第一回戦ifなど

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一回戦第一試合if「鞘vsみずき」(by 意志乃 鞘@ははは)

(鞘のSSで省略した決着部分)

 シャワールームでの『着替え』からグラウンドに戻ってきたみずきの姿は――何故か水着姿であった。
 彼女の清潔さを表すかのような白いワンピースの水着。実に似合っている。似合っている‥‥が、野球場という場所には似つかわしくない格好だ。
「‥‥うん、だが人の趣味をどうこう言う権利は私には無いしな」
「下着の件といい、誤解したまま納得しないでくださいっ!?」
 ひとり頷く鞘の考えを否定するように、みずきは手を激しく左右に振る。
「えっとですね。私の能力は水の塊を衣服として着替えるんですが‥‥シャワーだと‥‥」
「ん‥‥あぁ、留まった水が無いから能力で纏うのは難しい‥‥といったところかな?」
 そうですそうです、と頷いて肯定する。
「だから少ししか‥‥それこそ下着の分ぐらいしか纏えなくて。そ、それですね! そんな恥ずかしい格好するぐらいならまだ見られる衣服ということで水着の方がマシだと思いまして!」
「下着をつけてなかったのに?」
「あ、あれはうっかりの産物なんですっ!?」
「‥‥うーむ、水着でも場所が場所なら十分恥ずかしいような気がするが」
「言わないでくださいっ! 今、心が折れる5秒前って気分なんですから!」
 ――あー、うん。精神攻撃で勝利するのは、私が望んだ決着とは違うからな。
 というわけで、これ以上格好についてとやかく言わないことにしようと決める鞘。
 問題はこれからの勝負だ。
「さて――一撃決着の勝負、ということになりそうだな」
 みずきの衣服を見て分かる通り水の量はわずかであり、必然的に無駄弾を撃つことはできない。つまり一撃に賭けるしかないというわけだ。
 そのことを本人も理解しているのだろう。みずきの表情がかたくなる。
「では、一撃には‥‥一撃で応えることにしよう」
「え?」
「言葉通りの一撃決着、というわけだよ」
 不敵ともいえる笑みを浮かべる。
 鞘はみずきと違い、攻撃手段に制限は無い。それなのに、彼女は相手と同じく一撃しか使わないと宣言したのだ。
 当然、みずきは訝しがる。
「‥‥同情ですか?」
 ――否。
「友情、だ」

 みずきの水着が水塊へと姿を変えていく。
 清廉さを思わせる白い水着は、もはや大事な場所しか隠していないスリングショットのような卑猥な水着になっていた。
 しかし、犠牲を払っただけのことはある。今、彼女の右手には巨大な水塊ができていた。
 ――後はこれを撃ち出すだけ。
 剣としては使わない。一度使った必殺技は見切られる可能性があるからだ。それに、この量と威力なら当たれば終わる。
 だからこそ、尤も当たりやすい一撃を――シンプルな一撃をみずきは選択した。
「いきます‥‥! 『はかいのてっきゅう』!!」
 破壊の名を冠した、巨大な水塊が放たれた。

 圧倒的威力を誇る水塊が飛来してくるのを見ながら、しかし鞘は迷わなかった。
 前へ、ただ前へ。『はかいのてっきゅう』にぶつかるように前進する。
 この行為に一番驚いているのは、攻撃を放ったみずき本人だった。
「そんなっ!? 自殺行為ですよ!!」
 ――いいや、違うな。
 破壊の力を前にして、しかし鞘は笑みを崩さない。
「共に戦った友人の最強最後の一撃をこの身に受けずして――何がヒーローか!!」
 大きく振りかぶった右拳を目の前に迫る巨水へと打ちつける――!
「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
 超高速で発射されたことで、もはや鋼鉄に比するほどの頑強さになった水塊に、しかし折ることなく真っ直ぐ拳を貫く。
 腕が折れそうになる。体が仰け反りそうになる。踏み込んだ足ごと持っていかれそうになる。
 ――だが、私は貫く!!
 例え筋がちぎれようが、骨が砕けようが、全身が潰れようが――!
「友人として、相対することを! 決着をつけることを! 望んだのだから――!」
 その為に、わざわざ勝利が確定している場面でみずきに『着替え』を許したのだ。
 それ程までに、正当な戦いでの決着を望んでいた。
 だから、決して退かない――!

 ぱぁん!!
 水塊が弾けた。

「――おおおおおおおおお!!!」
 水塊を貫いた拳をそのまま前に突き出し、鞘は止まらない。
「‥‥ぁ」
 このまま拳が己の身を貫いて終わりだろう。そう覚悟したみずきは、目を閉じて最期を待つ。
 ‥‥だが、予想に反して彼女を襲った衝撃は、額を軽く小突く程度のもの。
 恐る恐る目を開けてみれば、そこにはびしょ濡れで、しかしそれでもかっこよさを少しも損なうことのないヒーローの姿。
「この勝負――私の勝ち、だな?」
 微笑みを崩さない鞘に、みずきは力が抜けたようにへたりこむと、しかしこちらも笑顔で返す。
「――はいっ。負けました!」
 ‥‥負けたけど、なんだか晴れやかな気分ですね。これが、ヒーロー‥‥なのかな?


SSS『ヤワラカイカ☆』(by しらなみ)


突発キャラソン企画。
某動画を見てたら某キャラにイメージぴったりの歌があったので発作的に投稿。
日谷創面PLさま、ごめんなさい。でも露出度が高いのは事実なのだZE
動画再生しつつ歌詞を追うとイメージしやすいかも




SSS『ヤワラカイカ☆』

     ネタの曲:tp://www.nicovideo.jp/watch/sm15921727
     歌うひと:ロクロ(CV:い○じ)

(前奏)

YA・RA・NA・I・KA!?
ウッホ!
ウッホ!
ウッホ!
ウッホ!
ウッホ!
ウッホ!
ウーッホ!YA・RA・NA・I・KA!?  ×2

***

ゆらり ゆらり 揺れている 俺の憑り代、ピー―ンチー
かなりかなりヤバイのさ 代れよーソメンふらふらりん

(かわらないか!?)

何もかもが新しい 現代に来ちゃったZE
たくさんの土器土器
乗り替え つくり替え イ・ク・ぞ

(アッーーー!!)

やらないか やわらかいか やら やわらかいかい
アゲンスト・トーフは止められない!
もっとオートマチック!モード・シュゲイシャ !!
ちょっと危険なカ・ン・ジ

(やらないか?)

やらないか やわらいか やら やわらかいかい
もうドキドキ化、止められない
もっとオートマチック!モード・シュゲイシャ !!
オブジェで、オカして 殺・ら・な・い・か?

ハッ!

(間奏)
 …よかったのかオレハ コイツニ ホイホイ憑いてきて
    …何故…よりによって 股間をもぎ取るんだ…!?

すごくーすごくー おいしいです
トーフを食すチャーンス☆
脳しょう『とか』飛び出そう お願いトーフ化ぷるぷるりん
(やらないか)

アネキだけを見つめてて 俺の嗜好は知らんぷり
気付いて欲しいんだ
とろけるほ・どに トーフが 好・き・さ

やらないか やわららいか やら やわらかいかい
ト-フのHIDENを教えろよ
もっとト-フマチック モード・シュゲイシャ !!
あのプルルンが ス・テ・キ

やらないか やわららいか やら やわらかいかい
よそ見してちゃ ダメダメよ(ぐしゃ)
もっとドメステック リョナに シャラランラ
奏でたいぜ ヤ・ら・な・い・か

( Oh… Ah…
     On,Yeah…   ume…tofoo )




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