* * * * * * * * * * * * * * * *}

肥溜野森長は看守室にいた。
その一角にご丁寧に、厳重に施錠された部屋がある。
鍵は見当たらなかったが、そんなことは関係なかった。
髪を掻き揚げ、ニタリと笑った森長はその鍵穴を殴る。
そして、ジッと鍵穴の臍を見つめた。

30秒程経過しただろうか・・、鍵は自動的に開いていく。
散々犯された鍵穴は悪堕ちし、森長の性奴隷と化していた。
森長の命令は素直に聞く。鍵を開けるなど造作もない。
犯されている鍵穴の映像に欲情しながら、部屋の内部に踏み入る。
そこには様々な銃器が格納されていた。
リボルバー式の短銃から自動小銃まである。
森長は銃器の扱い方など知らない・・・・が、問題なかった。

一つひとつ丁寧に悪堕ちさせていく。
彼の能力、いや、性欲の対象は動植“鉱”物である。
無機物の臍を見抜くことなど簡単であった。
銃器たちが陵辱された映像で思わず射精してしまったが、彼の性欲は収まらない。
メインディッシュはこれからなのだ。

短銃を手に取り、命令する。
的は数十m先の空き缶、おそらくは看守が飲み、机に放置したもの。
狙いを定めるのも、弾丸を発射するのも奴隷の仕事だ。
ご主人さまは、それっぽく構えるだけ。主は銃の操作方法など知らなくて良いのだ。
それでも弾丸は空き缶の中心を正確に射抜いた。ご主人さまの命令は絶対だ。

銃器の性能に満足した森長は複数の短銃を袋に入れ、そして自動小銃を担ぎ、その場を去っていく。
アキカンを手足を吹き飛ばし達磨にした後、徹底的に犯す。
森長は恍惚の表情を浮かべ、勃起させていた。


&nowiki(){* * * * * * * * * * * * * * * *}

銃器を手に入れたこと、その射撃の上手さで、掲示板の中は肥溜野森長の圧勝の雰囲気であった。
アキカンがどう倒されるか・・・そんな話題で持ちきりだ。
彼は今まで作業していた机を見つめる。

勝つのはオーウェン・ハワードであると確信していた。
森長がどのような魔人であっても、どんな能力を持っていたとしても・・・だ。
彼は自分の技術力に絶対の自信を持っていた。そして、オーウェン・ハワードの軍人としての力に絶大なる信頼を置いていた。
眠気覚ましに濃いコーヒーを飲む。

現役時代と同じで人使いが荒かった。
依頼を受けたのは昨夜23時だ。くそったれ!


映像の中で森長は囚人たちが生活する檻が並ぶ区画に入っていった。
にやけ顔が一瞬真顔になり、立ち止まる。
仕方がない、誰だってそうなる。彼は森長に同情した。
森長の目の前は空き缶で埋まっていた。何千、いや何万もの空き缶で。
不用意に一歩を踏み出す。

“パスッ”

「終わった…。」
彼は画面から目を離さず呟いた。

天井を這っている配管の物陰からオーウェン・ハワードが出てくる。
森長の腹から血がにじむ。
眼はオーウェン・ハワードを追いかけようとしているが、焦点が合っていないことがテレビ越しからでもよく分かった。

嘔吐し、痙攣しながら倒れ込む。

彼は自分の作品が完璧であったことを確認し、テレビを消した。
そして、満足げにベットへ倒れ込んだ。
もう限界だった。


&nowiki(){* * * * * * * * * * * * * * * *}

オーウェン・ハワードが彼に作製を依頼したのは、パームピストル用の一発の弾丸だ。
外装はプラスチックでできており、体内に着弾すると弾け飛ぶタイプのもの。
中には致死量を大幅に上回る神経毒を入れてある。
日本国内での毒の入手方法には少し悩んだが、よく考えたら自販機に売っていた。
その毒の名はニコチン(※)。

倫理上、詳しくは書けないが、タバコからニコチンを抽出する方法は非常に簡単だ。
1箱分のタバコで、充分人は殺せる。


もう動けなくなった森長の前にオーウェン・ハワードが降り立った。
悪堕ちし雌奴隷にされた短銃をそっと拾い上げる。

「武器は大切に、それこそ愛しい彼女のように扱うメカよ。」

短銃を森長の方へ放り投げ、背を向ける。

「じゃないと…。」

“バンッ…!”

「暴発するメカ!」

弾丸は森長の額を貫く。
微かに息があった森長は、この瞬間絶命した。

第一回戦、試合場:刑務所
勝者、オーウェン・ハワード



※以下、Wikipediaより抜粋
ニコチン (nicotine) はアルカロイドの一種であり毒物および劇物取締法に毒物として指定された物質である。揮発性がある無色の油状液体で化学式は C10H14N2。主にタバコの葉に含まれる。 天然由来の物質であり、即効性の非常に強い神経毒性を持つ。半数致死量は人で0.5mg~1.0mg/kgと猛毒で、その毒性は青酸カリの倍以上に匹敵する。人体に対して神経毒としての有害性は持つが、ニコチン自体に発癌性はない。 ほぼ全ての生物に対して毒性を発揮する為、殺虫などの用途で使用されている。
}







&font(17px){[[このページのトップに戻る>#atwiki-jp-bg2]]|&spanclass(backlink){[[トップページに戻る>http://www49.atwiki.jp/dangerousss3/]]}}
----
#javascript(){{
<!--
$(document).ready(function(){
$("#main").css("width","740px");
$("#menu").css("display","none");
$("#ss_area h2").css("margin-bottom","20px").css("background","none").css("border","none").css("box-shadow","none");
$(".backlink a").text("前のページに戻る");
$(".backlink").click(function(e){
e.preventDefault();
history.back();
});
});
// -->
}}
目安箱バナー