ChromeにはH.264等の各種コーデックが標準で搭載されているが、Chromium派生ブラウザはライセンスの関係で各種コーデックが削除されているものがほとんどです。
Dragonも同様に削除されているので、コーデックを追加したければChromeから追加しましょう。
ちなみにIE等の各種ブラウザのコーデック搭載状況は英Wikipediaの HTML5 のページに乗っています。
Dragonも同様に削除されているので、コーデックを追加したければChromeから追加しましょう。
ちなみにIE等の各種ブラウザのコーデック搭載状況は英Wikipediaの HTML5 のページに乗っています。
コーデックの追加
まずはComodoDragonのバージョンを"dragon://help/"の下部にあるBased on Chromium xx.x.xxxx.xx.の部分を参照して確認してください。
左上のComodo Dragonのマーク→Comodo Dragonについて でも確認できます。
左上のComodo Dragonのマーク→Comodo Dragonについて でも確認できます。
次に
FileHippo
*1からComodoDragonがベースにしているChromiumと同じバージョン
(Based on Chromium xx.x.xxxx.xx.の"xx.x.xxxx.xx."の部分)のChromeをダウンロードしてください。
(Based on Chromium xx.x.xxxx.xx.の"xx.x.xxxx.xx."の部分)のChromeをダウンロードしてください。
ダウンロードが終わったらchrome_installerを解凍してください。
chrome_installerを解凍したらChrome.7zが展開されるのでこれも同様に解凍してください。
chrome_installerを解凍したらChrome.7zが展開されるのでこれも同様に解凍してください。
解凍を終えたら"..\xx.x.xxxx.xx_chrome_installer\chrome\Chrome-bin\xx.x.xxxx.xx"フォルダ内(xx.x.xxxx.xxはバージョン名)の
ffmpegsumo.dll
をDragonのフォルダ*2に上書きすれば動画コーデック(H.264)、音声コーデック(AAC)追加は完了です。
ffmpegsumo.dll
をDragonのフォルダ*2に上書きすれば動画コーデック(H.264)、音声コーデック(AAC)追加は完了です。
※ffmpegsumo.dllはDragonが更新するたびに上書きされてしまうので、その度に書き換える必要があります。
プラグインの追加
Chromeに標準搭載されているPDFViewerを使いたい場合は上記の説明を参考にpdf.dllをDragonフォルダに移せば使えるようになります。
基本的にプラグインの追加はFirefoxやOperaなどのIE以外向けのブラウザ用のものをインストールすれば使えるようになります。
動かないプラグインがある場合などには"..\Comodo\Dragon\Plugins"フォルダ内にプラグインをコピーすると動作するようになることもあります。
Flashのプラグイン(NPSWF32_xx_x_xxx_xxx.dll)をこのフォルダに移す場合にgcswf32.dllにリネームするように説明しているサイトがあるが、gcswf32.dllにリネームすると余計なプロセスが1つ増えるのでリネームをせずに直接入れたほうがいいです。
Pepper Flash(PPAPI)の追加
ダウンロードが終わったらchrome_installerを解凍してください。
chrome_installerを解凍したらChrome.7zが展開されるのでこれも同様に解凍してください。
chrome_installerを解凍したらChrome.7zが展開されるのでこれも同様に解凍してください。
解凍を終えたら"..\xx.x.xxxx.xx_chrome_installer\chrome\Chrome-bin\xx.x.xxxx.xx"フォルダ内(xx.x.xxxx.xxはバージョン名)の
"PepperFlash"フォルダをDragonのフォルダにコピー、または移動してください。
"PepperFlash"フォルダをDragonのフォルダにコピー、または移動してください。
次にComodoDragonのショートカットへ起動オプションを追加すれば完了です。
例を参考に編集してください。
例を参考に編集してください。
例:
"C:\Program Files\Comodo\Dragon\dragon.exe" --ppapi-flash-path="C:\Program Files\Comodo\Dragon\PepperFlash\pepflashplayer.dll" --ppapi-flash-version="11.6.602.180"
上記の例はComodoDragonの場所が"C:\Program Files\Comodo\Dragon\dragon.exe"
PepperFlashのフォルダの場所が"C:\Program Files\Comodo\Dragon\PepperFlash"
PepperFlashのバージョンが"11.6.602.180"
の場合の起動オプションです。
ComodoDragonの場所、PepperFlashのフォルダの場所、PepperFlashのバージョン情報を確認して各自の環境に合わせて変更してください。
ppapi-flash-version="11.6.602.180"を定義するのはバージョン表記を正しく表示するため。
バージョン表記が変になるのが気にならなければこのオプションは設定しなくても良い。
PepperFlashのバージョン確認は、"pepflashplayer.dll"を右クリック→プロパティ→"詳細"タブの"ファイル バージョン"から確認できます
現在使用しているFlashが最新のバージョンかどうかは Adobe のサイトで確認することができます。
注釈
FileHippoはファイルのダウンロードURLに公式配布サイトのURL(Chromeの場合dl.google)を直接指定している安全なサイトです。
なので、このページではファイルのダウンロードサイトとしてFileHippoを説明に使用しています。
(ただしファイルが無い場合などはFileHippoからのミラーリンクでのダウンロードになります。)
FileHippoからダウンロードしたファイルが解凍出来ない人は、PortableAppsがChromeを元にポータブル化して配布している
Chrome Portable をポータブルインストールしたほうが手軽かもしれません。
インストール版のデフォルトでは基本的に"C:\Program Files\Comodo\Dragon"の場所に保存されています。
上記のインストール場所は32bitのもので、64bitOSだと"C:\Program Files (x86)\Comodo\Dragon"に保存されています。